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公開:2021.12.03   更新:2023.09.06

片流れ屋根は雨漏りしやすくデメリットが多い?特徴と注意点を徹底解説!

片流れ屋根シンプルでスタイリッシュなデザインが人気で、近年では多くの住宅の屋根に用いられています。
特に最近増えてきている平屋にも多く使われており、片流れ屋根のメリットを活かした住宅もたくさん建築されているのです。
しかし、片流れ屋根は雨漏りのリスクが高いというデメリットがあるといわれていますが、本当はどうなのでしょうか。
この記事では、片流れ屋根の特徴やデメリット、気を付けたい注意点など徹底解説します。

 

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片流れや屋根の特徴

片流れ屋根とは、一方向のみ傾斜がついているシンプルな屋根形状のことで、大きな一枚板が斜めについています。
近年人気の高い理由としてデザインが好まれる他に、狭小地や平屋などの居住空間を確保するためにも片流れ屋根は有効だからです。

切妻屋根や寄棟屋根と比較してもデッドスペースが活用できるため、小屋裏を収納にしたり趣味のスペースとして有効利用する設計も今や定番となりつつあります。

また、採光の取りにくい平屋の住宅では、高い位置に窓を設けることが可能なので明るい居住空間を手に入れることができるのです。
片流れ屋根は、見た目のスタイリッシュなデザインと居住空間の充実を理由に大変人気のある屋根形状といえるのではないでしょうか。

 

片流れ屋根は雨漏りのリスクが高いのか

片流れ屋根のデメリットといわれている雨漏りのリスクは、他の屋根に比べてやや高いでしょう。
その理由は、雨水の流れ方が他の屋根と違うことが関係しています。

片流れ屋根の頂上部分は、構造上斜め上を向いているため、その付近に落ちた雨水は屋根の裏を伝い外壁に向かって流れてしまうのです。
その流れた雨水が屋根と外壁の接合部に到達すると雨漏りの原因に繋がります。

また、屋根の端に付いている「破風板」と屋根の下地である「野地板」の境目から、伝い水によって雨漏りが発生するケースもあります。
しかし、他の屋根形状の軒先は全て外壁を守るように斜め下方向に向いています。
その違いから、片流れ屋根の形状雨風や紫外線などにより、他の屋根よりもダメージを受けやすく劣化しやすい構造なのです。

ただ、片流れ屋根が雨漏りしやすいというだけで、切妻屋根や寄棟屋根でも接合部が多いという理由で雨漏りのリスクはあるのです。
基本的には、どの屋根形状でも良質な材料と耐久性のある建材、施工する職人さんの専門性が揃っていれば雨漏りは避けられるのです。
ただし、屋根のメンテナンスを怠って劣化を早めてしまったり、そもそも屋根材の耐用年数がかなりオーバーしていては雨漏りの発生も出てきます。
片流れ屋根の弱点を理解した上で、どこに注意して施工すれば雨漏りを防げるかということを熟知している業者であれば安心して任せることができるでしょう。

 

片流れ屋根のメリット

人気の高い片流れ屋根のメリットを解説します。

メリット①:建築コストが安価

片流れ屋根は構造がシンプルで都合部が少ないこともあり、建築コストが安価です。
切妻屋根や寄棟屋根は接合部に屋根板金が必要で、部材や施工の手間がかかります。

また、雨樋も一方向のみの取り付けで良いので低コストで済ますことができるのです。
リフォームする際もコストが割安な分、メンテナンス費用がかからない経済的な屋根形状といえます。

 

メリット②:屋根裏スペースを有効活用できる

屋根の一方が高いため、他の屋根形状にはない広い屋根裏スペースが有効活用できます
ロフトを作ったり、天井収納や趣味の部屋などの理想的なプライベートな空間を実現させることができます。
窓を付ければ採光も取れるので、十分部屋としても活用することが可能なのです。
また、開放感を持たせたい場合は、屋根の傾斜に沿って勾配天井にすることも可能で部屋を広く感じられる空間が作れます。
そうすることで片流れ屋根ならではの空間が、他の屋根形状では考えられないような設計のバリエーションが生まれてきます

