公開:2024.07.29
瀬戸市で建てた新築一戸建ての施工事例と利用できる補助金制度を解説
新築一戸建てを検討している人の多くは、少しでも建設にかかる費用を抑えたいと考えているでしょう。
この記事では、愛知県瀬戸市で住宅を建てる際に利用できる補助金について、わかりやすく解説しています。
申請の概要はもちろん、対象者や補助金額、流れを解説しているので、利用できるかどうか、利用すると費用がどの程度浮くのかをイメージできるはずです。
当社が瀬戸市で施工した新築一戸建ての事例も紹介しますので、家づくりの参考にしてみてください。
目次
瀬戸市で建てた新築一戸建ての施工事例
瀬戸市で建てた新築一戸建ての施工事例として「上質な空間を味わう屋上があるホテルライクな家」を紹介します。
シックでモダンな外観と屋上バルコニーがあり、施主様の理想を形にした住宅です。
白を基調とした内装には、タイル調のフローリングが採用され、電動ロールスクリーンで自然光を調整することも可能。
黒と白のコントラストが印象的なアイランドキッチンも、こだわりポイントのひとつです。
洗面所は広く設計され、家族が増えても対応できるようになっています。
瀬戸市の新築一戸建てに利用できる補助金
瀬戸市の新築一戸建てには、「瀬戸市住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金」を利用できます。
概要を確認し、利用できそうな場合は積極的に活用しましょう。
瀬戸市住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金
瀬戸市では、住宅における地球温暖化対策設備の導入を支援するために、「瀬戸市住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金」を実施しています。
環境に優しいエネルギー消費の少ない生活を促進し、低炭素社会の実現に貢献するのが補助金のねらいです。
具体的には、瀬戸市民が住宅に太陽光発電システムやその他の省エネ設備を設置する際に、費用の一部を補助します。
補助金の対象者
瀬戸市の補助金制度の対象となるのは、以下の要件を満たす人です。
- 市内に住所があり、自分が1年以上居住する市内の住宅に補助対象設備を設置予定の人
- 市税などに滞納がない人
- 令和7年3月7日までに設備を設置して、補助金の交付請求ができる人
ただし、集合住宅を除いて、賃貸集合住宅は対象外となるため、注意しましょう。
補助金を受けるためには、申請後に設備の設置を開始する必要があり、設置開始前に事前申請を行うことが必須です。
すでに設備設置を始めている場合や、令和5年度以前に居住していなかった住宅は、補助の対象外となります。
補助金の利用を考えている場合は、要件をきちんと確認し、設備の導入を先に進めないようにするなど、規定を守りましょう。
補助対象設備と補助金額
補助対象となる主な設備とその補助金額は、以下の表のとおりです。
設備 | 補助金額 |
定置用リチウムイオン蓄電システム(蓄電池) | 5万円 |
家庭用燃料電池システム(エネファーム) | 5万円 |
電気自動車充給電設備(V2H) | 4万円 |
断熱窓 | 3万円 |
補助対象となるのは新品の機器であり、リース品や中古の設備は対象外です。加えて、事業用の設備も対象外とされていますので、注意しましょう。
補助金は、各設備に対して1世帯につき1回限り交付されます。
複数回、補助金を受け取れるわけではないことも理解しておきましょう。
補助金申請の流れ
補助金申請の大まかな流れ、以下のとおりです。
- 補助金の事前申請
- 交付決定通知の受領
- 設置工事の完了と報告
- 補助金交付額の確定通知
- 補助金の交付請求
- 補助金の交付
設備の設置に取り掛かる前に、必ず事前申請しなければなりません。先に設備を設置すると、補助金は受け取れなくなるので注意しましょう。
事前申請の提出後は、約2週間で交付決定の通知が送付されます。通知を受け取ったら、設置工事に着手しましょう。
工事完了後は60日以内、または指定された最終日までに完了報告を提出します。期限を過ぎると補助金の支払いが受けられないため、注意が必要です。
補助金交付額の確定通知を受け取った後、指定の様式で補助金の交付請求を行います。手続きがすべて終わると、補助金が交付される流れです。
申請の受付期間
申請の受付期間は、令和6年6月3日(月)から6月21日(金)までです。
受付期間があまり長くはないので、6月3日に提出できるように今のうちから必要な書類を準備しておきましょう。
各日の受付時間は、午前9時から午後5時までですが、土日祝は受け付けていません。受付は、市役所南庁舎2階「環境課窓口」で行っています。
