公開:2022.10.27 更新:2023.05.19
カーテンのいらない平屋はアリ?メリット・デメリットと間取り例を解説
カーテンのいらない平屋は開放感があり、取り入れる方も増えてきています。しかし、カーテンのいらない平屋にデメリットはないのでしょうか。
メリット・デメリットを知らずにカーテンのいらない平屋にすると、後々後悔する原因になってしまいます。リラックスできない家になってしまう可能性もあるため、必ず把握しておきましょう。
本記事では、カーテンのいらない平屋の間取り例やメリット・デメリットを解説します。カーテンのいらない平屋を検討している方は、参考にしてください。
目次
カーテンのいらない平屋にする6つのメリット
カーテンのいらない平屋には、いくつかメリットがあります。カーテンのいらない平屋にするメリットは、下記の6つです。
- カーテンの洗濯が不要
- 開放感が生まれる
- アレルギー対策になる
- においが軽減される
- 朝自然に起きられる
- インテリアの邪魔にならない
カーテンのいらない平屋に興味がある方は、チェックしておきましょう。
メリット①:カーテンの洗濯が不要
カーテンのいらない平屋では、カーテンの洗濯が不要です。通常のカーテンを使っているお家では、定期的にカーテンを洗濯しなければいけません。
カーテンの洗濯はそれほど頻繁には行いませんが、家事の負担になってしまいます。カーテンは大きいため、通常の洗濯物と一緒に洗うことはできず、2回洗濯機を回さなければいけません。
そもそもカーテンがなければ、洗濯の必要もないため、負担が減るでしょう。
メリット②:開放感が生まれる
カーテンがないと開放感が生まれます。日光もたくさん入ってきて、気持ちいいと感じる方も多いでしょう。
日光に加え、視覚的にも外が見えるため、開放感につながります。家にいながら日光浴もできるでしょう。
また、カーテンがないと、開放感とともに非日常感も生まれます。普段の暮らしでは感じられない感覚のため、非日常感を求める方にはおすすめです。
メリット③:アレルギー対策になる
カーテンがなければ、花粉症やハウスダストなどのアレルギー対策にもなります。布製品が多いとアレルギー反応が出やすくなってしまうため、なくすのも一つの手です。
アレルギー体質の方は、カーテンを含めてなるべく布製品を少なくするとよいです。特に、カーテンは面積も広いため、アレルギー反応を促してしまいます。
大人はもちろん、子どももアレルギーに敏感です。お子さんがアレルギーを持っている方は、カーテンのいらない平屋を検討するとよいでしょう。
メリット④:においが軽減される
カーテンをなくすと、においが軽減されます。においの元は、布製品である場合が多いです。
布製品の繊維に入り込んだほこりやカビが、主なにおいの原因です。特にカーテンは布製品の中でも面積が広く、嫌なにおいがする原因の一つになってしまいます。
洗濯や消臭スプレーを振るにしても、定期的に行うと負担になってしまうでしょう。
元からカーテンがなければにおいの元にならないため、カーテンのいらない平屋のメリットです。
メリット⑤:朝自然に起きられる
カーテンがないと日光が入ってくるため、朝自然に起きられるようになります。アラームをセットする必要はありません。
遮光カーテンを使っていると朝でも部屋が暗いままですが、体が朝だと認識できず、なかなか起きられません。朝に日光を浴びると、体も起き、1日を快適に過ごせます。
朝自然に起きて健康的な生活をしたい方は、カーテンのいらない平屋がおすすめです。
メリット⑥:インテリアの邪魔にならない
カーテンがないと、インテリアを損ないません。カーテンがあるとどうしてもカーテンに目が行き、圧迫感が出てしまいます。
カーテンは存在感が大きいため、部屋のインテリアに合っていないと浮いてしまいます。カーテンはない方がインテリアを損なわず、部屋も広く見えやすいです。
また、カーテンはおしゃれに見えづらい家具の一つです。他のインテリアにこだわりたい方は、カーテンをなくすことも検討してみましょう。
カーテンのいらない平屋にする4つのデメリット
