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公開:2022.12.03   更新:2023.05.19

アイランドキッチンとは?間取り決める5つのポイントや価格相場を解説

アイランドキッチンとは?間取り決める5つのポイントや価格相場を解説

小さな子どもの姿を見ながら料理ができ、おしゃれなキッチンとしても人気のアイランドキッチン。
LDKの中心的な存在として、気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、アイランドキッチンの間取りを決めるポイントや、価格相場を解説していきます。
メリットだけではなく、デメリットも知ることで実際のアイランドキッチンをイメージしやすくなりますよ。
アイランドキッチンを検討されている方はぜひ参考にしてください。

 

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アイランドキッチンとは

アイランドキッチンとは、壁に接しておらず島(アイランド)のように配置されたキッチンのことです。
キッチンの周りをぐるりと歩き回れるため、開放感があり家事の動線もスムーズなのが特徴のひとつ。

また、料理をしながら家族とのコミュニケーションも取りやすく、おしゃれでデザイン性が高いキッチンとしても人気です。

ちなみにアイランドキッチンは対面キッチンのひとつで、他の対面キッチンにはペニンシュラキッチンがあります。ペニンシュラキッチンとは半島のことを指し、アイランドキッチンの片側が壁に接するタイプのキッチンです。

【関連記事】子育てしやすい家とは?ママさん達のお悩みを解決する間取りをご紹介

 

アイランドキッチンのメリット・デメリット

アイランドキッチンのメリット・デメリットを紹介していきます。
メリットだけではなくデメリットも知ることで、間取りのイメージが掴みやすくなるでしょう。

 

メリット

アイランドキッチンのメリットは以下の通りです。

  • 開放感がある
  • 家事の導線がスムーズ
  • 調理スペースを広く取れる
  • 子どもの様子を見守りながら料理ができる

 

アイランドキッチンは壁に面していないため、室内を見渡しながら料理ができます。
そのため開放感があり、家事の動線もスムーズ。

また、アイランドキッチンは、家族の人数やライフスタイルに合わせて間取りを工夫できる点もメリット。
例えば、アイランドキッチンにカウンターを作り軽食が食べられるようにしたり、収納が足りない場合でも吊り下げシェルフを活用したりもできます。

 

デメリット

アイランドキッチンのデメリットは以下の通りです。

  • 広めの間取りが必要
  • 油ハネやニオイが気になる場合がある
  • キッチンが丸見えになりやすい
  • 収納スペースが少ないことが多い

 

アイランドキッチンは、キッチン周りの通路分のスペースを確保する必要があり、やや広めの間取りが必要です。
そのためLDKとしての広さは十分でも、リビングだけで見ると狭く感じてしまう場合があります。

また、アイランドキッチンには、周囲への油ハネやニオイの問題もあります。
油ハネについては、コンロ前にオイルガードをつけての対策や、キッチン周りの床材や塗料を油や水に対して強い素材を選ぶといいでしょう。

アイランドキッチンは、周りに壁がないためニオイが広がりやすい特徴がありますが、パワーの強い換気扇の設置をおすすめします。
特にIHコンロではニオイが広がりやすいため、換気扇のパワーや静音性も検討しましょう。

 

アイランドキッチンの間取りを決めるポイント6つ

アイランドキッチンを取り入れる際に、間取りを決める6つのポイントを紹介します。
事前に知っておくことで、対策を取りやすくなりデメリットも軽減されるでしょう。

 

ポイント①:周囲のサイズや広さを考える

アイランドキッチンは、その特性から周囲の通路を確保する必要があります。
通路を広く確保できれば開放感のあるキッチンとなり、動線もよくなるでしょう。

しかし、その分キッチンのスペースが必要となるため、リビング・ダイニングとのバランスが崩れる可能性も考えられます。
通路の目安として、キッチン周辺では最低80〜100cmの幅を確保しておきましょう。

 

ポイント②:収納方法を考える

アイランドキッチンのデメリットのひとつでもある、収納スペースの少なさにも工夫が必要です。
そのため、方法のひとつとしてリビング側に収納を作るとよいでしょう。

また、キッチンの隣にパントリーを作るのもおすすめです。
パントリーは収納スペースの確保だけではなく、キッチンをよりスッキリと見せることもできます。

【関連記事】パントリーとは?メリット・デメリットや後悔しないための注意点を解説

 

