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公開:2023.03.14   更新:2023.05.19

注文住宅とは?メリット・デメリットを徹底解説

「住宅」といっても、自由設計や建売住宅、建築条件付き土地など、さまざまな種類があります。

人生で一度の最も高額な買い物といえる住宅は、失敗したくないと思う方も多いでしょう。

本記事では、注文住宅とはそもそもどのような家のことなのか、販売形式の違いについてまとめました。

注文住宅のメリット・デメリットについても詳しく解説しています。

新築住宅の建築を検討中の方は、ぜひ本記事の内容を参考に、注文住宅の特徴を理解しましょう。

 

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一戸建ての注文住宅とは?

注文住宅とは、ご自身の理想とする間取りや住宅設備・外観などのすべてをオーダーして建築する住宅を指します。

一戸建ての注文住宅は、土地に合わせてご自身の理想を叶えられる点が最大の魅力です。

一口に「注文住宅」といっても、実態や詳細はケースバイケース。本章では、注文住宅にまつわる販売形式について解説します。

フルオーダー住宅とセミオーダー住宅の2種類ある

注文住宅は、形式によって大きく以下の2種類に分けられます。

  1. フルオーダー住宅
  2. セミオーダー住宅


フルオーダー住宅は、名前のとおり間取りや住宅設備・壁紙の色などのすべてをオーダーして建築する住宅です。ご自身の理想をとことん追求できる反面、こだわった分だけ費用がかかります。

セミオーダー住宅は、住宅設備の一部などは工務店の指定するパターンから選択して建築する住宅です。

理想のすべてを一戸建て住宅につめこむことはできませんが、住宅の価格がある程度抑えられたり、仕様を検討する時間をカットして工期を早められたりするなどのメリットがあります。

建築条件付きの土地も

建築条件付きの土地とは、セミオーダー住宅に似た建築方式です。

指定された工務店に住宅の施工を依頼することになり、中にはプランがある程度決まっており、住宅設備を選べないケースもあります。

通常の注文住宅と同様に設計できるケースは多いものの、フルオーダー住宅に比べて自由度は低いでしょう。その上、工務店が決まっており、家づくりを「誰に任せるか」という視点で選べないというデメリットも。加えて、契約から一定期間内に着工・入居などの条件が設定されることもあります。

一定の条件が課される分、建築条件付きでない土地に比べて割安に建築できる場合があるのは、建築条件付き土地ならではのメリットです。

注文住宅の標準仕様とは?

注文住宅は、工務店によって標準仕様を定めています

特に指定しなくても、「標準」で搭載されているのが標準仕様ですが、キッチンなどの住宅設備や工法など、以下の項目が標準仕様で決められているのが一般的です。

  • 住宅の構造、工法
  • 断熱素材
  • 基礎工事
  • バス、トイレ、キッチン
  • 外壁、屋根
  • 天井高 など


標準仕様は変更だけでなく、カットもできます。
注文住宅の施工を依頼する際は、標準仕様を比較すると違いがわかりやすくておすすめです。

なお、たとえ標準仕様の範囲内であっても、契約後の仕様変更には追加費用が発生することもあります。余計な費用をかけないためにも、契約前にすべての仕様を吟味しましょう。

建売と注文住宅の違い

建売住宅とは、土地と住宅がセットで販売されている分譲住宅を指します。

住宅の間取りや設備は決まっていることがほとんどで、広くまとまった土地を複数の区画に分けて同様の住宅を建築することから、効率的な工事が可能。そのため、注文住宅より割安になるのが大きなメリットです。

