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公開:2023.07.28   更新:2023.08.04

オープンキッチンで理想の住まいを!メリット・デメリットと施工実例を解説

リビング.オープンキッチン

おしゃれな間取りや開放的な空間づくりに欠かせない「オープンキッチン」。注文住宅を建てるなら「取り入れたい!」と考えている人も多いのではないでしょうか。

しかし、魅力的な一面がある一方、デメリットの存在も忘れてはいけません。住みはじめてから後悔するのでは手遅れになるからです。

そこでこの記事では、オープンキッチンのメリット・デメリットを解説した後、取り入れる際の注意点と施工事例を紹介します。

オープンキッチンを検討中の方や初めて取り入れる方は、ぜひ参考にしてください。

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オープンキッチンとは?

リビング.オープンキッチン

オープンキッチンとは、壁による仕切りがなく、リビングやダイニングと一体の間取りとして設けられるキッチンのことです。それぞれの空間に隔たりがないため、間取り全体を通して開放感あるレイアウトに仕上げられる特徴があります。

オープンキッチンの種類は、大きく分けて「アイランドキッチン」「ペニンシュラキッチン」の2つです。

アイランドキッチンは島を意味する「アイランド」が由来で、壁から離れ独立した形をしています。

一方、ペニンシュラキッチンは、左右どちらかが壁に接しているタイプのキッチンです。壁から突き出ているような形が「ペニンシュラ(=半島)」に似ているため、この名前がつきました。

 

オープンキッチンを採用する3つのメリット

オープンキッチン,ダイニングテーブル

オープンキッチンを採用することで得られる、3つのメリットを紹介します。

  1. 家族とコミュニケーションがとりやすい
  2. 開放感があっておしゃれな空間に仕上がる
  3. 家事動線がスムーズになる

 

メリット①:家族とコミュニケーションがとりやすい

オープンキッチンを採用することで、家族とのコミュニケーションがとりやすくなります。

前述したように、オープンキッチンを囲む壁や仕切りはありません。そのため、リビングやダイニングで過ごす家族へ声が届きやすく、会話がスムーズに行えます。

また、小さなお子さまがいる家庭にもおすすめです。

キッチンに立っていると、どうしてもリビングにいるお子さまから目が離れてしまう場面も。オープンキッチンであれば、料理をしながら見守れるので安心です。

家族と過ごす空間を大切にしたい方にとって、大きなメリットとなるでしょう。

 

メリット②:開放感があっておしゃれな空間に仕上がる

オープンキッチンを取り入れると、開放的でおしゃれな空間に仕上げられます。

リビング・ダイニングとキッチンの間をさえぎるものがないため、圧迫感のない広々とした間取りを実現できます。

また、キッチン周りに一工夫加えることで、オリジナリティがある唯一無二のスペースを作れる点も魅力の1つ。

キッチン前にカウンターテーブルを設置すれば、いつでも一息つけるカフェスペースに。キッチン周りに棚を用意すれば、お気に入りの食器やアイテムに囲まれながら楽しく料理できます。

キッチンのデザイン自体も豊富なので、開放的な間取りを活かしたコーディネートも楽しめるでしょう。

 

メリット③:家事動線がスムーズになる

スムーズな動線を確保できる点もオープンキッチンのメリットです。

キッチン周りに仕切りがない分ダイニングまでの距離が近く、食事の配膳や食器の片づけなどを手際よく行えます。

とくに、ダイニングテーブルをキッチンと横並びにする配置は、配膳の手間がかからず人気のレイアウト。広めの天板を採用し、カウンターテーブルとして兼用する方法もおすすめです。

また、キッチン周りの通路が広いと、2人並んでの作業もさくさくこなせるでしょう。1人は洗い物に、1人は片付けに集中できるので家事もはかどります。

 

