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公開:2023.06.22

西玄関の間取りで家事動線を重視した事例5選を紹介!

西玄関の間取りで家事動線を重視した事例5選を紹介!

「西玄関の快適な間取りを知りたい」「家事動線を重視した住みやすい家を作りたい」と考えている人も多いでしょう。

心地良い家を建てるうえで、玄関の位置や家事動線の確保は大切な要素です。特に、今よりも家事の負担を減らしたいと考えている人にとっては重要なポイントと言えるでしょう。

そこで本記事では、西玄関の間取りで家事動線を意識した5つの事例を紹介します。

さらに、西玄関のメリットや家事動線を取り入れた家づくりのコツも解説します。これから家づくりを検討している人は、ぜひ参考にしてください。

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西玄関の間取りにするメリット3選

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西玄関の間取りには、3つのメリットがあります。

  1. 南側に日差しが当たりやすい
  2. 生活音が漏れにくい
  3. 玄関や玄関周りのじめじめを防げる

 
それぞれ詳しく解説します。
 

メリット①:南側に日差しが当たりやすい

1つ目のメリットは、西に玄関を配置することで、日当りの良い南側に居住スペースを設けられることです。
リビング・キッチン・お風呂などの主な生活スペースを南に配置できるため、家全体が明るくなります。

加えて、西玄関の間取りは、生活スペースが強い西日に悩まされないこともポイントです。リビングのカーテンやインテリアが日焼けしないうえ、夏の光熱費も抑えられます。

また、中庭のある住宅(コートハウス)を検討している人にも西玄関はおすすめです。中庭を南側に設置できるため、ガーデニングやプール、洗濯干しなどに活用できるでしょう。
 

メリット②:生活音が漏れにくい

西玄関は、生活音が外に漏れにくいというメリットがあります。

西側だけに道路が接地している場合は、道路側に面して玄関を配置し、道路から離れた南側にリビングを配置したり、北側にお風呂などの生活スペースを設けたりできます。そのため、生活の音漏れを気にせず、のびのびと過ごせるでしょう。

また、西玄関の間取りは、プライバシーの確保がしやすい点もメリットです。

「カーテンや窓を開けて開放的に暮らしたい」と考えている人は、道路側に玄関を配置し、道路から離れた位置にリビングを配置すると良いでしょう。

西側の玄関はプライベート感やプライバシーの確保を重視する人に特におすすめです。

ただし、西側と南側、西側と北側が道路に接地する角地の場合は、道路からの視線をうまく遮る工夫が必要なケースもあるため気をつけてください。
 

メリット③:玄関や玄関周りのじめじめを防げる

西玄関は、玄関や玄関周りのじめじめを防ぐ効果があります。

玄関には、傘や長靴など濡れたものを置く必要があります。そのため、雨の日は湿気が溜まりやすくなるでしょう。湿気が多い玄関は、じめじめと不快なうえ、靴のニオイが気になります。

しかし、西玄関の場合は、強い西日が玄関のじめじめを解消してくれる利点があります。さらに、濡れた雨具を玄関先に干せば、強い西日を有効活用できることもポイントです。

また、玄関に窓を設置することで、北西の爽やかな風が玄関に入ってきます。風通しの良い玄関であれば、快適に過ごせるでしょう。
 

家事動線が快適な生活を作る理由

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家事動線は、暮らしやすい家づくりに欠かせません。家事動線とは、家事で発生する無駄な動きを減らすことを目的に、住宅内をスムーズに動けるように考えられた間取りのことです。

家事動線が考慮されていない家は、毎日の家事負担が大きく、住み心地が良くないと感じる可能性があります。一方で、家事動線に工夫が施された家であれば、家事効率が良く快適な生活を送ることができます。

特に共働きの家庭は「家事の負担を減らし、自由な時間・子育ての時間を充実させたい」と考えている人も多いでしょう。家事をスムーズにすることは、暮らしの質を上げることにも繋がります。

また、家事動線を意識した間取りは、将来的に長く住みやすい家でもあります。家事負担をより大きく感じる老後を考えた家づくりが大切です。

このように、家事動線は、快適な生活を送るうえで欠かせないポイントの1つです。

【関連記事】家事導線が楽になる間取りを3つご紹介 | 具体的な4つのポイント
 

家事動線を意識した家づくりのコツ

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ここでは、家事動線を意識した家づくりのコツを4つ紹介します。

