公開:2023.10.20 更新:2023.12.12
【Vol.11|動画あり】お風呂の排水口の掃除方法
浴室の排水口掃除といえば、たまった髪の毛の掃除を想像される方も多いと思います。
毎日の掃除としては十分なのですが、つまりやにおいを防止するためにも、今回は掃除すべき4か所とお掃除方法を住宅工事部部長の青木がご紹介します😃
▼青木の解説付き動画はこちら
掃除箇所1|フタ(排水口カバー)
排水口のフタは基本的に性能的な役割はなく、くぼんで作られた排水口に蓋をはめることでそのくぼみを塞ぎ、床を平らにしています。お年寄りや小さなお子さまがいるご家庭では、少しの段差で躓く危険性もあるため、蓋がそれを防ぐ役割もしています。
しかし、お手入れの面を優先するのであればフタを取り外してしまうのも一つの手です。
フタを外すことでフタ自体の掃除が不要になる他、次に登場するヘアキャッチャーの汚れが目に入りやすくなるため、すぐに取り除こうという意識が生まれ、お風呂を清潔に保つことができるでしょう。
掃除箇所2|ヘアキャッチャー
ここは毎日お掃除されている方も多いと思います。
排水口のフタのすぐ下にある部品で、洗い場から流れた髪の毛や異物がそのまま排水管へ流れてしまうのを防ぐ役割をしています。
放置して髪にぬめりやカビがつくと、ヘアキャッチャーの穴をふさいでしまい洗い場全体の水の流れも悪くなるため、できれば毎日溜まったごみを取り除くといいでしょう!
掃除箇所3|封水筒(ふうすいとう)
【外し方】
ヘアキャッチャーを外し、つまみ部をもって回すことで外れます。
これは下水から上がってくる臭いを防ぐために、水でフタをするための筒状の部品です。
ここには常に水が溜まっている状態のため、皮脂汚れや石鹸カスなどぬめりのある汚れが付くことが多く、汚れがひどくない場合はウェットティッシュなのでのふき取り、落ちない場合は洗剤を付けたスポンジなどを使ってこすり洗いすることで汚れが落ちるでしょう。
掃除箇所4|排水ピース
【外し方】
グラグラと揺らしながら引き抜くことで外れます。
排水ピースは浴槽からの水を逆流させない役割があり、ここにつく汚れは浴槽内で発生した髪の毛や皮脂汚れなどとなります。
小さいパーツとなるので、歯ブラシなどでやさしくこすり洗いするといいでしょう。
最後にすべてを元に戻してお掃除完了です✨
これからもお家で出来るメンテナンスをご紹介していきますので、ぜひご覧ください😀