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公開:2024.05.16

ベタ基礎とは?布基礎との違いやメリット・デメリット・基礎の重要性を解説

外観

ベタ基礎と布基礎は、家の土台となる重要な要素です。

名前を聞いたことはあるものの、両者の違いがよくわからず、どちらを選べばよいか分からない人も多いでしょう。

この記事では、ベタ基礎の特徴に加えて、布基礎との違い、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

さらに、家づくりにおいてなぜ基礎が重要なのかも解説します。

基礎の重要性を踏まえたうえで、安心して生活できる家づくりのために、ベタ基礎と布基礎のどちらを取り入れるべきかを決める参考にしてください。

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ベタ基礎とは

ベタ基礎

ベタ基礎は家を支える土台の一種で、底面全体が鉄筋コンクリートでできています。

そもそも、家づくりにおける基礎とは、地面と家をつなげるコンクリートのことです。基礎の上に家を建てるため、家全体を支える土台として大切な役割を担います。

一般的な基礎は、柱や壁が接地する地面から出た一部分にのみ鉄筋を入れるのに対し、ベタ基礎は底面にも鉄筋があるため、安定性が高いのが特徴です。

 

布基礎との違い

布基礎は基礎の一種で、ベタ基礎との違いは家の支え方にあります。

布基礎は、地面からはみ出した立ち上がり部分にのみ鉄筋コンクリートを用い、家を線で支える構造です。立ち上がり部分以外の地面には防水シートを敷き、その上に5センチほどの比較的薄いコンクリート層を設けます。

一方、ベタ基礎は家全体の底面を鉄筋コンクリートで覆い、床全体で家を支えるのが特徴。つまり、ベタ基礎はより広い面で家を支え、布基礎は線で支える点が両者の違いです。

家を建てる際はそれぞれの特性を理解し、住む地域の環境や予算に合わせて適切な基礎を選びましょう。

 

ベタ基礎にする3つのメリット

ベタ基礎

ベタ基礎にするメリットは、以下3つです。

  1. 耐震性を高めやすい
  2. 不同沈下の対策になる
  3. シロアリ対策になる

 

メリット①:耐震性を高めやすい

ベタ基礎のメリットのひとつは、耐震性を高めやすいことです。

ベタ基礎は底面全体に鉄筋コンクリートが使用されているため、基礎の強度が高く、建物全体の重さを均等に支えられます。そのため、地震の際に建物にかかる力が基礎全体に分散され、一箇所に負担が集中するのを防ぐことが可能です。

仮に地盤の一部が弱かったとしても、一部分にのみ負担がかかる心配がなく、建物が壊れにくくなるメリットもあります。

地震に強い家の特徴については、以下の記事で紹介していますのであわせて参考にしてください。

【関連記事】地震に強い家の特徴5選!建てる際の注意点をわかりやすく解説

 

メリット②:不同沈下の対策になる

ベタ基礎を取り入れることで、不同沈下を防ぐ効果も期待できます。

不同沈下とは、建物の一部が他の部分よりも速く沈下してしまい、結果として建物全体が傾いてしまう現象のことです。似ている言葉に地盤沈下がありますが、不同沈下と意味合いが異なります。

地盤沈下は、建物全体が同じ速度で沈んでいくのが特徴で、地盤が地下水を含み過ぎたことをきっかけに発生するのが一般的です。

一方、不同沈下は建物の重みが不均等に地盤に伝わることが原因です。ベタ基礎を導入すれば、地盤にかかる圧力が均一となり、不同沈下のリスクを抑えられます。

ただし、ベタ基礎は使用する材料が多い分、重くなりやすいため、地盤の状態によっては逆に負担を大きくする可能性もあります。ベタ基礎を選ぶ際には、あらかじめ地盤を調査することが大切です。

 

メリット③:シロアリ対策になる

ベタ基礎は、シロアリ対策としても有用です。

シロアリは木材に含まれる成分を栄養とする害虫で、浴室や天井などの木材を食べ、建物を脆くしてしまいます。浴室や天井の被害が多いことからも分かるように、シロアリは湿気の多いところに出現するのが一般的です。

ベタ基礎を導入すると、床全体の厚いコンクリート層が地面から入り込んでくる湿気を防ぐため、シロアリが寄り付きにくくなります。

また、コンクリート層が物理的にシロアリの侵入経路を防ぎます。

特に木造住宅では、湿気による木材の腐食やシロアリの被害が心配されがちですが、ベタ基礎を使用することで、そのリスクを減らすことが可能です。

ただし、ベタ基礎は完璧なシロアリ防止策ではないため、定期的な点検は忘れずに行いましょう。ベタ基礎は構造上の強度だけでなく、湿気やシロアリから家を守る役割も果たします。

 

