公開:2023.09.27 更新:2023.09.28
お気に入りに囲まれて暮らす!誰もが使いやすい収納方法や工夫が随所に詰まったお家
「子どもが生まれて物が増えてきて、飾るだけでは家がごちゃごちゃしてしまうので、試行錯誤していくうちに整理収納もだんだん好きになってきました」と話してくださった奥様。
今回は、インテリア雑貨店員で整理収納好きな奥様が、おしゃれだけでなく、誰もが使いやすい収納方法や工夫が随所に詰まったお家をご紹介します!
収納方法や工夫と合わせて、奥様のセンス溢れるインテリア雑貨の購入場所もご紹介するので、ぜひ、お家のインテリアの参考にご覧いただければ嬉しいです。
01|家族の家づくりの思い出を形に!
▲キッチンの腰壁はポーターズペイントでセルフペイント
クロスで仕上げた腰壁に、引渡し後にご家族みんなでセルフペイント。
使用した塗料は、Porter’s Paints(ポーターズペイント)というオーストラリア生まれの伝統的な塗料。左官やエイジングなしで、陰影のある独特な風合いや豊かな表情を楽しむことができます。
奥様:
「キッチンの腰壁は、ポーターズペイントっていう塗料で家族みんなでセルフペイントしました。
岐阜県にショップがあって、レクチャーを受けた人しか塗料を売っていただけないので、レクチャーを受けて自分たちでしたんです。
自分たちでペイントすることで思い出にもなるし、費用も安く収まります。傷とか汚れがついても後からでも修復ができて、修復してもそれがムラ感になって馴染むんです。」
旦那様:
「実はこれも数回修復しているんです。よく見てもらうと分かるんですけど、それがまた味になりますね。」
02|お気に入りに囲まれた空間
▲LDKには思い切ってウィリアムモリスのクロスをセレクト
各部屋にアクセントを必ず入れたいなと考え、Instagramの画像なども参考にしながらイメージを担当者に伝えて少しずつ形にしていったそう。
奥様:
「リビングは明るくて温かみのある空間にしたかったので、白・ベージュ・ウッドカラーの3色でまとまるように意識しました。
パントリー前の壁でどうしても使いたかった “ウィリアムモリスのクロス”は、全体の色味を抑えたことで引き立っているのでお気に入りです。」
この空間を彩る雑貨たちは、やわらかい色味のアイテムや自然素材のものなど、一つ一つ奥様によって吟味されたアイテムが並ぶ。
奥様のセンス溢れるアイテムの購入場所を伺ったので、購入先を一挙にご紹介します。
▲階段下の空間を利用した子どもたちの遊びスペース
リビングにファミリークローゼットを設けて収納場所を作ったことで、階段下の空間はあえてオープンスペースに。視線が抜けて空間の広がりを感じさせるとともに、子どもたちの遊ぶスペースとして活用できているそう。
また、子どもたちが自らお片付けできるような仕組みが隠されていました。
奥様:
「 “蓋を開ける” → “入れる”だと、アクション数がどうしても多くなってしまいます。蓋を開けておくことで、パッと見ただけで、これを入れるところだなっていうのが分かるので、蓋は開けっぱなしにしています。
オープンな空間なので、扉を開け閉めする必要もないですし、子どもに『片付けて〜』というと『は〜い』と言って、ポイポイって自分で片付けてくれますよ。」
03|すっきり見える化収納術
▲入口は三角垂れ壁、一面をウィリアムモリスで彩ったお気に入り空間
キッチンから洗面・脱衣所に抜ける動線上に配置したパントリーは、整理収納好きな奥様の “誰もが使いやすい” 工夫が隠されていました。
キッチンのパントリーの間仕切りは、いずれロールスクリーンも使えるように下地を入れたそうですが…
奥様:
「今の所ロールスクリーンもつけていませんが、物を出し入れする際に扉の開閉が無いのでとても楽だなと思っています。また、棚は全て可動棚にする事で、収納するものが変わっても棚間をそれに合わせて変えられるのでそれも気に入っています!
全てテプラを貼り付けているのは、私が探しやすいのはもちろんなんですけど、『あれどこに行った?』『これどこに行った?』って聞かれることが多くて…
ここにあるよっていうのを言葉で説明するのが難しいなと思って、そういうのが分かりやすいようにテプラを貼り付けてあります。」
▲パントリーの一角に設けた奥様専用スペース
パントリー内には、奥様がメイクしたり、家事育児の合間にちょっと羽を伸ばせたりできるスペースに。
奥様:
「ちょっと物理的に一人になりたいなっていう時があるんですけど、子どもからは目が話せないし…
そんな時でも子どもを見ていることもできるし、ちょっと一息できたりとか自分の支度ができるスペースが欲しくて、営業さんにご提案いただいて作ってもらいました!」
04|見た目も機能も両立した玄関・水回り
▲玄関の圧迫感をなくすため、IKEAのリル(レースカーテン)で間仕切り
玄関には麻のマットとかウッドのベンチなどの自然素材のインテリアを使いたくて、相性のいいモルタルの床をセレクト。
また、扉を付けずレースカーテンで仕切った土間収納は、圧迫感をなくすだけでなく、使い勝手も抜群だそう。
奥様:
「収納部分に扉を付けなかったことで、子どもの自転車やベビーカーをそのまま出せますし、自転車は子どもでも持っていけるし、出し入れがすごく楽なので、扉を付けなくてよかったです。」
▲1階のトイレ
間取りの都合で1坪取れなかったトイレですが、天井と背面のクロスを木目クロスで統一し、奥行き感を演出。
▲脱衣所
脱衣所はLDKとまた雰囲気を変えて、洗濯アイテムや洋服の収納家具まで全て白で統一。ボトルも好みのものに変えて、オープン棚でも生活感を隠せて、すぐ取り出せて使いやすい!
おしゃれだけじゃない、誰もが使いやすい収納方法や工夫が随所に詰まったお家はいかがでしたか?
家を建ててから真似できる工夫や参考になるインテリア情報が満載でしたね。
ぜひ、家づくりに取り入れてみてください!
インタビュー記事: 太陽光発電などの機能面もデザインも予算内で叶えられるのがアサヒグローバルでした!
北欧インテリアを楽しむ、ナチュラルカラーの優しいお家
イ ン テ リ ア 好 き が 高 じ 、雑 貨 店 で 勤 め て い た 経験もある奥様と、そんな奥様のセンスを愛してやまない旦那様が暮らす家族を大切にする家
整理収納好きな奥様が考え抜いた工夫満載!
H様邸の施工事例を見たい方は
「詳しくはこちら」からご覧ください。