公開:2023.03.24 更新:2024.07.26
【2024年版】おすすめキッチンメーカー3社を解説!比較するポイントも
近年では、設備や機能が充実しているキッチンが増えています。日常生活で料理する機会が多く、「キッチンにこだわりたい」と考えている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、おすすめのキッチンメーカー3社を紹介します。
- トクラス
- LIXIL(リクシル)
- タカラスタンダード
各社が提供する商品の特徴や参考価格を比較すれば、理想のキッチンに出会えるはずです。さらに、キッチンメーカーを比較するときのポイントや選ぶコツなども解説します。
キッチン選びに困っている方や、おすすめのキッチンメーカーを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
キッチンメーカーを比較する際のポイント
キッチンメーカーを比較する際は、以下4つのポイントを基準にしましょう。
- 価格
- 機能
- デザイン
- メーカーのアフターフォロー
比較ポイント①:価格
キッチンメーカーを比較する1つ目のポイントは、価格です。
大体の相場は30〜150万円程度ですが、メーカーごとで異なります。
当然ながら、性能や機能が高いグレードのものほど価格は上がり、一般的なグレードでシンプルなものほど低価格で購入できます。
同じメーカーでも、グレードやオプションをつけるかどうかで価格が異なるため、優先順位をつけて決めましょう。
比較ポイント②:機能
長く使うキッチンなので「使いやすさ」は重要なポイントです。なかでも「機能性」は、十分にチェックすべきポイントとなります。
具体的には、以下4つのポイントを押さえておきましょう。
- 掃除のしやすさ
- 収納力
- 省エネ性
- 耐久性
重視するポイントは人ぞれぞれですが、実際に使ううえで、どの機能が重要かをシミュレーションしておくことをおすすめします。
比較ポイント③:デザイン
キッチンを選ぶ際は「デザイン」も比較ポイントのひとつです。
たとえば、調理などを行うカウンターとして機能するワークトップや面材の素材選びは、デザイン性を左右する重要な要素になるでしょう。
ワークトップによく利用される素材には、以下のようなものがあります。
- セラミック
- ホーロー
- ステンレス
- 人工大理石
いずれの素材もキッチンの見た目に影響を与えるため、自分の好みやキッチンのスタイルに合わせて選びましょう。
一方、面材はカラーや質感のバリエーションが豊富なのが特徴です。
デザイン性を重視する場合には、部屋全体に合うかどうかで判断すると、統一感のあるデザインにできます。
比較ポイント④:メーカーのアフターフォロー
キッチンを購入する際、メーカーのアフターフォローやサービスの充実度の比較も欠かせません。
キッチンは毎日使用するため、故障や部品の破損が起こる可能性があります。特に、デザイン性を重視したキッチンの場合は、特別な部品が必要になることも。
そのため、故障時の修理サポートや、部品を提供できるメーカーを選ぶことが重要です。
理想的なキッチンメーカーを選ぶ3つのコツ
理想的なキッチンメーカーを選ぶコツは、以下の3つです。
- 優先順位を決める
- 実物を見る
- 工務店にも相談する
コツ①:優先順位を決める
キッチンメーカーを比較する際は、優先順位を決めましょう。
先述したように、キッチン選びは以下の4項目から比較検討するのがおすすめです。
- 価格帯
- 機能性
- デザイン性
- アフターフォロー
最も重要なのはどれか、妥協しても構わないのはどれかを明らかにして、自分に合うキッチンメーカーや商品を選びましょう。
コツ②:実物を見る
インターネットやカタログで気になる商品を見つけたら、ショールームに行き、実物を見るのもおすすめです。
実物を操作することで、使い心地の良いキッチンかどうかを見極められるでしょう。
また、メーカー専属のアドバイザーから直接話を聞ける点も魅力です。
コツ③:工務店にも相談する
各メーカーの商品の特徴を知りたい場合は、工務店に相談する方法もあります。
販売会社では詳しく分からないことも、工務店や施工会社なら商品の良し悪しといった細かい情報も網羅的に入手しやすいです。
実際にメーカーで作った商品を取り付けている工務店なら、どのキッチンが良いかアドバイスがもらえるかもしれません。
おすすめキッチンメーカーの価格比較表
