公開:2023.09.15 更新:2023.09.19
和室をモダンにコーディネート!5つのポイントと3つの施工実例を解説
おしゃれで落ち着きのある空間を求めて、和室をモダンにコーディネートする「和モダン」が気になるという方も多いでしょう。
自然素材を積極的に取り入れる和モダンは、子どもから大人までリラックスして過ごせるため高い人気があります。
しかし、素材や色の組み合わせによっては調和の取れていない空間となってしまうため、注意が必要です。
そこで本記事では、和室をモダンにコーディネートするための5つのポイントと3つの施工実例を解説します。
モダンでかっこいい和室の特徴3選についても紹介するので、参考にしてください。
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モダンでかっこいい和室の特徴3選
モダンでかっこいい和室の特徴3選は、以下の通りです。
- 自然素材と無機質素材をミックスしている
- 直線的なデザインを取り入れている
- 彩度の低い色や伝統色を取り入れている
特徴①:自然素材と無機質素材をミックスしている
モダンでかっこいい和室の特徴1つ目は、「自然素材と無機質素材をミックスしている」ことです。
自然素材のみだと純日本的、無機質素材のみだとモダンでクールな印象を与えますが、ミックスさせることで両方のメリットをあわせ持つ空間を実現できます。
それぞれによく利用される素材は、以下の通りです。
自然素材 | 無機質素材 |
|
|
和を重視したい場合は自然素材を、モダンを大切にしたい場合は無機質素材のボリュームを増やしましょう。
特徴②:直線的なデザインを取り入れている
モダンでかっこいい和室には「直線的なデザインを取り入れている」傾向が強いです。
シンプルでおしゃれな和モダンの空間には、直線的な家具を置くと部屋の雰囲気を邪魔せず、より洗練した印象になります。
障子や畳など和室に設置する設備と、モダンな部屋に置く棚やソファなどの家具は両方とも直線で構成されていることが多く、相性はぴったりです。
丸みのある家具を取り入れたい場合には、アクセントとして取り入れましょう。
特徴③:彩度の低い色や伝統色を取り入れている
モダンでかっこいい和室は「彩度の低い色や伝統色を取り入れている」のも特徴的です。
自然素材を利用している和室は茶・ベージュ・緑系、モダンはモノトーンやグレー系を採用しており、両者とも彩度の低い色を使っています。基調とする色を1〜3つ選択して、まとまりのある空間にするのがおすすめです。
朱色・藍色・やまぶき色など、伝統色をアクセントカラーとして利用することで引き締まった空間にできるでしょう。
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和室をモダンにコーディネートする5つのポイント
和室をモダンにコーディネートする5つのポイントは、以下の通りです。
- 「モダンな和室」の方向性を定める
- 空間のつながりを意識する
- 畳や建具の種類にこだわる
- アクセントクロスを取り入れる
- 自然光をうまく取り入れる
ポイントをつかめば、手軽にモダンな和室を実現できるでしょう。
アサヒグローバルホームでは、モダンな和室を取り入れた設計にも対応しています。和室を検討している方は、当社の商品ラインナップページをご確認ください。
ポイント①:「モダンな和室」の方向性を定める
希望する要素をすべて詰め込むと調和の取れていない空間となってしまうため、まずは「モダンな和室」の方向性を定めましょう。
特に、以下の項目を決めておくと、スムーズに空間づくりができます。
- 和とモダンのバランス
- 基調とする色・アクセントカラー
- 必ず入れたいインテリア
イメージが湧かない場合には、不動産会社や工務店の施工事例から、理想に近いデザインを見つけるのがおすすめです。
また、「昭和レトロ」「大正ロマン」など、時代から大まかなテイストを決める方法もあります。
ポイント②:空間のつながりを意識する
モダンな和室をリビングに隣接させる場合や小上がりにする場合など、明確な仕切りを設けずに配置するのであれば、空間のつながりを意識しましょう。
隣接する空間とまったく異なる色やデザインにすると、和室部分だけ浮いてしまうので気をつけてください。
モダンな和室と接するリビングなどを連続する1つの空間と捉えて、色・家具・建具・照明に関連性を持たせることが重要です。
ポイント③:畳や建具の種類にこだわる
空間の中で大きなボリュームを占める畳や建具はモダンな和室の印象を決定づけるため、こだわって選んでください。
例えば、畳は縁のない琉球畳を利用したり、バリエーション豊富なカラー畳を使ったりすることで、モダンな空間を演出できます。
障子や襖(ふすま)などの建具は、木材の種類・太さ・格子の間隔の細部にこだわると、洗練された印象を与えられるでしょう。