カーテンのいらない平屋には、デメリットも存在します。カーテンのいらない平屋にするデメリットは、下記の4つです。
- 外から見えてしまう
- 部屋が真っ暗にならない
- エアコンの効きが悪くなる
- 朝日で起きてしまう
デメリットを知らないと、後々後悔する原因になってしまう可能性があります。カーテンのいらない平屋を検討している方は、把握しておきましょう。
デメリット①:外から見えてしまう
当たり前ですが、カーテンがないと外から丸見えです。家はプライベートな空間のため、特に平屋であれば、外から見えてしまうのを気にする方もいるでしょう。
外から見ても、家の中が見えるとどうしても見てしまうものです。カーテンはプライバシー保護の役割を果たしていますが、プライバシー保護の方法はカーテンだけではありません。
窓に貼る目隠しシートなど、カーテン以外にもプライバシーを保護する方法はあります。どうしても外からの目線が気になる場合は、対策が必要です。
デメリット②:部屋が真っ暗にならない
カーテンがないと、部屋が真っ暗になりません。日中は日光が入ってきて、夜も街頭の明かりなどが入ってくる可能性があります。
特にデメリットに感じない方もいますが、真っ暗でなければ眠れない人や、家でよく映画鑑賞をする人などは、部屋が真っ暗な方がよいでしょう。
ただ、カーテン以外にもブラインドなどを使えば、真っ暗とは言わなくともある程度暗くすることはできます。部屋が真っ暗なことは必要か、よく検討しましょう。
デメリット③:エアコンの効きが悪くなる
カーテンがないと、エアコンの効きが悪くなってしまいます。カーテンにはエアコンの効きをよくする働きがあるため、エアコンの効きは、カーテンがないデメリットの一つです。
エアコンの効きが悪くなると、電気代も高くなります。窓の断熱性が低ければ、なおさらです。
ただ、高くなるとしても、月に数百円ほどでしょう。電気代と引き換えに、開放感やアレルギー対策を取るのも一つの方法です。
デメリット④:朝日で起きてしまう
カーテンがないと朝日が部屋に入り込んでくるため、朝日で目が覚めます。メリットに感じる方もいますが、デメリットと捉える方もいるでしょう。
夜遅くまで仕事をして昼まで寝ている方や、寝る時間を自分でコントロールしたい方は、カーテンがあったり、日光が入ってこない部屋で寝たりする方がよいでしょう。
カーテンのいらない平屋の間取り例2選
カーテンのいらない平屋をイメージするには、まず実際の間取り例を見る必要があります。紹介するカーテンのいらない平屋の間取り例は、下記の2つです。
- 3LDK
- 2LDK
カーテンのいらない平屋を検討している方は、参考にしてください。
間取り例①:3LDK
1つ目の間取りは、3LDKです。特徴としては中庭があり、各方向に自然の光を取り込めます。
また、各部屋に窓があるため、日中は日光のみで過ごせます。ただ、正面に大きな窓がないため、プライバシーは保護されている間取りです。
間取り例②:2LDK
2つ目の間取りは、2LDKです。LDKと洋室に大きな窓があるため、太陽の光を十分に取り込めます。
またカウンターキッチンのため、家事導線が確保されています。寝室として使える洋室は玄関と反対側にあるため、カーテンがなくても安心して過ごせるでしょう。
まとめ
カーテンのいらない平屋はにおい・アレルギー対策になったり、開放感が生まれたりするメリットがあります。非日常感も出るため、カーテンのいらない平屋を検討してみてください。
ただ、カーテンのいらない平屋には、プライバシー保護やエアコンの効きなどの問題があります。デメリットも把握したうえで、検討するようにしましょう。
カーテンのいらない平屋を検討する際は、本記事で紹介した間取りを参考にしてみてください。
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カーテンのいらない平屋にする6つのメリット
メリット①:カーテンの洗濯が不要
メリット②:開放感が生まれる
メリット③:アレルギー対策になる
メリット④:においが軽減される
メリット⑤:朝自然に起きられる
メリット⑥:インテリアの邪魔にならない