以下に、おすすめキッチンメーカーの価格をまとめました。
メーカー名 | 価格 |
トクラス | 約62.6万円~ |
LIXIL(リクシル) | 約28.9万円~ |
タカラスタンダード | 約20.3万円~ |
価格だけでは商品の良し悪しは決まりませんが、キッチン選びの参考にしてください。
おすすめキッチンメーカー比較①:トクラス
まずはトクラスのキッチンについて、以下の内容を解説します。
- 特徴
- 主な機能・仕様
- 参考価格
特徴
トクラスは、キッチンの素材にこだわり、自社で研究・開発を行っています。
45年を超える経験に基づく技術で、耐久性とデザイン性を兼ね備えたキッチンを販売しているのが大きな特徴です。
- 国産初の人造大理石カウンター
- 質感と美しさを追求したエンボス調のTENOR(テノール)
- なめらかな手触りのGRANA(グラーナ)
上記のような多様なデザインが選べます。
主な機能・仕様
トクラスのキッチンカウンターは、耐熱性と耐衝撃性に優れており、日常の使用で生じる頑固な汚れも簡単な水拭きで落とせるのが強みです。
カウンターは350℃までの熱にも耐え、熱い鍋を直接置いても変色や割れが生じにくいです。
また、重い物が落下しても割れにくい厚みと強度を有しており、細かなキズも自宅で簡単に磨いて修復できます。
トクラスなら、長期間にわたって美しい状態を保持できるでしょう。
参考価格
参考価格は、以下の表のとおりです。
商品名 | 参考価格(税抜) |
コラージア | 約149.9万円~ |
ビービー | 約62.6万円~ |
引用元:
おすすめキッチンメーカー比較②:LIXIL(リクシル)
続いてLIXILのキッチンについて、以下の内容を解説します。
- 特徴
- 主な機能・仕様
- 参考価格
特徴
LIXILは、居心地の良いキッチン空間の実現に注力しているのが特徴です。
- 熱や傷に強いセラミック製のワークトップ
- 調理と後片付けを効率的にするWサポートシンク
- 手を使わずに水の出し止めが可能なタッチレス水栓
上記の機能が連動して、効率的な調理環境を実現します。
主な機能・仕様
LIXILのシステムキッチンは、調理家電が使いやすいようにコンセントが設計されています。
さらに、調理や片付けがスムーズに進むようにも設計されており、汚れが染み込みにくく、日々の清掃も簡単です。
収納にも力を入れており、テコの原理を利用したスライドストッカーは、引き出すために必要な力を減らしてくれるので、道具の取り出しを楽に行えます。
参考価格
LIXILキッチンの参考価格を以下の表にまとめましたので、ご確認ください。
商品名 | 参考価格(税抜) |
リシェル | 約87.4万円~ |
ノクト | 約79.3万円~ |
シエラS | 約61.6万円~ |
ウエルライフ | 約91.3万円~ |
引用元:LIXIL | キッチン
おすすめキッチンメーカー比較③:タカラスタンダード
最後は、タカラスタンダードのキッチンについて以下の内容を解説します。
- 特徴
- 主な機能・仕様
- 参考価格
特徴
タカラスタンダードのキッチンには、以下3つの特徴があります。
- 高い機能性
- 手入れのしやすさ
- 豊富な収納力
収納は特に力を入れており、調理中に道具や食器を無駄なく取り出せるように設計されています。
デッドスペースもなるべく少なくなるように工夫が凝らされているので、よく調理する人にはおすすめです。
主な機能・仕様
タカラスタンダードのキッチンは、高品質なホーロー素材を使用しており、耐熱性と耐傷性に優れています。
汚れが染み込みにくく、日々のお手入れが水拭きだけで済むため、清掃も簡単になるでしょう。
また、豊富な収納力と無駄なく配置されたデザインにより、調理器具や食器が手早く取り出せます。
キッチンにはマグネットを取り付けられるため、自分好みにアレンジすることも可能です。
参考価格
タカラスタンダードのキッチン参考価格は、以下の表のとおりです。
商品名 | 参考価格(税抜) |
レミュー | 約76.3万円~ |
トレーシア | 約55.0万円~ |
エーデル | 約37.6万円~ |
リフィット | 約28.9万円~ |
カンタン取替ホーロー製システムキッチン | 約26.4万円~ |
カンタン取替システムキッチン | 約20.3万円~ |
キッチンメーカーを比較検討する際に悩みがちなこと
キッチンメーカーを比較検討する際、以下の3つで悩む人が多いです。
- サイズはどうすればよい?
