公開:2025.02.24
リビングにキッズスペースを設ける5つのアイデア!おしゃれな間取り例も
子どもが小さいうちはリビングにキッズスペースを設けて、目の届く範囲で遊ばせたいと考える人は多いです。
リビングにキッズスペースを設置する際、どれくらいの広さにすればよいか、生活感が出てしまわないかなどと悩みが多く寄せられます。
この記事では、リビングにキッズスペースを設けたい方に向けて、配置のアイデアや、家族のくつろぎ空間と両立させるレイアウトのコツをまとめました。
リビングにキッズスペースを設ける際の注意点やおしゃれな間取り例も紹介しています。
リビングにキッズスペースを配置するコツを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次
リビングにキッズスペースを設けるアイデア
リビングにキッズスペースを設ける際におすすめしたいアイデアを5つ紹介します。
- 小上がりの畳コーナーをキッズスペースにする
- スキップフロアをキッズスペースにする
- ソファの背面をキッズスペースにする
- 階段下をキッズスペースにする
- 造作家具で空間を仕切る
アイデア①:小上がりの畳コーナーをキッズスペースにする
リビングにキッズスペースを設けたいなら、小上がりの畳コーナーを取り入れるのが特におすすめです。
小上がりの畳コーナーは、キッズスペースとして活用できるのはもちろん、以下のようにさまざまな使い道があります。
- お昼寝用のスペース
- 家事用のスペース
- 来客用の応接室
- 老後の寝室
畳が敷いてあるため、寝転がっても痛くない上、転んだ際も比較的安心です。
小上がりの畳コーナーはお子さまが大きくなってからも使い勝手がよいので、スペースの有効活用という意味でもおすすめです。
以下の記事では、小上がりの和室・畳コーナーに関して詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
【関連記事】小上がり和室で後悔しない!メリット・デメリットやおしゃれな施工実例を解説
アイデア②:スキップフロアをキッズスペースにする
リビングの一角にスキップフロアを採用し、キッズスペースとして使用するのもおすすめです。
スキップフロアとは、床面に対して数段の段差をつけて空間をほどよく仕切る設計手法のことで、空間にメリハリをつけられたり、縦の空間を活用できたりするなどのメリットがあります。
スキップフロアなら、同じリビングにいながらほどよく空間を仕切れるため、デザイン性を高めやすいです。
なお、小上がりもスキップフロアの一種ですが、床面を基準に数段下げて作られるダウンフロアや、1階と2階の間に設けられる中二階も、スキップフロアに含まれます。
小上がりよりも段差が多くなるため転落には注意が必要ですが、おしゃれな空間演出にこだわりたい方は、スキップフロアをキッズスペースとして活用してもよいでしょう。
アイデア③:ソファの背面をキッズスペースにする
リビングに小上がりやスキップフロアを設けるほどのスペースを確保できない場合は、ソファの背面をキッズスペースにするのがおすすめです。
ソファの背面にキッズスペースを設けることで、ソファに座った際の視界はスッキリした状態を保ちつつ、後ろを振り向けば、お子さまが遊ぶ様子をいつでも伺えます。
お子さまにとっても、ほどよく隔離されたスペースで自由気ままに遊べるでしょう。
家具のレイアウト次第ではありますが、ソファの背面をキッズスペースにすれば、リビングの限られた空間をうまく使い分けられます。
アイデア④:階段下をキッズスペースにする
階段をリビングの一角に設けた上で、階段下をキッズスペースとして活用するのもおすすめです。
階段下はデッドスペースになりがちで、収納にしたりトイレを配置したりするケースが多いですが、キッズスペースにすれば、秘密基地のような感覚で遊べる空間になるでしょう。
リビング階段にすることで、家族とコミュニケーションを取りやすくなるメリットもあり、階段を設置するはずの廊下をリビングに含めて、LDKを大空間にすることも可能です。
子どもが大きくなったら、階段下をスタディコーナーや書斎にするなど、使い勝手もよいのでおすすめです。
アイデア⑤:造作家具で空間を仕切る
リビングをほどよく仕切ってキッズスペースを設ける方法として、造作家具を活用してもよいでしょう。
両側から物の取り出しや収納が可能なオープン型の造作家具を配置すれば、圧迫感を出すことなく、くつろぎの空間とキッズスペースを両立させられます。
もちろん、収納を確保できるため、おもちゃの片付けもスムーズです。
子どもでも片付けしやすい工夫を取り入れれば、教育的な側面のメリットもあるでしょう。
家族のくつろぎと遊び場を両立させるレイアウトのコツ
リビングにキッズスペースを設けるにあたって、家族がくつろぐ空間と子どもが遊ぶ空間を両立させたい場合のポイントをまとめました。
- リビングの角(コーナー)に設けるとゾーニングしやすい
- キッチンから目の届く位置に畳コーナーやスキップフロア、階段下のスペースを配置する
- ソファに座った際の目線からキッズスペースが目に入らないようにする
- 壁面収納で遊び道具も収納できるようにする
リビングをくつろげる空間にするためには、おもちゃなどが散らかっている様子が視界から入らないようにしたり、すぐに収納できるようにしたりする工夫が欠かせません。
一方、お子さまの年齢によっては目が離せないため、キッチンに立った時の視界に入る位置にキッズスペースがあると、家事をしている際も安心です。
それぞれの空間にいる際の目線で間取りをシミュレーションすると、家族がくつろげる空間とお子さまが遊ぶスペースを両立しやすくなります。
以下の記事では、子育てが楽になる間取りについて詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
【関連記事】子育てが楽になるおすすめの間取りアイデア5選!実現のポイントや実例も
リビングにキッズスペースを設ける際によくある質問
ここでは、リビングにキッズスペースを設ける際によくある質問に回答します。
- キッズスペースはどれくらいの広さが必要?
