公開:2023.07.19 更新:2023.07.24
【ナチュラルモダンな外観の家】特徴やおしゃれな家の事例3選も紹介
家の印象を決める外観は自分の好みにあったデザインにしたい、こだわりたいという方も多いのではないでしょうか。
外観は外からも見えるため慎重に決めなければなりません。近年では、ナチュラルやシンプルといった派手さが控えめで落ち着いたデザインが人気を博しています。
そこで本記事ではナチュラルとモダンスタイルを掛け合わせたナチュラルモダンについて解説します。
特徴や実際の施工事例も併せて紹介しているので、現在家づくり中の方、今後家づくりを検討している方は参考にしてください。
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目次
おしゃれでナチュラルモダンな家の外観の特徴
ナチュラルモダンとは、自然的な木目やベーシックな色味を取り入れたナチュラルと、現代的で落ち着いた雰囲気のモダンスタイルを掛け合わせたデザインです。
木目やシンプルさ、色味が日本の風景とも合うため、家の外観や内装に採用されることが多く、おしゃれで人気なデザインの1つとなっています。
ナチュラルモダンな家の外観の特徴は以下の5つです。
- 直線的でシンプルなデザイン
- 木目調の素材を使用
- 片流れ屋根や妻切り屋根を採用
- ベーシックな色使い
- 周辺環境とのバランス
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
特徴①:直線的でシンプルなデザイン
ナチュラルモダンは、シンプルでスタイリッシュな点が特徴。
装飾は控えめで、曲線ではなく直線的なデザインが多く、総2階建て(※)などの箱形の家とも相性が良いデザインです。
また外壁の凹凸も少なくし、無駄をそぎ落としたデザインが特徴です。
※1階と2階がほぼ同じ面積・つくりをした住宅のこと。
特徴②:木目調の素材を使用
モダンスタイルには和モダンやシンプルモダンといった種類がありますが、ナチュラルモダンとは素材や色味に大きな差があります。
ナチュラルモダンは、自然的なイメージの木目調が特徴の1つとして挙げられます。木目調の素材を使用しているため、温かみのある外観にできるのがポイントです。
玄関ドアやバルコニーのフェンスといったワンポイントに木目調を取り入れることでよりおしゃれな雰囲気になります。
軒天(屋根の裏側)に木目調を取り入れるのもさりげないポイントになるのでおすすめです。
特徴③:片流れ屋根や切妻屋根を採用
おしゃれでナチュラルモダンな外観の家の特徴として、片流れ屋根や切妻屋根が挙げられます。
片流れ屋根や切妻屋根は屋根の面積が少ないため、外観のシンプルさが際立ち、木目や直線のデザインが映え、ナチュラルモダンな外観の家に多く採用されるのです。
家の形を決定する屋根には様々な種類があります。箱形の家の場合は、屋根なしで敢えて色味やワンポイントを入れても良いでしょう。
ただ、遊び心や個性を出したい場合は、片流れ屋根を1か所取り入れれば、外観にメリハリのあるナチュラルモダンなデザインになるのでおすすめです。
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特徴④:ベーシックな色使い
ナチュラルモダンの特徴として、ベーシックな色使いが挙げられます。
モダンスタイルの基本は白や黒、グレーなど色味の少ないカラーですが、ベージュやブラウンなどをプラスすると温かみのあるナチュラルモダンになります。
ベージュやブラウンの色味も濃すぎない色をベースにすると、自然的で優しい印象になるでしょう。
ただベージュやブラウンを多用すると、輪郭がはっきりせずにぼやけた印象になってしまうため、色味のバランスは注意が必要です。
特徴⑤:周辺環境とのバランス
ナチュラルモダンの5つ目の特徴は、周辺環境とのバランスです。
家の外観を決める上で、周辺環境とのバランスは大切です。
例えば、周辺に木が生い茂る場所であれば、木目調はワンポイント程度に留めたり、逆に自然の少ない住宅街であれば、直線を意識してスタイリッシュさを前面に出したりすると、バランスが良くなります。
建物の外観だけでなく、周辺環境との調和が取れているかを意識しましょう。
ナチュラルモダンは、比較的どのような場所でも風景に合わせられるデザインのため、庭や表札やポストなどの装飾も合わせるとより洗練されたデザインになります。
ナチュラルモダンでおしゃれな外観の家の事例
実際にアサヒグローバルホームで施工したナチュラルモダンでおしゃれな外観の家の事例を3つ紹介します。
- 家具のようなキッチンとサンルームが魅力的な家
- グレイッシュモダンなリビングに家族が集う家
