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公開:2024.11.14

基礎断熱と床断熱の違いは?メリット・デメリットや後悔しない選び方を解説

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家を建てる際、基礎断熱と床断熱のどちらを取り入れるべきなのかがよく分からず、悩んでしまう人は少なくありません。
適切に判断するためには、両者の違いをきちんと把握することが大切です。

この記事では、基礎断熱と床断熱の違いのほか、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
さらに、どちらを取り入れるべきなのかを判断する際のポイントもあわせて説明します。

住宅の快適性を高めるコツも紹介しますので、より過ごしやすい住宅を実現する参考にしてください。

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基礎断熱工法とは

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基礎断熱工法は、建物の基礎部分を断熱材で包み込み、床下空間を室内と同じ温度帯に保つ技術です。

基礎断熱工法

基礎に対して断熱材を施工するため、床下の温度が安定しやすく、寒さの厳しい地域で導入されるケースが増えてきました。

一方で、住宅の断熱性能を高める工法の一つに「床断熱」があります。
基礎断熱工法と比較されることが多い床断熱ですが、両者にどのような違いがあるのか分からない人もいるでしょう。

そこで、2つの工法が具体的にどのように異なるのかを解説します。

 

床断熱との違い

基礎断熱と床断熱の主な違いは、断熱材を設置する場所と空間の扱い方にあります。
前述のとおり、基礎断熱では建物の基礎を断熱材で包み込み、床下も室内の一部として温度管理や換気が行われます。

基礎断熱工法

そのため、床下も室内と同じく、快適な温度に保たれるのが特徴です。

一方、床断熱は1階の床下に断熱材を敷き詰め、室内を温かく保つ工法です。

床断熱工法

床下からの冷暖気を遮断できますが、床下は室外空間として扱われる点で基礎断熱と異なります。

床断熱は施工が比較的容易で費用も抑えられるものの、断熱材の不適切な施工が原因で隙間が生じ、気密性が低下することがあります。
気密性が低いと室内の熱が外へ逃げやすく、結果として家全体の暖かさが損なわれることも。

また、床断熱では基礎部分が断熱されないため、冷気が入り込むことがあります。
冷気が原因で、結露やカビが発生することも少なくありません。

床断熱については、以下の記事で詳しく解説しています。

【関連記事】床断熱の効果とは?基礎断熱との違いやメリット・デメリットを解説

 

基礎断熱のメリット・デメリット

基礎断熱のメリット・デメリットを以下の表にまとめました。

メリット デメリット
  • 断熱性と気密性が高まり、省エネにつながる
  • 床下空間をうまく活用できる
  • 配管の凍結防止に役立つ
  • シロアリ対策が必要
  • カビが発生する可能性がある

 

基礎断熱のメリット

基礎断熱のメリットは、以下の3つです。

  1. 断熱性と気密性が高まり、省エネにつながる
  2. 床下空間をうまく活用できる
  3. 配管の凍結防止に役立つ


基礎断熱を取り入れると、断熱性だけでなく気密性も高まります。
その結果、外気の影響を受けづらくなり、夏は地熱で涼しく、冬はコンクリートが蓄熱効果を発揮して暖かくなります。

必要以上に冷暖房を使わずに済むため、ランニングコストを抑えられるでしょう。

基礎断熱は床断熱とは異なり、床下に断熱材を敷き詰めません。
そのため、床下に収納を設けるなど、空間を有効活用できます。

さらに、基礎断熱では床下空間も室内と同じように温度調整を行うため、床下の配管が凍結しづらくなります。
配管が凍結すると、場合によっては破損してしまい、修理が必要になることもあるでしょう。

修理にはお金がかかるうえに、完了するまで不便な生活を強いられます。
こうしたリスクを抑えられる点も基礎断熱のメリットといえるでしょう。

 

基礎断熱のデメリット

基礎断熱には複数のメリットがありますが、以下のようなデメリットも存在します。

  • シロアリ対策が必要
  • カビが発生する可能性がある


基礎断熱では、断熱材を基礎部分に直接施工するため、シロアリが好む暗くて湿気の多い環境になりがちです。
さらに、暗いので目視でシロアリを見つけるのが難しく、断熱材を介して建物に侵入するシロアリもいるため、発見が遅れることも少なくありません。

また、基礎断熱では基礎コンクリートが乾燥するまでに時間がかかるので湿気が溜まりやすく、カビが発生するリスクが高まります。
床下のカビは、アレルギーや喘息といった健康被害を引き起こす原因になるので、注意が必要です。

シロアリやカビによる被害を防ぐには、適切な対策を講じることが欠かせません。
たとえば、防蟻処理を施した断熱材を取り入れたり、湿気を防ぐ換気システムを導入したりするといった対策が挙げられます。

 

基礎断熱と床断熱のどっちにすべきか

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基礎断熱と床断熱のどちらを選ぶべきかは、居住地をもとに判断するとよいでしょう。

