公開:2022.02.18 更新:2025.04.09
ガレージハウスを平屋で建てるときの間取りやポイント・価格相場を解説
車好きな方であれば、一度はガレージハウスに憧れを抱いたことがあるでしょう。
愛車とともに生活する日々を思い描くだけでも楽しくなるものです。
ガレージハウスを建てるにあたって、場合によっては平屋の家にしたいと考える方もいます。
この記事では、平屋のガレージハウスを建てたい方に向けて、ガレージハウスを平屋で建てるメリット・デメリット、建築時のポイントをまとめました。
ガレージハウスを平屋で建てる際の価格相場や施工事例も紹介しています。
平屋で理想のガレージハウスを建てたい方は、本記事の内容をぜひ参考にしてください。

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目次
ガレージハウスとは
ガレージハウスとは、居住部分とガレージが一体化している住宅のことです。
なお、居住部分と一体化したガレージは、インナーガレージやビルトインガレージとも呼ばれます。
ガレージハウスは、以下の理由から人気を集めています。
- 洗練された外観になる
- より近くに愛車の存在を感じられる
- ガレージの用途が広い
一般的な住宅は駐車スペースを庭先に設けた駐車場型のものや、カーポート型になっているタイプがほとんどですが、ガレージハウスは愛車を持つ人やそのご家族から人気の住宅タイプです。
ガレージハウスを平屋で建てるときの間取り
ガレージハウスを平屋で建てる際は、おもに以下の2種類の間取りが考えられます。
- ガレージの愛車がリビングから眺められる間取り
- コの字型の住宅とガレージで中庭を囲む間取り
間取り①:ガレージの愛車がリビングから眺められる間取り
リビングから愛車を眺められる間取りは、ガレージハウスとして誰もがイメージするのではないでしょうか。
リビングとガレージが隣接し、その間の壁を大きな窓にすることで、ガレージの様子が見えるようになります。
車を駐車していない時には、お子さまがガレージで遊ぶこともあるでしょう。
その際も、リビングからお子さまの様子を見守れるため、安心して遊ばせられます。
間取り②:コの字型の住宅とガレージで中庭を囲む間取り
コの字型の家の前にガレージを設けることで、中庭を囲むタイプの間取りになります。
愛車を降りた目の前が中庭になるため、想像以上の開放感を味わえるでしょう。
さらに、車が目隠しの役割を果たすので、中庭のプライベートさをより高められます。
ガレージハウスの間取りは以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
【関連記事】おしゃれなビルトインガレージ14選!建てる際の注意点やポイントも解説
ガレージハウスを平屋で建てるメリット
ガレージハウスを平屋で建てるメリットは以下のとおりです。
- 防犯性が高い
- 雨風を防げる
- 室内から車までの距離が短い
- 駐車場代がかからない
- 趣味を満喫できる
メリット①:防犯性が高い
ガレージハウスをどのような間取りで実現させても、防犯性の高い構造にできるのが最大のメリットです。
リビングとガレージが隣接していれば、異常があった際にもすぐに気付けます。
コの字型の住宅とガレージで中庭を囲む間取りは、外から敷地内が見えにくくなるため、不審者が侵入しにくくなる効果があります。
車種によっては盗難被害が顕著な場合もあるので、ガレージハウスで防犯性を高めるのは効果的な対策の一つです。
メリット②:雨風を防げる
ガレージハウスがあると愛車を雨風から防げるのはもちろん、飛来物によって損傷する心配もありません。
ガレージと居住部分が一体化しているため、悪天候の日の乗降や移動時に濡れないで済むのも嬉しいポイントです。
大きな荷物を運び込む際も、ガレージハウスであれば傘をさす必要はありません。
小さなお子さまやお年寄りのいるご家庭の場合、ガレージハウスは重宝されるでしょう。
メリット③:室内から車までの距離が短い
室内から車までの距離が短いことも、ガレージハウスならではのメリットです。
天候に関わらず素早く移動できるうえ、荷物の出し入れも楽になります。
