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公開:2022.11.22   更新:2023.03.10

一戸建てですべき虫対策7選!虫が入ってきやすい場所や原因も解説

一戸建てですべき虫対策7選!虫が入ってきやすい場所や原因も解説

一戸建て住宅はマンションに比べて地面に近く、窓や玄関などの侵入しやすい開口部が多いため、害虫被害を受けやすい面があります。たとえ新築でも、虫はさまざまな経路を探し当て、家屋に侵入してしまいます。

「一戸建てならある程度虫が入ってくるのは仕方ない」と諦めている方もいるかもしれませんが、虫の侵入を放置しておくと大きな被害につながりかねません。できる限りの対策を講じることが必要です。

この記事では代表的な虫対策を紹介するとともに、虫が入ってきやすい場所や入ってくる原因なども解説します。

 

一戸建ての虫対策7選

一戸建て住宅での虫対策としては、以下の7つが挙げられます。

  1. 侵入経路を塞ぐ
  2. LED照明にする
  3. 虫の住処を取り除く
  4. ゴミはこまめに捨てる
  5. 湿気対策をする
  6. 夜は外に洗濯物を干さない
  7. 虫よけグッズを設置する

上記を組み合わせることで、一戸建てであっても虫の侵入をかなりのところまで防げます。以下の解説をしっかり読んで、明日からでも実践してみてください。

 

対策①:侵入経路を塞ぐ

虫の侵入経路を塞ぐことも、一戸建てに置ける虫対策としては重要な意味を持ちます。玄関や窓を開けっぱなしにした場合に虫が入ってくるのは当然として、ほかにも以下のような侵入経路があります。

  • 窓サッシの隙間
  • 網戸に空いた穴
  • 換気扇
  • 室外機のホース
  • 外に干した洗濯物

人間にとっては小さなスペースに過ぎなくても、虫にとっては余裕を持って住居に侵入できる経路となり得ます。フィルターやキャップなどを用いてしっかりと塞ぎ、入ってこられないようにしておきましょう。それでも塞ぎきれない小さな隙間には、家庭用パテやマスキングテープなどを利用するのが有効です。

 

対策②:LED照明にする

夜の町を歩いていて、明るい街灯や自動販売機などに虫が集まっているのを見たことがある方も多いでしょう。虫は紫外線を発する光に集まる性質があり、同じことは家庭の照明に対しても当てはまります。

対策としては、LED照明を用いることが挙げられます。LEDは普通の蛍光灯と比べて紫外線の量が少ないため、虫が集まりにくいからです。

LEDには明るさを細かく調節できる機能もあり便利なので、まだ家に導入していない方はなるべく早く今使っているものの交換をおすすめします。

 

対策③:虫の住処を取り除く

家のなかに虫が入ってくるということは、近くに虫の住処があるということです。一戸建てで虫の住処としてもっとも考えられるのは、もちろん庭でしょう。定期的にチェックして、見つけたら適切に取り除く必要があります。

虫の住処となりやすい場所の特徴としては「水溜り」「湿気の多い場所」「雑草や落ち葉」「古いダンボール」などが考えられます。思い当たるものがある場合には注意してください。

 

対策④:ゴミはこまめに捨てる

ゴミを溜めずにこまめに捨てることも、虫対策としては有効です。ゴミ箱や流しのゴミは、ゴミの日が来るたびにきちんと処分し、長期間溜まらないようにしておきましょう。

虫がわいてしまうケースとしてよくあるのが、新聞や段ボールなどを長期間そのままにしておくケースです。普通の家庭ゴミと違ってゴミ出しの日が少ないため、つい捨てるのを忘れがちになってしまうのが主な理由です。しかし新聞や段ボールの隙間には虫がつきやすいので、放置してはいけません。

また、ベランダにゴミを長期間置いておく方が中にはおられますが、これも虫が発生する原因となるので、控えておくべきです。

 