メリット③:太陽光パネルを最大限に設置できる

片流れ屋根は、南向きであれば太陽光パネルの設置に最も適した屋根形状です。
屋根に接合部がなく一面にパネルを設置できるので、最大限にスペースを有効に活用できます
太陽光発電に興味のある方や環境問題の意識の高い方で、太陽光パネルを検討している方は片流れ屋根を選択することをおすすめします。

 

片流れ屋根のデメリット

片流れ屋根には雨漏りのリスクがある他にも、いくつかのデメリットがあるので解説します。

デメリット①:屋根と外壁が劣化しやすい

片流れ屋根の最大のデメリットは、他の屋根に比べて屋根と外壁が劣化しやすいところです。
屋根が下がっているのは一方のみで、他の三方は外壁を守るためには短い軒しか付いていないことが多くあります。
本来の長さのある軒は、紫外線や雨風のダメージから屋根そのものや外壁を守ることができるのです。

最近は全く軒のない片流れ屋根も見受けられますが、軒がない建物は紫外線や雨風の影響を直接受けてしまい劣化が早く進みます。
また、屋根の傾斜が一方向しかないので他の屋根に比べて、大量の雨が流れ落ちるというデメリットがあります。
雨水の量が増えれば屋根の表面の劣化は進行が早く、屋根、外壁ともに傷みやすい構造になっているといえます。

 

デメリット②:換気性が弱い

片流れ屋根は屋根の換気が弱いというデメリットもあります。
本来、屋根の換気は低い軒先から屋根の一番高い棟へと、空気が流れるように施工されています。
切妻屋根や寄棟屋根は軒先から軒までの距離は建物の約半分の距離ですが、片流れ屋根は建物の幅の距離があります。
2倍の距離で換気しようとしても、風通しが悪く湿気が屋根裏などに溜まりやすくなり材木の劣化を早めてしまうことになりかねないのです。

 

片流れ屋根を雨漏りから守る注意点

注意点①:雨水が建物内に伝わらないように施工する

片流れ屋根の雨漏りは、屋根の裏面の軒天部分を水が伝って建物内に侵入することが原因です。
水が伝わらないように防ぐには、屋根の頂上部に透湿性のあるルーフィングを被せてしまう方法があります。
雨の侵入しやすい屋根の頂上部の隙間を塞いで、ブロックしてしまうのです。

 

注意点②:隙間がないようにする

雨仕舞いの水切り板金を付けたり、破風板を立ち上げたりして隙間を塞ぐ処理をすることも良いでしょう。
また、雨漏りしやすい屋根と外壁の接合部分をまめに点検して雨水が侵入しやすいようにコーキングなどでメンテナンスしておきましょう。
接合面さえ注意しておけば雨漏りをほぼ防ぐことが可能です。

 

注意点③:換気を怠らない

屋根の換気をしっかりと行えるようにすることです。
換気が弱いと屋根そのものが湿気で劣化が進み、雨漏りのリスクは高くなります。
屋根裏の空気の流れを作ることで湿気を軽減し、材木を健全な状態にキープすることも雨漏り対策の一つです。

 

まとめ

片流れ屋根は雨漏りしやすいデメリットがあるのは確かですが、定期的な点検やメンテナンスと雨漏り対策をしていればリスクを軽減することは可能です。
片流れ屋根でなければできないメリットもたくさんあるので、雨漏りリスクがやや高いという理由だけで断念するのは勿体無い話です。
どんな屋根でもメリットもあればデメリットもある中で、片流れ屋根のメリットを活かした設計を実現したいのであれば上手くデメリットと付き合うことが重要です。

# 構造・工法