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公開:2023.05.19   更新:2023.07.26

ヌックスペースがあると暮らしが変わる!メリット・デメリットと間取り事例を解説

落ち着いたヌックスペース

こぢんまりした居心地の良い空間を意味する「ヌックスペース」。

息抜きする場所や子どもの遊び場として、取り入れたいと考える方も多いでしょう。

どこにも属さないヌックスペースは、自宅の中でゆるく家族とつながれることで人気が高まっています。

しかし、ヌックスペースの設置には費用がかかるなど、ネックな部分もあるため注意が必要です。

そこでこの記事では、ヌックスペースの定義やメリット・デメリットを解説します。

具体的な間取りの紹介もするので、検討している方は参考にしてください。

 

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ヌックスペースとは?

和の趣そのままのヌックスペース

ヌックスペースとは、こぢんまりした居心地の良い空間のことです。

英語での表記は「隅」を意味する「nook」で、語源はスコットランドの建築様式「Ingle neuk(イングル ヌーク)」だと言われています。

ドアなどで部屋を仕切らない2〜3畳程度のスペースで、部屋の一角に設置することが多いです。

ヌックスペースには、以下の4つのタイプがあります。

設置場所 特徴・用途
LDK LDKの一角に小上がりやゆるく仕切った空間を設置
キッズスペースや家族が利用するプライベート空間
階段下 階段下の空間に机や本棚を導入
作業スペースとして活用
窓辺 窓近くに小上がりを設置
日光浴や読書スペースとして活用
子ども部屋 子ども部屋の一角にゆるく仕切った空間を設置
秘密基地として利用


設置する場所によって用途が異なるため、誰がどんなときに利用したいか考えて設置するのがおすすめです。

自宅の中に家族の誰もが使える居心地の良い空間があることで、快適性がワンランクアップするでしょう。

ヌックスペースのメリット

光が差し込むリビング

ヌックスペースのメリットは、以下の通りです。

・居心地の良いスペースができる
・メリハリのある空間ができる
・個性を出せる

メリットを最大限活用して、快適な生活を実現しましょう。

 

メリット①:居心地の良いスペースができる

開放感のあるヌック

ヌックスペースのメリット1つ目は、「居心地の良いスペースができる」ところです。

仕切りがなくゆるくゾーニングされたヌックスペースは部屋未満の空間であり、家族とちょうど良い距離でつながれます。

また、こぢんまりした広さなので、独特の心地良さや落ち着きを味わえるのも魅力です。

部屋として独立しなくてもプライベート空間を確保できるため、1人になりたいときや集中して作業したいときにも重宝します。

キッズスペースとして活用すれば、子どもは遊びを満喫しながら親は子どもの様子を安心して見守れるでしょう。

 

メリット②:メリハリのある空間ができる

ダイニングにつながるヌック

ヌックスペースのメリット2つ目は、「メリハリのある空間ができる」ところです。

特にLDKのような広い空間は変化に欠ける面もありますが、ヌックスペースを取り入れることで立体感を生み出せます

仕切りがないため、圧迫感を感じさせないのも嬉しいポイントです。

段差を活用したり、アクセントカラーを利用したりすることで独立した仕上がりとなり、デザイン性もワンランクアップできます。

ヌックスペースを読書や作業など集中する場所として利用すると、生活にもメリハリが生まれるでしょう。

 

メリット③:個性を出せる

LDKとヌック

ヌックスペースのメリット4つ目は、「個性を出せる」ところです。

人気が高まりつつも、まだ普及していないヌックスペースを自宅に取り入れることでオリジナリティーを出せます

他人に見せる空間ではありませんが、設置されていることで来客者の目を引くこと間違いなしです。

ヌックスペースは設置する場所・形状・デザイン・色などに厳格な縛りがないため自由度が高く、我が家だけの一点ものを作りやすいのもポイントだと言えます。

壁紙やインテリア、照明にもこだわれば、高い次元の快適性・オリジナリティーを持った空間となるでしょう。

 

ヌックスペースのデメリット

収納があるヌックスペース

ヌックスペースのデメリットは、以下の2つです。

・面積が必要
・費用がかかる

住み始めてから後悔しないために、デメリットも踏まえて検討しましょう。

 

デメリット①:面積が必要

畳が洋風なヌック

ヌックスペースのデメリット1つ目は、「面積が必要」なところです。

持て余す空間を活用する分には問題ありませんが、家全体のバランスを無視して取り入れると圧迫感を感じる可能性もあります。

設置する場所や広さ、家具の有無など設計前に工務店と入念に打ち合わせておくことが重要です。

基本的には、階段下などデッドスペースを利用するのがおすすめだと言えます。

どうしても取り入れたい場合や、空間に限りがある場合はヌックスペース内に棚などは設置せず、シンプルな仕上がりにすると居心地の良い広さを確保できるでしょう。

 

