剛床工法

強い床で地震の揺れを分散します。

※商品仕様によって適用範囲が異なります。詳しくはスタッフまでお問い合わせください

地震の際のねじれ・ゆがみに一層強く

外壁のパネルと同様に床面も面構造にすることで、床剛性を高め、壁と一体となって地震による揺れを軽減・分散し、基礎から地面へと逃します。床には24mm厚の構造用合板と鋼製束を使用。地震の際のねじれ・ゆがみに一層強くなっています。

剛床工法の4つの特徴

優れた耐震性能

床のたわみを抑制

歩行時に床のたわみを感じることがほとんどありません。

床鳴りを抑制

床のたわみが小さいので床嗚りがほとんど発生しません。

火災時の撚え抜けを抑制

下の階からの燃えぬけに対して床が厚い分燃え抜け時間が長くなります。

無垢材と比べ約1.5倍の強度を誇る、高品質な｢構造用集成材｣

柱や梁には無垢材ではなく「構造用集成材」を使用しています。この素材はスギやヒノキの無垢材よりも強く、しかも品質のバラつきがほとんどありません。昨今増加する木造の大型建築も、多くが構造用集成材を使用しています。

■木材の強度分布

■木材の含水率と強度の関係

信頼できるJAS認定集成材

構造用集成材はすべてJAS認定を取得。行き届いた品質管理の下で製造された、信頼おける素材です。

■JAS認定工場の定期検査

浸せき剥離試験

24時間水中につけた時の剥離の程度

煮沸剥離試験

沸騰した水中での剥離の程度

減圧加圧剥離試験

水中内での圧力変化による剥離の程度

ブロックせん断試験

接着面がどのくらいの荷重で剥離するかの程度

300年以上の耐久性を誇る接着剤

構造用集成材や、その他木材等の接着に使われる接蒲剤は300年～1000年の耐久性があると言われる高耐久素材を使用しています。

■木質系接着剤の種類と性能比較

新しい基準に基づく「AQ認証材」

従来のJAS規格だけではカバーしきれない新しい品質項目を満たす「AQ認証材」を土台と大引に使用。防腐・防蟻処理認証を受けています。