受付は先着順ではなく、予算内で申請者が多い場合は抽選で決定する流れです。
新築一戸建ての補助金について、さらに詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
【関連記事】【2024年版】新築一戸建てに使える補助金|愛知・岐阜県独自の補助金も
引用元:令和6年度瀬戸市住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金について
瀬戸市の新築一戸建てに利用可能な国が主導する補助金
瀬戸市で新築一戸建てに利用可能な国が主導する補助金は、以下の2つです。
- ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス推進に向けた取り組み
- 子育てエコホーム支援事業
瀬戸市住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金は、国の補助金との併用が可能ですので、上記2つの補助金の利用も検討してみてください。
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス推進に向けた取り組み
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)は、経済産業省・国土交通省・環境省の3省が連携して、住宅の省エネ化とCO2削減を推進するための取り組みです。
特に力を入れているのが、「ZEH(ゼッチ)」と呼ばれる住宅の導入支援です。ZEHは、再生可能エネルギーの導入を通じて、年間の一次エネルギー消費量を実質ゼロにすることを目指しています。
より高い省エネ性能を持つ「ZEH+」や「次世代ZEH+」など、ZEHの種類はさまざまです。
さらに、住宅からのCO2削減だけでなく、ライフサイクル全体を通じてCO2排出量をマイナスにする「LCCM住宅」の推進も図られています。
補助金額は、環境性能の高さに応じて55万円から140万円まで設定されているため、幅広い人が利用できるのも取り組みの特徴です。
実現可能な範囲で、エコな住宅にすることを検討してみましょう。
引用元:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス 推進に向けた取り組み
子育てエコホーム支援事業
子育てエコホーム支援事業は、物価高騰で特に影響を受けやすい子育て世帯や若者夫婦世帯を支援するための政府の取り組みです。
対象となる世帯は、子どもを持つ世帯や39歳以下の夫婦のうち、注文住宅の新築や新築分譲住宅の購入、リフォームを予定している人々です。
子育てエコホーム支援事業は、該当世帯の省エネ性能が高い新築住宅の取得や、省エネ性能を高める改修に必要な費用の一部をサポートします。
補助金額は、長期優良住宅の新築や購入には最大100万円、省エネ基準に達するZEH住宅には80万円が支給されます。
ただし、天災による被害を受けやすいなど、住宅へのリスクが比較的高い地域で建築する場合は、補助額が半額になるので注意しましょう。
子育てエコホーム支援事業については、以下の記事でさらに詳しく解説していますので、興味のある人はぜひ参考にしてください。
【関連記事】子育てエコホーム支援事業とは?新築注文住宅の条件や対象者・補助額を解説
まとめ:瀬戸市で新築一戸建てを建てるならアサヒグローバルホーム
瀬戸市での新築一戸建てを検討している場合は、建設コストを抑えるために、補助金制度の活用を検討してみましょう。具体的には、以下3つの補助金制度は活用することが可能です。
- 瀬戸市住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金
- ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス推進に向けた取り組み
- 子育てエコホーム支援事業
瀬戸市住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金は、国が主導する「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス推進に向けた取り組み」や「子育てエコホーム支援事業」との併用が認められています。
併用可能な場合は、積極的に利用することで、建設費用をさらに抑えられるでしょう。
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当社がどのような施工を行っているのかについては、Webパンフレットをご覧ください。
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