公開:2024.12.26
延べ床面積50坪のおしゃれな二階建て住宅の間取り例とポイントを解説
理想のマイホームを建てるにあたって、「せっかくなら広々とした家にしたい」と考える人は多いものです。
しかし、家族構成や各部屋の目的などを踏まえて適切な広さを確保しなかった場合、かえって無駄なスペースができてしまったり、想定以上の費用がかかったりしてしまいます。
この記事では、延べ床面積50坪の家を建てたいと思っている人に向けて、おしゃれな二階建てのお家の間取り例をまとめました。
おしゃれな間取りをつくる際のポイントや、延べ床面積50坪の家を建てる際の注意点も解説しています。
延べ床面積50坪でおしゃれな間取りを実現したい人は、本記事の内容をぜひ参考にしてください。
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目次
50坪はどのくらいの広さか
そもそも、50坪は約165㎡に換算でき、106帖の広さがあります。
一般的な学校の教室の広さが64㎡なので、教室2個以上のスペースで家づくりを進めることになります。
なお、フラット35の利用者調査によると、2023年度における注文住宅の平均延べ床面積は119.5㎡(約36坪)です。
あくまでフラット35を利用して注文住宅を建てた人との比較になりますが、延べ床面積50坪の住宅は、平均的な住宅に比べて4割ほど広い家であることが分かります。
引用元:独立行政法人住宅金融支援機構|2023年度 フラット35利用者調査
延べ床面積50坪前後の二階建て住宅の間取り例
ここでは、延べ床面積50坪前後の二階建て住宅の間取りを3件紹介します。
- 白と木の心地良い、細部の工夫ですっきりな家
- 深みのある色が落ち着きをもたらすガレージの家
- モノトーンキッチンがある上質なガレージハウス
間取り例①:白と木の心地良い、細部の工夫ですっきりな家
こちらのお家では、1階には約23帖の広々としたLDKと6.4帖の和室、水回りを配置し、2階には4.5〜7.3帖の洋室を4部屋設けました。
ダイニング・キッチン上は折り下げ天井にしつつ、天井に配置した間接照明の柔らかな光も相まって、リビングはより開放感のある空間になっています。
2階には主寝室のほかに洋室が3部屋あり、夫婦と子ども3人の5人家族の場合でもゆとりを持って生活できます。
間取り例②:深みのある色が落ち着きをもたらすガレージの家
こちらのお家ではリビングが吹き抜けになっており、階段も含めるとLDKは約30帖の広さがあります。
8人掛けのダイニングテーブルを配置しても十分なスペースがあり、友人を招いたホームパーティなどにもピッタリです。
4LDKの間取りで主寝室には約3.6帖のウォークインクローゼットを配置。
まとまった収納スペースを確保したことで、居住空間もすっきりとした状態をキープできているそうです。
間取り例③:モノトーンキッチンがある上質なガレージハウス
こちらのお家では、玄関と土間収納を境にして、左右にガレージとLDKを配置。
玄関からLDKへのスムーズな動線はもちろん、ガレージから土間収納・玄関へのアクセスも良好な間取りを実現しました。
リビングには吹き抜けを採用し、開放感のある空間となっています。
階段をリビング内に設け、家族とのコミュニケーションを取りやすくしているのもポイントです。
2階には主寝室と洋室2部屋を配置。
廊下を極力減らした無駄のない間取りになっています。
延べ床面積50坪のおしゃれな間取りをつくるポイント
延べ床面積50坪でおしゃれな間取りを実現する際は、以下4つのポイントを押さえましょう。
- 掃除やメンテナンスのしやすさを考慮する
- 開放感を演出する
- 家族が集まる場所づくりに注力する
- 風の流れと採光を工夫する
ポイント①:掃除やメンテナンスのしやすさを考慮する
延べ床面積50坪の一戸建ては一般的な住宅よりも広いため、掃除やメンテナンスのしやすさを心がけるのがおすすめです。
- フルフラットな間取りにしてお掃除ロボットを使えるようにする
- 水回りは一箇所にまとめる
- 玄関から各所へのスムーズな動線を意識する
上記などを考慮すると、掃除の手間を省けるでしょう。
また、玄関を家の中心に配置することで、延べ床面積が広い場合においても、使い勝手のよい間取りになりやすいです。
引渡し後の生活を見据えて、メンテナンスのしやすい間取りを意識しましょう。
ポイント②:開放感を演出する
延べ床面積50坪の間取りを最大限に活かすなら、開放感を演出するのもおすすめです。
- 広々としたLDK
- リビングの上を吹き抜けにする
