公開:2023.03.27 更新:2023.05.19
【2023年版】人気ユニットバスメーカー3社を徹底比較
ユニットバスメーカーの中でも人気の高いメーカーにTOTO・LIXIL・ハウステックがあります。
各メーカーとも機能・値段・サイズ・デザインがさまざまで、どのユニットバスを選べばよいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、人気ユニットバスメーカー3社を徹底比較しました。
各メーカーのおすすめシリーズごとに、比較内容を分かりやすくまとめています。
新築住宅を建築予定の方やリフォームを検討の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ユニットバスメーカーを比較するポイント
ユニットバスメーカーを比較するときに押さえておくべきポイントは以下の5点です。
- 掃除のしやすさ
- デザイン
- 価格
- 快適かどうか
- サイズ
それぞれ詳しく説明します。
比較ポイント①:掃除しやすさ
1つ目のポイントは掃除のしやすさです。
お風呂は、かび・ぬめり・風呂垢などの汚れが付きやすく清潔に保つことが大変な箇所です。
最新のユニットバスは、メーカーごとに掃除をしやすくする工夫が多く施されています。
各ブランドの掃除のしやすさは以下を参考にしてください。
メーカー | 主な標準機能 | 主なオプション機能 | ポイント |
TOTO | ・お掃除ラクラクほっカラリ床 ・お掃除ラクラク排水口 ・お掃除ラクラク鏡 ・スッキリドア |
・床ワイパー洗浄 ・おそうじ浴槽 |
床ワイパーとおそうじ浴槽がお風呂をまるごと自動洗浄。 |
LIXIL | ・キレイサーモフロア ・パッとくるりんぽい排水口 ・キレイドア |
・おそうじ浴槽 ・キレイ鏡 |
特許を取得したくるりんポイ排水口や、取り外して丸洗いできるカウンターが特徴。 |
ハウステック | ・クリン軟水 ・除菌楽すてヘアキャッチャー ・キラクリン浴槽 ・温クリンフロア ・クリンかるざわカウンター |
・おそうじ浴槽 | 独自のフッ素配合の特殊素材を床に使用。汚れが付きにくく、10年以上使用してもキレイが続く。 |
比較ポイント②:デザイン
ご自身の好みのデザインを選択することで、より快適なお風呂時間を過ごせるでしょう。
3社とも豊富なカラーバリエーションやデザインバリエーションの中から壁面・カラー・パネル・浴槽などを選択できます。
シリーズごとにコンセプトやデザインも異なります。
複数のメーカーやシリーズを検討し、ご自身の好みのユニットバスを見つけましょう。
【関連記事】おしゃれな家の内装5選!実例や失敗しないポイントをご紹介
比較ポイント③:価格
ユニットバスの価格はグレードやオプションに大きく左右されます。
家族構成やこだわりによって、必要なオプションやグレードは各家庭それぞれ異なるでしょう。
予算から逆算し、絶対に外せないオプションからつけていくことが、満足できるユニットバス選びのコツです。
比較ポイント④:快適かどうか
お風呂時間を、「1日の疲れをとる大切なリラックスタイム」として楽しみにしている人も多いでしょう。
快適に過ごせるよう、3社とも浴槽やシャワーに工夫をしています。
テレビ・スピーカーやバブルバスなどのオプションを付ければ、至福の時を過ごせるでしょう。
各ブランドのポイントは下記を参考にしてください。
メーカー | シリーズ | 主なオプション機能 |
TOTO | サザナ | ・浴室・洗面所あたたか快適セット ・ベンチ |
シンラ | ・浴室 ・洗面所あたたか快適セット ・楽湯 ・浴室テレビ ・浴室オーディオ ・ベンチ |
|
LIXIL | リデア | ・アクアジェット ・換気 ・乾燥暖房機 ・浴室テレビ ・スピーカー |
スパージュ | ・肩湯 ・腰湯 ・ベンチ ・アクアシアター ・フルサウンドシステム |
|