オープンキッチンを採用する3つのデメリット

キッチン

メリットがある一方、以下3つのデメリットもあります。

  1. 油や水がはねて汚れが気になりやすい
  2. ごちゃごちゃすると生活感が出てしまう
  3. 収納スペースを別途設ける必要がある

対処法も合わせてチェックしましょう。

 

デメリット①:油や水がはねて汚れが気になりやすい

キッチン前に壁がないため、料理中の油はねやシンク周りの水はねが目立ちやすくなります。

とくに、来客時は汚れが気になりがち。こまめな掃除や、汚れを最小限に抑える工夫が必要でしょう。

油はねであれば、コンロに油はねガードを設置することがおすすめです。置くだけのスタンドタイプやレンジフードまでを覆うウォールタイプ、インテリアを邪魔しない透明なガラス製まで、種類はさまざまあります。

水はねも同様、水はねガードの設置で対処することが可能です。

ガード部分の高さ・長さは目的により異なるので、ご自身のイメージに合うものを選ぶとよいでしょう。

 

デメリット②:ごちゃごちゃすると生活感が出てしまう

オープンキッチンは遮るものがないため、手元や調理台上のものが丸見えになってしまうデメリットがあります。

そのため、生活感が出やすい食器や調理器具、シンク内の洗い物などは、常に整理整頓することが求められます。キッチンに備えつけの引き出しやシンク・コンロ下の収納スペースを有効活用し、きれいな状態をキープしましょう。

また、腰壁の設置は手元隠しにおすすめです。上部をカウンターとして、ニッチを作り調味料置き場として、さまざまなシーンで活用できるでしょう。

キッチン,腰壁

デメリット③:収納スペースを別途設ける必要がある

オープンキッチンは、本体備えつけの収納スペースが限られている点がデメリットです。デザイン上、壁との接地面が少ないため、吊り戸棚がない場合がほとんどでしょう。

キッチンの背面に収納棚を設けたり、周辺にパントリーを設けたりと工夫が必要です。

その際、収納スペースまでの動線と収納容量には注意しましょう。片付けがスムーズにできる位置に設置するだけでなく、収納に必要な容量を把握しておくことが大切です。

大きな家具は移動や増設が難しいので、あらかじめイメージを固めておくことで失敗を防げます。

【関連記事】パントリーとは?メリット・デメリットや後悔しないための注意点を解説

 

オープンキッチンを取り入れて後悔しないための注意点

オープンキッチン

間取りの一角を担うオープンキッチンは、完成後の変更が難しいもの。後悔しないためにも、以下3つのポイントに注意しましょう。

  1. 収納スペースを確保する
  2. 油はね・水はね対策をする
  3. ニオイ対策をする


キッチン用品や食料品の収納スペースとして、
食器棚やパントリーが必要不可欠です。キッチンの近くに設置することで、片付けの手間を減らせます。

また、キッチン周りの汚れを最小限に抑えるために、汚れにくい環境づくりが求められます。油はねや水はね対策を優先的に行いましょう。

同時に、ニオイ対策も必要です。料理中に発生したニオイがリビング・ダイニングに届きやすくなるため、換気扇や換気窓などの換気システムにも配慮するとよいでしょう。

理想の住宅を再現しつつ、デメリットに対策を講じるのは容易ではありません。アサヒグローバルホームでは、オープンキッチンを取り入れた住宅アイデアを豊富に用意しております。家づくりに関するお悩みやご相談は、弊社のお問い合わせページからお問い合わせください。

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オープンキッチンを取り入れた弊社の施工実例3選

オープンキッチンを取り入れた施工実例を3つ紹介します。

  1. インテリアを楽しみながら中庭を望む家
  2. 家族の絆を大切にした、すっきり暮らすお家
  3. 家具のようなキッチンとサンルームが魅力的な家

家づくりのこだわりやインテリアとのバランスに注目しましょう。

 

実例①:インテリアを楽しみながら中庭を望む家

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「インテリアを楽しみながら中庭を望む家」では、以下の2つがポイントです。