  1. 洗濯動線
  2. 掃除動線
  3. ゴミ出し動線・買い物動線
  4. 回遊動線

 
それぞれ詳しく解説します。
 

コツ①:洗濯動線

洗濯動線は、”洗う→干す→アイロンがけ→収納”をスムーズにする動線づくりが重要です。例えば、以下のような工夫を取り入れることができます。

  • 水回りを集中させ、ファミリークローゼットを近くに設置する
  • ウォークスルークローゼットを設置し、ハンガーで干したものをそのままクローゼットに掛けられるようにする
  • 洗濯物を取り込んですぐに片付けられるように、洗濯物干し場とクローゼットの位置を近くする

 
洗濯から収納までの位置をできる限り近くすることで、移動距離が減り洗濯を時短できます。

洗い場が1階・干し場が2階の場合は、洗い場から最短距離で2階に上がれる動線を作ることがポイントです。

また、洗い場の近くに室内干しスペースを作ると、雨の日の洗濯干しがスムーズでしょう。

【関連記事】家事動線の良い間取りにおすすめ!ランドリールーム
 

コツ②:掃除動線

清潔な家を保つには、掃除動線を意識することも欠かせません。掃除動線をスムーズにするためには、以下の工夫が挙げられます。

  • 段差の数をできるだけ減らす
  • 収納を多くする
  • コンセントの位置を適切に配置する
  • 部屋の扉をノンレール(吊り戸)にする

 
段差の数やレールが少ない家は、隙間にホコリが溜まりにくいうえに、掃除機の移動もスムーズです。

また、掃除道具の収納場所もポイントです。収納場所から一周すると掃除が終わる配置であれば、移動距離が短縮できます。

加えて、モノの保管場所も動線を意識して配置すると良いでしょう。

保管場所が離れていては、片付けを負担に感じる可能性があります。部屋の数カ所に保管場所を設置し、すぐにしまえる設計にすることが大切です。
 

コツ③:ゴミ出し動線・買い物動線

ゴミ出し動線・買い物動線の確保も重要です。ゴミ出し動線・買い物動線を確保することで、重い荷物を持ち運ぶ時間を短縮できたり、ゴミを簡単に外に出せたりする利点があります。

以下の間取りを取り入れると良いでしょう。

  • 玄関近くにパントリーやキッチンを配置する
  • 勝手口を取り付ける

 
玄関の近くにパントリーやキッチンを配置することで、買った商品をすぐに収納できます。

最短でキッチンに行けるため、重いお米や水などを運ぶ距離を短縮できることもポイントです。

加えて、パントリーの近くに冷蔵庫やキッチンがあれば、毎日の料理もスムーズにできるでしょう。

勝手口も便利な動線を作ります。キッチンのゴミを外のゴミ保管場所にすぐ出せるため便利です。
 

コツ④:回遊動線

家事動線をスムーズにするには、回遊動線を考えることがポイントです。回遊動線とは、家の中の行き止まりをできるだけ無くし、一回りできる動線です

例えば、リビングからキッチン・洗面所・お風呂まで行き止まりがない回遊動線にすることで、複数の家事を同時進行することができます。

キッチンで洗い物をしながら、リビングにいる家族とのコミュニケーションを取ることも可能でしょう。

どのような回遊動線がご自身の暮らしを便利にするかを考えるには、普段の生活を思い返すことがコツです。

料理好きな人であれば、キッチン周りの回遊動線が重要でしょう。洗濯物の多い家庭であれば、洗い場から干し場までの回遊動線の確保が優先されます。

普段の家事で「大変・不便」と感じていることを、間取りに落とし込むことがポイントです。

【関連記事】子育てしやすい家とは?ママさん達のお悩みを解決する間取りをご紹介
 

まとめ:西玄関で家事動線にこだわる間取り!

まとめ

この記事では、西玄関の3つのメリットを紹介しました。

  1. 居住スペースに日当りを確保できる
  2. 生活音が漏れるのを防ぎ、プライバシーを守れる
  3. 玄関のじめじめやニオイを抑える

 
また、快適な生活を実現するには、家事動線を工夫することが重要です。ご自身にとって重要な動線を取り入れることで、家事負担を減らすことができます。

本記事を参考に家事動線を考え、快適な家づくりを実現しましょう。

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施工事例から家事動線を重視したお家を探してみませんか?

西玄関の間取りにするメリットは以下の3つです。

 

メリット①:南側に日差しが当たりやすい

メリット②:生活音が漏れにくい

メリット③:玄関や玄関周りのじめじめを防げる

 

ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

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この記事の監修

髙田 司

髙田 司

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、耐震診断士、福祉住環境コーディネーター2級

2003年 東海工業専門学校卒業
現場監督、営業、積算、設計などマルチな経歴を持つ。
現在は住宅設計部の部長として、組織づくりなどのマネジメント、クレーム管理、特殊案件の実施設計を担当。また商品開発の一環でモデルハウスの建て替えや、購買部も兼任している。

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