公開:2022.10.12 更新:2023.05.19
宅配ボックスを戸建てに設置する際の選び方5つ!使い方もご紹介
宅配ボックスを戸建てに設置する際は、いくつかある種類から選ぶ必要があります。ただ、すべての宅配ボックスがすべての家に設置できるわけではありません。
まだ宅配ボックスを検討している段階だと、どの宅配ボックスがいいのか分からない方も多いでしょう。
本記事では、戸建てにおすすめの宅配ボックスの種類や選び方を解説します。適切な宅配ボックス選びの参考にしてください。
目次
戸建てにおすすめ!宅配ボックスの種類3つ
宅配ボックスにはいくつか種類があり、戸建てにおすすめの種類があります。戸建てにおすすめの宅配ボックスは、下記の3つです。
- 埋め込み型
- 設置型
- 簡易型
戸建てに宅配ボックスの設置を検討している方は、参考にしてください。
種類①:埋め込み型
埋め込み型は、玄関横の壁などに埋め込んで使う種類の宅配ボックスです。埋め込み型は壁に埋め込むため見た目がスッキリし、宅配ボックスが盗難されるリスクもありません。
また、家の中からそのまま荷物を取り出せるタイプもあり、外に出ることなく荷物を受け取れます。
ただ、埋め込み型は設置の際に工事が必要です。後から埋め込み型の宅配ボックスを設置するのは現実的ではないため、戸建てを建てるときに計画に組み込んでおきましょう。
セキュリティを一番に考える方には、埋め込み型がおすすめです。
種類②:設置型
設置型は金庫のような見た目で、玄関先に設置して使用する種類の宅配ボックスです。金属製が多いため雨風に強く、宅配物を守ってくれます。また、壁や床に固定できるため、盗難のリスクもありません。
埋め込み型と違い、後からでも設置可能です。ただ、費用が高額だったり、一度設置すると動かしづらかったりします。玄関先に設置するスペースも必要です。
他の種類と比べると、デメリットが少ない種類の宅配ボックスです。
種類③:簡易型
簡易型はクーラーボックスのような見た目で、手軽に設置できる種類の宅配ボックスです。比較的コンパクトなものが多く折りたためるため、不要なときはしまっておけます。
手軽に設置できるのがメリットですが、その反面、盗難のリスクもあります。普段はしまっておいて外出時に利用するなら、空き巣に狙われる可能性もあるでしょう。
また、布製が多く、雨風に弱いです。手軽に設置できますがデメリットも多いため、宅配ボックスを始めて導入する方におすすめです。
宅配ボックスを戸建てに設置する際の選び方5つ
宅配ボックスを戸建てに設置する際は、さまざまな種類の中から選ぶ必要があります。適切な宅配ボックスを設置するために、選び方を知っておきましょう。
宅配ボックスを戸建てに設置する際の選び方は、下記の5つです。
- 防犯・セキュリティ
- ポスト一体型
- 設置方法
- サイズ
- 素材
宅配ボックスを選ぶ際の参考にしてください。
選び方①:防犯・セキュリティ
宅配ボックスはセキュリティが大事です。セキュリティが甘いと、中に入った宅配物を盗難されるリスクがあります。
できれば、鍵付きの宅配ボックスがおすすめです。複雑なものだと配達員の方がそもそも開けられなくなってしまうため、ワンプッシュ式やダイヤル式がいいでしょう。
また、宅配ボックスそのものの盗難リスクもあります。埋め込み型や設置型にしたり、簡易型であればワイヤーなどで固定したりしておきましょう。
簡易型特有の注意点としては、宅配ボックスが出ていると不在を示してしまうことです。置きっぱなしならよいですが、簡易型は使わないときに家の中にしまっておくこともあるでしょう。
すると、宅配ボックスが出ていないときは家にいる、宅配ボックスが出ているときは不在となります。空き巣から見ると分かりやすい目印になってしまうため、注意が必要です。
選び方②:ポスト一体型
宅配ボックスの中には、ポストと一体化されているものもあります。ポスト一体型であれば、段ボールなどの宅配物と手紙などの郵便物を一つのボックスで管理可能です。ポストと宅配ボックスそれぞれの設置スペースは必要ありません。
