公開:2025.01.16
延べ床面積40坪の家は広いの?おしゃれな間取り例や価格相場も解説
家づくりを進めるなかで、「延べ床面積40坪の家は広いの?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
生活し始めてから「想像以上に狭い」「窮屈で暮らしにくい」と後悔しないためには、あらかじめ延べ床面積40坪の家について具体的なイメージを持つことが大切です。
そこでこの記事では、延べ床面積40坪の家の広さと価格相場を解説します。
延べ床面積40坪前後のおしゃれな家の間取り例や注意点も紹介するので、家づくりの参考にしてください。
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目次
延べ床面積40坪の家の広さ
延べ床面積40坪をほかの単位に換算すると、「約132㎡」「約80帖」です。
学校の一般的な教室の広さが64㎡なので、延べ床面積40坪の家は教室2部屋に相当します。
2023年度の「フラット35利用者調査」によると、注文住宅における延べ床面積の平均は119.5㎡(約36坪)であるため、延べ床面積40坪の家は平均以上の広さです。
ライフスタイルや間取りによっても異なりますが、延べ床面積40坪の家は4〜5人の家族構成に適しているとされています。
引用元:住宅金融支援機構|2023年度フラット35利用者調査
延べ床面積40坪の家を建てるのに必要な土地の広さ
延べ床面積40坪の家を建てるのに必要な土地の広さは、以下の「建ぺい率」と「容積率」によって異なります。
種類 | 内容 | 上限 |
建ぺい率 | 敷地面積に対する建築面積(建物を真上から見たときの面積)の割合 | 30〜80% |
容積率 | 敷地面積に対する建物の延べ床面積の割合 | 50〜1,000% |
例えば、建ぺい率50%・容積率100%である場合、延べ床面積40坪の平屋を建てるケースでは、80坪(40坪÷50%)の土地が必要です。
ただし、建ぺい率や容積率の上限で建築すると、隣家との距離が近くなったり、駐車場が狭くなったりするため、詳細は工務店に相談しましょう。
延べ床面積40坪の家の価格相場
延べ床面積40坪の家を建築するのに必要な費用は工務店によって違いがあり、坪単価の目安は以下の通りです。
種類 | 坪単価の目安 |
ローコスト系 | 40〜50万円 |
一般的な工務店 | 60万円前後 |
大手ハウスメーカー | 80万円以上 |
例えば、一般的な工務店で延べ床面積40坪の家を建てると、建築費用は2,400万円前後(60万円×40坪)が相場となります。
ただし、坪単価には外構費が含まれない傾向にあり、土地の取得費用も別途かかるため、注意が必要です。
土地ありで家を建てるのにいくらかかるか知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
【関連記事】土地ありで家を建てるのにいくらかかる?費用相場と内訳・注意点を解説
延べ床面積40坪前後のおしゃれな家の間取り例
延べ床面積40坪前後のおしゃれな家の間取り例として、以下の5つを紹介します。
- リビングを中心に家族が自然と顔を合わせる家
- リビングから繋がる中庭、明るいくつろぎのあるお家
- 家族と楽しむアイデア満載、薪ストーブのある家
- 無垢材が心地よい、開放感ある北欧テイストの家
- インダストリアルな世界、魔法の家事ラク動線
間取り例①:リビングを中心に家族が自然と顔を合わせる家
こちらの住宅は21帖の広々としたLDKを採用しており、注目ポイントは以下の通りです。
- 自然と顔を合わせられるようにリビングの中心に階段を設けている
- 効率的に家事ができる回遊動線を取り入れている
外出・帰宅時に家族が自然と顔を合わせられるように、リビングの中心に階段を設置しています。
キッチンには勉強や仕事などにも利用できるカウンターを設けて、LDKで家族が多くの時間を共有できる間取りにしているのも特徴です。
LDK・玄関ホール・洗面室を回遊できる間取りで行き止まりがなく、効率よく家事をこなせます。
間取り例②:リビングから繋がる中庭、明るいくつろぎのあるお家
こちらのお家はコの字型の住宅に中庭を取り入れており、注目ポイントは以下の通りです。
- 多くの部屋が中庭に面しているため日当たりを確保しやすい
- 充実した収納スペースによって居室をすっきり保てる
LDKをはじめとして多くの部屋が中庭に面している間取りのため、住宅全体で日当たりを確保しやすく、明るい空間で生活できます。
中庭と隣家の間には目隠しを設置しており、プライバシーを守りながら中庭を利用できるのもメリットです。
パントリー・土間収納・階段下収納など、収納スペースを充実させているので、居室を整理整頓しやすくなります。
間取り例③:家族と楽しむアイデア満載、薪ストーブのある家
こちらの住宅は、施主様こだわりの薪ストーブをリビングに設置しており、注目ポイントは以下の通りです。
- キッチン・リビング・和室を一直線にすることで子どもを見守りやすい