大量の買い物や重い物、大きい物を運び込む際の動線が優れていると、毎日の小さなストレスを抑えることにもつながるでしょう。
ガレージから家の中へサッと運べるのは、ガレージハウスだからこそ味わえる嬉しさと言えます。
メリット④:駐車場代がかからない
ガレージハウスは駐車場が必ず設置されるため、駐車料金がかかりません。
コインパーキングに駐車すれば少額の積み重ねが想像以上の金額になるだけでなく、家のつくりや配置によっては、外部に駐車場を借りるケースもあるでしょう。
ガレージハウスは防犯面も万全なうえ、愛車にいたずらをされる心配もなく安心です。
メリット⑤:趣味を満喫できる
ガレージハウスは愛車を駐車するためだけでなく、さまざまな趣味を満喫するスペースにもなります。
- バーベキューやBARスペース
- メンテナンス道具の保管場所
- ランニングやロードバイクの練習スペース
ガレージから庭に抜ける動線を設ければ、よりさまざまな使い方ができるでしょう。
上記だけでなく、趣味に合わせて空間をカスタマイズできるのが、ガレージハウスの魅力の一つです。
ガレージハウスを平屋で建てるデメリット
ガレージハウスを平屋で建てる際は、以下のデメリットに注意する必要があります。
- 価格が割高になる
- 換気・防音・照明の設備が必要
- 居住スペースが狭くなる
- 車種や車の台数に制限が出やすい
デメリット①:価格が割高になる
ガレージハウスの平屋を建てる場合、一般的な平屋に比べて費用面がネックになります。
二階建てのガレージハウスも同様ですが、追加の設備を導入するため、相応の費用がかかるのは否めません。
コの字型の住宅とガレージで中庭を囲む間取りを実現する場合、建物の構造が複雑になるだけでなく、中庭を設けるための費用がかかるため、価格はさらに割高になります。
注文住宅にガレージを設ける際にかかる費用に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
【関連記事】注文住宅にビルトインガレージを採用するのにかかる費用は?施工事例も紹介
デメリット②:換気・防音・照明の設備が必要
平屋のガレージハウスを建てる際は、換気や防音対策はもちろん、照明設備が欠かせません。
室内に排気ガスが入り込むと、ニオイや息苦しさを感じることもあるでしょう。
エンジンをかけた時には、窓が震えるような振動が出てしまいがちです。
ガレージ内に照明がない場合、車への乗り降りや荷物を運び入れる際に支障が生じることも。
住居部分と愛車が近い位置にあるのはメリットが大きい一方、実際の生活を考えると対策が必要になる部分もあります。
デメリット③:居住スペースが狭くなる
一階建ての平屋にガレージを設けると、居住スペースがどうしても狭くなります。
郊外の土地で広さに申し分なければ悩むこともありませんが、敷地は限られているものです。
居住スペースが狭すぎると日々の生活がしづらくなるため、設計段階で間取りや生活動線を入念に検討しましょう。
デメリット④:車種や車の台数に制限が出やすい
ガレージハウスを建てた場合、ガレージの大きさによっては車の買い替え時に気をつけなければなりません。
建築時に所有している車を基準にガレージのサイズを決めると、買い替え時の車種の選択肢が限られるだけでなく、複数台の駐車が困難なことも。
平屋のガレージハウスを建てる際は、長期的な視点でガレージのサイズを検討することが重要です。
ガレージハウスを平屋で建てる際のポイント
平屋のガレージハウスを建てる際は、以下3つのポイントを押さえましょう。
- ガレージの広さは余裕を持たせる
- 室内や玄関の行き来のしやすさを考慮する
- 多目的に利用できる空間にする
ポイント①:ガレージの広さは余裕を持たせる
ガレージの広さは余裕を持たせることが大切です。
一般的な間口の幅として、車を一台駐車する場合は最低でも2.5m確保し、二台駐車するなら間口は4mあると安心できます。
先述したように、建築時に所有する車を基準にガレージの幅を決めると、長期的に支障をきたすこともあるでしょう。
幅だけでなく、車の前後に1m以上の余裕を持たせられるような奥行きも確保しておくと、ガレージの使い勝手は高まります。