  1. インテリアに馴染む白い腰壁と食器棚
  2. キッチン前のカフェ風スペース

L字型に設けられたLDKの空間。リビングの先、白い腰壁の奥がキッチンスペースです。調理台やシンク部分が隠れているため、手元を気にせず料理に集中できます。

キッチンの後ろにはラタン製のオーダー家具を設置。食器棚としてはもちろん、飾り棚としても活用でき、インテリア好きなお施主様のこだわりを感じられます。

造作カウンター

キッチン前に付けられた造作カウンターは、ちょっとしたカフェスペースにぴったり。壁掛けのライトがアートを照らし、ほっと一息つける憩いのスペースに仕上がりました。

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実例②:家族の絆を大切にした、すっきり暮らすお家

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「家族の絆を大切にした、すっきり暮らすお家」では、以下の2つがポイントです。

  1. 機能性を追求したこだわりのシステムキッチン
  2. 大容量の収納スペース付きで片付け力がアップ

天板にセラミックを採用したこちらのキッチンでは、フライパンの直置きができるほど熱や傷に強い点が特徴です。

シンクも色味を合わせ、全体を通してシンプルなデザインに。万が一、調理器具を落としても割れにくい耐久性の高さが自慢です。

キッチン,大容量収納

リビング側には大容量の収納スペースを装備。散らかりがちな小物や書類などをまとめて収納できます。

キッチンの色味は、ベージュとグレーを合わせたようなトープカラーを選択しました。木目が活きるあたたかい空間に、スタイリッシュな印象を加えています。

【関連動画】【ルームツアー】お友達がいつ来ても大丈夫!スッキリシンプルで生活感がでない工夫とは?

 

実例③:家具のようなキッチンとサンルームが魅力的な家

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「家具のようなキッチンとサンルームが魅力的な家」では、以下の2つがポイントです。

  1. 計画的な動線づくりで家事効率アップ
  2. 憧れの海外風キッチンを再現

毎日使うキッチンには、家事を楽にする動線づくりへのこだわりが隠されています。

まずは、横並びのダイニングテーブル。作った料理をそのまま食卓へ運べるので、調理台がスッキリし配膳時間の短縮にも効果的です。

横並びのダイニングテーブル

次に、玄関からキッチンまでしっかり確保された動線もポイント。「買い物帰りの片付けがスムーズにできる」と、大満足な間取りです。

まるで、海外インテリアを見ているような重厚感あるキッチンは、奥様のかねてよりの願いでした。背面の吊り戸棚と作業台の色味も合わせ、LDKの中でも存在感あるスペースとなりました。

 

まとめ:オープンキッチンを取り入れて理想の家づくりを

オープンキッチン,リビング

オープンキッチンの最大の魅力は、開放的でおしゃれな間取りを叶えられることです。リビング・ダイニングと一体化した間取りのため、家族との会話がしやすく家事動線もスムーズになるでしょう。

一方で、仕切りがないことや壁から離れたデザインであるが故のデメリットも存在します。

とはいえ、デメリットをすべて受け入れる必要はありません。工夫次第で、より魅力的なキッチンスペースを作ることが可能だからです。

本記事で紹介した注意点や施工事例を参考に、オープンキッチンのあるおしゃれな家づくりを実現させましょう。

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この記事の監修

熊澤 浩

熊澤 浩

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、インテリアコーディネーター、既存住宅状況調査技術者、岐阜県建築士会:福祉まちづくり建築士

1989年 建築学科卒業(金沢工業大学)。
木造注文住宅の設計500棟以上を担当。材木業・林業の発展のため、岐阜県木造住宅アドバイザーの認定を受け、地元岐阜県中津川市に木材流通の基盤をつくる。
現在はアサヒグローバルホーム取締役 設計部長に就任し、モデルハウス提案・新商品開発に携わる。

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