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公開:2023.03.16   更新:2023.05.19

【2023年版】おすすめトイレメーカー3社を徹底比較!

トイレメーカーのなかでも人気の高いメーカーにTOTO・LIXIL・Panasonicがあります。

各社で工夫を凝らしてトイレを製造しているものの、各メーカーの特徴の違いやどのような基準でトイレを選べばよいかわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、おすすめトイレメーカー3社を徹底比較しました。

具体的な商品名も取り上げながら、性能別で具体的にまとめています。

新築住宅を建築予定の方やリフォームを検討の方は、ぜひ参考にしてください。

 

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トイレメーカー3社の特徴を比較


国内のトイレメーカーは大きく分けて以下の3社があり、国内シェアの大半
を占めています。

  1. TOTO
  2. LIXIL
  3. Panasonic


各社が展開するトイレの種類や性能に関して、表にまとめました。

メーカー タンクレストイレ タンク式トイレ 清掃性 経済性
(使用水量)
コンパクトさ
TOTO ネオレスト
(NX・LS・AS・RS)
ピュアレスト(EX・QR・MR)GG・GG-800・FD・レストパル・レストパルF 大3.8L

小3.0L

奥行き
:692〜806
LIXIL サティス
(G・S)
プレアスLS・アメージュ便器・アメージュシャワートイレ・リフォレ・フロートトイレ 大5.0L

小3.0L

奥行き
:650〜870
Panasonic アラウーノ
(L150・S160)New アラウーノV
なし 大4.6L

小3.0L

奥行き
:700


各性能に関する詳細は、記事の後半で紹介します。

各社におけるフラッグシップモデル(ラインナップのなかの最上位のもの)は、タンクレストイレに該当する「ネオレスト」「サティス」「アラウーノ」の3商品です。

各社の特徴を詳しく解説していきます。

TOTO

「トイレ=TOTO」というイメージの方も多いのではないでしょうか。

国内シェアや知名度も高く、販売するモデルが他社に比べて豊富なのも特徴的です。

タンクレストイレの「ネオレスト」は造形美に優れた高いデザイン性だけではなく、掃除の手間を省ける機能が豊富に搭載されています。

後述する経済性(使用水量)もエコなモデルが多いため、長期的に使用した際のトータルコストを考えてもTOTOには大きなメリットがあるといえるでしょう。

参考:TOTO

LIXIL(リクシル)

国内でも高いシェアを誇るLIXILは、陶器メーカーのINAXなど5社が統合して設立された会社です。

INAXはトイレメーカーとして高い技術力をもち、清掃性はもちろん、他社に比べて奥行きがコンパクトなモデルを展開しているという特徴があります。

タンクありのトイレはかなりお値打ちなモデルもあり、初期費用が気になる方はおすすめです。

「100年クリーン」というキャッチコピーが特徴のアクアセラミックで製造されたトイレは、掃除を楽したい方にはピッタリといえます。

参考:LIXIL

Panasonic(パナソニック)

Panasonicは業界としては初めて「ガラス樹脂」でトイレを製造(アラウーノ)し、大ヒットしているのが大きな特徴です。

Panasonicのトイレはすべてタンクレストイレで、どのモデルを選んでもスッキリとシンプルな見た目。

ガラス樹脂が汚れをはじき、泡の力で便器内を自動洗浄してくれる機能や、スマホアプリとの連携など、Panasonicのトイレは先進的で独自の機能を搭載しています。

参考:Panasonic

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比較①:清掃性(ノズル・素材・除菌機能)


まずは、
トイレ3大メーカーの清掃性に関して確認していきましょう。清掃性に関して比較する項目は以下の3点です。

  1. ノズル
  2. 素材とフチ
  3. 除菌機能


まずはこれら3項目に関して比較した結果をご覧ください。

メーカー ノズル 素材とフチ 除菌機能
TOTO 汚れにくい樹脂 陶器+セフィオンテクト加工でナノレベルのなめらかさ 次亜塩素酸を含む水で除菌
LIXIL おしり用とビデ用の2本使い アクアセラミック(陶器)で汚れの下に水が入り込む プラズマクラスターイオンと銀イオン水の力で除菌
Panasonic ステンレスで継ぎ目なし スゴピカ素材(有機ガラス系樹脂)で水アカを水滴ごと弾く オゾンで除菌


各社の特徴を順番に解説します。

TOTO

TOTOは撥水性があり、防汚効果の高い「クリーン樹脂」をノズルに採用。便座にも同じ素材を採用しています。

便器には「セフィオンテクト加工」と呼ばれるガラスコーティングを陶器に施し、表面をなめらかに仕上げているのが特徴です。

洗浄の際は、次亜塩素酸を含む「きれい除菌水」という水を使用し、便器やノズルを自動洗浄してきれいに保ちます。

参考:TOTO

LIXIL(リクシル)

LIXILはノズルをおしり洗浄用と女性にやさしいビデ洗浄用の2本搭載しており、それぞれを抗菌樹脂で製造。

便器は「アクアセラミック」という陶器を使用し、汚物の汚れはもちろん、頑固な水アカも洗い流せるというのが大きな特徴です。アクアセラミックは全シリーズに対応しています。

一部のシリーズは、プラズマクラスターイオンで水のかからないところも隅々まで除菌可能。

臭いの原因である菌も除菌する効果があります。

さらにノズル除菌対応シリーズなら、使用後に銀イオン水で自動洗浄し、菌の繁殖を防ぐ機能も。

参考:LIXIL

Panasonic(パナソニック)

