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ブログ

公開:2023.07.12   更新:2023.08.08

お客さまには提案しない!?賛否両論の否が多い四日市店の副店長の自邸とは?


 
いよいよ今週末に、四日市店の副店長である藤井さんの自宅見学会が開催されます。
 
藤井さんの家づくりのこだわりについて、じっくりインタビューしてきました。
 
彼が自ら名付けた家は「お客様には提案しない!?賛否両論の否が多い家!」
 
彼の営業経験から得たお客さまの意見や同僚からのアドバイスを取り入れ、個性的ながらも心地よい暮らしを実現するためのアイディアがあちこちに詰まっています!
 
一体どんな特徴があるのか、その謎にせまっていきます!
ぜひ、見学会でもご覧いただければと思います。
 
 

家づくりについて


 

藤井さんとご家族について教えてください

 
私と妻、3人の子ども(小学生・中学生)の5人家族です。
 
私も妻も旅行が趣味で、休みの日には一緒に食事に出かけたり、散歩や雑貨巡りを楽しんでいます。
 
特に最近は、新居のインテリアを見に行くことが夫婦にとっての楽しみです。内装のポイントは、雑貨巡りの中で見つけた “あるアイテム” が似合う空間を作りたかったということです。
 
また、夫婦ともにズボラや面倒くさがりな部分があり、それが家の所々に表れているかもしれません(笑)
 
 

家づくりのきっかけは?

 
実は、今すぐ建てる予定はなくて、妻とは10年後くらいに家を建てたいなって話していたんです。
 
ところが昨年の七夕の日に家族で温泉に行った際、七夕の短冊に家族全員で願いごとを書いたんですが、その時の妻の願いごとが「平屋を建てたい!」だったんです。
 
妻はすぐにという意味ではなかったのかもしれませんが、それを見て、私の家づくりのモチベーションが高まり、翌月には契約を結んでいました。(笑)
 
 

譲れない条件は?

 
30坪の平屋、5LDK、ラップサイディングの外壁、リビングからの景色、断熱性のカバードポーチ、そしてセクトデザインの照明が条件でした。
 
現在は2階建てに私の父母と2世帯同居していて、私たちは1階、父母が2階で暮らしています。2階に行くことはほとんどないのですが、たまにする2階の掃除がとにかく面倒くさい!
 
コードレス掃除を使っていても面倒くさいよねって夫婦でよく話しています。平屋を建てたい理由は、老後の心配というよりも、2階の掃除をしたくないというのが大きな要因です(笑)
 
 

 
実は、私たちは雑貨屋を回っている中で、セクトデザインの照明に出会ってしまったんです!その照明の美しいカーブに、私たちは一瞬で惹かれてしまい、家づくりの条件に加えることにしました。
 
外観はカリフォルニアスタイルにしたのですが、内装ではセクトデザインの照明がよく似合う空間を作ることをテーマにしました。
 
家づくりって、思いがけない出会いや素敵なアイテムによって、ますます魅力的なものになっていくんですよね。
 
 

意外といい土地が身近にあった!?

 
家を建てるにあたって、子どもたちの学校の校区を変えずに、今の実家から近い場所で土地を探しました。両親の希望ではなかったのですが、徒歩10分圏内がよかったんです。
 
新しい家は、今の家から徒歩3分の距離にあります。土地が近くに販売されていることは知っていましたが、最近まで特に気にしていませんでした。
 
いざ土地探しを始めてその土地で間取りを考えてみたら、「私たちの希望がすべて叶うじゃん!」と気付いたんです。間取りを作成したことが最終的な決め手になりました。
 
 

お金事情!自己資金・一番お金をかけたところは?

