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公開:2022.03.29   更新:2023.03.13

建ててから後悔したくない!今知るべき無垢の家のメリット・デメリットとは?

無垢の家は、天然木である無垢材を使用した家のことです。

スギヒノキナラカエデなどの樹木が使われており、色合いの美しさや調湿効果などにより高い人気を得ています。

しかし、無垢の家のメリット・デメリットを把握しておらず、家づくりが心配だという方も多いのではないでしょうか。

せっかくなら、無垢材について理解した上で家づくりをしたいですよね。

そこで本記事では、無垢の家概要メリットデメリット、無垢の家を建てる際のポイントについてご紹介します。

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無垢の家とは

無垢の家は、天然木である無垢材をメインに使用した家のことです。

日本では古くから建てられており、一説では世界最古の無垢材の建築物は奈良時代に建てられた「法隆寺金堂」だと言われています。

世界中で使われている無垢の家ですが、世界最古の無垢材建築物が日本に存在することもあり、特に日本では多くの人に無垢の家が選ばれています。

 

無垢材の種類

まずは無垢材の種類を2つご紹介します。

 

種類①:針葉樹

1つ目の種類として、スギやヒノキなどの針葉樹が挙げられます。

スギ柔らかい材質のため、加工しやすく扱いやすいのが特徴です。まっすぐ伸びるためにできる、美しい木目も人気の1つ。

また、ヒノキ美しい白色独特の良い香りが魅力です。

 

種類②:広葉樹

2つ目の種類は、ナラやカエデなどの広葉樹です。

ナラ耐水性・耐久性に優れた機能的な木材でありながら安く手に入るので、多くの無垢の家に利用されています。

また、カエデ艶があるので、フローリングなどに用いられることが多いです。

 

無垢の家のメリット

次に、無垢の家のメリット4つご紹介します。

 

メリット①:自然素材だから身体に優しい

1つ目のメリットは、自然素材で身体に優しいことです。

通常は、いくつかの木材を接着剤で貼り合わせた合板と呼ばれるものを使います。

一方、無垢材の場合は接着剤を使用せず、天然木を使用するので、化学物質が身体に影響を及ぼすことはありません。

 

メリット②:経年変化を楽しめる

2つ目のメリットは、経年変化を楽しめることです。

通常の木材の場合、年月とともに劣化することはあっても、深みのある色合いに変わることはありません。

一方、無垢材は時が経つと色合いなどが変化します。そのため、長い年月を通して、重厚感のある色に変化していく様子を楽しめます。

 

メリット③:木材そのままの良さを楽しめる

3つ目のメリットは、木材そのままの良さを楽しめることです。

通常の木材は加工され、同じような色合いになります。

一方、無垢材は大きく加工されないため、1枚1枚の天然木の色合いを楽しめます。加工された合板にはない色合い、手触り、香り等が魅力的です。

 

メリット④:調湿効果で一年中快適に過ごせる

4つ目のメリットは、調湿効果で一年中快適に過ごせることです。

無垢材には、調湿効果という湿度を一定に保つ効果があります。

そのため、無垢材の床であれば、夏はさらっとしてベタベタせず、冬はしっとりとして冷たさを軽減し、年間を通して素足で過ごせます。

 

無垢の家のデメリット

次に、無垢の家のデメリット4つご紹介します。

 

デメリット①:水や汚れ・傷に弱い、反りやひび割れが発生することがある

1つ目のデメリットは、水や汚れ、傷に弱いことです。

無垢材は、汚れに弱く、反りひび割れが発生することが多々あります。

小さなお子様がいる家庭では、無垢材に傷がつかないよう注意してください。

 

デメリット②:合板と比べてコストが高くなりやすい

2つ目のデメリットは、合板と比べてコストが高くなりやすいことです。

無垢材は天然木を丸ごと切り出すため、いくつかの板を重ねた合板よりもコストがかかってしまいます。

無垢材を使いつつコストを下げたい場合は、オプションを削ったり設備を簡易にしたりして、費用を節約しましょう。

 

デメリット③:使用できる暖房器具が限定されることがある

3つ目のデメリットは、使用できる暖房器具が限定される可能性があることです。

無垢材自体が冷たさを抑える性質を持つため、暖房器具の利用は控えめにするのがおすすめです。

 

デメリット④:メンテナンスに手間がかかりやすい

4つ目のデメリットは、メンテナンスに手間がかかることです。

無垢材は、ワックスなどの定期的なお手入れが必要です。手間はかかりますが、無垢材の美しい色合いを保つためにお手入れを欠かさないようにしましょう。

 

無垢の家で後悔しないためのポイント

無垢の家を建てて後悔しないためのポイント3つご紹介します。

 

ポイント①:お手入れ方法を知っておく

1つ目のポイントは、お手入れ方法を知っておくことです。

無垢の家を美しく保つためには、お手入れ方法を理解しておく必要があります。

乾拭きで掃除をする、無垢材専用クリーナーで定期的に汚れを落とす、自然オイルを塗装する、サンドペーパーを使用する、塗装している場合はワックスがけをするなどが主なお手入れです。

長い間美しい無垢材を保つために、これらのお手入れの実施を心がけましょう。

 

ポイント②:無垢材の性質を理解する

2つ目のポイントは、無垢材の性質を理解することです。

無垢材には、水や汚れに弱いという性質があります。そのため、ペットや小さなお子様がいる場合は、無垢材を傷つけないよう注意が必要です。

また、無垢材には熱に弱いという性質もあります。そのため、暖房器具の使用はうまく調整することをおすすめします。

 

ポイント③:家のどこに無垢材を使用したいかを考える

3つ目のポイントは、家のどこに無垢材を使用したいかを考えることです。

家の全てに無垢材を利用したいと考える方もいるかもしれませんが、無垢材は部分的に活用することをおすすめします。

なぜなら、家の木材全てを無垢材にしてしまうと、コストがかかりすぎるから。

一般に、複数の板を重ね合わせた合板よりも、無垢材の方がコストはかかります。家を全て無垢材で作るとなれば、相当な費用がかかると予想されます。

 

まとめ

今回は、無垢の家の概要メリット・デメリット無垢の家を建てる際のポイントについてご紹介しました。

無垢の家とは、天然木から切り出した無垢材を使用した家のことです。

熱に弱いなどの弱点はあるものの、天然木ならではの美しい色合いを楽しめたり、調湿効果で快適な湿度を保ったりと多くのメリットがあるため、高い人気を得ています。

無垢の家を建てる際は、無垢材のお手入れ方法や、無垢材の性質を理解することが大切です。

本記事を参考に、無垢の家を建てることについて検討してみてくださいね。

 

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この記事の監修

髙田 司

髙田 司

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、耐震診断士、福祉住環境コーディネーター2級

2003年 東海工業専門学校卒業
現場監督、営業、積算、設計などマルチな経歴を持つ。
現在は住宅設計部の部長として、組織づくりなどのマネジメント、クレーム管理、特殊案件の実施設計を担当。また商品開発の一環でモデルハウスの建て替えや、購買部も兼任している。

#内観 #設備