ハウステック | ルクレ | ・浴室テレビ ・浴槽カウンター ・マイクロバブルバス ・オーバーヘッドシャワー ・ジェットバス ・浴室暖房換気乾燥機 |
エストワ |
比較ポイント⑤:サイズ
浴槽サイズや洗い場の広さも重要なポイントです。
戸建は、1616サイズ(1坪)が主流ですが、「小さめな浴槽でスペースを有効活用したい」「子どもと入っても快適な広さの浴槽が良い」など、それぞれ理想とするサイズは異なります。
サイズ選びのポイントは以下を参考にしてください。
サイズ | 坪数 | ポイント |
1014・1116・1216・1217・1316・1317・1418など | 0.75坪 | ・足を曲げて浴槽へ浸かる広さ |
1616・1717など | 1坪 | ・戸建の標準サイズ ・ゆったりと浸かれる広さ |
1618・1620・1621など | 1.25坪 | ・親子で入浴しても快適な広さ |
1623・1624・1818など | 1.5坪 | ・親子入浴や介助に最適な広さ |
ユニットバスメーカー3社を徹底比較
3社の特徴・シリーズ・価格を比較しました。
メーカー | 主な特徴 | シリーズ | 参考価格 (税抜) ※戸建基本仕様 |
TOTO | ・柔らかく乾きやすい床 ・高機能 ・エコロジー |
サザナ | 約82万円〜 |
シンラ | 約123万円〜 | ||
LIXIL | ・デザイン性が高い ・オプション機能が豊富 ・コストパフォーマンスが高い |
リデア | 約82万円〜 |
スパージュ | 約100円〜 | ||
ハウステック | ・安全性が高い | ルクレ | 約83万円〜 |
エストワ | 約188万円〜 |
次項で、ユニットバスメーカー3社の特徴や性能などを詳しく解説します。
参考:
ユニットバスメーカー比較①:TOTO
TOTOといえばユニットバス以外にも、トイレやキッチンなどの水回りでお馴染みのメーカーです。
この章では、TOTOのユニットバスの以下のポイントを紹介します。
- 特徴
- 主な機能・仕様
- 価格・サイズ
参考:TOTO
特徴
TOTOの特徴は、機能性が高くエコロジーに力を入れていることです。
たとえば、「お掃除ラクラクほっカラリ床」は、
- 畳のように柔らかくそのまま座っても心地よい
- 乾きやすく掃除がしやすい
などの特徴があり、小さなお子様のいるご家庭にとって嬉しい機能でしょう。
TOTOのユニットバスは、省エネなことも特徴です。
保温力の高い「魔法びん浴槽」や、節水効果の高い「コンフォートウエーブシャワー」で節電・節水が可能。
機能性や省エネを重視する人におすすめのメーカーです。
参考:TOTO
主な機能・仕様
主要シリーズの標準機能・仕様を紹介します。
シリーズ | 主な特徴・仕様 | 主なシリーズ特別機能 |
サザナ | ・お掃除ラクラクほっカラリ床 ・お掃除ラクラク排水口 ・魔法びん浴槽 ・お風呂ラクラク鏡 ・スッキリドア |
・特記事項なし |
シンラ | ・ファーストクラス浴槽 ・楽湯 ・調光調色システム ・暖房換気扇 |
どちらのシリーズもTOTOの強みである、高機能な床や壁面パネルが採用されています。
大きな違いは、シンラには「楽湯(肩・腰にたっぷりの水が流れ心地よい刺激を与えてくれる機能)」や「調光調色」機能が搭載されていることでしょう。
参考:TOTO
価格・サイズ
TOTOのユニットバスの価格・サイズは以下をご覧ください。
シリーズ | 参考価格(税抜)※戸建基本仕様 | サイズ |
サザナ | 約73万円 | 1624・1620・1717・1616・1317・1216・1116・1818・1618・1220 |
シンラ | 約123万円 | 1216・1317・1624・1620・1717・1616・1618 |
参考:TOTO
ユニットバスメーカー比較②:LIXIL(リクシル)
LIXILは、くつろぎ空間を追求したユニットバスを提供しています。
