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公開:2024.08.27

ビルトインガレージがある60坪の家づくり!費用相場や間取り例も解説

外観

建物の内部に駐車スペースを組み込む「ビルトインガレージ」。
車を安全に保管できるのはもちろん、DIYに使えるなど用途が広いビルトインガレージは、近年人気を集めています。

60坪の家にビルトインガレージの設置を考えて、「土地の広さなど必要条件を知りたい」と考える方も多いでしょう。

そこでこの記事では、ビルトインガレージがある60坪の家に必要な土地の広さや費用相場などを解説します。
ビルトインガレージを取り入れるメリット・デメリットや間取り例も紹介するので、参考にしてください。

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ビルトインガレージがある家のメリット・デメリット

LDK

ビルトインガレージがある家のメリット・デメリットを紹介します。
メリットのみで判断すると後悔する可能性もあるので、デメリットも踏まえて検討しましょう。

 

ビルトインガレージがある家のメリット

ビルトインガレージがある家のメリットは、以下の通りです。

  • 車を安全に保管できる
  • 家から車までの移動がスムーズになる
  • さまざまな用途で利用できる


屋根のない青空駐車場とは異なり、ビルトインガレージは家のなかに組み込まれているため、雨風をしのげます。
汚れにくいのはもちろん、風で飛ばされた障害物で車が傷つく心配もありません。

さらに、シャッターによって外部と区切ることも可能で、防犯対策やイタズラ防止にも役立ちます。

ビルトインガレージは屋内へ直接アクセスできる経路を設けたり、玄関近くに設置したりするのが一般的で、家とガレージの移動がスムーズになるのも魅力です。
台風などの悪天候の場合や大量の荷物を持ち運ぶ場合でも、ストレスなく移動できます。

車を収容するだけでなく、趣味やDIY・メンテナンスなどのスペースとしても使えるなど、用途が広いのもメリットです。

 

ビルトインガレージがある家のデメリット

ビルトインガレージがある家のデメリットは、以下の通りです。

  • 耐震性が低くなる可能性がある
  • 車の音や排気ガスが気になりやすい
  • 固定資産税が増える場合がある


1階部分に大きな開口が必要となるビルトインガレージは、
支える柱や壁が少なくなるので、耐震性が低くなる可能性があります。
また、家とガレージが一体化していることから、エンジン音・シャッターの開閉音・排気ガスのニオイが伝わりやすいのもネックです。

ビルトインガレージの広さが延べ床面積の5分の1を超える場合には、固定資産税の計算対象となるため税金が増えるケースがあります。
これらのデメリットを解消するには、工務店に早期から相談して、それぞれの対策を講じることが重要です。

ビルトインガレージで後悔したくない方は、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】ビルトインガレージで後悔した事例と5つの対策・メリットデメリットも解説

 

延べ床面積60坪のビルトインガレージがある家に必要な土地の広さ

外観

延べ床面積60坪のビルトインガレージがある家に必要な土地の広さは、建築面積や建ぺい率などの条件によって異なります。

建築面積とは、建物を真上から見た面積のことです。
建ぺい率とは敷地面積に対する建築面積の割合で、建築できる建物の分類を定めている用途地域によって比率が異なります。

市町村によって異なりますが、一般的な住宅は建ぺい率50〜60%が目安です。
延べ床面積60坪のビルトインガレージについて、以下の条件でシミュレーションしてみましょう。

  • ガレージ:10坪
  • 1階:30坪
  • 2階:20坪


建ぺい率を50%と想定した場合の計算方法は、以下の通りです。

(ガレージ10坪+1階30坪)÷50%=80坪

ビルトインガレージを含めた1階を40坪とすると、必要になる土地の広さは80坪となります。
上記の計算式を用いながら、土地の費用がどの程度になるか見当をつけておくと、費用面での大きな後悔を避けることが可能です。

 

ビルトインガレージの設置にかかる費用相場

ビルトインガレージの設置にかかる費用相場は坪単価50〜80万円が一般的で、収容台数に換算すると以下の通りです。

車の収容台数 坪数 建築費用
1台 5坪 250〜400万円
2台 10坪 500〜800万円


なお、上記の
建築費用はビルトインガレージのみにかかる建築費用であり、家全体の建築費用ではないため注意しましょう。
たとえば、ビルトインガレージ以外が3,000万円で、2台分のガレージを確保すると、全体で3,500〜3,800万円となります。

坪単価は地域や工務店などによっても変化することから、上記の費用は目安として活用してください。

 