荷物が入るスペースと郵便物が入るスペースが分かれているものもあるため、分けて管理もできます。一つの場所ですべて管理できるため、お子さんも分かりやすいです。
デザイン性にも優れているため、おしゃれな宅配ボックスを設置したい方はポスト一体型も検討してみましょう。
選び方③:設置方法
自宅に設置できる宅配ボックスなのか、設置方法を調べておきましょう。すべての家に、すべての種類の宅配ボックスが設置できるわけではありません。玄関先のスペースなどを見て、検討する必要があります。
宅配ボックスを購入しても、設置できるスペースがなければ使用できません。また、宅配ボックスの種類ごとに、設置できるものとできないものがあります。
これから家を立てる段階なら埋め込み型、すでに家がある場合は設置型や簡易型を検討するとよいでしょう。玄関先にスペースがない場合は簡易型にして、使用しないときは折りたたんでしまっておくのがおすすめです。
選び方④:サイズ
宅配ボックスのサイズは必ずチェックしておきましょう。せっかく宅配ボックスを設置しても、宅配物が入らなければ再配達になってしまい、宅配ボックスを設置した意味がなくなってしまいます。
宅配ボックスと言っても、サイズはさまざまあります。もちろん、サイズは大きくなればなるほど価格は高くなるのが一般的です。
段ボールやメール便は入るか、よくネットショッピングをするなら段ボールはいくつ入るかは確認しておくべきです。また、一人で使うのか、家族全員で使うのかも確認しておきましょう。
自身の状況に合わせて、設置する宅配ボックスを検討しましょう。
選び方⑤:素材
宅配ボックスの素材も大事な要素です。一般的には「ポリエステル」「プラスチック」「金属製」の3種類あります。
宅配ボックスは玄関先に設置するため、雨風にさらされることを考えると「金属製」がおすすめです。金属製は防水製に優れ、耐久性もあります。
埋め込み型や設置型なら、金属製が多いです。簡易型に金属製は少ないですが、宅配ボックスを設置する際はなるべく金属製を選びましょう。
価格的には金属製が最も高く、ポリエステル、プラスチックと続きます。どうしても金属製が設置できなければプラスチックを検討し、最後にポリエステルを検討しましょう。
戸建てに宅配ボックスを設置する際の使い方
宅配ボックスはさまざまな種類がありますが、一般的な使い方は同じです。宅配ボックスの使い方は、下記のとおりです。
- 配達員が宅配ボックスに荷物を入れる
- 印鑑で押印してもらう(事前に内扉などに印鑑を入れておく必要アリ)
- 宅配ボックスを施錠してもらう(事前に配達員用の鍵を入れておく必要アリ)
- 鍵をポストに投函してもらう
- 宅配ボックスを開錠して荷物を取り出す
- 印鑑や鍵を内扉に入れておく
注意点として、配達員用の印鑑や鍵などを準備しておく必要があります。準備がないと宅配物を入れられないケースもあるため、忘れないようにしましょう。
また、印鑑や鍵は忘れずに回収しましょう。もし紛失すれば、宅配ボックスを開けられてしまう状況になり、使えなくなってしまいます。
鍵や印鑑を2つずつ用意する必要もあるため、使い方はあらかじめ知っておきましょう。
まとめ
宅配ボックスを戸建てに設置する際は、さまざまな種類から選ぶ必要があります。各家庭の状況によっては、設置できない宅配ボックスもあるでしょう。それぞれ特徴があるため、本記事で紹介した種類を参考にしてください。
宅配ボックスを選ぶ際は、いくつかポイントを意識する必要があります。自宅に設置できるかに関わってくるため、事前に確認しておきましょう。
また、宅配ボックスの使い方も本記事で紹介しています。セキュリティにも関わるため、使用前に必ず知っておきましょう。
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