この章では、LIXILのユニットバスの以下のポイントを紹介します。
- 特徴
- 主な機能・仕様
- 価格・サイズ
参考:LIXIL
特徴
LIXILの特徴は、デザイン性の高さと豊富なラインナップです。
浴槽・壁・床などの選択肢が多く、細部までご自身の好みにカスタマイズできます。
さらに、基本的なオプション機能だけではなく、吐水機能やシアタールームのようなデジタルAV機能などが多数揃っています。
デザイン性と快適さを重視したい人におすすめです。
参考:LIXIL
主な機能・仕様
シリーズ | 主な機能・仕様 | 主なシリーズ特別機能 |
リデア | ・パッとくるりんぽい排水口 ・キレイサーモフロア ・サーモバスS |
・特記事項なし |
スパージュ | ・アクアフィール(肩湯、肩ほぐし湯、腰ほぐし湯) ・ベンチカウンター |
どちらのシリーズも、水圧で髪の毛をまとめてくれる「パッとくるりんぽい排水口」や、スポンジでラクに掃除ができる「キレイサーモフロア」が仕様されています。
大きな違いは、スパージュの「肩湯・腰湯」機能でしょう。
参考:LIXIL
価格・サイズ
LIXILのユニットバスの価格・サイズは以下をご覧ください。
シリーズ | 参考価格(税抜)※戸建基本仕様 | サイズ |
リデア | 約82万円 | 1624・1620・1616・1316・1216・S1216・S1818・1618・1318 |
スパージュ | 約100万円 | 1624・1620・1618・B1717 ・1616・1416・1318・1316・1216 |
参考:LIXIL
ユニットバスメーカー比較③:ハウステック
ハウステックはヤマダ電機のグループ会社です。
この章では、ハウステックのユニットバスの以下のポイントを紹介します。
- 特徴
- 主な機能・仕様
- 価格・サイズ
参考:ハウステック
特徴
ハウステックの特徴は、安全性の高い設計です。
たとえば、
- 浴槽のふちにホールドが施されている
- 浴槽のまたぎが従来の浴槽より6cmも低い約39cm
- 浴槽の端に腰かけて入浴できるスペースが設置されている
などの工夫があります。
安全性を重視したい人におすすめです。
参考:ハウステック
主な機能・仕様
シリーズ | 主な機能・仕様 | 主なシリーズ特別機能 |
ルクレ | ・クリン軟水 ・うるおいだき ・温クリンフロア ・除菌楽すてヘアキャッチャー ・うるおいだき ・キラクリン浴槽 |
・特記事項なし |
エストワ | ・クリン床スプレー |
どちらのシリーズも汚れを発生させにくいクリン軟水が採用されているため、ピンク汚れやうろこ汚れがつきにくいことが特徴です。
浴槽に専用アダプターを取り付けることで、超微粒のバブルを発生させるうるおいだきは家電に強いハウステックならではの特徴でしょう。
参考:ハウステック
価格・サイズ
ハウステックのユニットバスの価格・サイズは以下をご覧ください。
シリーズ | 参考価格(税込) ※戸建基本仕様 | サイズ |
ルクレ | 約83万円〜 | 1620・1616・1216・1818・1618 |
エストワ | 約188万円〜 | 1620・1616・1618 |
参考:ハウステック
まとめ
本記事では、ユニットバスのTOTO・LIXIL・ハウステックを徹底比較しました。
それぞれ、デザイン・価格・快適さに独自の特徴があります。
ユニットバスを選ぶときは、以下の5点を意識しましょう。
- 掃除のしやすさ
- デザイン
- 価格
- 快適かどうか
- サイズ
気になるユニットバスがあれば、実物を見ることも大切でしょう。
アサヒグローバルホームではユニットバスなどの設備に関する相談も可能です。
ユニットバス選びに悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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