公開:2022.09.23 更新:2023.05.19
子ども部屋のレイアウト例2選 | 子ども部屋の広さはどれぐらい?
子ども部屋のレイアウトを考えるときには、意識すべきポイントがいくつかあります。ポイントを押さえていないと後々後悔する可能性があるため、把握しておきましょう。
本記事では、子ども部屋のレイアウトを考えるときのポイントや必要な広さ、レイアウトの実例を解説します。
これから子ども部屋を作ろうと考えている方、すでに子ども部屋はあるがうまく使えていない方は、参考にしてください。
目次
子ども部屋のレイアウトを考えるときのポイント4選
子ども部屋のレイアウトを考えるときは、いくつかポイントを押さえる必要があります。ポイントを押さえれば、使いやすい子ども部屋の作成が可能です。
子ども部屋のレイアウトを考えるときのポイントは、下記の4つです。- 家具
- 収納
- 空間の使い方
- 動線
ポイントを知らないと、後で後悔する可能性があります。必ず知っておきましょう。
ポイント①:家具
子ども部屋のレイアウトを考えるときは、まずスペースの大半を占める家具を検討しましょう。子ども部屋と言っても年齢の幅は広く、未就学児と高校生では必要な家具が異なります。
まだ子どもが小さければおもちゃ箱が必要ですが、中学生であれば勉強机が必要です。小さいころから子ども部屋を準備するのであれば、成長に合わせて家具を買い替えるため、都度レイアウトの変更が必要になります。
子ども部屋に置く家具によってレイアウトは変わってくるため、まずは家具を考えるようにしましょう。
ポイント②:収納
子ども部屋には必ず収納を設けましょう。収納があれば部屋がきれいになり、子どもに片付けの習慣をつけるのにも役立ちます。
勉強机を置くのであれば、すぐ横に書類棚を置くようにしましょう。教科書が収納でき、机に書類や教科書が山積みになるのを防げます。
ポイント③:空間の使い方
子ども部屋は十分なスペースを取れない場合が多いため、空間の使い方は意識しましょう。具体的には、空間を立体的に使うと置ける家具が増えます。
よく使われる手法は、ベッドを高くしてできた空間に家具を置く方法です。勉強机を置いてもよいですし、収納ボックスを設置してもよいでしょう。
子ども部屋のスペースが足りないと感じた時は、立体的に空間を使うことを検討してください。
ポイント④:動線
子ども部屋づくりのポイントとして、導線があります。導線には2つあり、玄関から子ども部屋までの導線と、子ども部屋内の導線です。
まず子ども部屋の位置を検討するのであれば、リビングを通って子ども部屋に行くような配置がおすすめです。この配置だと子どもの動きが分かりやすく、思春期になっても顔を合わせやすくなります。
子ども部屋内の導線に関しては、入口から勉強机までの導線を意識しましょう。ゲームや漫画が手に取りやすいと、勉強に集中できない可能性があります。そのため、勉強机を入口すぐの場所に置くのも手です。
導線は子どもの勉強やコミュニケーションに影響してくるため、よく考えましょう。
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子ども部屋に必要な広さは?
