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2014年7月28日

木造住宅と吹き付け断熱

 木造住宅の断熱方法の一つである吹き付け断熱を紹介します。吹き付け断熱「アクアフォーム」は、硬質ウレタンフォームの特性を生かし、水を使って発砲させる工法です。これによって、ガスが抜けて性能が下がってしまう事が無くなりました。イソシアネートと水を含むポリオールを混合することで発生する炭酸ガスを発泡材として利用することで、オゾン層破壊や地球温暖化の原因となるフロンを全く使用しない、地球にやさしい吹き付け断熱、ウレタンフォーム素材として開発されました。また、木造住宅での断熱性の問題も解決できます。

 吹き付け断熱「アクアフォーム」は、木造住宅の隅々まで家全体を覆ってしまう、現場吹き付け断熱発泡による工法です。無数の細かい連続気泡で構成された硬質ウレタンフォームの特性を大いに発揮し、グラスウール10kの約1.5倍の断熱効果を保持しています。また透湿性も低く断熱材内部に湿気を通しにくいため、壁体内の結露を抑制し、建物の耐久性を高めます。一定の透湿抵抗により断熱材の内部結露も起こりにくく、耐久性に優れた住まいを実現します。室内温度差によるヒートショックも起こしにくく、長期間に亘って快適な空間を維持することができます。吹き付け断熱アクアフォームは木材の経年変化にも対応しやすい性質です。

 硬質ウレタンフォームは、隙間なく充填するため、住まいの天敵とされる壁体内結露を抑制します。また、木造住宅での施工において自己接着力を有する為、壁内におき断熱材がはずれて下がってしまう心配がありません。ウレタンフォームには紫外線によっての経年変化がありますが、内外装壁材によって紫外線は壁の内側には入り込めず、長期に亘って安定した性能を発揮します。また自己接着能力によって強力に接着するので、長期間に亘って優れた気密・断熱性を維持します。高い気密・断熱性を持つ住宅は省エネルギー効果が高く、建物の冷暖房に要する光熱費を削減します。このような利点を持った吹き付け断熱を木造住宅へ断熱施工することで、より効果的な住まいの実現となると考えます。

 木造住宅は何を優先して仕様を計画していくかが大切です。各個人、家族、環境によって、住宅計画を何をもって優先し、仕様検討していくかが違います。住宅計画について、もし何かありましたら、お気軽に、ご相談ください。

# 構造・工法