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公開:2024.09.10

ビルトインガレージと建ぺい率・容積率との関係性は?施工事例も紹介

ビルトインガレージ

ビルトインガレージは、建ぺい率と容積率の両方に影響を与えますが、具体的にどのような影響を及ぼすのかを詳しく知っている人は少ないでしょう。
いずれも緩和措置があるため、詳細な条件を把握することで、より広々とした住宅を建てられるようになります。

この記事では、ビルトインガレージと建ぺい率・容積率の関係性に加えて、ビルトインガレージのメリット・デメリットを解説します。
当社が施工したビルトインガレージを取り入れた住宅も紹介しますので、ビルトインガレージのある家を検討している人はぜひ参考にしてください。

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ビルトインガレージと建ぺい率の関係性

ビルトインガレージ

まずは、ビルトインガレージと建ぺい率の関係性を理解しましょう。
結論として、ビルトインガレージは建ぺい率に影響を与える存在です。

どのような影響を与えるのかを解説します。

 

建ぺい率とは

建ぺい率とは、敷地面積に対して建物の建築面積が占める割合を示す値です。
建築面積を敷地面積で割った値に、100を掛けることで求められます。

建ぺい率は自治体ごとに細かく規定されており、建物の構造や用途に応じて異なるのが特徴です。
どのような構造物であっても、柱と屋根があれば建物とみなされるため、ビルトインガレージも建築面積に含まれます。

そのため、ビルトインガレージを設置する際には、建築面積が建ぺい率に影響を与えることを考慮する必要があるため、注意しましょう。

ただし、以下の条件を満たしていれば、建ぺい率の緩和措置を受けられる場合があります。

  • 外壁のない部分が連続して4m以上あること
  • 柱の間隔が2m以上であること
  • 天井の高さが2.1m以上であること
  • 地階を除く階数が1であること


これらの条件を満たしている場合、車庫の柱から1メートルまでの部分は建築面積に算入されません。
しかし、外壁のない部分が連続して4m以上ある状態でビルトインガレージを設けることは少ないです。

そのため、建ぺい率には緩和措置があるものの、ビルトインガレージを設置する際に緩和措置が適用されるケースは稀で、考慮に入れる必要はないといえるでしょう。

 

ビルトインガレージと容積率の関係性

ビルトインガレージ

続いて、ビルトインガレージと容積率の関係性についても理解しましょう。
建ぺい率同様、ビルトインガレージは容積率にも影響を与えています。

どのような影響を与えているのかについて解説します。

 

容積率とは

容積率とは、敷地面積に対する建物の延べ床面積の割合を示す指標です。
延べ床面積とは、建物のすべての階の面積を合計した面積のことで、容積率は延べ床面積を敷地面積で割り、100を掛けることで算出されます。

ビルトインガレージは延べ床面積に含まれるため、容積率に影響を与えます。
ただし、一定の条件下では緩和措置が適用されることがあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

具体的には、ビルトインガレージは住宅の延べ床面積の5分の1を上限に、容積率の計算から除外できる規定があります。
また、地下にガレージを設置する場合は、延べ床面積の3分の1以内であれば、容積率の計算から除外する緩和措置もあります。

容積率の規定は自治体によって異なり、用途地域や前面道路の幅員などによっても変動するため、注意が必要です。
これらの規定を理解して適切に活用することで、ビルトインガレージを取り入れたより広い住宅を実現できるでしょう。

 

ビルトインガレージのメリット・デメリット

ビルトインガレージのメリット・デメリットをまとめました。

メリット デメリット
  • 雨風やイタズラなどから車を守れる
  • 天候に左右されずに車と屋内を移動できる
  • メンテナンスや趣味のスペースなど、マルチに利用できる
  • 騒音や排気ガス対策が必要になる
  • 設置に費用がかかる
  • 耐震面に不安が残る

 

ビルトインガレージのメリット

ビルトインガレージのメリットは、以下のとおりです。

  • 雨風やイタズラなどから車を守れる
  • 天候に左右されずに車と屋内を移動できる
  • メンテナンスや趣味のスペースなど、マルチに利用できる


屋外に駐車していると、天候の影響で車が傷つく可能性がありますが、ビルトインガレージがあればその心配はありません。
また、ガレージ内に保管することで、第三者によるイタズラも防止できます。

天候に左右されずに車と屋内を行き来できる点もメリットの一つです。
屋外駐車場では雨の日や寒い日に不便さを感じることがありますが、ビルトインガレージがあれば、家から直接車に乗り降りできるため快適です。

また、ビルトインガレージは車庫としてだけでなく、多目的なスペースとしても利用できます。
実際、ビルトインガレージを車のメンテナンスやDIYの作業場、趣味のスペースとして利用している人は多いです。

 

ビルトインガレージのデメリット

ビルトインガレージのデメリットは、以下のとおりです。

  • エンジン音やシャッター音が気になることがある
  • 排気ガス対策が必要になる
  • 設置に費用がかかる
  • 耐震面に不安が残る


エンジン音やシャッター音が家の内部に響くため、早朝や深夜の利用には特に注意が必要です。
騒音や振動が、家族の生活に影響を与える可能性もあるでしょう。

また、ガレージ内は排気ガスが充満しやすいため、エンジンをかけたりアイドリングを行ったりする際は、定期的な換気が必要です。
排気ガスだけでなくニオイも充満するので、人によっては体調不良の原因となるかもしれません。