対策⑤:湿気対策をする

虫は日当たりが悪く湿度の高い場所を好む性質があります。屋内にそのような場所があると、虫が好んでやってくるようになり、気がつけば虫たちに大切な家を侵食されていたということになりかねません。

対策としては、湿度が上がりすぎないように除湿機を稼働させたり、除湿剤を使用すること、などが挙げられます。除湿剤はコンビニやスーパーなどで簡単に手に入るので、心当たりのある方はすぐに購入し試してみましょう。

 

対策⑥:夜は外に洗濯物を干さない

夜間に洗濯物を外に干さないことも、虫対策としては押さえておくべきポイントです。夜に洗濯物を外に干しておくと、虫が卵を産みつけることがあり、それに気づかずそのまま取り込んでしまうこともあり得るからです。

とくに白い洗濯物には虫が寄ってきやすいので、シャツなどを夜に干すのは控えておくべきでしょう。

 

対策⑦:虫よけグッズを設置する

市販の虫除けグッズは、適切に使うことでしっかりと効果を発揮してくれます。玄関や窓の近くなどの虫が入ってきやすい場所に、積極的に設置しておきましょう。

また、虫が嫌う植物を置いておくのも効果的です。代表的なものとしては、ラベンダーゼラニウムミントローズマリーなどが挙げられます。いずれも安価で手に入れられ、町の花屋やホームセンターなどで買えるので、ぜひ試してみましょう。

 

一戸建てで虫対策をしないとどうなる?

「自分は虫がそんなに苦手ではないから、別に積極的に虫対策をおこなわなくてもいいや」と考える方もいるかもしれませんが、それは危険です。なぜなら虫対策をしっかりしておかないと、単に不快なだけでなく衛生面・健康面・建物面で悪い影響が出てくるからです。

以下の例をしっかり読んで、虫をそのままにしておくことの危険性を十分に理解しておきましょう。

 

衛生面の実害

衛生面の実害としては、ゴキブリやハエの発生が挙げられます。ゴキブリやハエはいわゆる不快害虫ではなく立派な害虫です。雑菌を食べ物に付着させ、食中毒や体調不良を引き起こすリスクがあります。

 

健康面の実害

ムカデやノミといった虫が、ここに該当します。ムカデには毒性の物質があり、噛まれると激しい痛みに襲われるだけでなく、噛まれたところが赤く腫れ上がります。大人なら軽症で済むかもしれませんが、子どもの場合は病気を併発するリスクがあります。

 

建物面の実害

建物に実害を与える虫としてもっとも有名なのはシロアリです。シロアリは木造住宅の基盤を食い荒らしてしまい、家全体を劣化させてしまいます。もともとは耐震性の高かった物件も、シロアリに食い荒らされたことで地震に弱くなってしまうこともよくあります。

(※アサヒグローバルホームは、防腐・防蟻処理認定を受けたAQ認証材を1階床組(土台・大引)に使用しています。詳しくはこちら。)

 

一戸建てで虫が入ってきやすい4つの場所

一戸建て住宅で虫が入って来やすい場所として代表的なのは以下の4つです。

  1. 窓や網戸の隙間
  2. 換気扇
  3. 室外機のホース
  4. ベランダ

1つくらいは心当たりのある方も多いのではないでしょうか。以下で順番に見ていきます。

 

場所①:窓や網戸の隙間

窓や網戸は、しっかり閉めたつもりでも実は少し隙間が空いていることがあります。長年住み続け立て付けが悪くなったことで窓がきちんと閉まらなくなったり、網戸に穴が開いてしまっていたりすることもあり得ます。

多くの虫は人間からすれば小さなサイズなので、わずかな隙間であっても次々と侵入してきます。害虫対策用のテープを貼ったり目の細かい網戸に変更したりといった対策が求められます。

【関連記事】5種類のサッシと特徴を解説!選ぶ際の3つのポイントもご紹介

 