- キッチンの間取りや配置はどうする?
- 造作キッチンはどうなの?
以下で、それぞれの悩みについて回答していきますので、キッチン選びの参考にしてみてください。
サイズはどうすればよい?
キッチンを選ぶ際は、どの程度のサイズにするべきか悩みがちでしょう。
まず、キッチンの高さは、使用者の身長に合わせて考えるのがおすすめ。
一般的に、キッチンの高さは「身長÷2+5cm」を目安にすると良いと考えられていますので、参考にしてみてください。
レンジフードの高さは、カウンターから80cm以上が目安ですが、家族の中で身長が高い人がいる場合は、それ以上の高さが求められることもあります。
間口や奥行きについては、現在のキッチンと同じサイズを選ぶと間違いありません。
キッチンの間取りや配置はどうする?
キッチンの間取りや配置を考える際は、まず、キッチンを対面型にするか、壁付け型にするかを考えてみましょう。
対面型キッチンは開放感と作業効率を重視し、リビングにいる人とのコミュニケーションを容易にします。
コミュニケーションを容易にするキッチンについては、以下の記事でも解説していますので、あわせてご確認ください。
【関連記事】オープンキッチンで理想の住まいを!メリット・デメリットと施工実例を解説
一方、壁付け型キッチンは、料理のニオイや煙をリビングに拡散させにくいのが特徴です。料理に集中できる環境を実現しやすく、料理に入り込んで楽しみたい人におすすめ。
調理器具や食器が多い場合は、収納スペースとの兼ね合いを考える必要も。上記の特徴を踏まえて、キッチンの間取りや配置を考えてみましょう。
キッチンの形に関しては、以下の記事も参考にしてみてください。
【関連記事】ペニンシュラキッチンとは?メリット・デメリットと間取り実例を解説
造作キッチンはどうなの?
造作キッチンとは、自分の好みや求めている機能を反映できる、カスタムメイドのキッチンです。
レイアウトやキャビネットのサイズ、収納の配置など、すべての要素を自由に設計できるのが大きな魅力。料理を趣味とする人や、特定のデザインテーマに沿った家の雰囲気を作りたい人に最適といえるでしょう。
一方、カスタムメイドのため、高価になる可能性が高く、完成までに時間がかかってしまうデメリットもあります。
造作キッチンについては、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
【関連記事】造作キッチンで理想のキッチンを!メリット・デメリットと後悔しない3つのポイント
家事が楽しくなる家づくりならアサヒグローバルホーム
実際に当社でマイホームを建てた施主様に話を聞いてきました。住宅づくりの経験のある人は、どのようなこだわりや理想を持っていたのかを紹介します。
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まとめ:キッチンメーカーはポイントを押さえて入念に比較検討しよう
キッチン選びでは、以下4つのポイントを基準にすることが重要です。
- 価格
- 機能
- デザイン
- アフターフォロー
キッチンメーカーにはそれぞれ特色があり、耐久性や使いやすさ、デザインバリエーションなどが異なります。
自分のライフスタイルやキッチンでの過ごし方に合ったメーカーを選ぶためには、ショールームで実物を確認したり、工務店に相談したりするのも効果的です。
実現させたいキッチンがあるなら、当社に一度ご相談ください。お客様が求めるキッチンを予算内で実現するために全力を尽くします。
当社でどのような住宅づくりができるのかについては、Webパンフレットをご覧ください。
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