- 脱衣室近くにファミリークローゼットを設置している
LDKはキッチン・リビング・和室を一直線に配置しており、キッチンからリビングや和室にいる子どもの様子を確認しやすい間取りとなっています。
洗濯機のある脱衣室近くにファミリークローゼットを設置したので、洗濯動線を短くできるのも嬉しいポイントです。
間取り例④:無垢材が心地よい、開放感ある北欧テイストの家
こちらの住宅は北欧テイストを取り入れており、注目ポイントは以下の通りです。
- ナラ材の無垢床とインテリアの色味を揃えている
- ダイニング・キッチンを横並びに配置する回廊型のレイアウトを採用している
ナラ材の無垢床とテレビボードなどのインテリアの色味を揃えることで、まとまりのある空間に仕上げています。
加えて、天井の化粧梁と床の貼り方向を揃えているため、LDKに奥行きを感じられるのも魅力です。
ダイニングとキッチンを横並びに配置する回廊型のレイアウトを採用しており、行き止まりがない快適な間取りを実現しました。
間取り例⑤:インダストリアルな世界、魔法の家事ラク動線
こちらの住宅はインダストリアルテイストを採用しており、注目ポイントは以下の通りです。
- 玄関から土間収納・パントリー・キッチンに通り抜けられる
- 物干し竿のある洗面室とファミリークローゼットを近くに配置している
玄関から土間収納・パントリー・キッチンに通り抜けられる間取りによって、帰宅後に買い物の荷物をスムーズに収納できます。
物干し竿のある洗面室とファミリークローゼットを近くに配置しており、洗う・干す・しまうの流れを効率よくできるのも大きなメリットです。
アサヒグローバルホームの住宅を実際に見学したいという方は、展示場ページをご覧ください。
延べ床面積40坪の家の間取りを考える際のポイント
延べ床面積40坪の家の間取りを考える際のポイントをまとめました。
- 趣味のスペースを取り入れるなど、ライフスタイルに合った間取りにする
- スペースにやや余裕があるものの、必要のない部屋やスペースは極力減らす
- LDKを広げるなど、開放感にこだわった間取りを心がける
延べ床面積40坪の家は平均以上の広さがあるので、趣味のスペースやビルトインガレージなどを間取りに取り入れられる可能性があります。
ただし、部屋数を必要以上に増やしたり、家族が多くの時間を過ごすLDKを小さくしたりすると、窮屈さを感じるケースもあるため注意しましょう。
延べ床面積40坪の家を建てる際の注意点
延べ床面積40坪の家を建てる際の注意点は、以下の3つです。
- 家事動線が悪くならないようにする
- 適切な収納スペース・量を確保する
- 空気の循環や冷暖房の効率を高める
注意点①:家事動線が悪くならないようにする
延べ床面積40坪の家は通常の家よりも広い点はメリットですが、間取り次第では家事動線が長くなるので注意が必要です。
例えば、キッチンからランドリールーム・洗面室が遠い間取りでは、家事が同時進行しづらく、ストレスを感じやすくなります。
「移動に手間がかからないか」「家事はしやすいか」などを踏まえて、実際に家事や生活することをシミュレーションしながら間取りを検討しましょう。
注意点②:適切な収納スペース・量を確保する
広くすっきりとした空間をキープするには、適切な収納スペース・量の確保が必須です。
例えば、キッチン近くにパントリーを設置したり、玄関に土間収納を設けたりすると、空間を整理整頓しやすくなります。
また、家事動線を考慮して、必要な場所に収納スペースを取り入れておけば、アイテムをスムーズに取り出し・収納することが可能です。
収納スペースを重視して家づくりを進めると、生活を始めてから追加で収納棚などを設置する手間もありません。
注意点③:空気の循環や冷暖房の効率を高める
LDKなどを開放感のある空間にする場合、冷暖房効率が悪いと、光熱費がかさんで家計の負担になるケースがあります。
「高気密高断熱な家づくり」や「太陽光発電の導入」など、冷暖房効率アップや光熱費削減の対策を事前に検討しましょう。
また、高気密な家にする場合、換気不足が発生しやすいので、風の出入り口を意識して窓の位置・数を決めることも大切です。
高気密高断熱な家についてもっと知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
【関連記事】高気密高断熱な住宅を建てる際のポイントとは?メリット・デメリットも解説
まとめ:延べ床面積40坪の家で理想の住まいを形にしよう
延べ床面積40坪の家の広さは、平均的な家よりも多少のゆとりがあるので、趣味のスペースなども設けられる可能性があります。
延べ床面積40坪の家で後悔しないために、家事動線や収納スペースにこだわって家づくりを進めましょう。
アサヒグローバルホームでは、家事動線や適材適所の収納を重視した「ECO家事の家」をご用意しています。
家事の負担を減らして快適に生活したいと考える方は、ECO家事の家ページをご覧ください。
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