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公開:2023.05.26   更新:2023.05.29

天井の間接照明でおしゃれな家に!失敗しないためのポイントと3つの事例を紹介

天井の間接照明で失敗しないためのポイント

おしゃれな雰囲気を演出するのにおすすめなのが、間接照明です。

天井に間接照明を取り付けることで、温かみがあり、広々とした空間を演出できます。

また、インテリアを強調したいときにも、間接照明はおすすめです。

しかし、間接照明は取り付ける前に間取りをしっかりイメージしておかなければ、美しい光が作れません。この記事では、天井に間接照明をつけるときのポイントを解説します。

天井に間接照明を取り付けた3つの事例も紹介していますので、導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

 

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天井の間接照明とは

天井の間接照明で失敗しないためのポイント

間接照明とは、照明器具の光を直接当てず、天井や壁、床などに反射させて間接光とする照明方法です。

間接光にすることで、やわらかい雰囲気の空間を実現できます。

天井に間接照明を取り入れるメリットとデメリットについて、それぞれ解説しますので、間取りの照明器具に悩んでいる方は参考にしてみてください。

 

間接照明のメリット

間接照明を取り入れるメリットには、以下の点が挙げられます。

  • 空間全体を均一に明るくできる
  • ふんわりとした優しい空間にできる
  • 照明のまぶしさを抑えられる
  • 部屋の一角を強調できる
  • 照明器具が直接見えない
  • 空間に奥行ができて広く見える


天井や壁、床に光が反射されてやわらかい光となるため、
温かみのある空間にできるのが間接照明の魅力です。

また、取り入れ方によって空間全体を明るくできたり、ワンポイントを強調できたりします。

視線を集めたいところに照明が当てられるため、インテリアの効果を高めたいときにもおすすめです。

 

間接照明のデメリット

間接照明のデメリットには、以下の点が挙げられます。

  • 明るさが必要なところには不向き
  • 加工費用が発生する
  • 照度計算が難しい
  • メンテナンスがしにくい
  • 素材の特徴を把握しておかなければいけない
  • 間取りを入念に設計しなければいけない


間接照明は素材や設置場所、条件に影響されるため、
プランニングが難しいというデメリットがあります。

設置場所や条件が合致しないまま取り付けると、明るさが足りなかったり、思わぬ場所から光源が見えたりすることも。

事前に間取りのイメージをしっかり設計しておくほか、器具や素材の相性を確認するのが大切です。

 

天井に間接照明を取り付ける方法

天井の間接照明で失敗しないためのポイント

天井に間接照明を取り付けるには、以下2つの方法があります。

  1. コーブ照明
  2. コーニス照明


それぞれの特徴を知り、好みのイメージにあった照明を見つけましょう。

 

方法①:コーブ照明

コーブ照明とは、照明器具の光を天井に反射させる間接照明を指します。

天井の中央部分を周囲より一段高くとった「折り上げ天井」の中に照明器具を設置する手法で、高級感のある空間が実現可能です。

また、設置する場所によっては空間を広く見せてくれるのも特徴の一つ。光源が直接視界に入らないため、温かみのある落ち着いた雰囲気を演出できます。

コーブ照明は安眠やリラックス効果を得られることから、リビングや寝室、玄関などでよく使われている手法です。

 

方法②:コーニス照明

コーニス照明とは、照明器具の光を壁に反射させる間接照明を指します。

反射により、壁やカーテンが作り出す光の陰影で、幻想的な雰囲気を演出できるのが特徴です。

立体的で広がりのある空間が実現できるのも、コーニス照明の魅力。アクセントとなる壁やインテリアの雰囲気を高めたいときにもおすすめです。

コーニス照明は天井の高さなどの条件に左右されにくいため、取り入れやすく、掃除がしやすいメリットもあります

取り入れる場所によっては、朝と夜で異なる雰囲気を楽しめるのもコーニス照明ならではのメリットです。

 

