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公開:2023.12.27

おしゃれで賢い4つの収納術まとめ!家事ラクな家づくりのアイデアを解説

ファミリークローゼット

家を建てる前におしゃれで賢い収納術を考えておくと、家事がラクになるのはもちろん、毎日の生活をよりスムーズにできます。

しかし、むやみに収納を増やしてしまうとうまく活用できないことも。

家づくりで後悔しないためには、ご自身のライフスタイルや生活動線に合わせた収納術が必要です。

この記事では、収納を考える際の注意点やおしゃれで賢い4つの収納術をまとめました。どのような収納にするか考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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収納を考える際の注意点

納戸

収納を増やしたいといってむやみに増やしてしまうと、「こんなはずではなかった」となってしまうことも。

収納を考える際は、以下のような点に注意しましょう。

  • ライフスタイルやライフステージの変化を考慮する
  • 生活動線に合わせて収納を配置する
  • 収納量、収納位置、収納するモノを決める


また、近年はコンパクトな家が主流になってきているので、
スペースの有効活用が必要になっています。

ただ収納を増やすのではなく、上記のようなポイントを意識しながら、デッドスペースなどをうまく活用した収納をつくりましょう。

【関連記事】注文住宅で後悔しないために!間取り・収納・設計など”6つ”の項目を紹介

 

おしゃれで賢い4つの収納アイデア

畳コーナー

おしゃれで賢い4つの収納アイデアは以下の通りです。

  1. シューズクローク
  2. ウォークインクローゼット
  3. 小上がり収納
  4. パントリー


次の章で、メリット、デメリットをそれぞれ具体的に解説していきます。ぜひアイデアを参考に収納術を取り入れてみてください。

【関連記事】お気に入りに囲まれて暮らす!誰もが使いやすい収納方法や工夫が随所に詰まったお家

 

収納アイデア①:シューズクローク

シューズクローク

おしゃれで賢い収納アイデアの1つ目が、シューズクロークです。

シューズクロークは玄関に繋がるところにあるスペースで、土間収納とも呼ばれます。

以下でシューズクロークのメリットとデメリットを解説していきます。

 

 シューズクロークを取り入れるメリット

シューズクロークを取り入れるメリットは以下の3点です。

  1. 靴以外のものも収納できる
  2. 玄関がすっきりと片付いて見える
  3. 外出時と帰宅時の生活動線がスムーズになる


一般的な玄関にある下駄箱では靴しか収納できませんが、
シューズクロークは大きな収納スペースのため、靴以外のものもまとめて収納できます。

会社や外出時によく使用するカバンや上着が決まっている場合は、まとめて置いておくことで外出時の準備がスムーズにできるでしょう。

  • 外遊びのおもちゃ
  • ベビーカー
  • 折りたたみ自転車などアウトドア用品


広さにもよりますが、外には置いておけない大型のモノも収納できます。

シューズクロースに全てまとめられると、玄関は物が少なくすっきりと見せられるでしょう。

 

シューズクロークを取り入れるデメリット

シューズクロークを取り入れるデメリットは以下の3点です。

  1. レイアウトによっては使い勝手が悪い
  2. 玄関スペースが狭くなる可能性がある
  3. オープンタイプの場合はニオイ対策が必要


シューズクロークの中は大きな棚を設置することがよくありますが、場合によってはどこに何を置いて良いかわからず、使い勝手の悪いスペースになってしまうことも。

また、シューズクロークで場所を確保するため、玄関スペースが狭くなる可能性もあります。

シューズクロークを検討している方は、事前にどこに何をしまうかを考慮したり、玄関スペースとのバランスを考えたりして間取りを決めるようにしましょう。

オープンタイプ(玄関とシューズクロークの間にドアを付けないタイプ)の場合、風通しが悪いとニオイがこもりやすくなってしまうため、消臭剤を使用や定期的な換気するなどの工夫が必要です。

【詳細はこちら】シューズクロークで後悔しない!メリット・デメリットと間取り実例を解説

 

収納アイデア②:ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットもおすすめの収納術の一つです。

ウォークインクローゼットとは、人が入って歩ける広さのクローゼットのことで、大体1.5〜4畳ほどのスペースが一般的です。

以下で、ウォークインクローゼットのメリット、デメリットを解説していきます。

 

ウォークインクローゼットを取り入れるメリット

ウォークインクローゼットを取り入れるメリットは以下の3点です。

  1. 効率よく収納ができる
  2. 出かける際に準備が楽
  3. 衣替えが不要


ハンガーをかけられるようなタイプのウォークインクローゼットの場合、
洗濯物を干したあと、そのままクローゼットにしまうだけで済むため、効率よく収納できます。

洗濯の後に衣類を畳む時間がなくなるだけでも、かなりの時短になるでしょう。

衣類だけではなく、カバンや小物なども一緒に収納できるため、出かける際の準備も楽になります。

大きな全身鏡をウォークインクローゼットの中に設置しておくと、よりスムーズに準備できるでしょう。

さらに、ウォークインクローゼットは収納スペースが広いため、1年分の衣類を収納できます。季節の変わり目も天気に合わせて服を調整できる点や、衣替えが不要なのもポイントです。

 

