公開:2023.05.08 更新:2023.05.19
アメリカンスタイルとは?部屋の特徴や家の事例を紹介!
アメリカンスタイルといえば、海外ドラマに出てくるような開放的なリビングや、広々とした庭、洗練されたセンスの家具を想像する方も多いのではないでしょうか。
実は、アメリカンスタイルにはいくつかの種類があり、色合いや雰囲気も異なります。
本記事では、アメリカンスタイルの種類や部屋の特徴、実際にアメリカンスタイルを取り入れた家の事例を紹介しています。
アメリカンスタイルを取り入れたい方は、参考にしてください。
目次
アメリカンスタイルとはどんなスタイル?
海外ドラマに出てくるようなおしゃれなカフェやアメリカチックなポップな色合いのバー、西洋映画で見るレトロなレストラン、派手な色のジャンクフード店。
どれもテイストがまったく異なるように感じられますが、すべてアメリカンスタイルの1種です。
好みに合ったアメリカンスタイルを取り入れれば、普通の家とはひと味違う雰囲気を出せます。
まずはお好みのテイストを見つけましょう。
アメリカンスタイルの6つの種類
アメリカンスタイルは、おしゃれさが大きな魅力で、主に以下の6つのスタイルに分けられます。
- カントリースタイル
- ポップスタイル
- ヴィンテージスタイル
- 西海岸スタイル
- モダンスタイル
- ミッドセンチュリースタイル
色合いやテイストは違いますが、どのスタイルもそれぞれの魅力があります。
種類①:カントリースタイル
1つ目のスタイルは、カントリースタイルです。
カントリースタイルはアメリカの開拓時代、19世紀頃をイメージしたスタイルで、木材を基調としています。
木の温もりを感じられるログハウスのような雰囲気で、懐かしさもあります。
- ギンガムチェック
- パイン材
- レンガ調
- パッチワークキルト
上記のような柄やアイテムと組み合わせると、柔らかさや温かみが増すのでおすすめです。
種類②:ポップスタイル
アメリカンチックなハンバーガーショップや、コカ・コーラが似合うバーなど、派手でレトロなスタイルが、ポップスタイルです。
原色を基調としたカラフルな配色で、視覚的にも楽しめます。
別名ダイナースタイルとも呼ばれ、キッチンに活用されることが多いスタイルです。
キッチンだけではなく、子ども部屋などに取り入れることで、楽しい空間を作り出せます。
種類③:ヴィンテージスタイル
3つ目は、ヴィンテージスタイル。
名前の通り、ヴィンテージの家具や家を基調としたスタイルで、深みのある色合いが特徴です。
カントリースタイルやポップスタイルよりも落ち着いた大人の雰囲気で、シックなスタイルが好きな人におすすめです。
使い込まれた風合いの家具や金属の照明との相性が良いので、取り入れてみてください。
種類④:西海岸スタイル
西海岸スタイルは、アメリカの西海岸に位置するカリフォルニアをイメージしたスタイル。
カリフォルニアの海や太陽、風などが感じられるような、さわやかで清々しい雰囲気です。
クリーム・ホワイト系の床や壁と、木製の家具、差し色でブルー系をチョイスすると良いでしょう。
また、木の色味は赤みがかったものにすると、レトロかつ爽やかな雰囲気でリラックスできる空間になります。
種類⑤:モダンスタイル
5つ目のモダンスタイルは、ニューヨークのような都会のイメージで、「スタイリッシュ」という言葉が似合うスタイルです。
色数は少なく、モノトーン調の家具や壁紙にすると、より雰囲気がでます。
さらにハイセンスな空間にするためには、一部にレンガや木を取り入れましょう。
シックな雰囲気の中に、遊び心が生まれ、ひと味違う家になります。
種類⑥:ミッドセンチュリースタイル
ミッドセンチュリースタイルとは1950年代前後にはやったデザインを総称するもので、時代の移り変わりを体現したようなスタイルです。
カラフルな配色と曲線美が特徴で、レトロかつモダンな雰囲気を兼ね備えています。
アメリカンスタイルの中でも人気があるスタイルで、デザイン性や機能性が高いスタイルとなっています。
実際に1950年代に流行ったポスターやラグを置くと良いでしょう。
アメリカンスタイルを取り入れた部屋の特徴
それでは実際に、どういった部屋にすればアメリカンスタイルに近づけるのでしょうか。
アメリカンスタイルの特徴は以下の3つです。
- 高い天井や広い部屋にする
- 梁・柱・鉄骨などもインテリアにする
- はっきりした色使いにする
家具や壁紙、部屋の配色はもちろんですが、室内の造形でもアメリカらしさを出せます。
特徴①:高い天井や広い部屋にする
アメリカンスタイルの特徴で、長所でもあるのが開放感です。
