公開:2025.01.21
注文住宅の価格相場は?土地あり・なしの建築費用と価格別の施工事例も解説
新築の資金計画を立てる際に、「注文住宅の価格相場はどれくらい?」と疑問に感じる方も多いでしょう。
価格相場を理解せずに家づくりをスタートさせると、「予算がオーバーした」「想像以上に費用がかかった」などと後悔する場合もあるため、注意が必要です。
そこでこの記事では、注文住宅の価格相場を土地あり・なしのパターン別に紹介します。
アサヒグローバルホームが手がけた注文住宅の施工事例や、注文住宅の費用を抑えるポイントについても解説するので、参考にしてください。
【来場特典の対象者は以下のすべての条件を満たすお客様のみとさせていただきます】
・担当からの予約確認のお電話に、ご来場希望の2日前までの9時-18時の間にて対応いただくこと
・事前・来場後各種アンケートの質問に全てお答えいただくこと
・来場希望日の【3日前】までに、ご予約の上ご来場いただくこと
・初めて当社へのご来場であること
・ご来場時に本人確認書類(運転免許・健康保険など)を提示いただけること
・入居予定の成人の方が全員ご来場いただくこと
・外国籍の場合は永住権があること
・当日のご案内・ご提案時間を60分以上確保して場いただけること
・弊社対応エリア内で1年以内にお家づくりをご検討の方
※ご来場イベントのエントリールールに則ってご来場いただけなかった場合や、ご相談の内容により建築のご予定がないと当社にて判断させていただいた場合にご来場特典の送付を中止させていただく場合がございます。
※特典は「メールでのお届け」となります。(ご来場日から1ヶ月程お時間を頂いております)
注文住宅の価格相場は年々上昇
令和5年度の「住宅市場動向調査報告書」によると、新築の住宅建築資金は4,034万円であり、以下のように年々上昇しています。
年 | 新築の住宅建築資金 | 延べ床面積 |
令和元年度 | 3,183万円 | 122.7㎡ |
令和2年度 | 3,184万円 | 116.8㎡ |
令和3年度 | 3,489万円 | 120.7㎡ |
令和4年度 | 3,866万円 | 125.9㎡ |
令和5年度 | 4,034万円 | 121.3㎡ |
令和5年度と令和元年を比較すると、延べ床面積に大きな変化はないものの、建築資金は851万円も上昇しています。
注文住宅の価格相場が上がった要因は、以下の通りです。
- 住宅資材の値上がり
- 人件費の高騰
- 世界的に木材需要が増加したことによる「ウッドショック」
- 円安の影響
- 原油価格の高騰
注文住宅の価格相場の動向についてはさまざまな意見がありますが、今後も上昇するという見方もあります。
土地込みの注文住宅の価格相場
令和5年度の「住宅市場動向調査報告書」によると、土地込みの注文住宅の価格相場は、全国平均で5,811万円・三大都市圏で6,989万円であり、推移は以下の通りです。
年 | 全国平均 | 三大都市圏 |
令和元年度 | 4,615万円 | 5,085万円 |
令和2年度 | 4,606万円 | 5,359万円 |
令和3年度 | 5,112万円 | 6,315万円 |
令和4年度 | 5,436万円 | 6,787万円 |
令和5年度 | 5,811万円 | 6,989万円 |
なお、土地のみの価格は、以下のように変化しています。
年 | 全国平均 | 三大都市圏 |
令和元年度 | 1,353万円 | 1,861万円 |
令和2年度 | 1,545万円 | 2,211万円 |
令和3年度 | 1,769万円 | 2,541万円 |
令和4年度 | 1,819万円 | 2,626万円 |
令和5年度 | 1,929万円 | 2,813万円 |
「土地込みの注文住宅の価格」と「土地のみの価格」はともに年々上昇しており、全国平均よりも三大都市圏のほうが大きく上回っているのも特徴です。
土地ありで家を建てる費用についてもっと知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【関連記事】土地ありで家を建てるのにいくらかかる?費用相場と内訳・注意点を解説
当社が手がけた注文住宅の施工事例【建物本体価格別】
アサヒグローバルホームが手がけた注文住宅の施工事例を、建物本体価格別に6つ紹介します。
- 家具のようなキッチンとサンルームが魅力的な家【1,462万円】
- 心豊かな暮らしを愉しむアイデア満載の家【1,482万円】
- 元雑貨店員の北欧インテリアを楽しむ家【1,788万円】
- 家族と楽しむアイデア満載、薪ストーブのある家【1,800万円】
- 一目ぼれを詰め込んだ、ゆとり溢れる家【2,109万円】
- 猫と暮らす、スキップフロアがあるお家【2,376万円】
なお、今回紹介する価格には付帯工事費は含まれておらず、施工当時の価格であることをご了承ください。
事例①:家具のようなキッチンとサンルームが魅力的な家【1,462万円】
こちらの住宅はLDK横にサンルームを取り入れており、注目ポイントは以下の通りです。
- サンルームで天候に関係なく洗濯物を干せる
- パントリーによってキッチンを整理整頓しやすい
サンルームがあることで天候に関係なく洗濯物を干せるのはもちろん、花粉やPM2.5が洗濯物に付着しにくく、家族の健康を守りやすくなります。
キッチン横にはパントリーを採用。
食料品や調理家電などをまとめて収納できるため、キッチンを整理整頓しやすいのもメリットです。
また、玄関から土間収納を通ってパントリーに移動できるので、買い物の荷物をスムーズに収納できます。
事例②:心豊かな暮らしを愉しむアイデア満載の家【1,482万円】