また、日本の家具は床に近い位置に座ることを想定しているため、重心が低いのが特徴です。そのため、座卓や座椅子など、高さのない家具を選ぶと和の雰囲気にできます。
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ポイント④:アクセントクロスを取り入れる
よりおしゃれな雰囲気にしたいと感じたら、単調になりがちな壁紙にアクセントクロスを取り入れる方法もおすすめです。
和を感じる藍色や深緑色など、濃い色合いをアクセントクロスとして採用すると、スタイリッシュな空間にできるでしょう。
ただし、アクセントクロスの割合を増やすと部屋の雰囲気が重くなってしまうため、バランスに注意してください。
最近では柄入りのクロスや珪藻土(けいそうど)クロスなどさまざまな種類があり、施工業者から提案してもらうのも1つの方法です。
ポイント⑤:自然光をうまく取り入れる
自然素材を多く取り入れた和室の雰囲気をより引き立てるためにも、自然光をうまく取り入れましょう。
自然光を取り入れるメリットは、以下の通りです。
- 開放感を得られる
- リラックス効果を期待できる
- カビ予防になる
- 電気代を削減できる
空間の広さを確保できない場合にも自然光を活用することで、視覚的に広く感じられるため居心地の良い場所にできます。
湿気を吸収しやすいナチュラル素材を使っているのでカビの心配もありますが、日光が当たれば自然と予防できるのも魅力です。
モダンな和室がおしゃれな施工実例3選
モダンな和室がおしゃれな施工実例として、以下の3つを紹介します。
- 遊び心ある空間でゆったりくつろげる家
- グレイッシュモダンなリビングに家族が集う家
- 吹き抜けリビングで開放感たっぷり
実例①:遊び心ある空間でゆったりくつろげる家
「遊び心ある空間でゆったりくつろげる家」では、以下の2点がポイントです。
- LDKとの空間のつながりを意識
- 統一感を大切にしながらもアクセントクロスを採用
モダンな和室をLDKと隣接する形で設置し、遊び心のある垂れ壁(天井から下のほうへ下がる壁)が空間をゆるやかに区切っています。キッチンと同じブラウンを採用しており、LDKとの一体感を持たせているのが特徴です。
建具などはダークトーンで統一しているものの、天井にアクセントクロスを活用しているためスタイリッシュな雰囲気も楽しめます。
実例②:グレイッシュモダンなリビングに家族が集う家
「グレイッシュモダンなリビングに家族が集う家」では、以下の2点を工夫しました。
- LDKと同じ壁色を採用
- お子さまの遊び場や収納として活用
LDKのグレイッシュモダンテイストをそのまま採用したホワイトカラーの壁紙となっており、段差もないため空間のつながりが強くなっています。
L字壁で覆った2帖の半個室型の形状で、プライベートを確保できるためお子さまの遊び場や収納としても活用可能です。また、お子さまが畳の感覚を味わえるため、和空間ならではの良さを幼い時期から体感できるのもメリットだといえます。
実例③:吹き抜けリビングで開放感たっぷり
「吹き抜けリビングで開放感たっぷり」の家では、以下の2点がポイントです。
- スライド式の扉を設置
- LDKとの統一感を意識
LDKと和室の間にはスライド式の扉を設置しており、来客時には閉められるのでプライベートを確保できます。
また、小上がりの形状なので、空間に立体感を与えられるのも特徴です。
仕切りはあるものの、壁紙や扉はLDKと同じ色を採用しているため、統一性を感じられるスペースとなっています。
まとめ:モダンなかっこいい和室でマイホームをおしゃれに
和室にモダンな雰囲気を取り入れると、おしゃれでかっこいい空間を実現できるのはもちろん、オリジナリティのある家づくりが可能です。
モダンでかっこいい和室には、自然素材と無機質素材をミックスしたり、直線的なデザインを取り入れたりするなどの特徴があります。
「方向性を定める」「空間のつながりを意識する」「畳や建具の種類にこだわる」などのポイントに気をつけると、上手にコーディネートできるでしょう。
本記事を参考にしながら、モダンな和室づくりを検討してみてください。
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アサヒグローバルホームでは、お客様の希望に寄り添ったモダンな和室づくりの実績が数多くあります。
モダンな和室づくりをコーディネートするポイントは、以下の5つです。
ポイント①:「モダンな和室」の方向性を定める
ポイント②:空間のつながりを意識する
ポイント③:畳や建具の種類にこだわる
ポイント④:アクセントクロスを取り入れる
ポイント⑤:自然光をうまく取り入れる
モダンな和室の施工事例をもっと見たい方は当社の施工事例ページをご覧ください。