2014年8月26日
注文住宅でのバリアフリーについて
バリアフリーのお話をさせて頂きます。
バリアフリーは一般的には障害をお持ちの方や高齢の方といった社会的に弱いとされている方にとって、快適に生活ができるように障害を取り除く対策のことや取り除いた状態を指しています。現在はどの住宅メーカーでもバリアフリーを取り入れた注文住宅の販売をしており、特に注文住宅の場合は、段差のないお家が代表的な例になります。そのほかに階段やトイレや玄関に手すりがあることも障害を取り除く対策に当たります。
私たちが設計している建物に関してもバリアフリーの仕様となっております。注文住宅なので、2階建てでは生活が困難な場合は、平屋でのご提案もしております。平屋では、車いすの方が生活しやすいように扉の幅が広いものや玄関にスロープを付けることも可能です。
また注文住宅だからこそできることですが、洗面台やキッチンも車いすに座りながらでも使用しやすい設計になっています。注文住宅をこれからお考えのお客様にとっては、バリアフリーの設計は非常に重要な選択肢になると思います。
将来ご自身の体調が悪くなる時もあるかと思います。そんな時にこそ対応できるお家がよいと思います。将来を考えるとご両親様との同居も視野に入れないといけない方もいると思います。またバリアフリーのほかに障害や高齢の方も含めて、誰にとっても使いやすいことをユニバーサルデザインと呼んでいます。ユニバーサルデザインには飲食の容器がよくありますが、シンプルで使い方が明白なことを指しています。