- インテリアを楽しみながら中庭を望む家
上記の3つの事例は、どれもナチュラルモダンでおしゃれなデザインの家ですが、色使いや家の形、装飾等で雰囲気が大きく変わります。
家づくりを検討中の方は、どの事例が自分の好みに合っているかを検討しながら見てください。
それではそれぞれの魅力やポイントを紹介します。
事例①:家具のようなキッチンとサンルームが魅力的な家
「家具のようなキッチンとサンルームが魅力的な家」のポイントは以下の2つです。
- ダークグレーの外壁で落ち着いた雰囲気と個性を演出
- 玄関周りの木目調がアクセント
箱形で傾斜のない陸屋根(ろくやね)のため、装飾の少ない外観はすっきりとまとまり、スタイリッシュさを醸し出しています。
ダークグレーの外壁はモダンスタイルを思わせるシックな雰囲気で、周りと被らない個性を演出。
また、窓を点在させるのではなく、2階の右側に同じ形、同じ大きさの窓を規則正しく配置することでシンプルさが際立ち、よりモダンな雰囲気になっています。
更に玄関周りに木目調のサイディング(外壁に使用する仕上げ板)をワンポイントとして組み合わせることで、ナチュラルで優しいイメージになりました。
家の正面、駐輪場横に植物を植えることでアクセントにもなり、シンプルさだけでなく表情のある外観に仕上がっています。
事例②:グレイッシュモダンなリビングに家族が集う家
外壁がグレーで統一された「グレイッシュモダンなリビングに家族が集う家」のポイントは以下の2つです。
- 規則正しく並んだ窓から出される洗練されたデザイン感
- 二色のグレーの外壁で落ち着いたスタイリッシュさを演出
モダンスタイルでは、壁に凹凸や飾りをつけないほうがシンプルで良いとされていますが、家の機能的に窓を入れる場合もあります。
そういった時に窓を規則正しく並べるとより美しいデザインになるのです。
こちらの家の場合は1階と2階の正面左側の窓の位置と大きさ、そして2階部分の窓の高さ、位置を揃えることで、邪魔にならない窓の配置になっています。
また、外観は事例①と同様の箱形の家ですが、外壁の統一感で雰囲気ががらりと変わっています。
2色のグレーを使うことで、きっちりしすぎない抜け感を演出。
モダンテイストなだけではなく、抜け感のあるナチュラルスタイルを醸し出す洗練されたデザインの家です。
事例③:インテリアを楽しみながら中庭を望む家
1階と2階で外壁を貼り分けた「インテリアを楽しみながら中庭を望む家」のポイントは以下の2つです。
- こだわり抜いた外壁と洗練された家の形
- バランスを考えた中庭の植栽
1階の外壁で使用しているのは、グレーとブラウン。さらに天然の木目により近いとされる外壁を使用し、和モダンとナチュラルスタイルを掛け合わせたデザインになっています。
また1階と2階の外壁を貼り分けることで、表情が出て、飽きのこない外観に。
2階はシンプルな外壁を使用することで、1階と2階に統一感を出し、すっきりとまとめました。
1階部分のみを見ると和の要素が強い家ですが、2階の外壁、そして植栽、敷き詰められた石などが絶妙に調和し、ナチュラル和モダンという独自のスタイルを創り上げています。
中庭には紅葉やオリーブを植えており、四季による変化も楽しめるのもポイントです。
植栽や外壁、家の形など、飽きることなく五感で長く楽しめる家になっています。
まとめ:ナチュラルモダンな外観の家でおしゃれな生活を
ナチュラルモダンとは、自然的で「木」や「温かみ」をイメージしたナチュラルと、現代的で「シンプルさ」を表したモダンスタイルを掛け合わせたデザインです。
日本の風土にも合っていることから、近年人気を博しています。
おしゃれでナチュラルモダンな外観の家は直線的でシンプルな形状や木目調などをアクセントにしたベーシックな色使いなどの特徴があります。
また、その他にも窓の配置や大きさや高さを揃えたり、植栽をアクセントで置いたりすることでシンプルさが際立ち、より洗練されたデザインになるのです。
弊社の事例のように、同じナチュラルモダンでも色味や植栽、外壁、家の形などで雰囲気ががらりと変わります。
周辺環境とのバランス、そして家自体のバランスを考慮しながら、ナチュラルモダンな外観を考えましょう。
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アサヒグローバルホームでは、おしゃれでナチュラルモダンな外観の家をつくっています。
ナチュラルモダンな外観の家の特徴は以下の5つです。
特徴①:直線的でシンプルなデザイン
特徴②:木目調の素材を使用
特徴③:片流れ屋根や妻切り屋根を採用
特徴④:ベーシックな色使い
特徴⑤:周辺環境とのバランス
実際に施工されたナチュラルモダンな外観の家を詳しく見たい方はこちらをご覧ください。