たとえば、比較的暖かいエリアに家を建てるのであれば、寒冷地レベルの防寒対策は不要と考えられるので、床断熱が適していると判断できます。
また、シロアリの被害をなるべく抑えたい場合も床断熱がおすすめです。

一方、寒冷地に住む予定で、年間通して室温を安定させたいと考えているなら、基礎断熱を選ぶとよいでしょう。
全館空調の導入を考えている場合も基礎断熱が適しています。

上記に加え、それぞれのメリットとデメリットも考慮したうえで、基礎断熱と床断熱のどちらにすべきかを考えてみましょう。

実際、基礎断熱と床断熱では断熱性能にどれほどの違いがあるのかを以下の動画で解説していますので、あわせてご覧ください。

 

住宅の快適性を高めるコツ

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住宅の快適性を高めるコツは、以下の3つです。

  1. 室内の温度差を小さくする
  2. 気密性に力を入れる
  3. 住宅性能に強みがある工務店に依頼する

 

コツ①:室内の温度差を小さくする

室内の温度差を小さくすることで、住宅の快適性を高められます。
室内の温度差が大きいと、ヒートショックを引き起こす可能性があります。

ヒートショックとは、暖かいリビングから寒い浴室やトイレに入る際に急激な温度変化で体が驚き、血圧が急上昇することです。
ヒートショックによって、心筋梗塞などの命に関わる症状を引き起こす危険性があります。

こうした健康被害を避けるためには、どの部屋に行っても温度差が少ない空間を作ることが重要です。
具体的には、基礎断熱や床断熱といった断熱性能を高める施工を採用したり、全館空調や床暖房などを導入したりすることが求められます。

 

コツ②:気密性に力を入れる

住宅の快適性を高めるためには、気密性に力を入れることが大切です。
気密性が高いと室内の暖かい空気が外に流出したり、外の寒い空気が室内に入り込んだりするのを防げるため、室内の温度が安定しやすくなります。

気密性を高める具体的な方法としては、発泡ウレタンで人通口や床下の隙間を埋める、気密用のコンセントボックスを設置するなどがあります。

気密性の重要性については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

【関連記事】住宅における気密性の本当の重要性とは?快適な家づくりのヒントを解説

 

コツ③:住宅性能に強みがある工務店に依頼する

住宅の快適性をさらに高めるには、住宅性能に強みがある工務店に家づくりを依頼することが重要です。

住宅性能に強みがある工務店であれば、気密性や断熱性といった重要な要素をしっかりと押さえたうえで、室内の温度差が小さい住宅を実現してくれるでしょう。

加えて、地域の気候や環境に適した施工を提案してくれるので、長期にわたって快適に過ごせる住まいになることが期待できます。

 

東海3県で快適な注文住宅を建てるなら

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愛知・岐阜・三重県で快適な注文住宅を建てるなら、アサヒグローバルホームにお任せください。
当社は高気密・高断熱な家づくりに注力しているので、夏は涼しく冬は暖かい快適な住まいを提供できます。

具体的には、HEAT20が提案する断熱基準でG1グレードを満たしており、住宅の隙間の合計はハガキ1枚分以下という高い気密性を実現しています。

住宅そのものが高い性能を有しており、冷暖房の使用も最小限に抑えられるため、光熱費の削減にもつながります。

 

アサヒグローバルホームでは基礎断熱を採用

当社では、高い断熱性能を実現するために基礎断熱を採用しています。
基礎断熱によって床下の断熱性が高まるので、夏は地熱で涼しく、冬はコンクリートが蓄熱層として機能し、暖かさを保つことが可能です。

さらに、床下換気口を設けず密封することで結露を防止し、基礎断熱で問題になりがちなカビのリスクもうまく抑えています。
ほかにも、断熱性能を高めるために、さまざまな取り組みを行っています。

詳細は当社の断熱性・気密性ページでご確認ください。

 

まとめ:基礎断熱のメリット・デメリットを正しく理解しよう

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基礎断熱と床断熱、それぞれの違いやメリット・デメリットを理解することが、適切な選択をするためには不可欠です。
そのうえで、居住地や生活スタイルに合わせた断熱方法を取り入れましょう。

住宅の快適性をさらに高めるためには、気密性の確保や信頼できる工務店に依頼することが重要です。
アサヒグローバルホームは住宅の快適性にこだわり、基礎断熱を採用しています。

断熱性能を高めるために、ほかにもさまざまな工夫を講じています。
実際、当社の住宅がどれほど暖かいのかは、モデルハウスで体感することが可能です。

当社のモデルハウス来場ページより予約を受け付けていますので、この機会にぜひ足をお運びください。

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この記事の監修

青木 達也

青木 達也

役職執行役員 住宅工事部 部長

保有資格一級建築施工管理技士、木造建築士、住宅用太陽光発電施工士

京都国際建築技術専門学校 (現・京都建築大学校)を卒業。
2000年にアサヒグローバルホーム入社後、延べ700棟以上の現場を担当。

現在はアサヒグローバルホーム執行役員 住宅工事部部長として家づくりに携わる。

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