 
自己資金は約150万円で、4000万円借り入れました。当初から溢れた分は自己資金と決めていました。土地は70坪で約1300万円程ほどで、駅から徒歩8分ほどですが、少し高いと感じました。
 
一番お金をかけたのはラップサイディングの外壁で、質感や見た目にこだわりました。
 
幅の細い板を1枚1枚重ねて張るラップサイディングは、家に立体感を出して、コーキングが入らないため美しく見えるんです。
 
また、実家では10年ごとに外壁の塗り替えが必要で、毎回約100万円かかっていました。
 
ラップサイディングはメーカーによると、30年以上塗り替え不要ということで、 この点でも素材選びに重要視しました。
夫婦ともに面倒くさがりでズボラなので、塗り替えが必要な外壁でもきっと頻繁に塗り替えないだろうし、塗り替えが不要な素材にしようって(笑)
 
 

賛否両論の否が多い家とは!?


 

家にタイトルをつけるなら?

 

 
家にタイトルをつけるなら「賛否両論の否が多い家」という名前になるかもしれません。
 
というのも、北側にリビングを配置し、主寝室は4.5帖、子ども部屋は3.8帖、3部屋共有のロフトとエアコンなどなど、さすがにお客様には提案しない個性的なものばかり。(笑)
 
北側リビングはもちろん、モデルハウスの子ども部屋は4.5帖がミニマムなのに対してうちは3.8帖。最近だとロフトや小屋裏収納をつけない方が多い中、7帖ずつ設けているし…
 
住宅づくりに携わっているから、普段耳にするお客さまの意見や収納アイデアも取り入れさせていただきました!
 
 

景色を楽しむための北側リビング

 
実は隣に公園があり、桜が咲くんです。
私も妻も桜の木がとても好きなので、毎年桜を楽しめるのならば北側リビングにしようと思いました。
 
親からは、「なんで北側リビングなの?理解できないなぁ…」って言われました(笑)
 
最初は、南側にリビングを置き、北側の和室からピクチャーウィンドウを作ることを考えていました。
 
しかし、ある時、四日市店の所長である谷さんに相談したところ、「私が担当したお客様の中には、花火を見ることのできる位置にリビングを設けたいという方がいて、北側リビングにしましたよ。常識にとらわれず、景色を楽しむ間取りを作り、暮らしを楽しんでいる方も多いですよ」とのアドバイスをいただきました。
 
谷さんのアドバイスと、同じような考えを持つ人が身近にいることが後押しになり、私たちは北側リビングにすることを決めました。
 
 

よくあるお客様の意見を家づくりのヒントに!


 

多数決で決まった!? 3.8帖の子ども部屋

 
3人の子どもたちには、それぞれ3.8帖の子ども部屋を用意しました。
 
お客様から「子ども部屋を使う期間は短いし、子ども部屋や主寝室は広くなくていい」っていう話をよく耳にしていたので、その分リビングを広くしようと考えていました。
 
そこで、子どもたちにどんな部屋が良いかアンケートをとったんです。
 
① リビングは広くて、自分の部屋が狭い
② リビングは狭いけど、自分の部屋が広い
 
どっちがいいって聞いたら3人揃って、「リビングが広い方」って。そのため、子ども部屋は3.8帖、主寝室は4.5帖としました。
 
3.8帖と言っても、ベッドとデスクが置けるスペースで、学習机もゆとりを持って配置予定です(笑)少し広めの漫画喫茶のような感じでしょうか。
 
狭く感じさせないように、クローゼットは設けず、後から洋服を収納する家具を購入する予定です。制服やカバンは置き家具、普段着はファミリークローゼット、季節外の洋服はロフトに収納する予定です。
 
 

共有ロフトで3部屋一気に冷暖房?