デメリット②:費用がかかる

黒を基調としたヌックスペース

ヌックスペースのデメリット2つ目は、「費用がかかる」ところです。

本来何もないところに壁や小上がりを設置するため、追加費用が発生します。

さらに、空間によっては空調設備・窓・照明器具などを導入する必要があり、ある程度の費用がかかる場合もあるので注意してください。

例えば階段下にベンチを設置する場合は20万円前後、間仕切りを作る場合は1つの壁に30万円前後の費用が必要となります。

予算内に収めるためにもヌックスペースを希望する場合は、早期から工務店と相談しておくのがおすすめです。

プロ目線のアドバイスをもらえるので、よりライフスタイルに合ったヌックスペースにできるでしょう。

【関連記事】家づくりの”6つ”の工程と期間の目安【マイホームの購入を検討中の方へ】

 

ヌックスペースを取り入れた間取り事例

明るいリビングとヌック

ヌックスペースを取り入れた間取り事例を、3つ紹介します。

・グレイッシュモダンなリビングに家族が集う家
・デザイン性に優れたガルバと無垢材の調和した家
・ECO家事の家(モデルハウス 津店)

事例を確認しながら、自身の家ならどんなスペースにするか具体的にイメージしましょう。

 

事例①:グレイッシュモダンなリビングに家族が集う家

玄関下のスペース

>>このお家の全ての写真を見る

「グレイッシュモダンなリビングに家族が集う家」では、以下の3点がポイントです。

・アイアンの階段下にヌックスペースを設置
・机を設置することで勉強や作業が可能
・リビング階段のため子どもの見守りにも最適

アイアン階段下にヌックスペースを設置し、机を置いたことで勉強や作業ができる空間となりました。

階段はリビングにあり、子どもが勉強する様子を見守れるため安心しながら家事ができます。

また、机横にランドセルを置くことにより、デッドスペースを余すところなく活用しているのも特徴です。

【関連記事】リビング階段のメリット・デメリットを解説 | 後悔しないコツをご紹介

 

事例②:デザイン性に優れたガルバと無垢材の調和した家

リビング奥のヌックスペース

>>このお家の全ての写真を見る

「デザイン性に優れたガルバと無垢材の調和した家」では、以下の3点がポイントです。

・リビング奥にヌックスペースを設置
・カウンターを設置することで在宅ワークや勉強が可能
・カウンター対面に可動棚を配置

リビングにありながらも階段奥に設置することで、よりプライベートな空間を味わえるヌックスペースとなっています。

カウンターがあるため、在宅ワークや勉強に集中して取り組むことも可能です。

カウンター対面には可動棚を配置しており、書籍や勉強・仕事道具を収納できます。

 

事例③:ECO家事の家(モデルハウス 津店)

階段手前のヌックスペース
>>こちらのモデルハウスのページを見る

「ECO家事の家(モデルハウス 津店)」では、以下の3点がポイントです。

・階段手前の空間にカウンター付きヌックスペースを配置
・リビングに小上がりのスペースを確保
・リビング横に子どもが遊べる空間を設置

リビング周辺にヌックスペースが充実しており、家族全員がそれぞれのパーソナルスペースを確保できるのが魅力だと言えます。

それぞれの空間に仕切りがなく、プライベートな時間を楽しみつつも家族の存在を感じれるため居心地の良さが抜群です。

秘密基地のように遊べる空間や勉強できるスペースなど活用方法がさまざまで、子どもの成長に合わせて利用できます。

 

まとめ:ヌックスペースを間取りに取り入れよう

落ち着きのあるヌックスペース

ヌックスペースとはドアなどで部屋を仕切らない2〜3畳程度のスペースのことで、こぢんまりした居心地の良い空間を意味します。

LDKや階段下、窓辺、子ども部屋に設置することが多いです。

ヌックスペースを間取りに取り入れると、居心地の良いスペースができる・メリハリのある空間ができるなどのメリットがあります。

一方で、面積が必要になる点や、必要な設備によって費用が異なる点に注意しましょう。

ヌックスペースを取り入れた間取り事例を参考にしながら、検討してみてください。

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ヌックスペースを活用すれば、快適性の高い家を実現できます。

ヌックスペースのメリットは、以下の3つです。

 

メリット①:居心地の良いスペースができる
メリット②:メリハリのある空間ができる
メリット③:個性を出せる

 

アサヒグローバルホームではお客様の居心地の良さを追求し、ヌックスペースを取り入れた家を数多く手がけています。

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この記事の監修

熊澤 浩

熊澤 浩

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、インテリアコーディネーター、既存住宅状況調査技術者、岐阜県建築士会:福祉まちづくり建築士

1989年 建築学科卒業(金沢工業大学)。
木造注文住宅の設計500棟以上を担当。材木業・林業の発展のため、岐阜県木造住宅アドバイザーの認定を受け、地元岐阜県中津川市に木材流通の基盤をつくる。
現在はアサヒグローバルホーム取締役 設計部長に就任し、モデルハウス提案・新商品開発に携わる。

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