子ども部屋は4.5畳~6畳くらいの広さがあるとよいでしょう。一般的な子ども部屋の広さも、4.5畳~6畳くらいが多いです。
4.5畳だと、置ける家具はベッドと勉強机くらいです。友達を呼ぶには少し狭いですが、主に過ごす空間はリビングで、勉強と就寝時だけ子ども部屋を使うのであれば問題ありません。
6畳だとベッドと勉強机を置いても余裕があり、友達が来ても大丈夫な広さです。1人で使う部屋としては、十分な広さがあると言えます。
もし、兄弟で一つの部屋を仕切って子ども部屋にするなら、8畳~10畳あるとよいです。子ども部屋の用途や子どもの成長を考えて、広さを検討しましょう。
子ども部屋のレイアウト実例2選
理想の子ども部屋を作るには、実際のレイアウト例を見るのがおすすめです。実例を見ると、イメージが浮かびやすくなります。
今回は、下記2つの子ども部屋のレイアウト実例を紹介します。
- 遊び心ある空間でゆったりくつろげる家
- 吹抜けのあるかっこいいガレージハウス
理想の子ども部屋を作りたい方は、必ずチェックしておきましょう。
実例①:遊び心ある空間でゆったりくつろげる家
1例目は2階建てで、白い外観が印象的なお家です。
子ども部屋は6畳で、シンプルなレイアウトになっています。ベッドと勉強机、本棚が置いてあり、子ども部屋のお手本のような部屋です。
ベッドの横に勉強机を配置することにより、勉強中は本棚が背になります。そのため、勉強中に漫画が目に入り、集中できないような事態は起きづらいです。
窓も必要な場所にあり、日中は電気なしで過ごせるくらい明るいです。広さもあるため、小学生~高校生まで使える部屋になっています。
実例②:吹抜けのあるかっこいいガレージハウス
2例目は2階建てのガレージハウスで、お子さんと住むのにも適したお家です。
子ども部屋は未就学児用に作っており、壁一面にベージュのストライプが入っています。小さなお子さんが喜びそうな、楽しい雰囲気の部屋です。
成長してもベッドを置けるくらいの広さはあり、小学生になっても使えます。子どもの成長を見越した子ども部屋のよい例です。
子ども部屋のレイアウトを考えるときの注意点3選
子ども部屋のレイアウトを考えるときは、いくつか注意点があります。注意点を知らないと、後々後悔したり子どもとトラブルになったりするため、把握しておきましょう。
子ども部屋のレイアウトを考えるときの注意点は、下記の3つです。
- プライベートを確保する
- 学習机は必ず置かなくてもよい
- 成長を見越して考える
子ども部屋を作る前に、必ず目を通しておきましょう。
注意点①:プライベートを確保する
子どもとはいえ、プライベートはあります。プライベートを確保してあげるレイアウトを心がけましょう。
特に、1部屋を複数人で使う場合には、プライベートの確保は考える必要があります。扉やカーテンで仕切ったり、声や音が聞こえづらくなるように工夫しましょう。
初めから1部屋を仕切って使うことを考えている場合は、照明やコンセント、エアコンの位置に注意しましょう。
注意点②:学習机は必ず置かなくてもよい
子ども部屋に家具が入りきらない場合は、勉強机を置かない選択肢もあります。勉強机を子ども部屋に置かなければ、必然的にリビングが勉強場所になるでしょう。
リビングで勉強する習慣がつけば、親が子どもの勉強している姿を見て、分からない部分は教えることもできます。親と子のコミュニケーションの場ができることは、子ども部屋に勉強机を置かないメリットです。生活のメリハリもつけられます。
ただ、成長して受験勉強をするくらいになると、一人だけの集中できる環境で勉強したいと思い始める子もいます。勉強机の有無は、子どもとよく話し合うようにしましょう。
注意点③:成長を見越して考える
子ども部屋は、成長を見越して作ると効率的です。未就学児と高校生では、子ども部屋に必要な広さも家具も違ってきます。先を見越していないと、子どもが成長したときに対応できません。
具体的には、成長しても使える部屋の広さにしておいたり、子どもが増えた時に対応できるように仕切りを作っておいたりするなどです。
せっかく用意する子ども部屋なので、ずっと使ってもらいたいと考える方が多いでしょう。子どもは必ず成長するため、成長を見越して子ども部屋を作っておくのがおすすめです。
まとめ
子ども部屋のレイアウトを考えるときには、家具や収納など、押さえるべきポイントや注意点があります。本記事で紹介したポイントや注意点を押さえれば、よりよい子ども部屋づくりが可能です。
広さは4.5畳~6畳ほどあれば、子ども部屋としては十分です。本記事で紹介したレイアウト例を参考に、理想の子ども部屋を作りましょう。
施工事例から、子ども部屋がある家を探してみませんか?
〜子ども部屋レイアウトのポイント4選〜
①:家具
②:収納
③:空間の使い方
④:導線
本文では、子ども部屋に必要な広さや実例をご紹介しています。
施工事例をチェックして、理想の家を想像してみてください。