家づくりへの情熱

2021/09/17

【住宅】『70歳の経営者』のこころとは…。

私の肉体年齢は44歳。精神年齢は23歳。戸籍年齢は70歳となりました。思えば遠くへ来たもんだ…なんて歌もありますが、人様にあまり迷惑をかけずに今日まで健康に生きてこられたことに感謝いたします。本当に(神様仏様)ありがとうございました。そろそろご引退ですね…。と皆様の声が聞こえてくるのですが、さてどうなりますことやら…。

 

3年半前、4人の社長に会社を引継ぎました。それでまあ70歳くらいには引退して家業の賃貸経営(130億円規模)に楽しく気楽に専念できるかなと考えていましたが、それは甘い考えだったようです。社長という名前が付いただけでは『社長の仕事』はできないんですね。やはり能力実力が必要ですし、経験も必要なんです。ですから今現在ではあと3年後の『73歳』までは引退はできないなと決まってしまいました。

 

その一番の理由は、4人の社長さんは自分の会社の経営に真剣でいつも大きな問題に取り組んでくれているのですが、4つの会社のことを全て分かるのが私一人になってしまったからです。だから私は以前より忙しくなってしまって、各社の重要な会議に全て出ていて、各社長は自分の会社の会議だけでいいので私だけ会議が多いのです。困ったことですが、しかし私は4社全ての会長なんですから仕方がありませんね。

 

さてここからが大問題なのですが、どうもあと3年たってもこの4つの会社を全てまとめる『大社長さん』が現れそうではないということ。あと5年はかかりそうなのです。すると私は『75歳』になってしまいます。それでも駄目ならあと10年で『80歳』。笑えない冗談のようなお話ですが、これが日本の中小企業の実態ではないでしょうか…。

 

皆さんからは、いや違うんじゃないの。本当はあなたがもっともっとやりたいんでしょう…と声が聞こえますが、それは絶対に違います。私にはこの会社以外でやりたいことがいっぱいあるのです。家族の賃貸経営を300億円にしたい。シンガポール、香港、テキサスに海外法人をつくりたい。年間6ヶ月間は海外で生活したい(マレーシア・ハワイ・テキサスに自宅がありますので)。

 

もしあと5年も10年も今の仕事をするということは、私にとって我慢と苦痛と不満で楽しくないことなんですね。私の夢や希望を全て捨てなさいと言われているのと同じ。今の仕事が嫌でも嫌いでもなく、すごくやりがいのある大好きな仕事です。しかしこれは若い人達に引き継がないと会社の存続ができませんね。70歳の経営者のこころは、今どん底の苦しみの中にいるのですが、これは間違いでしょうか…。

 

で、私は決心しました。あと5年やってやる‼︎(それ以上はご勘弁願います。私にも次の予定がありますので)。しかしあと5年あれば今30歳代の若い優秀な社員を教育して、会社の役員に育てることができます(3年では無理ですが)。そうすれば今の社長さんが助かりますし、4社5社を全てまとめられる『大社長』が現れることも夢ではありません。

 

これを私は『次の役員育成プロジェクト』と名前をつけて今月(9月)から実施しています。果たして上手くいきますでしょうか…。私にはもうあとがありません。残された時間が限られていますから必死です。しかし私は楽観的というか、人生で起こることは全て正しいと思っていますから、心配はしていません。『全て良くなる』と信じて前へ進むしかありませんね。私の計画はともかく、私の人生がどうなったかは、私の告別式の時にはっきりとするのでしょう…。その時でないと誰にも分かりませんね。

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