ビルトインガレージを設置する際のポイント

ビルトインガレージを設置する際のポイントは、以下の通りです。

  • 将来乗る車のサイズも考慮してサイズを決める
  • 音対策・排気ガス対策を講じる
  • ほかの間取りとのバランスを考える


現在利用している車に合わせてビルトインガレージのサイズを決めると、
買い替えた際に車が入らない場合もあるため注意してください。
車の音や排気ガスが住宅内に伝わりやすいので、寝室はガレージから離した間取りにしたり、ガレージ内に換気扇を設置したりしましょう。

ビルトインガレージのサイズを広くした場合には生活スペースが狭くなる可能性があり、ほかの間取りとのバランスを考慮することも重要です。

おしゃれなビルトインガレージにしたい方は、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】おしゃれなビルトインガレージ14選!注意点とメリットを解説

 

ビルトインガレージがある約60坪の注文住宅の間取り例3選

ビルトインガレージがある約60坪の注文住宅の間取り例として、以下の3つを紹介します。

  1. お子さまが思いっきり遊び回れるガレージハウス
  2. グレーで統一した空間、猫と暮らす屋上がある家
  3. 自然と触れ合えてガレージで趣味を満喫できる家


間取りにお悩みの方は、ぜひ家づくりの参考にしてください。

 

間取り例①:お子さまが思いっきり遊び回れるガレージハウス

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この家では車を2台置いても余裕がある25帖のビルトインガレージを取り入れており、注目ポイントは以下の通りです。

  • ガレージから土間収納を通って直接キッチンへ移動できる
  • ガレージ内の壁に木質ボードを採用している


ビルトインガレージから土間収納を経由して、直接キッチンへ移動できる間取りなので、
雨の日やまとめ買いをした日でもストレスなく移動できます。
また、ガレージ内の掃き出し窓から庭へ出入りでき、水場へのアクセスもスムーズです。

ガレージ

ガレージ内の壁にビスを打ちやすい木質ボードを採用しており、好きなタイミングで棚を後付けできます。

 

間取り例②:グレーで統一した空間、猫と暮らす屋上がある家

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この家では玄関に近い位置にビルトインガレージを設けており、注目ポイントは以下の通りです。

  • ガレージには開口部が多く排気ガスが住宅内に伝わりにくい
  • 余裕のあるガレージサイズで駐車しやすい


ビルトインガレージの3方向に開口部があり、風通しに優れているのはもちろん、排気ガスが住宅に伝わりにくくなります。

ガレージ

ガレージは車2台以上のスペースが確保されているため、駐車しやすいのも特徴です。
また、将来車を買い替える際にもサイズアップできることから、購入する車の選択肢が広がります。

 

間取り例③:自然と触れ合えてガレージで趣味を満喫できる家

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この家ではビルトインガレージに施主さまのこだわりを多く反映しており、注目ポイントは以下の通りです。

  • バーカウンターを設けるなど遊び心が感じられる
  • ガレージの一部を収納スペースとして活用している

 

ガレージ

ガレージ内にはバーカウンターやミラーボールを設置するなど施主様のこだわりが取り入れられており、遊び心が感じられる空間に仕上がっています。
友人を呼んだ際に、ガレージで楽しい時間を過ごせるのもメリットです。

デッドスペースになりがちな階段下にあたる部分を収納スペースとして活用しているため、アウトドアやカー用品などを保管できます。

 

ビルトインガレージのある家づくりならアサヒグローバルホーム

外観

ビルトインガレージのある家を検討しているなら、実績とノウハウが豊富なアサヒグローバルホームにお任せください。
ガレージではとことん楽しみたい方に向けて、ビルトインガレージが標準で組み込まれたプランをご用意しています。

最大95%の揺れを低減するミライエ仕様の耐震住宅を実現しており、ガレージを満喫しながら安心して生活することが可能です。
「理想のビルトインガレージに住みたい」と考える方は、「ガレージの家」をご覧ください。

 

まとめ:ビルトインガレージがある60坪のお家の間取り例で理想をイメージ

ガレージ

建物の内部に駐車スペースを組み込むビルトインガレージは、車を安全に保管できるなどのメリットが多く、人気を集めています。
ただし、後悔しないためには、車の音や排気ガスが気になりやすいといったデメリットを踏まえておくことも重要です。

ガレージサイズは買い替えを考慮して決めると、購入する際に車の選択肢が広がるでしょう。

アサヒグローバルホームでは、ビルトインガレージのある家を含めてさまざまなタイプのプランを提供しています。
当社の商品ラインナップが気になる方は、ラインナップ関連ページをご覧ください。

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この記事の監修

髙田 司

髙田 司

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、耐震診断士、福祉住環境コーディネーター2級

2003年 東海工業専門学校卒業
現場監督、営業、積算、設計などマルチな経歴を持つ。
現在は住宅設計部の部長として、組織づくりなどのマネジメント、クレーム管理、特殊案件の実施設計を担当。また商品開発の一環でモデルハウスの建て替えや、購買部も兼任している。

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