ポイント②:室内や玄関の行き来のしやすさを考慮する
平屋のガレージハウスを建てる際は、駐車後の動線を意識することも大切です。
ガレージから土間収納に直接アクセスできたり、土間収納・パントリー・キッチンと一直線につながる動線を採用したりすると、使い勝手のよい間取りになります。
日常生活を具体的にイメージして、どこに何があると便利なのか書き出してみると、動線の優れたガレージハウスを実現できるでしょう。
ポイント③:多目的に利用できる空間にする
ガレージハウスは愛車を雨風やいたずらなどから守るためだけでなく、多目的に利用できる空間にすることで、使い勝手はさらに向上します。
- アウトドア用品の収納
- ベビーカー置き場
- バーベキュースペース
愛車の保管やメンテナンスだけでなく、さまざまな用途を満たすガレージにすることで、家族全員にとって満足度の高い空間や間取りを実現できます。
ガレージハウスを建築する敷地に余裕がある方は、以下の記事も参考にしながら間取りを検討してみてください。
【関連記事】ビルトインガレージがある60坪の家づくり!費用相場や間取り例も解説
ガレージハウスを平屋で建てる際の価格相場
平屋にガレージを設ける場合、設置にかかる費用は坪単価50〜80万円が相場とされています。
車一台を駐車するのに5坪ほどのスペースが必要なので、ガレージの設置に250〜400万円かかる計算です。
なお、上記はガレージの設置費用であり、平屋を建てる費用は別途かかります。
坪単価50万円の工務店であれば、延べ床面積30坪の平屋を建てる場合、1,500万円の建築費が必要です。
つまり、車一台を駐車できる延べ床面積30坪の平屋を建築する際は、総額で1,750〜1,900万円となります。
地域や工務店によって建物の建築費はもちろん、土地の取得費用も異なるので、さまざまなパターンで見積もりを出してもらいましょう。
注文住宅の費用相場に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
【関連記事】30坪の注文住宅の費用相場はいくら?費用の内訳まで徹底解説
東海三県で平屋のガレージハウスを建てるならアサヒグローバルホーム
アサヒグローバルホームでは、愛知・岐阜・三重県でさまざまなお客さまの理想の住まいを実現してきました。
当社のラインナップの一つであるガレージの家は、「暮らしも気持ちも大きなゆとり」をコンセプトに、理想のガレージハウスを提供しています。
当社がこれまでに手がけたガレージハウスは、施工事例ページからご覧いただけます。
当社が手がけた平屋のガレージハウスの施工事例
こちらのお家では、1LDKのコンパクトな間取りでありながら、車2台を駐車できるガレージハウスを実現。
居住空間の収納を確保するために、屋根裏を有効活用しています。
ガレージと玄関が直結しており、雨に濡れることなく行き来できるのもポイントです。
画像中央の窓は室内からガレージを眺められるようになっており、防犯性を高められるのはもちろん、インテリアとしても機能しています。
以下の記事では、延べ床面積の広さ別でガレージハウスの間取りを解説しているので、あわせて参考にしてください。
【関連記事】ビルトインガレージの間取り例9選!30・50・60坪の広さ別で解説
まとめ:平屋のガレージハウスで理想の住まいを実現
平屋のガレージハウスを建てるメリット・デメリットをおさらいしましょう。
メリット | デメリット |
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平屋のガレージハウスを建てる際は、広さに余裕を持たせつつ、玄関や収納スペースへの動線を意識するのがポイントです。
本記事の内容を踏まえ、理想的な平屋のガレージハウスを実現しましょう。
アサヒグローバルホームでは、これまで多くのお客さまのガレージハウスづくりに携わってきました。
当社で建てられるガレージハウスの詳細は、「ガレージの家」をご覧ください。
【関連記事】注文住宅をコストダウンする”7つ”のポイントを徹底解説!
【関連記事】【注文住宅の流れ】9ステップと後悔しない注意点を解説
【関連記事】ビルトインガレージで後悔した事例と5つの対策・メリットデメリットも解説