さらに、ビルトインガレージの設置には費用がかかります。
坪単価50~80万円が相場で、5坪のガレージで約300万円、10坪で約600万円が目安です。住宅ローンを組む場合、経済的な負担も考慮しなければなりません。

耐震面についても課題があります。
ガレージ部分は大きな開口部が必要で、通常の住宅に比べて耐震性が低下しがちです。そのため、耐震性の高い柱や梁を使用する、鉄骨造やRC造を採用するなどの対策が求められます。

なお、耐震性を高める方法は、以下の記事で解説していますので、あわせてご確認ください。

【関連記事】地震に強い家の特徴5選!建てる際の注意点をわかりやすく解説

 

ビルトインガレージのある家の施工事例

ここでは、当社が手掛けた以下3つの施工事例を紹介します。

  1. お子さまが思いっきり遊び回れるガレージハウス
  2. フレンチモダンなキッチンがあるガレージハウス
  3. 生活感を見せないホテルライクなガレージハウス

 

事例①:お子さまが思いっきり遊び回れるガレージハウス

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「お子さまが思いっきり遊び回れるガレージハウス」は、カリフォルニアテイストのラップサイディングと、透明のガラス窓が印象的な外観です。

間取り図

25帖のガレージは、車2台を余裕で置ける広々とした空間を確保しました

ビルトインガレージ

車好きの施主様が自由に手を加えられるよう、ガレージの壁面には、ねじや釘を打ち込んだり塗装したりできるOSBボードを採用。

LDK

リビングやキッチンは、奥様がコーディネートした海外風のインテリアが美しく調和しています。

 

事例②:フレンチモダンなキッチンがあるガレージハウス

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「フレンチモダンなキッチンがあるガレージハウス」は、ツートンカラーを基調としたモダンな外観が特徴的です。
素敵な外観は、コーディネーターとの綿密な打ち合わせによって実現されました。

ビルトインガレージ

ガレージは、雨の日でも傘を使わずに車の乗り降りや荷物の積み込みができるため、利便性が高いです。
ガレージ内は、コンクリート打ちっぱなし調でスタイリッシュに仕上げました。

玄関から愛車を眺められる様子

玄関ホールのガラス張りの壁からは、家の中からも愛車を眺められる工夫が施されています。

 

事例③:生活感を見せないホテルライクなガレージハウス

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「生活感を見せないホテルライクなガレージハウス」は、白亜の外観が目を引き、玄関周りには施主様ご自慢のクラシックカーとコーディネートされたアイボリーカラーがアクセントを添えています。

ビルトインガレージは土間収納とつながるように工夫しており、外出時はとても便利とのこと。

LDK

キッチンは使い勝手を重視し、面積の広いアイランドキッチンを採用しました。
モノトーンで統一することで、落ち着いた雰囲気を演出しています。

ビルトインガレージの間取りについては、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

【関連記事】ビルトインガレージの間取り例9選!30・50・60坪の広さ別で解説

 

ビルトインガレージのある家ならアサヒグローバルホーム

ビルトインガレージの建設なら、アサヒグローバルホームにお任せください。
当社では、ビルトインガレージを通じて、暮らしに大きなゆとりと快適さをお届けできるように家づくりに取り組んでいます。

ビルトインガレージがあれば、雨の日でも傘をささずにベビーカーや大きな荷物をスムーズに運び込め、買い物帰りも家の中まで直接移動できます。
車やバイクのメンテナンス、趣味の道具の保管にもビルトインガレージはピッタリで、ガレージ内で作業できるので、家を汚さずに趣味を楽しめるでしょう。

このように、アサヒグローバルホームでは、多目的に使用することを考慮してビルトインガレージ作りを行っています。
ほかにも、さまざまなことにこだわって家づくりを行っていますので、興味のある方はぜひ「ガレージの家」をご覧ください。

 

まとめ:ビルトインガレージと建ぺい率の関係性を正しく理解しよう

外観

ビルトインガレージは、建ぺい率と容積率の両方に影響を与えます。
建ぺい率は敷地面積に対する建築面積の割合を示し、ビルトインガレージも計算に含まれます。
一定の条件を満たす場合に緩和措置が適用されるものの、一般的なビルトインガレージで条件を満たすのは難しいです。

一方、容積率は敷地面積に対する延べ床面積の割合を指し、ビルトインガレージも延べ床面積に含まれます。
住宅の延べ床面積の5分の1までを除外できる緩和措置が設けられているため、適切に活用することで、より広い住宅を実現できるでしょう。

アサヒグローバルホームでは、お客様のさまざまな要望を反映させた家づくりを行ってきました。当社が手がける住宅に関しては「ラインナップページ」よりご覧いただけます。

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この記事の監修

髙田 司

髙田 司

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、耐震診断士、福祉住環境コーディネーター2級

2003年 東海工業専門学校卒業
現場監督、営業、積算、設計などマルチな経歴を持つ。
現在は住宅設計部の部長として、組織づくりなどのマネジメント、クレーム管理、特殊案件の実施設計を担当。また商品開発の一環でモデルハウスの建て替えや、購買部も兼任している。

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