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公開:2024.06.26

家のシャッターは後付けできる?必要性や値段・メリット・デメリットも解説

外観

「家の機能性を高めたい」と考えて、シャッターをつけようと考える方もいるのではないでしょうか。シャッターを取り付けることで、防犯につながったり断熱機能を高められたりできます。

しかし、設置にはデメリットや注意点もあるので、両側面を踏まえた慎重な判断が欠かせません。

そこで、この記事では家のシャッターの必要性や取り付けるメリット・デメリットなどを解説しています。

値段相場や後付けする場合に気をつけたいことも紹介しているので、家づくりやメンテナンスなどの参考にしてください。

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新築の家にシャッターは必要なのか

ウッドデッキ

新築の家にシャッターを設置するかどうかは、慎重に検討する必要があります。

まず、雨戸とシャッターの違いを理解することが重要です。

雨戸は、窓や開口部を覆うことで雨や風を遮り、室内への水の浸入を防ぐ機能を持つ建築部材です。材質や開閉方式によって断熱、遮音などの効果が異なります。

一方で、シャッターは窓や開口部を覆う建築部材で、外部からの侵入を防ぐ機能や災害時の破損から室内を守る安全性、断熱性などの機能性を高められるのが大きな特徴。

いずれも窓や開口部を覆う点は同じですが、シャッターのほうが期待できる効果は多岐にわたります。

 

シャッターをつけない家も増えている

近年では、デザイン性などを重視し、シャッターを設置しない新築住宅も増加傾向です。

設置しなければ収納箇所のデザイン性がネックになることはなく、外観をよりおしゃれで洗練されたものにできるでしょう。ほかにも、開閉音がネックになるケースもあります。

防犯性に関しても、センサーやカメラを設置して対策するケースも増えており、シャッターを導入しないこともあるようです。

 

家にシャッターを取り付ける際の値段相場

ガレージ

シャッターの設置費用は、電動と手動の別で大きく異なります。

電動タイプはボタン操作で開閉できることから、手動より高額です。

具体的な費用相場は以下のとおりです。

  • 電動シャッター:30万円前後
  • 手動シャッター:10万~15万円前後


ただし、工務店によっては標準仕様として組み込まれている場合もあるため、詳細は見積もり時などに確認しましょう。

 

シャッターを後付けする場合の注意点

場合によってはシャッターを後付けしたいケースがあるかもしれませんが、以下の点には注意が必要です。

  • 窓の形状次第で設置できない
  • 建物の骨組みや構造によっては可能であること
  • 外壁に設置スペースが必要であること
  • 費用は割高になりがちであること


追加で費用を払えば取り付けられるわけではないため、シャッターの設置は新築の段階で慎重に検討しておきましょう。

 

家にシャッターを取り付ける3つのメリット

外観

シャッターを取り付けるメリットは、主に以下の3点です。

  1. 防犯対策として効果が高い
  2. 光や音を遮る効果も期待できる
  3. 暴風時の被害を防げる

 

メリット①:防犯対策として効果が高い

 シャッターは、防犯対策として重宝するアイテムです。

シャッターが降りている場合、窓ガラスを割って侵入することができず、住宅への不法侵入を防げるのは大きなメリットと言えるでしょう。また、外部からの視線も遮れるため、プライバシー保護にもつながります。

さらに、自動施錠機能を搭載した製品もあるので、施錠を忘れてもセキュリティ面での心配が軽減されるでしょう。

 

メリット②:光や音を遮る効果も期待できる

シャッターは、外部からの光や音を遮断する効果を期待できます。

シャッターを閉めて光を遮ると、室内の明るさを調節でき、快適な空間にできるでしょう。

「シャッター=光を遮る」というイメージかもしれませんが、音を遮る効果も期待できます。外部の生活音や車の走行音などが気になる場合はもちろん、室内の音が外に漏れないようにするという意味でも役立つでしょう。

 

メリット③:暴風時の被害を防げる

シャッターは暴風時の被害防止にも有効です。

自宅や隣家の植木鉢などが飛んできて窓ガラスに接触すると、ガラスが割れて破片が飛び散るリスクがあります。

飛来物による被害を防ぐためにも、シャッターの必要性は高いと言えるでしょう。

 

