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公開:2022.10.28   更新:2023.05.19

おしゃれな平屋の外観3選!間取りや失敗しないポイントを解説

おしゃれな平屋の外観3選!間取りや失敗しないポイントを解説

おしゃれな平屋の外観にするには、実際の間取り例を見てイメージする必要があります。ただ、周りに平屋のお家が少ないという方もいるのではないでしょうか。

平屋は間取りを工夫する必要があるため、さまざまな間取りを見てアイデアを吸収しましょう。

本記事では、おしゃれな平屋の外観や間取り、注意点を解説します。平屋を検討している方は、参考にしてください。

 

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おしゃれな平屋の外観3選

おしゃれな平屋の外観にするには、まず実例を見る必要があります。実際のおしゃれな平屋を見て、イメージを膨らませましょう。

紹介するおしゃれな平屋の外観は、下記の3つです。

  1. DIYを楽しむアメリカンスタイルな平屋
  2. 夫婦のセカンドライフを愉しむコンパクトな平屋
  3. ミニマルに暮らす平屋のガレージハウス

 

平屋住宅を検討している方は、参考にしてください。

 

外観①:DIYを楽しむアメリカンスタイルな平屋

1例目は白を基調とした、アメリカンスタイルの平屋です。オーナー希望のアメリカンな雰囲気を再現するため、随所にこだわりがちりばめられています。

屋根から三角屋根窓ドーマーが突き出ているうえ、カバードポーチになっています。また、白壁はメンテナンスのしやすさも考え、木材ではなくラップサイティング調の外壁です。

お子さまがいる家庭のため、リビングからデッキまで段差なくつないでいます。

参照:DIYを楽しむアメリカンスタイルな平屋

 

外観②:夫婦のセカンドライフを愉しむコンパクトな平屋

夫婦のセカンドライフを愉しむコンパクトな平屋

2例目は、白い外壁と煙突が特徴的な平屋です。南欧風の温かみある外観に仕上げており、薪ストーブの煙突がアクセントになっています。周りに緑があり、オーナー希望の落ち着いて過ごせる空間です。

夫婦のセカンドライフを愉しむコンパクトな平屋

建物裏面にはウッドデッキがあり、LDKと寝室から出入り可能です。深い軒が日差しを遮ってくれるため、夏でも快適に過ごせます。外観としても温かい印象を与えてくれるため、ゆっくりした空間を作りたい方にはおすすめです。

参照:夫婦のセカンドライフを愉しむコンパクトな平屋

 

外観③:ミニマルに暮らす平屋のガレージハウス

ミニマルに暮らす平屋のガレージハウス

3例目は、ガレージが目を惹く平屋です。間取りは1LDKとコンパクトですが、ガレージは車2台分の広さを確保しています。

建物上部に見えるのは屋根裏収納で、2階建てではなく平屋です。また、紺を基調とした外観の中に茶色の扉があることで、アクセントになっています。

参照:ミニマルに暮らす平屋のガレージハウス

 

おしゃれな外観の平屋の間取り例3選

平屋をおしゃれにするには、間取りも検討する必要があります。間取りも実際の間取り例を見て、イメージを膨らませましょう。

紹介するおしゃれな外観の平屋の間取り例は、下記の3つです。

  1. 3LDK
  2. 2LDK
  3. 3LDK+WIC

 

平屋を検討している方は、チェックしておきましょう。

 

間取り①:3LDK

3LDK

1例目は、3LDKの間取りです。建物中心にある中庭が特徴的で、ゆったりとした時間を過ごせます。

各方向から中庭が見えるため、常に緑に囲まれて生活できます。玄関からすぐにLDKへ行けるため、家族間の会話が増えるでしょう。

2部屋横並びになっている洋室は、子ども部屋としても使えます。主寝室は一番奥にあるため、ゆっくりと過ごせるでしょう。

参照:緑と暮らす平屋(3LDK)

 

間取り②:2LDK

2LDK

2例目は、2LDKの間取りです。玄関からすぐに洗面室へ行けるため、手洗いうがいや汚れた体を洗うこともできます。

カウンターキッチンのため、家族の様子を見ながら料理でき、家事導線も確保されている間取りです。

2つある洋室は広い方を夫婦の部屋、狭い方を子ども部屋として使用できます。

参照:緑と暮らす平屋(2LDK)

 

間取り③:3LDK+WIC

3LDK+WIC

3例目は、3LDK+WICの間取りです。カウンターキッチンで料理の家事導線を確保しつつ、洗面室と収納が近いため、洗濯の家事導線も確保できています。

洋室は3室あるため、寝室と子ども部屋、書斎として使えます。3LDKであれば子どもが2人いても大丈夫でしょう。

LDKには大きな窓があるため、日当たりや風通しがよく、気持ちよく過ごせます。

参照:緑と暮らす平屋(3LDK+WIC)

 

おしゃれな平屋にするための失敗しないポイント7選

おしゃれな平屋にするための失敗しないポイント7選

おしゃれな平屋にするには、いくつか意識すべきポイントがあります。おしゃれな平屋にするための失敗しないポイントは、下記の7つです。

  1. 屋根の形
  2. 外壁
  3. 素材
  4. テラス・ウッドデッキ
  5. 採光・風通し
  6. プライバシー

 