ウォークインクローゼットを取り入れるデメリット

ウォークインクローゼットを取り入れるメリットは以下の3点です。

  1. 適切なスペースを取らなくてはいけない
  2. 定期的な掃除が必要
  3. 整理をしないと物が溢れてしまう


ウォークインクローゼットは、
少なくても1.5畳はスペースの確保が必要です。

家族が多い場合は、これ以上の大きさが必要になることも。

また、定期的な掃除や整理をしないと物が溢れてしまい、物置のような状態になってしまったり、ホコリが溜まりやすくなってしまったりします。

  • 収納するモノを事前に決める
  • 収納する場所・配置を決めておく
  • 定期的に換気や掃除をする


ウォークインクローゼットも使い方はさまざまなので、ルールを決めておくのがおすすめです。

お気に入りの小物や衣類をまとめておしゃれなスペースにしておくと、掃除のモチベーションも上がるでしょう。

【詳細はこちら】おしゃれなウォークインクローゼット!失敗しないためのポイントを紹介

 

収納アイデア③:小上がり収納

小上がり収納

小上がり収納もおすすめな収納術の1つです。

小上がり収納とは、床から1段上がったところに畳などのスペースを作り、その下のスペースを活用する収納のこと。

収納スペースができるだけではなく、メリハリのあるリビングにできるのもポイントです。

以下で小上がり収納のメリットとデメリットを解説します。

 

小上がり収納を取り入れるメリット

小上がり収納を取り入れるメリットは以下の3つです。

  1. 収納を増やせる
  2. マルチな利用用途がある
  3. 段差に腰を掛けられる


デッドスペースになりがちな段差を活用して収納を増やせるのは、狭小住宅において積極的に活用したいポイントです。

季節ものの家電や衣類など、普段使わないものや掃除道具などを収納できます。

小上がり収納は、リビングに収納を増やしたい方に特におすすめです。

また、小上がりができることで、和室のスペースをつくれる点やリビング全体にメリハリを付けられる点もメリットといえるでしょう。

段差に腰掛けることもできるため、来客が多い家族にもおすすめです。

 

 小上がり収納を取り入れるデメリット

小上がり収納を取り入れるデメリットは以下の3つです。

  1. バリアフリーではない
  2. ロボット掃除機の稼働には向いていない
  3. 小さなお子さまがいる家庭では注意が必要


段差を活用するため、バリアフリーではないのが小上がり収納のデメリットです。

シニアの方や上り下りを避けたい方にはあまりおすすめできません。

また、小さなお子さまがいる場合は、段差から落下する危険性もあるので注意が必要です。

【詳細はこちら】小上がり和室で後悔しない!メリット・デメリットやおしゃれな施工実例を解説

 

収納アイデア④:パントリー

キッチン

食材をストックできるパントリーも、おすすめの収納アイデアです。

特に、大人数の家族やまとめ買いをする方におすすめです。

以下でパントリーのメリットとデメリットを解説していきます。

 

パントリーを取り入れるメリット

パントリーを取り入れるメリットは、以下の3点です。

  1. 抜群の収納力
  2. キッチンをスッキリできる
  3. 物が探しやすい


通常のキッチンスペースだけでは置ききれないものも、パントリーがあれば収納できるので、安心してまとめ買いできます。

また、パントリーに食品を収納できるので、その分キッチンをすっきり見せることが可能です。

パントリーは、来客が多い方やキッチンの生活感をなるべく少なく見せたい方におすすめです。

 

パントリーを取り入れるデメリット

パントリーを取り入れるデメリットは、以下の2点です。

  1. スペースが必要で、間取りの工夫が大切
  2. パントリー設置の費用がかかる


パントリーを広くすればするほど、
キッチンやリビングの間取りの調整が必要になる場合もあります。

廊下とパントリーを併設させるなど、デッドスペースをうまく活用して間取りをつくるようにしましょう。

また、パントリーの設置もスペースによっては必要がかかります。

どのようなパントリーにしたいか、どれくらいの費用がかかるのかを事前に確認して設計しましょう。

【詳細はこちら】パントリーとは?メリット・デメリットや後悔しないための注意点を解説

 

まとめ:おしゃれで賢い収納術で理想の住まいを実現しよう

ウォークインクローゼット

おしゃれで賢い収納アイデアは以下の4つです。

  1. シューズクローク
  2. ウォークインクローゼット
  3. 小上がり収納
  4. パントリー


どれも魅力的な収納ですが、ライフスタイルの変化や生活動線を考慮して、どの収納がご自身に合っているかは事前に見極める必要があります。

メリットとデメリットを把握して理想の住まいを実現しましょう。

アサヒグローバルホームでは、お客様の理想を叶える家づくりをサポートしています。当社の施工事例ページでは、さまざまな施工例を掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事の監修

髙田 司

髙田 司

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、耐震診断士、福祉住環境コーディネーター2級

2003年 東海工業専門学校卒業
現場監督、営業、積算、設計などマルチな経歴を持つ。
現在は住宅設計部の部長として、組織づくりなどのマネジメント、クレーム管理、特殊案件の実施設計を担当。また商品開発の一環でモデルハウスの建て替えや、購買部も兼任している。

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