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公開:2023.03.07   更新:2023.05.19

【2023年版】新築住宅のトイレの選び方やおすすめメーカー3社を紹介


日々の生活を送る上で、トイレは欠かせない設備です。

毎日使うからにはトイレ選びで失敗したくないと、誰もが考えるのではないでしょうか。

トイレは、一度設置すると簡単に取り替えられるものではないため、ご自身にあったトイレ探しが重要です。

本記事では、新築住宅におけるトイレを選ぶ際のポイントや注意点、おすすめのトイレメーカー3社を紹介しています。

トイレ選びで失敗したくない方は、本記事をぜひ参考にしてください。

 

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新築住宅のトイレの4つの選び方


新築住宅のトイレを選ぶ際は、以下の4項目で選ぶと良い
でしょう。

    1. おしゃれなデザイン・見た目
    2. 掃除のしやすさ
    3. 機能のグレード
    4. 価格

選び方①:おしゃれなデザイン・見た目

毎日何度も使うからこそおしゃれなデザイン・見た目は、重要です。

家族だけではなく、友人などを招いた際にも利用するため、トイレはおしゃれなデザインの方が自慢にもなるでしょう。

トイレ選びのポイントの1つに、タンクの有無があります。デザイン性を重視するなら、タンクレストイレがおすすめです。

内装にもこだわれば、シックでスマートな空間をコーディネートできるでしょう。

タンク有りのトイレでも、最近ではタンクが見えないタイプも登場しています。

後述する機能性や価格とのバランスを踏まえて、おしゃれなデザイン・見た目のトイレを検討してみてはいかがでしょうか。

選び方②:掃除のしやすさ

トイレを選ぶ際は、掃除のしやすさも重要です。

トイレの耐用年数は約10~15年とされています。

そのため、掃除のしにくいモデルを購入すると、10年近く面倒な思いをする可能性があるため注意しましょう。

最近では自動洗浄してくれる機能などが充実しているモデルも増えており、掃除の手間はかなり軽減されました。

しかし、掃除を全くしなくていいわけではありません。

「フチや角の有無」「汚れの落としやすさ」という視点で比較すると、選択肢は絞られてくるのでおすすめです。

選び方③:機能のグレード

最近のトイレにはさまざまな機能が追加され、掃除の手間を省くだけではなく、節電効果のあるモデルが登場しています。

フラッグシップモデル(ラインナップの中で最上位ランクのもの)の場合は、におい除去・ノズルの自動洗浄・除菌機能も搭載。

他にも、ウォシュレットの水の温め方に違いがあるモデルも。

人感センサーでフタが自動で開閉したり、ウォシュレットの洗浄方法を選べたりなど、快適性を追求するモデルが多数登場しています。

高機能なモデルほど価格は当然上がるため、トイレに求める機能の優先順位をつけるのがおすすめです。

選び方④:価格


トイレを選ぶ際は本体価格だけではなく、施工費用・電気代・水道代などのランニングコストを含めたトータルコストで比較するのもポイントです。

手洗い場やキャビネットが一体となったシステムトイレやタンクレストイレを選んだ場合は比較的コストが高くなる傾向があります。

4人家族の場合、1日あたり約16回トイレを使用するとされており、節電・節水機能も含めた比較が必要不可欠です。

耐用年数の10年を目安に、トータルの価格でトイレを比較検討しましょう。

新築住宅のトイレを選ぶときの4つの注意点

新築住宅のトイレを選ぶ際の注意点は、以下の4点です。

  1. 余裕のある間取り
  2. トイレ内の洗面
  3. トイレ内の収納
  4. 座り心地

トイレは一度取り付けたら、簡単に交換できるものではありません。あらかじめトイレ選びの注意点を把握しておき、トイレ選びの失敗を避けましょう。

注意点①:余裕のある間取り

トイレの間取りは余裕を持たせるのがおすすめです。

リビングや寝室などの居室を優先して、トイレの間取りを後回しにするとトイレの空間が思ったより狭くなる可能性があります。

その結果、以下の項目で悩まされることも。

  • 掃除がしにくい
  • 子どものトイレトレーニングがしづらい
  • トイレで一息つけない

一戸建ての場合、トイレの間取りは0.5坪が一般的とされています。

0.75坪確保できるとデザインの選択肢も増えるため、覚えておきましょう。

毎日使う空間だからこそ、余裕のある間取りを確保することをおすすめします。

【関連記事】新築間取りの成功例5選!事前のチェックポイントもあわせて紹介

注意点②:トイレ内の洗面

飲食店やホテルなどで設置されているようなトイレ内の洗面は、本当に必要か検討しましょう。

スタイリッシュさもあり、おしゃれで便利ですが、以下のデメリットもあります。

  • 水滴が飛び散って掃除の手間が増える
  • 通常より広い空間を確保しないといけない
  • トイレの予算が上がる


