公開:2023.04.26 更新:2023.12.12
【Vol.5|動画あり】洗濯機の排水口掃除
手が届きにくいところにある洗濯機の排水口。長期間お掃除を怠ると、蓄積したごみが詰まりやすく、下水のような異臭を放つ可能性があるほか、水漏れを起こす可能性も☹
そこで今回は、なかなか手が出にくい洗濯機の排水口掃除の簡単な手順を住宅工事部部長の青木がご紹介します!
手順1|電源を切る
給水ホースが繋がれている洗濯用水栓コンセントを、“止”または”切”にします。
次に外れ止め防止ストッパーをつまんで、排水管を引き抜きます。
排水管を抜く際、排水ホースに残った水がこぼれ出る可能性があるので、バケツで受けながら引っこ抜きましょう。
手順2|洗濯機を移動する
洗濯機の下の排水金具が見えるまで、洗濯機を移動します。
今回の洗濯機は、下にキャスターがついているタイプなので移動が簡単ですが、“洗濯パン”タイプの場合、洗濯機を持ち上げて移動させる必要があります。
ただし洗濯パンタイプの場合、排水口が洗濯機下の右か左についていることが多いので、完全に動かす必要はなく、左右に10cm程度ずらすことで掃除が可能です。
手順3|排水エルボを抜き、汚れをふき取る
まず“ナットロック”と呼ばれるねじを回し、外します。
次に排水エルボをゆすりながら、床から引き抜きます。
この排水ホースにも水が溜まっていることが多いので、バケツを用意しておくとよいでしょう。
なお、この時エルボのバンドを外す必要はありません。
排水エルボが外れたら、濡れた雑巾などで汚れをふき取り、このパーツの清掃は完了です。
手順4|ワントラップを清掃する
排水口の中にある水のたまったコップのようなものを“ワントラップ”と言います。
これは下水臭や害虫など外部の汚れを室内に取り込まず、洗濯物に付着した髪の毛やほこりなど内部の汚れを外に出さないフタのような役割をしています。
こちらが詰まってしまうと水漏れを起こしてしまう可能性があるので、しっかりと汚れを取り除きましょう。
手順5|元に戻して完成
全てのパーツの清掃が完了したら、とりはずしたものをもとに戻して完了です。
▼青木の解説付き動画はこちら
いかがでしたでしょうか☺
少し大変ではありますが、洗濯機を長持ちさせるためにも、年3回程度のお掃除を頑張ってみてください。