- 折り下げ天井または折り上げ天井を取り入れる
- 開口部の大きな窓を取り入れる
- 間接照明で視覚的な広がりを持たせる
上記を中心にした工夫を取り入れると、さらに開放感のある間取りを実現しやすくなります。
ポイント③:家族が集まる場所づくりに注力する
延べ床面積50坪の間取りを検討する際は、家族が自然と集まる場所の設計にこだわるとよいでしょう。
延べ床面積が広い住宅の場合、個室もしっかりとしたスペースを確保できるため、子どもが自室にこもってしまう可能性もあります。
そのため、子ども部屋はあえて狭くしたり、LDKを余裕のある広さにしたりして、家族全員が同じスペースに集まりやすくなる空間づくりを心がけるのがおすすめです。
ほかにも、家族の共有スペースとしてセカンドリビングを設けてもよいでしょう。
ポイント④:風の流れと採光を工夫する
延べ床面積の広い住宅を建てる場合は、風の流れと光の取り込み方を意識することも重要です。
空間が広がるほど、家の中央の採光を確保するのが難しくなります。
また、意識的に風の流れを作らないと、室内の特定の場所に空気が滞留しかねません。
そのため、吹き抜けを設けて天窓を設置したり、東西または南北方向に窓を設けたりして、快適に過ごせる空間づくりを心がけるとよいでしょう。
風の流れに関しては、気密性を高めつつ、換気システムで効率よく空気を循環させるのもポイントです。
以下の記事では、気密性の重要性について詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
【関連記事】住宅における気密性の本当の重要性とは?快適な家づくりのポイントを解説
延べ床面積50坪の間取りに取り入れたい設備
延べ床面積50坪の間取りに取り入れるのがおすすめな設備をまとめました。
- ビルトインガレージ
- 広々としたアイランドキッチン
- ファミリークローゼットやウォークスルークローゼット
- 土間収納やパントリー
- ランドリールーム
- 書斎
- セカンドリビング
50坪という広さを活かして、収納に特化したスペースをしっかりと確保するのがおすすめです。
ほかにも、趣味の空間としてビルトインガレージや書斎、トレーニングルームなどを設けてもよいでしょう。
ビルトインガレージのあるおしゃれな施工事例に関しては、以下の記事でまとめているのであわせて参考にしてみてください。
【関連記事】おしゃれなビルトインガレージ14選!建てる際の注意点やポイントも解説
延べ床面積50坪の家を建てる際の注意点
延べ床面積50坪の家を建てる際は、以下のような点に気をつけるとよいでしょう。
- 広いがゆえに家族が個室にこもってしまう可能性がある
- 家事動線を意識した掃除しやすい間取りにする
- 建物の広さはコストに直結する
家族とのコミュニケーションを重視したい場合は、先述したように共有スペースを広めに確保して、個室はあえてコンパクトにするのもおすすめです。
実際の生活をシミュレーションして、その広さが本当に必要であるか吟味するのはもちろん、場合によっては延べ床面積を狭める選択をしたほうがよいケースもあるでしょう。
延べ床面積50坪の家を建てる際の費用相場
延べ床面積50坪の家を建てるにあたって、費用の相場は以下のとおりです。
- ローコスト系のビルダー:2,000万円前後
- 中堅:3,500万円前後
- 大手:5,000万円前後
実際の費用は工務店によって異なるので、家づくりを具体的に検討している人は、予算感を掴むためにも見積もりを出してもらいましょう。
まとめ:延べ床面積50坪でおしゃれな間取りを実現しよう
延べ床面積50坪の家づくりは、一般的な住宅よりもスペースにかなり余裕があります。
間取りを考える際は以下のポイントを押さえておきましょう。
- 掃除やメンテナンスのしやすさを考慮する
- 開放感を演出する
- 家族が集まる場所づくりに注力する
- 風の流れと採光を工夫する
空間に余裕があると生活にもゆとりが生まれる一方、家族が個室にこもってしまわないような工夫も必要です。
本記事で紹介した内容を踏まえて、理想の間取りを実現しましょう。
アサヒグローバルホームでは、延べ床面積50坪前後の家づくりを多数行ってきました。
特に、ビルトインガレージのある家づくりを手がけており、多くのお客様の理想を実現しています。
当社で建てるビルトインガレージのある家に興味がある方は、「ガレージの家」ページをご覧ください。
【関連記事】ビルトインガレージの間取り例9選!30・50・60坪の広さ別で解説
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