トイレを選ぶ際のポイントで紹介したように、機能性の優先順位と価格とのバランスを考え、トイレ内の洗面の必要性は慎重に考えましょう。

注意点③:トイレ内の収納

トイレ内の収納にも気を付ける必要があります。

タンクレストイレで内装や壁紙もこだわったのに、掃除道具やトイレットペーパーが丸見えでは、せっかくのインテリアが台無しです。

「スッキリとしたシンプルな空間を求めるあまり、収納が思ったより小さかった」などということにならないように気をつけましょう。

トイレの広さを確保した上で、適切な収納量も意識しておけば、トイレ空間を作る際の失敗を避けられるのでおすすめです。

注意点④:座り心地

トイレを検討する際は、ショールームで実際の座り心地を確認しましょう。

性能や見た目の比較はネットやカタログでも十分できますが、座り心地まではわかりません。

また、メーカーによってトイレの大きさは異なる上、便座の形や高さも異なります。

モデルハウスに行けば、最新機種のトイレを導入しているケースも多いため、使用感を試してみるのがおすすめです。

おすすめトイレメーカー3社の特徴を紹介


トイレの3大おすすめメーカーに関して、各社が展開する商品の特徴などをまとめました。

  • きれい除菌水搭載のTOTO
  • お手入れが簡単なLIXIL
  • 先進機能が多数Panasonic


各社の特徴や違いを理解し、自宅に最も合っていそうなモデルを探す参考にしてみてください。

トイレメーカー①:きれい除菌水搭載のTOTO

ウォシュレット一体形便器の「ネオレスト」が有名なTOTOは、美しい造形のデザインはもちろん、さまざまな便利機能が搭載されています。

  • 水道水を電気分解して、次亜塩素酸を含む水にして黒ずみを抑える「きれい除菌水」
  • トイレの使用時間を学習して、事前にトイレ空間のにおいをきれいに
  • 便器内部の表面を特殊なガラス層でなめらかに仕上げて汚れがつきにくい


きれい除菌水を使ったノズルや便座の自動洗浄など、掃除の手間を省ける機能が盛り沢山。

日々の掃除を減らしたい、洗練されたおしゃれなトイレ空間にしたい方はTOTOがおすすめです。

参考:TOTO

トイレメーカー②:お手入れが簡単なLIXIL

LIXILのトイレは、お手入れが簡単な「アクアセラミック」が最大の特徴。

  • アクアセラミックのキャッチコピーは「100年クリーン」で、LIXILの「キレイがつづく」独自技術
  • 従来の製品に比べて表面が滑らかで、「がんこな水アカ」「汚物」のどちらも洗い落とす
  • 抗菌仕様で黒ずみの原因となる細菌の繁殖もしっかり抑制


さらに、便座もつぎ目がなく、汚れてもサッと拭けば簡単に落とせるのも高評価。

他にも、便座部分を持ち上げて便器との隙間を拭き掃除できるなどの工夫も凝らされているため、お手入れを楽したい方はLIXILがおすすめです。

参考:LIXIL

トイレメーカー③:先進機能が多数のPanasonic

タンクレストイレ「アラウーノ」が人気のPanasonicは、以下のさまざまな先進機能を搭載しています。

  • オゾンウォーターで水際部分を自動除菌
  • ナノイーXで脱臭
  • スマホアプリと連携して家族の帰宅などを確認
  • スゴピカ素材(有機ガラス系)で水アカの固着を防止

隙間やフチをなくしているため掃除がしやすく、節電やオート洗浄機能などにも対応。

先進機能を堪能し、トイレにとことんこだわりたい方は、Panasonicがおすすめです。

参考:Panasonic

まとめ


新築住宅のトイレ選びは、一度選ぶと買い替えが10年以上後になる
ため慎重に行いましょう。

トイレを選ぶ時のポイントは、以下の4項目でした。

  1. おしゃれなデザイン・見た目
  2. 掃除のしやすさ
  3. 機能のグレード
  4. 価格

トイレ選びで失敗しないためには、余裕のある間取りを設計し、洗面台の必要性や実際の座り心地などを確認するのがおすすめです。

いずれのトイレメーカーにおいても、独自で高い洗浄力や清潔さを保つ工夫を凝らしています。

トイレを選ぶ際は、ぜひショールームに足を運び、現物を見て比較検討しましょう。

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新築住宅のトイレを選ぶ4つのポイント
ポイント①:おしゃれなデザイン・見た目
ポイント②:掃除のしやすさ
ポイント③:機能のグレード
ポイント④:価格

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この記事の監修

髙田 司

髙田 司

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、耐震診断士、福祉住環境コーディネーター2級

2003年 東海工業専門学校卒業
現場監督、営業、積算、設計などマルチな経歴を持つ。
現在は住宅設計部の部長として、組織づくりなどのマネジメント、クレーム管理、特殊案件の実施設計を担当。また商品開発の一環でモデルハウスの建て替えや、購買部も兼任している。

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