- リビングにキッズスペースを設ける際の注意点は?
- キッズスペースはいつ頃まで必要?
キッズスペースはどれくらいの広さが必要?
キッズスペースに必要な広さは、お子さまの年齢によって若干異なります。
- 乳幼児期は1帖
- 幼児期は2〜3帖
- マルチに使うなら4.5帖前後
自由に動き回れるようになると相応にまとまったスペースが必要になりますが、ソファの背面や階段下の空間を活用すれば、3帖ほどの広さは確保できるでしょう。
また、キッズスペースとしてだけでなく、家事や仕事、趣味の空間としても使えるようにしたいなら、4.5帖ほどの和室・畳コーナーの設置がおすすめです。
リビングにキッズスペースを設ける際の注意点は?
リビングにキッズスペースを設ける際は、以下の点に注意が必要です。
- 色数を絞る
- 使い回し可能なシンプルな家具を選ぶ
- ライフステージの変化に対応できるようにする
子ども用のおもちゃはカラフルであることが大半で、リビングにキッズスペースを設けると、ごちゃついた印象や生活感が出てしまうことも。
そのため、できる限り色数は絞り、子ども用のかわいらしいデザインというよりは、長く使えるシンプルなデザインの家具で統一すると、リビングをスッキリとした印象でまとめられます。
キッズスペースとして活用する期間も限られるので、家づくりには長期的な視点が欠かせません。
キッズスペースはいつ頃まで必要?
小学校に入学するまでは、リビングにキッズスペースを設けて遊ばせるケースが多いです。
小学校に入学してからは、個室で過ごす時間を徐々に増やしていき、キッズスペースをスタディコーナーにして勉強する様子を見守れるようにしてもよいでしょう。
リビングにキッズスペースを設けたおしゃれな間取り例
リビングにキッズスペースを設けたおしゃれな間取りを3つ紹介します。
- 猫と暮らす、スキップフロアがあるお家
- 趣味をとことん楽しむ、会話がはずむ家
- 元雑貨店員の北欧インテリアを楽しむ家
間取り例①:猫と暮らす、スキップフロアがあるお家
こちらのお家では、中二階のスキップフロアを採用し、空間をほどよく仕切りながら、それぞれのスペースを有効活用しています。
スキップフロア上は奥様の仕事場として活用し、スキップフロアの下は畳コーナーにして、ゴロゴロしながら漫画を読める空間になっています。
畳コーナーの天井高は1.4mで、お子さまが遊ぶには十分な高さです。
勾配天井を採用していることもあり、開放感のあるLDKになりました。
間取り例②:趣味をとことん楽しむ、会話がはずむ家
こちらのお家では、キッチンから目の届く場所に畳コーナーを採用しています。
広さは約3帖とコンパクトにまとめていますが、お子さまが遊ぶには十分です。
お昼寝をしたり洗濯物を畳んだりするにもちょうどよい広さで、マルチに使える空間になりました。
間取り例③:元雑貨店員の北欧インテリアを楽しむ家
こちらのお家ではリビング階段を取り入れており、階段下をキッズスペースとして活用しています。
キッチンに立った際の視界に入る位置でありつつ、ソファに座った時の視界には入らないので、くつろげる空間とお子さまの遊び場を両立できる間取りになりました。
ダイニングテーブルの脇にはカウンターを設けて、お子さまが工作に励んだり勉強したりするスペースも確保しています。
まとめ:リビングにキッズスペースを設けるコツについて
リビングにキッズスペースを設ける際のアイデアをおさらいしましょう。
- 小上がりの畳コーナーをキッズスペースにする
- スキップフロアをキッズスペースにする
- ソファの背面をキッズスペースにする
- 階段下をキッズスペースにする
- 造作家具で空間を仕切る
キッズスペースが必要な期間は限られるため、専用のスペースを作るというよりは、マルチに使うことを想定して間取りを検討するのがおすすめです。
それぞれの空間に立った際の目線を意識して間取りをシミュレーションすると、キッズスペースの配置もうまくいくでしょう。
アサヒグローバルホームでは、これまで多くのお客さまの理想の住まいを実現してきました。
本記事で紹介した間取り例以外にも、さまざまなテイストの家づくりをしています。
当社でどのような家づくりができるか興味がある方は、施工事例ページをぜひご覧ください。
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