2015年4月2日
尺モジュールのメリット
家の間取りを考えた時、2つの基本寸法があります。
メーターモジュールと尺モジュールです。
ピッチ(間柱間隔)はメーターモジュールで100cm、尺モジュールは91cmです。
廊下・階段は尺モジュールよりメーターモジュールの方が9cm大きくなります。
6畳の部屋では、尺モジュール3,640cm×2,730cmに対し、メーターモジュールは4,000cm×3,000cm。メーターモジュールの方が2割程広い部屋となります。将来を見据えた高齢者やバリアフリー対応には、広い廊下・トイレの方が向いています。
次に尺モジュールのメリットを挙げていきましょう。
<尺モジュールのメリット>
① 同じ大きさの家の場合
多くの部屋数が取れる。または、広い収納スペースが取れる。
② 部屋の広さは狭くなるが部屋数が同じ場合
尺モジュールの方が約2割小さく出来る分、建築費が安くなる。
③ 敷地の大きさの制限が有る場合
プラン計画が有利に出来る。
メーターモジュール・尺モジュールそれぞれメリット・デメリットがあります。
予算に余裕があり、土地にも余裕がある場合は、メーターモジュールの方がメリットがありますが、予算・敷地に余裕があるお客様は少ないと思います。
住宅は一生暮らす事になるものですので、遠い将来のことも考えて計画されると良いと思います。ただ、あまり遠い将来の事を考え過ぎて、予算もプランも現在に合わないと問題です。どちらが良いか。お客様それぞれによって違うことでしょう。
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