家にシャッターを取り付ける3つのデメリット

庭

家にシャッターを取り付ける際は、以下の3つのデメリットも確認しておきましょう。

  1. 費用がかかる
  2. 窓のデザインが限定される
  3. 開閉音が気になる場合もある

 

デメリット①:費用がかかる

手動か電動かの違いはありますが、シャッターの設置費用はいずれも安価ではありません。

設置場所やサイズによっては、相場よりも割高になる可能性もあるでしょう。

そのため、設置場所や目的を慎重に検討し、適切なシャッターを選ぶことが重要です。また、手動・電動それぞれの特徴を比較し、ニーズに合った種類を選んでください。

 

デメリット②:窓のデザインが限定される

シャッターを取り付けると、窓周りのデザインが制限されることもデメリットと言えます。

窓の上部に収納用のボックスの設置が必要になるケースもあり、想定していた外観のイメージが崩れることも。

雨戸と比べれば影響は少ないですが、外観がどのようになるかは事前にチェックしましょう。

 

デメリット③:開閉音が気になる場合もある

シャッターの開閉時の音が気になることもあります。

特に、手動式は大きな音が鳴りやすく、近隣に迷惑をかけることもあるでしょう。

そのため、近隣の家との距離が近い場合や閑静な住宅街などの場合は、音の静かな電動式シャッターがおすすめです。

また、防犯や窓割れ防止にはシャッター以外の対策もあるため、自分の家に合った方法を検討しましょう。自分の家に適した対策を見つけ、安心して生活できる環境を整えてください。

安心して暮らせる住環境を検討するという点においては、一戸建てとマンションを比較することも大切です。以下の記事では、子育てママにそれぞれのリアルな意見を聞いているので、参考にしてください。

【関連記事】【第4弾】子育てママに聞いた!戸建て派?マンション派?それぞれのリアルな意見

 

アサヒグローバルホームの窓は豊富なラインナップ

外観

アサヒグローバルホームでは、シャッター付きも含めた、さまざまな窓を取り扱っております。

高い断熱性、結露防止、遮音性など、さまざまな機能を備えた窓から、住まいに合わせてお選びいただけます。

  • シャッター付引き違い窓手動 標準タイプ
  • 縦面格子付引違い窓
  • 引違い窓
  • 縦・横すべり出し窓
  • 上げ下げ窓
  • FIX窓


以上は一例で、取付箇所や用途、目的に応じて最適な窓を選べます。当社の家づくりで用意している仕様に関しては、「
標準仕様ページ」をご覧ください。

なお、家の窓についてはサッシ選びもポイントです。以下の記事では、サッシの種類や選ぶポイントを解説していますので、ぜひ参考にしてください。

【関連記事】5種類のサッシと特徴を解説!選ぶ際の3つのポイントもご紹介

 

まとめ:家にシャッターを設置すべきか慎重に判断しよう

庭

家にシャッターを設置するかどうかは、以下のメリットやデメリットを比較したうえで、慎重な判断が必要です。

メリット デメリット
・防犯対策として効果が高い
・光や音を遮る効果も期待できる
・暴風時の被害を防げる
・費用がかかる
・窓のデザインが限定される
・開閉音が気になる場合もある


シャッターの設置に関しては、費用面も考慮したうえで、無理のない範囲で検討することが大切です。本記事を参考に、設置の必要性を考えてみてください。

アサヒグローバルホームでは、お客様の理想を叶える家づくりを実現するために、さまざまなタイプの商品を用意しています。当社の家づくりに興味がある人は、ラインナップ関連ページをご覧ください。

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この記事の監修

髙田 司

髙田 司

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、耐震診断士、福祉住環境コーディネーター2級

2003年 東海工業専門学校卒業
現場監督、営業、積算、設計などマルチな経歴を持つ。
現在は住宅設計部の部長として、組織づくりなどのマネジメント、クレーム管理、特殊案件の実施設計を担当。また商品開発の一環でモデルハウスの建て替えや、購買部も兼任している。

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