公開:2023.02.10 更新:2023.06.30
【第4弾】子育てママに聞いた!戸建て派?マンション派?それぞれのリアルな意見
住宅タイプを「戸建」「マンション」から選ぶのは、人生における重大な選択のひとつ、どちらにすれば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
「戸建」「マンション」それぞれにメリット・デメリットがあり、さらに子どもの成長や将来設計・ライフスタイルを含めて総合的に判断する必要があります。
また「マンション」から「戸建」へ変更する予定の方は、戸建を購入するタイミングや快適な間取りを考えておくことも重要です。
本記事では子育てママへのアンケート結果から分かった住宅タイプ別のリアルな意見を紹介し、戸建て派の子育てママさんにおすすめの間取りを解説します。
当社子育てママ20人へのアンケート結果より
目次
質問①:戸建ての理由は?
「戸建ての理由は?」と質問したところ、回答は主に以下の5つに分類できました。
- 子どもが生まれて狭くなったため、収納が不足してきた
- 生活音を気にせず暮らしたい
- 居住土地を決めたかった
- おうち時間を充実させたい
- 家事の負担を減らしたい
戸建ての良さは、何と言ってもスペースや収納が広く、家事を時短するための間取りにできるところです。
一方で、改修やメンテナンスは自分で行う必要があるため、管理能力が重要となります。
ライフスタイルと照らし合わせながら、戸建てが合うかチェックしてみましょう。
当社子育てママ20人へのアンケート結果より
理由①:子どもが生まれて狭くなったため、収納が不足してきた
戸建てにした理由の1つ目は、「子どもが生まれて狭くなったため、収納が不足してきたため」となりました。
子どもが生まれ、成長していく過程で収納すべきものも変化していきます。
- 乳幼児期:オムツ・衛生用品・おもちゃ・衣服
- 幼児期:おもちゃ・絵本・通園グッズ・衣服
- 児童期:学校関連・おもちゃやゲーム機・本・衣服
- 思春期:学校関連・趣味のもの・本・衣服
児童期以降では子どもに勉強スペースやプライベート空間も必要となるため、マンションなど限られた空間を狭く感じてしまうのです。
理由②:生活音を気にせず暮らしたい
戸建てにした理由の2つ目は「生活音を気にせず暮らすため」となり、具体的には以下の意見が確認できました。
- 賃貸では子どもの泣き声や足音などが気になる
- 周りのマンションの人の生活音が気になる
マンションでの大きな音は苦情やご近所トラブルにつながる可能性が高く、管理会社から指摘を受ける場合もあります。
戸建てであれば足音が下の階に響いたり、泣き声がダイレクトに伝わったりする心配がないため、快適な暮らしができるでしょう。
理由③:居住土地を決めたかった
戸建てにした理由の3つ目は、「居住土地を決めたかったため」となり、具体的には以下の意見が確認できました。
- 子どもが小学校に入学するまでに定住したかった
- 転校は避けたかったので、居住土地を決めたかった
- 自分の帰る場所をつくりたかった
特に子どもの生活を前提にしている方が多く、転校する必要がないように小学生になる前に戸建てにする方が見受けられました。
また、幼い時期だと周囲と馴染むのが早く、人間関係をつくりやすいのもメリットです。
理由④:おうち時間を充実させたい
戸建てにした理由の4つ目は、「おうち時間を充実させるため」となりました。
庭付きの戸建てでは畑やBBQを楽しめて、子どもが外で遊べるので自宅で家族との時間を満喫できます。
空間に余裕があるため「ルームシアターなどを設置して贅沢な気分を味わえる」と回答した方もいました。
周囲を気にせず、友人家族や親戚など大人数で気軽に集まれるのも魅力です。
理由⑤:家事の負担を減らしたい
戸建てにした理由の5つ目は、「家事の負担を減らすため」となりました。
あらかじめ間取りが決まっているマンションとは異なり、戸建てであれば生活動線を自分の理想の形に集約できます。
また、食器洗い乾燥機や浴室暖房乾燥機などの設備を完備しておくと、さらなる時短が可能です。
質問②:マンション暮らしの理由は?