ポイント③:油はねの対策

アイランドキッチンは、コンロからの油ハネを気にする方も多いかもしれません。
ガスコンロに比べIHコンロは油ハネしにくいと言われていますが、気になる方はコンロ前だけ油ハネガードを設置しましょう。

この時には耐火ガラスなど透明な素材にすると、アイランドキッチンの開放感を損いません。

また、キッチン周辺の床材や塗料を油や水に強い素材に変更するのもおすすめです。
汚れがつきにくく、お手入れも簡単になるでしょう。

 

ポイント④:導線の確保

キッチンの動線を考える際には、シンク・コンロ・冷蔵庫を結んだ三角形を意識してみてください。

大きくしすぎると導線が長く無駄な動きが増えてしまい、小さくしすぎると調理スペースや収納が不足し作業効率が悪くなってしまいます。

このキッチンの三角形は、正三角形に近づくほど動線の効率がよくなると言われています。
間取りを考える段階からこの三角形を意識できれば、動線の効率がよいキッチンとなり、ストレスも感じないでしょう。

 

ポイント⑤:他のスペースとのバランスを考える

リビングなどの他のスペースとのバランスを考えることも大切。

アイランドキッチンは存在感があり、暮らしの中心ともいえます。
そのため、広いスペースが必要となり、結果としてリビングやダイニングのスペースを圧迫してしまう可能性もあります。

狭くなってしまったリビングやダイニングでは、テーブルやソファの大きさや置き方が制限される可能性や、部屋全体のバランスを損なう恐れも考えられるでしょう。

 

ポイント⑥:ニオイの対策

開放的なアイランドキッチンは、壁がないため部屋中にニオイが広がりやすい特性もあります。
パワーの強い換気扇を選ぶと、ニオイへの問題は解決できるでしょう。

しかし、パワーの強い換気扇は音が大きい可能性もあるため、静音タイプがおすすめです。

 

おしゃれなアイランドキッチン事例

次におしゃれなアイランドキッチンの事例を紹介します。

事例①

 

ダークグレーとホワイトのモノトーンが印象的なアイランドキッチンです。奥様のキッチンの使いやすさを重視して広々とした設計にしました。

使い勝手だけではなくデザインも兼ね備えているキッチンです。

参考:生活感を見せないホテルライクなガレージハウス

事例②

ウッド調の優しい空間に仕上がっているアイランドキッチンです。

料理をしながら家族の状況を確認することができる設計になっています。広々としたスペースで料理を楽しめます。

参考:居心地の良い空間と先の事まで考えられた家

アイランドキッチンの価格相場

アイランドキッチンの価格は、相場として150〜200万円位と言われています。
価格はサイズや素材によっても大きく異なり、同じグレードの場合でも横幅が30cm広くなると約5〜10万円程度アップします。

扉や面材の素材にこだわると、あっという間に100万円ほど価格が上がってしまうこともあります。
予算に合わせて、間口・奥行き・サイズ・素材・オプションを設定しましょう。

 

まとめ

アイランドキッチンのメリット・デメリットや、間取りを決めるポイントを紹介しました。
暮らしの中心とも言えるアイランドキッチンは、家族とコミュニケーションをとりやすくおしゃれで開放感あふれるキッチンとして人気です。

しかし、常に整理整頓が必要なことや、油ハネ・ニオイ・広いスペースの確保など注意が必要な場面もあります。
本記事を参考に、間取りの段階からアイランドキッチンを考え、自分にぴったりのキッチンを選びましょう。

【関連記事】家事導線が楽になる間取りを3つご紹介|具体的な4つのポイント
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施工事例からアイランドキッチンを採用したお家を探してみませんか?

アイランドキッチンのメリット
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メリット①:開放感がある
メリット②:家事の導線がスムーズ
メリット③:調理スペースを広く取れる
メリット④:子どもの様子を見守りながら料理ができる

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この記事の監修

熊澤 浩

熊澤 浩

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、インテリアコーディネーター、既存住宅状況調査技術者、岐阜県建築士会:福祉まちづくり建築士

1989年 建築学科卒業(金沢工業大学)。
木造注文住宅の設計500棟以上を担当。材木業・林業の発展のため、岐阜県木造住宅アドバイザーの認定を受け、地元岐阜県中津川市に木材流通の基盤をつくる。
現在はアサヒグローバルホーム取締役 設計部長に就任し、モデルハウス提案・新商品開発に携わる。

#間取り # お家づくりの用語 #キッチン