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公開:2023.02.06   更新:2023.05.19

1,000万円台の家を岐阜県で建てるには?5つの施工事例を紹介

誰もが人生で一度は憧れるマイホーム。人生で一度きりの購入だからこそ、妥協せずに要望を組み入れたいですよね。

しかし、あれこれオプションをつけると、気がつけば予算オーバーになってしまうことも。

そこで本記事では「1,000万円台の家を岐阜県で建てる」ために押さえておきたいポイントを5つの施工事例とともに紹介します。

記事の後半では、岐阜県で家を建てる際の注意点もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

 

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岐阜県で1,000万円台!施工事例5選

それでは早速、岐阜県で建築された1,000万円台の戸建て住宅施工事例を5つ紹介します。

本記事で紹介している施工事例の間取りと本体価格は、以下のとおりです。

  • 平屋3LDK:1,141万円
  • 平屋3LDK+ウォークインクローゼット:1,313万円
  • 2階建て3LDK+ウォークインクローゼット:1,447万円
  • 2階建て4LDK+ウォークインクローゼット:1,498万円
  • 平屋4LDK:1,499万円


どの住宅も動線設計に工夫を凝らした無駄のない間取りとなっていますので、理想の家づくりの参考にしていきましょう。

それぞれ順番に解説していきます。

 

事例①:平屋3LDK 1,141万円

最初に紹介する事例は、3LDK平屋づくりで建物の本体価格は1,141万円です。

リビング・ダイニング・キッチンの他、4.5帖の洋室が3部屋あり、LDKは16.5帖とゆったりした空間を確保しています。

ホール・廊下のスペースを極力小さくし、居住スペースを効率よく設けた好事例です。

玄関から個室に向かうまでに必ずLDKを通るような間取りにすることで、家族間のコミュニケーションを取りやすいというメリットも生まれます。

施工面積は合計72.54㎡(21.94坪)で、決して広くないなかでも、無駄のない動線設計でミニマルなお家づくりを実現している点は参考になるでしょう。

 

事例②:平屋3LDK+ウォークインクローゼット 1,313万円

続いて紹介する事例も3LDK平屋づくりで、建物の本体価格は1,313万円です。

リビング・ダイニング・キッチンの他、6帖の洋室が3部屋、LDKは16.0帖と、先ほどの事例に比べて洋室が広く設計されています。

個室に向かうまでに必ずLDKを通るような間取りにしているため、毎日家族と顔を合わせられるのがポイント。

その他にも玄関からキッチンまでの距離が短く、買い物の荷物を運ぶ動線も考えられています。

さらには、風呂・洗面・トイレを横並びにして配管工事をしやすくしている点は、施工費を抑える上でも参考になるでしょう。

施工面積は合計87.44㎡(26.45坪)で、先ほどの間取りに比べて15㎡ほど広いことから、収納や洋室に余裕をもたせられます。

 

事例③:2階建て3LDK+ウォークインクローゼット 1,447万円

続いて紹介するのは、3LDK+ウォークインクローゼットつきの2階建て、建物の本体価格は1,447万円です。

1階はリビング・ダイニング・キッチン・タタミコーナー・水回りのシンプルな設計で、2階に個室が2部屋設けられています。

こちらも平屋住宅と同様、家族間のコミュニケーションを毎日とれるよう、リビング内階段を導入。

玄関から個室に直接行けない動線設計にした結果、廊下・ホールスペースを減らせるというメリットもあります。

リビング横にタタミコーナーを設置することで、横になれるくつろぎスペースがあるのも嬉しいポイントです。

2階は寝室・洋室・トイレとシンプルなつくり。各部屋もゆったりとしたスペースを確保しています。

ウォークインクローゼットも2.3帖とかなり広く、服好きな夫婦にはピッタリ。

施工面積は合計100.2㎡(30.31坪)で、2階建ての中では狭小住宅の部類かもしれませんが、各部屋に十分なゆとりのある施工事例です。

 