「マンション暮らしの理由は?」と質問したところ、回答は主に以下の4つに分類できました。
- 子どもの転校を避けたい
- 地震や津波災害を考えて
- ある程度の資金ができてから考えたい
- 現金化できない資産はなるべく持ちたくない
マンションの良さは管理会社が共用部や設備の管理をするため、手間がかからない点です。
セキュリティやバリアフリーの面からも安心して住めます。
しかし、すぐ近くに部屋があることで騒音トラブルの可能性があり、周囲に配慮した生活が必要です。
戸建てに変更するタイミングや将来設計を考えながら、マンションに住む理由をチェックしてみましょう。
当社子育てママ20人へのアンケート結果より
理由①:子どもの転校を避けたい
マンション暮らしの理由の1つ目は、「子どもの転校を避けたい」でした。
現在マンション住まいで子どもが小学生以上の場合、戸建てにすると転校が必要な可能性も。
転校すると友達や勉強など生活環境が一変してしまうため、子どもに与えるストレスは大きなものです。
そのため、子どもが大きくなるまではマンション暮らしのままで良いと考える方もいるようです。
転校せずに戸建てを建てる場合はエリアが限られてしまうので、早い時期から検討しましょう。
【関連記事】子育てしやすい家とは?ママさん達のお悩みを解決する間取りをご紹介
理由②:地震や津波災害を考えて
マンション暮らしの理由2つ目は、「地震や津波災害を考えて」となりました。
自然災害はいつどこで発生するか予測ができず、せっかく建てたマイホームが犠牲になる可能性を懸念している方が複数いました。
賃貸のマンションの場合は転居が比較的容易なので万が一のときでも速やかに対処可能です。
エリアを自由に選べるため、会社や学校の近くなど利便性の高い地域に住めるメリットもあります。
理由③:ある程度の資金ができてから考えたい
マンション暮らしの理由3つ目は、「ある程度の資金ができてから考えたい」となりました。
戸建てを購入する場合、不動産取得税など諸費用として購入価格の6〜8%の資金が必要だと言われています。
例えば、3,000万円の戸建てを購入するとき180〜270万円を現金で支払わなければなりません。
購入後、ローンの支払いが長期的に続くため資金力と計画性が重要です。
理由④:現金化できない資産はなるべく持ちたくない
マンション暮らしの理由4つ目は、「現金化できない資産はなるべく持ちたくない」となりました。
マンションを買取に出せば最短1ヶ月程度で現金化できる可能性がありますが、戸建てを現金化するためには最低でも3ヶ月程度かかります。
都合の良いタイミングで売りに出せるところや、築年数がある程度古くても比較的売りやすいところなどもマンションのメリットです。
戸建て派の子育てママさんにおすすめの間取り2選
戸建て派の子育てママさんのため、家族が快適に過ごせる間取りを2つ紹介します。
- お子様が思いっきり遊び回れるガレージハウス
- 家族の絆を大切にした、すっきり暮らすお家
それぞれの特徴について解説するので、新築するときの参考にしてください。
おすすめの間取り①:お子さまが思いっきり遊び回れるガレージハウス
「お子さまが思いっきり遊び回れるガレージハウス」では、4つのポイントを工夫しました。
- ガレージはキッチンに出入りできたり、庭に出たりできるようにレイアウト
- リビングから繋がる広いウッドデッキと庭には人工芝を設置
- 食洗機やタッチレス水栓、自動洗浄付きレンジフードを完備
- 7.2帖の縦長のウォークスルークローゼットを採用
ポイント①:ガレージはキッチンに出入りできたり、庭に出たりできるようにレイアウト
こちらのガレージは、キッチンに出入りできたり、庭に出たりできるようにレイアウトになっています。
ガレージから直接キッチンに出入りできるため、雨天での買い物も車から濡れずに自宅に入れます。
ポイント②:リビングから繋がる広いウッドデッキと庭には人工芝を設置
ウッドデッキと庭が一体化しており開放感があるため、お子様が思いっきり遊べるような仕様となっています。
庭は人工芝なので、お子様が転ぶことがあっても安心です。
ポイント③:食洗機やタッチレス水栓、自動洗浄付きレンジフードを完備
キッチンは、食洗機・タッチレス水栓・自動洗浄付きレンジフードを完備しており、家事を時短することが可能です。
使い勝手にこだわってつくられた空間で生活すれば家事も捗ります。
ポイント④:7.2帖の縦長のウォークスルークローゼットを採用
こだわりのウォークスルークローゼットは、廊下から寝室まで通り抜けができます。
7.2帖の縦長設計で、壁をつくらないことでゆったり着替えもできるスペースになりました。
【Instagram】ガレージハウス特集
おすすめの間取り②:家族の絆を大切にした、すっきり暮らすお家
「家族の絆を大切にした、すっきり暮らすお家」では、4つのポイントを工夫しました。
- リビング階段を採用
- 浴室はお子様と一緒に入るため、広めの1.25坪サイズ
- ダイニングはキッチンと横並びで、その横にお子様が遊ぶ畳コーナーを配置
- キッチンの横にはパントリーを設置し、キッチンから脱衣室などの水回りに行ける家事動線
ポイント①:リビング階段を採用
リビング階段を採用。2階に行くためにはリビング階段を使う必要があるため、家族間のコミュニケーションを増やせます。
また、オープン階段のため、圧迫感がないようにしている点もポイントです。
ポイント②:浴室はお子様と一緒に入るため、広めの1.25坪サイズ
浴室はお子様と一緒に入れるように約1.25坪と広々としたつくりにしています。
洗い場も浴槽も広さがあるので安心。色も統一感があり、おしゃれな浴室になっています。
ポイント③:ダイニングはキッチンと横並びで、その横にお子様が遊ぶ畳コーナーを配置
ダイニングはキッチンと横並びにして、さらにお子様が遊ぶ畳コーナーを配置しました。
キッチンで料理をしながら子どもが遊ぶ姿を見守れるので、安全な間取りとなっています。
ポイント④:キッチンの横にはパントリーを設置し、キッチンから脱衣室などの水回りに行ける家事動線
キッチンの横にはパントリーを設置しており、食品などのストックを取りに行きやすいようになっています。
また、家事動線を考えて、パントリー抜けるとトイレや脱衣室などの水回りにそのままいけるようにしました。
まとめ
子育てママへのアンケートから、戸建て派は収納・生活音・家事負担の軽減を、マンション派は災害リスク・資金準備を重視していることが分かりました。
メリット・デメリットを踏まえて、ライフスタイルに合う住宅タイプを選ぶことが重要です。
戸建てを選ぶ場合は家族間のコミュニケーションが深まったり、家事軽減ができたりする間取りにしましょう。
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