Panasonicのノズルはステンレス素材で汚れにくく、継ぎ目がないためお手入れも簡単です。

便器は有機ガラス系樹脂の「スゴピカ素材」で、汚れや水アカを水滴ごと弾くため、汚れがつきにくいという特徴があります。

便器のフチは、裏側のない「ひとふき形状」を全シリーズで採用。

「オゾンウォーター」対応シリーズなら、輪じみが気になる部分やノズル部分を中心にオゾン水を自動散布し、除菌できます。

参考:Panasonic

比較②:経済性


続いて、経済性(使用水量)で各社・各シリーズを比較しました。

メーカー シリーズ名 使用水量
床排水 壁排水
TOTO ネオレストNX 大3.8L、小3.0L
ネオレスト(LS・AS・RS) 大3.8L、小3.0L 大4.8L、小3.4L
ピュアレスト(EX・QR・MR)GG・GG-800
FD・レストパル・レストパルF
大4.8L、小3.6L
LIXIL サティス(G・S)・プレアスLS・アメージュ便器・アメージュシャワートイレ・リフォレ 大5.0L、小3.8L
フロートトイレ 大6.5L、小5.0L
Panasonic アラウーノL150 大4.8L、小3.6L
アラウーノS160 大5.0L、小3.6L
New アラウーノV 大4.6L、小3.0L


TOTO

TOTOは「トルネード洗浄」という渦巻き水流により、汚れを残さず洗浄します。

汚物が付着しやすい鉢の後方に対し、勢いよく水が当たる仕組みを採用しているのも特徴的です。

シリーズによっては小で3.0L・大で3.8Lの水量で済むため、経済的にお得であることがわかります。

参考:TOTO

LIXIL(リクシル)

LIXILは「パワーストリーム洗浄」という強力な水流が隅々まで回る洗浄方法を採用。勢いのよさで汚れをしっかり洗い流す点が特徴的です。

使用水量は、小で3.8L・大で5.0Lが目安です。

参考:LIXIL

Panasonic(パナソニック)

Panasonicは「ターントラップ方式」という可動式トラップで一気に排水する洗浄方式です。

通常はトラップを上向きにして水を溜めているところ、洗浄時にはトラップが下向きに回転することで、一気に汚物を排出する仕組みを採用しています。

使用水量は、小で3.0L・大で4.6Lとなっており、比較的エコな排水設備です。

参考:Panasonic

比較③:快適性


最後に、
快適性(便器の奥行き)で各社・各シリーズを比較しました。

メーカー 商品名(シリーズ) 奥行き(mm)
TOTO ネオレスト(AS・RS) 692
レストパル 713
GG 719
ネオレストLS 720
GG-800・ピュアレスト(EX・QR)・FD 760
ピュアレストMR 793
ネオレストNX 805
レストパルF 806
LIXIL サティスS 650
サティスG・プレアスLS 720
アメージュ便器・アメージュシャワートイレ・リフォレ(キャビネット込) 760
フロートトイレ(フレーム込) 870
Panasonic アラウーノ(L150・S160)
New アラウーノV
700


TOTO

TOTOのトイレは、奥行きが692cmmから806mmに収まる範囲となっています。

タンクレストイレで最も奥行きの狭いシリーズは「ネオレスト(AS・RS)」で692mmです。

タンク式トイレで最も奥行きの狭いシリーズは「レストパル」で713mmとなっています。

タンク式トイレにおいては、コンパクトな点が特徴です。

参考:TOTO

LIXIL(リクシル)

LIXILのトイレは、幅広い奥行きのものがあります。

タンクレストイレに関しては「サティスS」が奥行き650mmで、全シリーズで最もコンパクト

タンク式トイレで最もコンパクトなシリーズは「プレアスLS」で720mmでした。

トイレのスペースがあまり確保できないケースにおいては、LIXILのサティスSを選んでスペースを有効活用するのがおすすめです。

参考:LIXIL

Panasonic(パナソニック)

Panasonicのトイレは規格が統一されているため、全てのシリーズが奥行き700mmとなっています。

他社のシリーズと比べても奥行きはかなり狭く、コンパクトなトイレとして使い勝手はよいでしょう。

参考:Panasonic

まとめ


トイレの3大メーカーである「TOTO」「LIXIL」「Panasonic」は、採用する技術などは違うものの、いずれも高い清掃性を誇っています。

経済性(使用水量)や快適性(便器の奥行き)は、メーカーやシリーズによって差があるため、長期スパンでランニングコストを抑えられるシリーズを選ぶのもよいでしょう。

他にも、トイレのスペースをあまり確保できない場合は、コンパクトなシリーズがとくにおすすめです。

本記事では、以下の項目で各社の特徴を比較しました。

  • 清掃性
  • 経済性
  • 快適性


比較すると、各社のこだわりが見て取れます。これらの特徴を参考にご自身に合ったトイレを選びましょう。

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トイレメーカーを比較する際の3つのポイント

ポイント①:清掃性
ポイント②:経済性
ポイント③:快適性

新築住宅のご相談は以下からご覧ください。

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この記事の監修

熊澤 浩

熊澤 浩

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、インテリアコーディネーター、既存住宅状況調査技術者、岐阜県建築士会:福祉まちづくり建築士

1989年 建築学科卒業(金沢工業大学)。
木造注文住宅の設計500棟以上を担当。材木業・林業の発展のため、岐阜県木造住宅アドバイザーの認定を受け、地元岐阜県中津川市に木材流通の基盤をつくる。
現在はアサヒグローバルホーム取締役 設計部長に就任し、モデルハウス提案・新商品開発に携わる。

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