事例④:2階建て4LDK+ウォークインクローゼット 1,498万円

続いて紹介するのは、4LDK+ウォークインクローゼットつきの2階建て、建物の本体価格は1,498万円です。

先ほどの間取りとは打って変わって、1階に個室をまとめ、2階にリビング・ダイニング・キッチン・水回りを配置しています。

広々とした主寝室とコンパクトながら必要十分なサイズの洋室2部屋、玄関にはシューズインクローゼットを配置し、靴以外の小物や遊び道具なども収納可能な点も特徴的です。

2階のLDKは17帖と広々した空間で、リビング横に配置された4.5帖の和室は、洗濯物を畳んだり、お子さんのお昼寝スペースにしたりするのにもピッタリです。

施工面積は合計115.94㎡(35.07坪)で、先ほどの住宅に比べて約15㎡広いことから、各空間に余裕のある間取りが実現しています。

【YouTube】 ルームツアー|建売|無駄のない間取り! 32坪で開放感抜群の20帖LDK+ウッドデッキ|木のぬくもりある空間でインテリアグリーンを楽しむ|デザイン性と機能性を両立した造作洗面台・キッチンカウンター

 

事例⑤:平屋4LDK 1,499万円

最後に紹介するのは4LDK平屋づくりで、建物の本体価格は1,499万円です。

合計16帖のリビング・ダイニング・キッチン、5帖〜6帖の洋室を4部屋備えています。

玄関からLDKまでの動線は一直線で、各部屋の出入り口とクローゼット・トイレを縦一列にすっきりと配置しているのが特徴的です。

施工面積は合計102.35㎡(30.96坪)で、2つ目に紹介した平屋住宅と比べて約15㎡広いつくりとなっています。

コンパクトながら、5人家族でも十分に暮らせる平屋住まいのヒントになるのではないでしょうか。

 

岐阜県で1,000万円台の家を建てる時の注意点

ここでは、岐阜県で1,000万円台の家を建てる時の注意点を紹介します。注意すべき具体的な内容は、以下の2点です。

  1. 断熱性・降雪対策に優れた家を建てる
  2. 室内に熱がこもらない・熱を逃せる仕組みを取り入れる


一見すると矛盾するような注意点ですが、岐阜県という土地柄が大きく影響しています。

そもそも岐阜県は海に面していない県で、面積の8割が山地です。場所によっては盆地の場合もあるため、夏は暑く冬は寒い傾向にあります。

また、南北に長いという土地柄により、北部は飛騨山脈が連なり冬場はとくに気温が低下し、降雪量も多くなります。

一方、南部に所在する多治見市などでは、40度を超えるような酷暑を観測することも。

そのため、岐阜県の北部に家を建てる場合は断熱性・降雪対策に力を入れた方がよいでしょう。

岐阜県の南部であれば、降雪対策よりも室内に熱がこもらない・熱を逃がせる仕組みや間取りを取り入れるとより快適に過ごせます。

一口に岐阜県と言っても場所によって気候は大きく異なるため、建てる土地に合わせて、より快適に過ごせる設備を整えましょう。

【関連記事】断熱材とは?3つの種類と特徴・性能を徹底比較 | 選ぶ基準も解説

 

まとめ

本記事では、岐阜県で1,000万円台の家を建てる施工事例と、建てる時の注意点を紹介しました。

なお、本事例で紹介した各事例の価格は建物の本体価格であるため、外構や配管工事などの付帯工事費、契約手数料、家具の購入費用は含まれていません。

土地代も除いているため、土地代は別途発生するものとお考えください。

紹介した5つの事例は、どれも比較的コンパクトな住まいでしたが、動線に工夫を凝らして無駄のないシンプルな間取りを実現しています。

岐阜県で家を建てる際は、地域によって気候が大きく異なるため、北部であれば冬の寒さ対策、南部であれば夏の暑さ対策が必須となります。

本記事を参考に、岐阜県で1,000万円台の理想の注文住宅を建てる準備をしていただければ幸いです。

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この記事の監修

髙田 司

髙田 司

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、耐震診断士、福祉住環境コーディネーター2級

2003年 東海工業専門学校卒業
現場監督、営業、積算、設計などマルチな経歴を持つ。
現在は住宅設計部の部長として、組織づくりなどのマネジメント、クレーム管理、特殊案件の実施設計を担当。また商品開発の一環でモデルハウスの建て替えや、購買部も兼任している。

#間取り #建築資金