ベタ基礎にする3つのデメリット

ベタ基礎にすることでさまざまなメリットがありますが、以下のようなデメリットがあることも把握しておきましょう。

  1. 布基礎よりコストがかかる
  2. 鉄筋の量によって強度が異なる
  3. 寒冷地にはあまり向いていない

 

デメリット①:布基礎よりコストがかかる

ベタ基礎は、布基礎よりコストがかかります。

ベタ基礎では底面全体を鉄筋コンクリートで覆う分、布基礎に比べて必要となる材料が多くなるためです。その結果、資材のコストだけでなく、資材を現場に運ぶ運搬費や、施工にかかわる人件費も増加する傾向があります。

また、ベタ基礎の工事では地面を広範囲に掘り起こす必要があるため、発生する残土の処理費用もかかります。

ベタ基礎は、使用する資材の料金や残土の処理費などのコストが高くなりやすいことを理解しておきましょう。

 

デメリット②:鉄筋の量によって強度が異なる

ベタ基礎は、使用する鉄筋の量によって強度が異なる点に注意が必要です。

一般的に、鉄筋が多いほど基礎は強固になりますが、その分コストも上昇します。反対に、鉄筋の使用量が少ない場合はコストを抑えられますが、求めている強度を得られないことも。

そのため、ベタ基礎にすれば耐久性は問題ないと考えるのではなく、どれくらいの鉄筋が使われているのか、配筋は適切なのかを確認することが重要です。

家を支える基礎の強度は、将来的に起こり得る地震などの災害時に家族を守るためにも大切な要素です。

実際に住宅を建てる際は建築士や専門家と相談し、地域の地盤や気候条件に合わせて、最適な鉄筋量や配筋の計画を立てましょう。

 

デメリット③:寒冷地にはあまり向いていない

ベタ基礎は構造上、寒冷地での家づくりにはあまり向いていません。

ベタ基礎は地中の凍結による膨張の影響を受けやすく、場合によっては基礎が持ち上げられるリスクがあるためです。

そのため、北海道のような寒冷地では基礎を地盤が凍結する位置より深く設置する必要があり、それに伴ってコストも高くなりがちです。

寒冷地の場合、ベタ基礎より点や線で支える布基礎のほうが向いていると言えるでしょう。

 

家づくりにおける基礎の重要性

ベタ基礎

家を建てる際、基礎は家全体の安定性と耐久性を高めるための重要な土台となります。建物自体がどれほど頑丈でも、土台がしっかりしていなければ、建物が持つ強度を十分に活かせません。

とはいえ、ベタ基礎がすべての場面において、布基礎より優れているわけではないことは押さえておきましょう。

重要なのは、地盤の状態や気候、建物の構造に合った基礎を選ぶことです。

たとえば、木造住宅の場合、木材の腐食やシロアリの被害、地震のことを考えると、布基礎よりベタ基礎を選んだほうがよいでしょう。

木造住宅の耐震性やメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

【関連記事】木造住宅の家が地震に強い4つの特徴やメリット・デメリットを徹底解説

 

アサヒグローバルホームではベタ基礎を採用

アサヒグローバルホームでは、住む人の安全を守るためにベタ基礎を採用しています。

ベタ基礎は地震や台風などの自然災害に強いだけでなく、湿気やシロアリから家を守る効果もあります。さらに、耐震性に優れた木造住宅と組み合わせることで、住宅の耐久性をより高める取り組みも実施。

アサヒグローバルホームは家づくりはもちろん、耐震性にも強いこだわりを持っています。

具体的にどのような点についてこだわっているのかに関しては、耐震性についてをご覧ください。

 

まとめ:ベタ基礎と布基礎の違いを理解して納得できる家づくりを実現

外観

ベタ基礎は家全体を広い面で支え、高い耐震性や湿気対策、シロアリ防止効果を期待できる一方、布基礎はコストを抑える選択肢として、寒冷地での利用が適していると言えます。

どちらの基礎も家の安全性と快適性を高めるために不可欠で、家を建てる土地の地盤状態や気候、予算に合わせて選ぶことが大切です。

アサヒグローバルホームでは、耐震性に優れた住宅の実現を目指し、ベタ基礎を採用しています。

耐震性を高めるだけでなく、お客さまのこだわりもしっかりと取り入れた理想の住まいの実現をサポート。

当社がこだわりを持って取り組んだ施工事例をご覧になりたい方は、Webパンフレットよりご確認ください。

【関連記事】地震に強い間取りの特徴2選や注意点などをわかりやすく解説
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この記事の監修

青木 達也

青木 達也

役職執行役員 住宅工事部 部長

保有資格一級建築施工管理技士、木造建築士、住宅用太陽光発電施工士

京都国際建築技術専門学校 (現・京都建築大学校)を卒業。
2000年にアサヒグローバルホーム入社後、延べ700棟以上の現場を担当。

現在はアサヒグローバルホーム執行役員 住宅工事部部長として家づくりに携わる。

# 構造・工法