こちらの住宅は、キューブ型のシンプルな外観を採用しており、注目ポイントは以下の通りです。
- ブラックの外壁にレンガをアクセントとして取り入れている
- 小上がりの畳コーナーによってLDKにメリハリが生まれている
キューブ型のシンプルな形状とブラックの外壁で外観をスタイリッシュにまとめ、玄関周りにレンガをアクセントとして取り入れることで、おしゃれに仕上げました。
LDKには小上がりの畳コーナーを設置しており、空間にメリハリを感じられるのも魅力です。
事例③:元雑貨店員の北欧インテリアを楽しむ家【1,788万円】
こちらの住宅は、施主様こだわりの北欧インテリアを豊富に取り入れており、注目ポイントは以下の通りです。
- リビングを白・ベージュ・ウッドカラーの3色でまとめている
- キッチン・パントリー・脱衣室を一直線に配置している
白・ベージュ・ウッドカラーの3色でまとめたことでリビングに統一感があり、明るくて温かみのある空間を実現しています。
キッチン・パントリー・脱衣室を一直線に配置する間取りを採用しているため、家事を同時進行しやすいのもメリットです。
事例④:家族と楽しむアイデア満載、薪ストーブのある家【1,800万円】
こちらの住宅は、リビングにインテリアとしてもおしゃれな薪ストーブを設置しており、注目ポイントは以下の通りです。
- 折り上げ天井によって空間を広く演出している
- 土間収納やファミリークローゼットなど、収納スペースを充実させている
LDKには折り上げ天井を採用しており、開放感のある空間で家族の時間を過ごせます。
土間収納・ファミリークローゼット・階段下収納など、各所に収納スペースを設けているので、居室をすっきり保ちやすいのも魅力です。
事例⑤:一目ぼれを詰め込んだ、ゆとり溢れる家【2,109万円】
こちらの住宅は家づくりにおいて「直感でかっこいいと思ったものを!」をテーマにしており、注目ポイントは以下の通りです。
- 壁や仕切りの無いワンフロアの間取りを採用している
- 洗面室には物干し竿やカウンターを設置している
壁や仕切りの無いワンフロアの間取りに加えて、バリアフリー設計なので、小さなお子さまから高齢者まで安心して暮らせる住まいを実現しています。
洗濯スペースも兼ね備えた洗面室には、物干し竿やカウンターを採用。
洗濯や乾燥だけでなく、アイロンがけまで効率よくできるのもメリットです。
事例⑥:猫と暮らす、スキップフロアがあるお家【2,376万円】
こちらの住宅は、スキップフロアを取り入れた間取りを採用しており、注目ポイントは以下の通りです。
- スキップフロアやフロア下の空間を有効活用している
- 猫を飼うことを前提にして設計している
スキップフロアは在宅スペースとして、フロア下は漫画部屋として利用し、空間を最大限に活用しています。
また、猫を飼うことを前提にして設計しており、収納下にある猫のトイレスペースにはニオイがこもらないように換気扇を取り付けているのもポイントです。
アサヒグローバルホームの住宅を実際に見学したいという方は、展示場ページをご覧ください。
注文住宅の費用を抑えるポイント
注文住宅の費用を抑えるポイントは、以下の3つです。
- 延べ床面積を減らす
- 建物をシンプルな形にする
- 優先順位の高い項目だけに費用をかける
ポイント①:延べ床面積を減らす
注文住宅は延べ床面積と比例して建築費用が増加していくため、間取りを見直して不要なスペースを減らしましょう。
延べ床面積を減らしたい場合には、以下の部分に無駄がないかチェックするのがおすすめです。
- 廊下の長さ
- 寝室や子ども部屋のサイズ
- 玄関ホールの大きさ
- ファミリークローゼットや土間収納の広さ
ただし、快適に暮らすためにも、必要以上に延べ床面積を減らさないように注意してください。
ポイント②:建物をシンプルな形にする
注文住宅の建築費用を抑えるには、材料費を減らしやすいシンプルな形状の外観がおすすめです。
例えば、1階と2階がほぼ同じ面積の「総2階」は外観の凹凸が少なく、材料費を減らすことでコストダウンが狙えます。
屋根の形状についても、「切妻(きりづま)屋根」や「片流れ屋根」といったシンプルなデザインにすると、費用を削減できるでしょう。
ポイント③:優先順位の高い項目だけに費用をかける
注文住宅の家づくりにおいて優先順位を明確にして資金の配分を決めておくと、予算オーバーのリスクを軽減できます。
一般的に家づくりで優先順位が高いとされるのは、以下の箇所です。
- 間取り
- デザイン
- 耐震性・耐火性などの安全性
- 気密性・断熱性などの快適性
間取りやデザインは、ライフスタイル・家族構成・好みに合わせてプランを立てましょう。
注文住宅でどこにこだわるか迷っている方は、以下の記事を参考にしてください。
【関連記事】注文住宅のこだわりすぎには要注意?本当にこだわりたいポイント5選を解説
まとめ:注文住宅の価格相場を正しく理解しよう
「住宅市場動向調査報告書」によると、注文住宅の価格相場は年々上昇しており、土地込みの注文住宅の価格相場においては、全国平均より三大都市圏が大幅に上回ります。
注文住宅の費用を抑えるために、延べ床面積や建物の形状に注意を払いながら、施工プランを決めましょう。
家づくりでの失敗を回避するには、実際の住宅を見学してイメージを膨らませることも大切です。
アサヒグローバルホームの住宅を見たいという方は、来場予約ページをご確認ください。
【関連記事】注文住宅の見積もりで予算オーバー!原因と対策・削るのがNGな費用を解説
【関連記事】愛知県で1,000万円台の家を建てるには?費用の内訳と施工実例を解説
【関連記事】住宅ローン金利は変動・固定のどっちがいい?選び方のポイントを解説