 

 
子ども部屋には共有のロフトを作り、エアコンを共有するアイデアを取り入れました。多分この仕事をしていなかったらやっていなかったと思います(笑)
 
子どもが成長するとどうしても各部屋にエアコンが必要になり、費用もかさむという問題が出てきます。うちは子ども部屋は3部屋あるし、各部屋にエアコンを1台ずつ設置するのはさすがにないなと思っていました。全館空調にするとその分もお金がかかるし、どうにか3部屋に冷暖房をかけられないか考えました。
 
そこで、子ども部屋を横に並べ、その上に共有のロフトを作り、ロフトを通じて冷暖房を行えるようにしました。事例がないので、具体的にどうなるかは分かりませんが(笑)
 
壁で仕切られてはいますが、ロフトからは各部屋を覗くことができます。プライベート空間は半減しますが、子どもたちはみんなで仲良く勉強しているので、きっと楽しんでくれると思います。
 
 

無垢床は子どもが汚す心配が…

 
お客様からのお話を反映させた部分は、子ども部屋・主寝室の広さ、エアコン問題だけじゃなく、床材もなんです。
 
無垢床は素敵ですが、子どもが食べ物や飲み物をこぼしたときにすぐに拭かないと跡が残ることもあると聞いていたので、ズボラな私たちには不向きかな。
 
私たち夫婦はズボラな面があるので、長い時間を過ごして汚す機会が多くなるLDKには無垢材は向かないねってなりました。そこで、LDKはLIXILのラシッサを採用。
 
一方で、子ども部屋や寝室、ウォークインクローゼットには無垢床を使いたかったので、汚れる影響が少ない部屋に採用しました。洗面所はクッションフロアにしました。
 

現在の悩みをどう解決?


 

室内干しスペースが全くない

 
現在の悩みとしては、室内干しスペースが全くないことです。私たちは1日に2回(朝と夜)洗濯をしており、8kgの洗濯機を使っているため、1回では終わりません。雨や曇りの日、冬場などは室内で洗濯物を干す場所がなく困っていました。
 
新しい家では基本的に外干しをする予定ですが、室内干しのスペースもしっかりと確保しました。ランドリールームにアイアンの物干し2本と大容量の除湿機を設置する予定です。
 
洗濯機とランドリールーム、そしてファミリークローゼットは横並びに配置し、洗濯を楽にするための一直線動線を確保しました。
 
 

収納が足りない

 
収納に関しては、家族が多いためまとめ買いをすることが多く、子どもたちの物もたくさんあります。今後も物が増えていくことを考慮して、土間収納とパントリーを広く設けました。
 
また、屋根裏空間を利用してロフトと小屋裏収納を7帖ずつ設けました。
 
本当は全てを1階に収納したかったのですが、30坪の平屋で予算内に収まることを目指していたため、諦める必要がありました。ただ、小屋裏収納なら1階に作る予算の半分以下で収納を設けることができ、その分リビングを広く取ることもできました。
 
 

最後まで迷った3.8帖のヌックスペース

 
悩みではないですが、夫婦の間で3.8帖のヌックを作るかどうかは話し合いましたね。
 
妻は誰かが泊まれるスペースが少しでもあると良いと考えていましたが、私はそのスペースを収納スペースや主寝室・子ども部屋の広さに充てた方が良いのではないかと考えていました。
 
しかし、妻の意見を尊重し、ヌックを作ることにしました。実際に住んでみると、このスペースのありがたみや正解だったのか分かるのではないかと思います(笑)
 
 

 
 
いかがでしたでしょうか?北側リビングやミニマムな子ども部屋、小屋裏収納など、一見賛否両論の否が多い間取りですが、暮らしを快適で豊かにするアイデアが詰まっています。
 
7/15(土)~17(月)の3日間限定しましたが、大好評につき追加開催決定!
7/22〜23の2日間限定で、四日市店の副店長である藤井さんの自邸見学会を開催するので、ぜひお越しください!
 
藤井さん自らご案内させていただきます!
 

追加開催!2日間限定の見学会「賛否両論の否が多い四日市店副店長のこだわりのお家」

敬遠されがちなポイントを逆手に取った、当社社員のこだわりの平屋が完成!
 
開催日:7/22・23  11:00~16:00
場所 :三重郡菰野町
 
イベントの詳細・ご予約は「詳しくはこちら」からご覧ください。

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