高い天井と広々とした部屋にすることで、縦にも横にも広々とした空間が出来上がります。
実用性とデザイン性を考え、吹き抜けにしたり、2つの部屋を1つの部屋にしたりするのもいいでしょう。
正方形や長方形の部屋にすると、縦と横の空間が大きくなり、広々として見えます。
部屋数を減らしたくない場合は、1つの部屋にしてブラインドやカーテンを設置し、後々2部屋に区切れるようにしておくのもおすすめです。
特徴②:梁・柱・鉄骨などもインテリアにする
梁・柱・鉄骨を隠さずに、インテリアにするのもアメリカンスタイルの特徴です。
もちろん、インテリアにするためにはカラーリングや素材にこだわる必要がありますが、柱等を隠さない分、空間も広々と使えます。
鉄骨などはそのままむき出しで使えば、ヴィンテージスタイルにもぴったりです。
木の梁は、木の色味にこだわれば、カントリースタイル、ミッドセンチュリースタイルにも応用できます。
ポップスタイルにしたい場合は、柱を原色でカラーリングすると良いでしょう。
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特徴③:はっきりした色使いにする
アメリカンスタイルは、はっきりとした色使いが特徴です。
カントリースタイルやモダンスタイルなどは全体的に優しい色味が合いますが、差し色で入れる色をはっきりとした色にすると、ぐっとアメリカンスタイルに近づきます。
白や黒、赤などの原色を使った家具や壁紙もおすすめです。
アメリカンスタイルを取り入れた家の施工事例
実際にアメリカンスタイルを取り入れた施工事例は以下の2つです。
- お子さまが思いっきり遊び回れるガレージハウス
- 海外ドラマを再現したようなアメリカンハウス
それぞれの家の特徴やポイントを紹介します。
事例①:お子さまが思いっきり遊び回れるガレージハウス
「お子さまが思いっきり遊び回れるガレージハウス」は利便性と憧れのアメリカンスタイルを融合し、カルフォルニアを意識した西海岸スタイルの家です。
ポイントは以下の3つです。
- アメリカを感じる家の外観(フェンス、外壁)
- 室内は白と茶色を基調とした暖かみのある暖かみのある空間
- 広々とした庭とウッドデッキ
ラップサイディングの外壁はブルーグレーで、爽やかなカリフォルニアを彷彿とさせる外観になっています。
室内はあたたかみのある白と木目調の床が特徴的で、23.6帖の広々としたリビングはまさにアメリカンスタイルです。
トイレやキッチン背面にアクセントクロスを入れて、ヴィンテージ調も取り入れ落ち着いた雰囲気に。
リビングからつながるウッドデッキと庭は広々とした空間で、お子さまも目いっぱい遊べるという利便性も兼ね備えています。
事例②:海外ドラマを再現したようなアメリカンハウス
「海外ドラマを再現したようなアメリカンハウス」のポイントは以下の3つです。
- 広々とした木目調のカバードポーチ・デッキ
- 統一された床とクロスの色合い
- デッキとつながるリビングの間取り
カントリースタイルとヴィンテージスタイルを掛け合わせたような雰囲気で、海外ドラマに出てくるような外観の家です。
広々としたカバードポーチは人工芝の庭へと繋がるようになっており、室内はホワイト系のクロスと明るい色味の床材で、家全体が温かく感じられます。
リビングは掃き出し窓からそのままデッキへと繋がっているため、広々とした空間になっています。
ヴィンテージの小物や家具を置くことで、カントリースタイルよりも少し大人な雰囲気のあるアメリカンスタイルの家です。
まとめ:アメリカンスタイルについて
アメリカンスタイルには以下の6つの種類があります。
- カントリースタイル
- ポップスタイル
- ヴィンテージスタイル
- 西海岸スタイル
- モダンスタイル
- ミッドセンチュリースタイル
それぞれ色味やテイスト、雰囲気が異なりますが、おしゃれさが魅力のスタイルとなっています。
その中で、高い天井や広々とした空間、はっきりとした配色は共通するアメリカンスタイルの特徴です。
複数のスタイルを掛け合わせても、1つのスタイルに統一し突き詰めても、おしゃれになります。
自分好みのスタイルを見つけ、今後の家づくりの参考にしてください。
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アメリカンスタイルの特徴は以下の3つです。
特徴①:高い天井や広い部屋にする
特徴②:梁・柱・鉄骨などもインテリアにする
特徴③:はっきりした色使いにする
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