おしゃれな平屋を作るため、平屋を検討している方は必ず把握しておきましょう。

 

ポイント①:屋根の形

平屋は屋根の存在感が大きくなりがちなため、屋根の形は注意しましょう。2階より屋根の位置が低いため、目に入りやすく、屋根の外観から受けるイメージは大きいです。

最もスタンダードな三角形の「切妻」は、屋根に雨が溜まらない、メンテナンス費用が安く済むといったメリットがあります。屋根はシンプルにし、屋根以外の外観にお金を使いたい方におすすめです。

勾配のない「陸屋根」は、屋上としても利用可能です。庭が狭い場合は、家庭菜園も始められます。雨が流れにくい面はありますが、スタイリッシュでおしゃれな雰囲気にしたい方にはおすすめです。

 

ポイント②:外壁

外壁は第一印象につながるため、慎重に検討しましょう。白い外壁であれば洗練された雰囲気になり、黒やグレーなどの暗めの色であればクールな印象になるでしょう。

また、外壁の素材でも印象が変わります。金属系であればシャープな印象になり、レンガのような材質であれば温かみを感じられるでしょう。

外壁は家の顔です。色の数や材質を組み合わせて、好みの外観を作り出しましょう。

 

ポイント③:素材

素材によっても、印象が大きく左右されます。

例えば、スタイリッシュな印象にしたければ、サイディングやガルバリウム鋼板を使うと良いです。おしゃれさを際立たせたい場合は、デザイン性の高い塗り壁を使用すると良いでしょう。

素材と色にはいくつもの組み合わせがあり、受ける印象も全く異なります。イメージに合った素材を検討しましょう。

 

ポイント④:窓

平屋では、窓が重要な要素の一つです。窓選びに失敗すると、暮らしづらい家になってしまいます。

開放感のある大きな窓にあこがれがある方は多いですが、窓が大きすぎると、外部からの視線が気になったりまぶしすぎたりします。また、窓の数が多いと日を取り込みやすいですが、掃除が大変になったり虫が入ってきたりするでしょう。

快適な暮らしには、開放感とプライバシーのバランスが必要です。よく検討しましょう。

さまざまな窓の種類はこちらの記事をご覧ください。

【関連記事】間取り図の見方は難しくない!ポイント5選と言葉・記号を徹底解説

 

ポイント⑤:テラス・ウッドデッキ

平屋は、テラスやウッドデッキと相性が良いです。リビングと段差無くつながっていると、開放感も出てきます。

テラスやウッドデッキ上部に屋根が突き出している「カバードポーチ」にすれば、アメリカンな印象を与えられます。

ただ、周りに自然が多いと虫や鳥が寄ってくる可能性があるため、注意しましょう。

 

ポイント⑥:採光・風通し

採光や風通しは、平屋で重要な要素です。平屋は高さがないため、採光や風通しはよく検討する必要があります。

土地を選ぶ際は、周辺に建物がない場所を選びましょう。周りに高い建物がある場合は、天窓や中庭を設けると良いです。

採光や風通しはリビングだけでなく、寝室や水回りにとっても重要です。しっかり確認しておきましょう。

 

ポイント⑦:プライバシー

平屋はプライバシーに注意が必要です。建物が低いため目に入りやすく、大きな窓を設置するとなおさら周囲の目が気になります。

周囲の視線を排除してプライバシーを守るには、中庭を設置しましょう。中庭はプライバシーを確保しつつ、外の空気を感じられるため人気です。

また、家庭内のプライバシーにも注意しましょう。家族が顔を合わせやすいですが、自分の時間を取れるような間取りにすることも大事です。

 

まとめ

おしゃれな平屋の外観や間取りにするには、実例を見てイメージする必要があります。本記事で紹介した実例と間取りを参考に、お気に入りの平屋にしましょう。

また、おしゃれな平屋にするには、いくつか注意点があります。特に、平屋は間取りの工夫が必要です。注意点を知らないと後々後悔する原因になってしまうため、本記事で紹介した注意点を把握しておきましょう。

【関連記事】平屋をおしゃれにするポイント5つ!失敗しない間取りや実例もご紹介

【関連記事】かっこいい家の間取りとは?内装から外観まで徹底解説

施工事例からおしゃれな平屋を探してみませんか?

おしゃれな平屋にするための失敗しない7つのポイント

 

ポイント①:屋根の形
ポイント②:外壁
ポイント③:素材
ポイント④:窓
ポイント⑤:テラス・ウッドデッキ
ポイント⑥:採光・風通し
ポイント⑦:プライバシー

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この記事の監修

髙田 司

髙田 司

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、耐震診断士、福祉住環境コーディネーター2級

2003年 東海工業専門学校卒業
現場監督、営業、積算、設計などマルチな経歴を持つ。
現在は住宅設計部の部長として、組織づくりなどのマネジメント、クレーム管理、特殊案件の実施設計を担当。また商品開発の一環でモデルハウスの建て替えや、購買部も兼任している。

#外観 #家づくりの流れ