場所②:換気扇

キッチンやトイレに備え付けられている換気扇は空気をきれいに保つために必須のものですが、虫が入って来やすいデメリットがあります。換気扇の通気口は虫にとっては大きなものであるため、家に大きな穴が開いているようなものです。

対策としては、市販で売られている換気扇用のフィルターを購入し、隙間のないようにしっかり張りつけておくといったことが挙げられます。

 

場所③:室外機のホース

室外機のホースも、虫にとっては格好の侵入経路となります。ホースは人間にとっては細いものなので意識しないことも多いですが、虫の視点では通るのに十分なスペースです。

ホースの先端にキャップをするなどにより、虫の侵入を阻止できます。

 

場所④:ベランダ

ベランダは庭に比べれば外界と切り離されているように感じられますが、虫からしてみれば同じく地続きのものです。したがって侵入経路としては代表的なものとなります。室内とのあいだに隙間を作ったり、洗濯物に虫がついたりしないよう気をつける必要があります。

 

一戸建てで虫が入ってくる3つの原因

 

一戸建ての住宅に虫が侵入してくる原因は、主に以下の3つにまとめられます。

  1. ゴミを溜めている
  2. 湿気がある
  3. 侵入経路が存在している

どれもしっかりと気を配らなければならないものばかりなので、以下の解説の内容をしっかり把握しておきましょう。

 

原因①:ゴミを溜めている

ゴミを溜めてしまっていると、虫がわく原因になります。キッチンの生ゴミなどを定期的に捨てずに放置してしまうと、いつのまにか虫の巣窟になってしまう可能性があるので要注意です。

また、ダンボールや新聞紙などをまとめたまま捨てずにおいて、虫がわいてしまうことはよくあります。ダンボールや新聞紙は捨てられる日がなかなか来ないので溜めてしまいがちですが、しっかりと管理・処分することが虫対策としては重要です。

 

原因②:湿気がある

虫は湿気のある場所を好むので、家のなかに湿度の高い場所があると、そこに虫がわいてしまう可能性があります。

対策としては除湿機を購入するか、除湿剤を使用するなどが考えられます。

 

原因③:侵入経路が存在している

虫の好む要素が家のなかに存在していても、外から虫が侵入できる経路がなければ室内で虫を見ることはないはずです。室内で虫を見つけたということは、どこかから虫が侵入してきたことを意味しています。

この記事で紹介したさまざまな侵入経路を1つ1つチェックし、虫が入ってこないようしっかり対策することが大切です。

 

まとめ

一戸建て住宅で虫がわくことに対して、どのような対策を取れば良いかを解説しました。

マンションと比べると、一戸建て住宅は「虫がつきもの」という風潮があります。そのため虫の存在に対して無頓着になったり、仕方ないと諦めてしまったりしがちですが、虫の侵入を放置するとさまざまな被害に発展する可能性があるので、しっかりと対策を取る必要があります。

この記事を参考にして、一戸建て住宅であっても室内で虫を見ることがない生活空間を作り上げてください。

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アサヒグローバルホームの家づくりは、快適に長く住み続けるための工夫があります。

一戸建ての虫対策のポイントは以下になります。

 

①侵入経路を塞ぐ

②LED照明にする

③虫の住処を取り除く

④ゴミはこまめに捨てる

⑤湿気対策をする

⑥夜は外に洗濯物を干さない

⑦虫よけグッズを設置する

 

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この記事の監修

熊澤 浩

熊澤 浩

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、インテリアコーディネーター、既存住宅状況調査技術者、岐阜県建築士会:福祉まちづくり建築士

1989年 建築学科卒業(金沢工業大学)。
木造注文住宅の設計500棟以上を担当。材木業・林業の発展のため、岐阜県木造住宅アドバイザーの認定を受け、地元岐阜県中津川市に木材流通の基盤をつくる。
現在はアサヒグローバルホーム取締役 設計部長に就任し、モデルハウス提案・新商品開発に携わる。

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