注文住宅の場合、打ち合わせに時間を要する上、土地探しから始める場合はかなりの長期戦を覚悟しなければなりません。

契約から実際に住むまでの期間を短くできるのは、建売住宅を選ぶ大きなメリットと言えるでしょう。

注文住宅のメリット

注文住宅には、大きく分けて3つのメリットがあります。

  1. こだわりの家を建てられる
  2. 家を建てる過程を見られる
  3. 予算に合わせて調整できる

メリット①:こだわりの家を建てられる

注文住宅最大のメリットが、こだわりの家を建てられる点です。

住宅の購入は個人の買い物で最も高額になるケースが多く、長きにわたって住み続ける以上、さまざまな理想を詰め込んだ住宅を建てたいと思うでしょう。

法律の範囲内で技術的に建築可能であれば、どのような住宅も建築できます。今の住まいに対する不満も、注文住宅ならおそらく解決できるでしょう。

唯一無二の、こだわりある住宅を建てられるのは、注文住宅の大きなメリットです。

メリット②:家を建てる過程を見られる

注文住宅なら、家を建てる過程を見られるというメリットもあります。自分の目で施工状況を確かめられるのは、手抜き工事や欠陥住宅といった不安の軽減につながるでしょう。

他にも、施工している職人さんの近隣や現場における気配りや作業風景を確認することで、完成していく住宅への愛着も深まります。

建築作業をすべて任せるのではなく、家を建てる過程も見ることで、自分ごととして家づくりを捉えられるようになるでしょう。

メリット③:予算に合わせて調整できる

注文住宅は、予算に合わせて仕様を調整できるメリットもあります。

あれこれ理想を詰め込めば、おそらく想定していた予算を大幅に上回る見積もりになるでしょう。

しかし注文住宅なら、妥協できる、または優先順位の低い設備に関して、ダウングレードまたはカットできます。

理想を求めるあまり、毎月の家計が厳しくなるほどのローンを組むのは考えもの。

すべてをオーダーできるという特徴を活かし、最適な予算を見据えて建築できるのが、注文住宅のメリットと言えるでしょう。

注文住宅のデメリット

注文住宅にはメリットだけでなく、以下3つのデメリットがあります。

  1. 実物の確認ができない
  2. 入居まで時間がかかる
  3. 契約や支払いなど手間がかかる

デメリット①:実物の確認ができない

注文住宅のデメリットは、購入前に実物の確認ができないことです。建物や外観を立体的な絵で表現した「パース」や3DCGなどを用いてイメージはできるものの、実物を確認できない点に不安は残ります。

たとえば、採光が実際にどれくらい取れるかや風通しの良さなどに関しては、パースなどではわかりません。

また、住宅展示場のモデルハウスは上位グレードの設備を導入していたり、そもそも建築面積が大きかったりして、現実的とは言えない側面もあるため注意が必要です。

注文住宅を建てる際は、実際にお施主様が建てた完成住宅の内覧会などに足を運ぶと、具体的なイメージが湧くでしょう。

デメリット②:入居まで時間がかかる

注文住宅は打ち合わせ期間が長く、入居までに時間がかかります

打ち合わせの項目は多岐にわたる上、建築の着工から完成まで数ヶ月かかるのが通常です。建築計画通りに工事が進むとも限らない上、土地から探す場合は、土地探しの期間もプラスされます。

既にお子さんがいて、「小学校に入学する前に入居したい」といったスケジュールが決まっている場合は、逆算して早めに行動するのが重要です。

デメリット③:契約や支払いなど手間がかかる

注文住宅は契約や支払いなどが複雑で手間がかかるという点も、デメリットとして挙げられます。

土地や建物の権利関係はもちろん、支払いはローンを活用する人がほとんどです。融資の条件は銀行などによって当然異なり、住宅ローンは完成していない家や建物の建っていない土地に対して利用できないのが一般的。

しかし建築費用の着手金や中間金などの支払いは必要なため、「つなぎ融資」や「土地先行融資」という制度を利用してローンを組みます。

注文住宅ならでは面倒な手続きがあるという点は覚えておきましょう。

注文住宅に必要な費用

注文住宅に必要な費用は、大きく分けて以下の3項目です。

  1. 土地代
  2. 建築費
  3. その他

土地代

既に土地を所有している場合はかかりませんが、土地を所有していない場合は土地代がかかります。

  • 好アクセス
  • 都市近郊
  • 日当たり良好
  • 閑静な住宅街


上記に該当する土地は高額になる傾向があるため、総額予算を踏まえて「何にいくらかけるか」というバランスが重要です。

なお、土地を所有していても、地盤が弱い場合や未整備の場合、地盤を改良する費用がかかることもあります。

建築費

建築費とは、住宅本体にかかる建築費用です。建築費には、基礎工事や外壁、庭、カーポートといった外観全体のエクステリア、住宅設備の工事費や内装仕上げといった諸々の工事費が含まれます。

建築費は工務店によって大きく異なるため注意が必要です。一般的に、大手ハウスメーカー、中小の建築会社、地元の工務店の順にコストを抑えられる傾向にあります。

しかし、人気の建築士やデザイン事務所に依頼する場合も相応の金額になるケースがあるため、幅広く見積もりをとって比較することをおすすめします。

【関連記事】1000万円台の家はなぜ実現できるの?費用を抑える5つのポイントや間取りをご紹介

その他

建物や土地の登記費用やローン借入費用、火災保険料、各種税金などです。

これらはどのような住宅を建築する場合においても発生するため、注文住宅にかかる固定費として理解しておきましょう。

まとめ

注文住宅は、あなたが住まいに求める理想を叶えてくれるもので、実物が確認できず、入居までの時間がかかるものの、唯一無二の住宅を建てられるというメリットがあります。

「注文住宅」と言っても、実態はセミオーダー住宅だったり、建築条件付きの土地だったりするため、それぞれの特徴やメリット・デメリットを踏まえて建築方式を検討しましょう。

「家づくりにとにかく妥協したくない」という方は、フルオーダーの注文住宅が特におすすめです。

まずは家づくりのイメージを膨らませるためにも、お近くの住宅展示場に足を運び、各社の工夫や標準仕様の比較から始めてみてはいかがでしょうか。

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注文住宅を建築する3つのメリット

 

メリット①:こだわりの家を建てられる
メリット②:家を建てる過程を見られる
メリット③:予算に合わせて調整できる

 

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この記事の監修

熊澤 浩

熊澤 浩

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、インテリアコーディネーター、既存住宅状況調査技術者、岐阜県建築士会:福祉まちづくり建築士

1989年 建築学科卒業(金沢工業大学)。
木造注文住宅の設計500棟以上を担当。材木業・林業の発展のため、岐阜県木造住宅アドバイザーの認定を受け、地元岐阜県中津川市に木材流通の基盤をつくる。
現在はアサヒグローバルホーム取締役 設計部長に就任し、モデルハウス提案・新商品開発に携わる。

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