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公開:2022.02.22   更新:2023.03.10

インナーガレージとは?メリット・デメリットや建築費用相場をご紹介

車を使う生活なら、家を建てるときにはほぼ必ず「ガレージが欲しい!」と思うものですよね。普通のガレージも良いですが、住居の一部に組み込まれている「インナーガレージ」が良いという声も多く聞こえます。

住居の一部になっているインナーガレージは、ライフスタイルの質をグンと上げてくれる実力派のガレージです。「ビルトインガレージ」と呼ばれることもあります。

本記事ではインナーガレージのメリットやデメリット、気になる建築費用の相場についてご紹介します。

 

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インナーガレージとは

インナーガレージとは、建物に駐車できるスペースを組み込んでいるタイプのガレージです。シャッターやドアを設置できるため、車をクローズ空間収納することも可能です。

愛車を風雨にあまりさらしたくない人、住居から車までの距離を短くしたい人などに人気です。

また、クローズした空間はプライベートを守りやすくなるため、趣味の時間や家族の時間を過ごすスペースとして使う人もいます。車を停めるだけではなく、幅広い用途で使えるのがインナーガレージの魅力のひとつですね。

 

インナーガレージは住居の一部に組み込まれている

インナーガレージは「内側にある(インナー)」+「ガレージ(車庫)」という言葉の組み合わせ通り、住居である建物の内部にある構造です。住居部分と車庫が非常に近い位置にあり、日常的に車を使う人にとって嬉しいメリットがたくさんあります。

 

その他のガレージ

インナーガレージではない住居の駐車スペースの多くは住居と別棟で建てるガレージです。住居とは違う場所に駐車スペースがあり、車に乗るときには一度屋外に出て駐車スペースまで歩く必要があります。

このタイプのガレージは大きく分けて2種類あります。屋根があるタイプ、ないタイプで分けると分かりやすいかもしれません。

屋根があるタイプは「カーポート」、屋根がないタイプは「カースペース」に分類されます。ライフスタイルや住居デザイン、敷地の条件にあわせて選ばれています。

 

インナーガレージのメリット

インナーガレージには車好きにとってメリットが多いタイプのガレージです。しかし車好きだけではなく、「車を使って快適な生活を送りたい」と考える人にも大きなメリットがあります。

防犯面天候への対応ご家族との生活など、多くの面でメリットを発揮するのがインナーガレージです。

 

メリット①:防犯面での安全性が高い

インナーガレージは防犯面で強いメリットを発揮します。住居に組み込まれているということは、「不審者の侵入に気付きやすい」「そもそも不審者が忍び込みにくい」というメリットに繋がります。

また、シャッタードアが設置されたインナーガレージなら、外からの侵入完全にシャットアウトできます。ますます不審者は近付けません。

 

メリット②:雨風や汚れ、傷を防ぐことができる

カースペースやカーポートは悪天候だと車が汚れてしまいます。雨風による汚れ、場合によっては強風で飛ばされた障害物がぶつかって破損の危険も生じるものです。

その点、壁で囲まれているインナーガレージはそのような心配がなく、悪天候でも車の心配をする必要がありません。

 

メリット③:小さい子供や高齢の家族には便利

インナーガレージは家の中から車までの距離が近く、外に出なくても車へ行けるという構造です。そのため、小さなお子さんや高齢のご家族はそのほかのタイプのガレージよりも移動が容易になるでしょう。

家屋の外に一度出るタイプの駐車スペースは、小さなお子さん高齢の人にとって思わぬトラブルが起こる可能性もあります。インナーガレージなら安全な移動ができるので安心ですね。

 

メリット④:趣味のスペースにもなる

車やバイク、サイクリングスポーツやアウトドアが好きな人なら、インナーガレージで思う存分メンテナンスやカスタマイズを楽しめます。

シャッターやドアを閉めれば完全なプライベート空間を作り出せるため、人目を気にせずじっくり作業できるでしょう。車がない時間帯にはお子さんの遊び場としても使えるのではないでしょうか。

作業に使う工具をはじめとした備品もガレージの中に保管しておけます。これなら住居スペースの収納を圧迫することもありません。

 

インナーガレージのデメリット

インナーガレージにはデメリットもあります。デメリットとして感じるポイントをチェックしてみましょう。

 

デメリット①:住居のスペースを取られる

インナーガレージは住居の1階部分の敷地を使って設置します。その分、1階の住居スペースが減ることになりますので、設計の際に注意して必要なスペースを決める必要があります。

 

デメリット②:工事費用が高くなる事がある

インナーガレージのスペース分、建物全体を支える部分が一般的な住宅よりも少なくなります。耐久性や耐震性などをアップさせる補修工事が必要になり、結果として工事費用が高額になるケースは少なくありません。

 

デメリット③:死角になりやすい

インナーガレージの住居は外から内部を覗きにくく、防犯面で優れているのは前述の通りです。しかしその防犯性の高さがデメリットになる可能性があります。

内部が見えにくいのはメリットなのですが、死角になることも確かです。万一に備えて照明や防犯カメラを設置しておいたほうが安心できるでしょう。

 

デメリット④:固定資産税が高くなることがある

ガレージ部分の面積によって、固定資産税が変動します。節税を意識する人はぜひ覚えておきましょう。

ガレージ部分の面積住宅面積の5分の1を超えると、固定資産税が高額になってしまいます。逆に5分の1未満であれば安くなりますので、家計と相談して広さを決める必要がありそうです。

 

インナーガレージの建築費用相場

通常の住宅にインナーガレージだけを追加建築(増築)するのであれば、おおむね150~350万円の間が費用相場です。ただ、これは庭の一部をインナーガレージにリフォームした場合です。

また、庭の一部をインナーガレージにする際には建築基準法が関係します。建築基準法において定められた以下の2項目を満たす必要があります。

  • 「駐車スペースが最低3メートル×6メートルであること」
  • 「道路から乗り入れられること」

 

インナーガレージの増築するためには、この2つをクリアできているかどうかをまず考えるようにしましょう。

インナーガレージの増築にはほかのパターンもあります。

「1階にある使わなくなった部屋を潰してインナーガレージにしたい」というタイプの増築です。この場合なら、庭の一部に増築するよりももう少し費用をリーズナブルにおさえられます。おおむね60~240万円程度が相場だと考えておくと良いでしょう。

 

まとめ

インナーガレージは車を使うご家庭にとって便利なものです。住居に組み込まれているタイプのガレージならではのメリットが数多くあります。とくに小さなお子さんや高齢者がいるご家庭では嬉しいスペースになるでしょう。

多彩な使いかたができるインナーガレージは、生活の中の選択肢を広げ、ライフスタイルに大きなうるおいを与えてくれます。

 

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この記事の監修

熊澤 浩

熊澤 浩

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、インテリアコーディネーター、既存住宅状況調査技術者、岐阜県建築士会:福祉まちづくり建築士

1989年 建築学科卒業(金沢工業大学)。
木造注文住宅の設計500棟以上を担当。材木業・林業の発展のため、岐阜県木造住宅アドバイザーの認定を受け、地元岐阜県中津川市に木材流通の基盤をつくる。
現在はアサヒグローバルホーム取締役 設計部長に就任し、モデルハウス提案・新商品開発に携わる。

#ガレージ # お家づくりの用語 #建築資金