天井に間接照明を取り付ける際のポイント

天井の間接照明で失敗しないためのポイント

天井に間接照明を取り付ける際のポイントは、以下の3つです。

  1. 間接照明が照らす場所を確保する
  2. 光源を隠す工夫をする
  3. 間接照明だけにしない


ポイントを押さえて、理想的な間接照明を取り付けましょう。

 

ポイント①:間接照明が照らす場所を確保する

間接照明は、天井や壁、床に光が反射して美しい空間を演出します。

逆をいえば、家具の設置場所と光の照らされる位置が重なると、見栄えが悪くなるわけです。

例えば、住んでから取り付けた時計やカレンダーといった家具が光に照らされると、美しさが半減してしまいます。

そのため、家具やインテリアの配置はしっかり検討しておかなければいけません。

反射する光の先に、妨げとなるものがないようにしておくのが、間接照明を取り入れるときのポイントです。

また天井や壁面の反射率を高めた素材を選んでも、天井の高さに対して空間が狭いと照明効率が下がり、思っていた照度を得られない場合もあります。

天井の高さと空間のバランスを考えながら、照明が照らす場所を意識するようにしましょう。

【関連記事】新築の内装の決め方を8ステップで徹底解説!実例やよくある失敗も紹介

 

ポイント②:光源を隠す工夫をする

美しい光の演出も、光源となる電球が見えていたら台無しです。

そのため、光源を隠す工夫をするのが、天井に間接照明を取り付けるポイントとなります。

間接照明を設置した後に気づかないよう、事前に気をつけるポイントを以下にまとめました。

  • 設置場所と照明器具のサイズのバランスは合っているか
  • 光を反射しやすい素材ではないか
  • 光と影の境界線が出ない場所に照明器具を設置しているか
  • 天井や壁に光を遮るものがないか
  • 室内の照明が窓ガラスに映っていないか


間接照明を設置する場所や照明器具のサイズの検討不足により、照明器具が見えてしまったり、光源の形が写り込んでしまったりするケースがあります。

間取り図のイメージをしっかりし、光源が見えないよう設計されているか、設計士やインテリアコーディネーターに確認するのがおすすめです。

【関連記事】注文住宅で後悔しないために!間取り・収納・設計など”6つ”の項目を紹介

 

ポイント③:間接照明だけにしない

間接照明を使う空間は、絞るようにしましょう。やわらかい空間を演出し、おしゃれな雰囲気が増すのも間接照明の魅力。

とはいえ読書や勉強、作業部屋など、間接照明の明るさだけでは不向きな場所もあります。

暗いと返って目に負担がかかってしまうケースも考えられるので、目的に応じた使い方をするのが適切です。

直接照明と併用するほか、リビングや寝室といったリラックスできる空間に、間接照明を用いるようにしましょう。

なお、間接照明は空間全体の色みと差が大きいとアンバランスです。部屋の明るさに応じた色を選ぶようにしてください。  

 

天井に間接照明を取り付けたおしゃれな事例3選

天井に間接照明を取り付けたおしゃれな事例は、以下の3つです。

  1. 白と木の心地良い、細部の工夫ですっきりな家
  2. プライベートな庭があるモノトーンでシックな家
  3. モノトーンスタイリッシュなお家で愛犬と暮らす


間接照明を取り付けたそれぞれの魅力について解説します。

 

事例①:白と木の心地良い、細部の工夫ですっきりな家

天井の間接照明で失敗しないためのポイント
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こちらの家は、以下の2点がポイントです。

  1. 白と木目を取り入れてやわらかい雰囲気を演出
  2. リビングは、木目の天井で温かみある空間


ダイニングは折り下げ天井となっており、
コーブ照明を取り入れて、優しい光に包まれるような落ち着きのある雰囲気を演出しているのが魅力。

木目の天井と合わさり、リラックスするのにピッタリのスペースです。映画を見るときは、間接照明の明るさを利用して、ムードある空間を楽しめます。

 

事例②:プライベートな庭があるモノトーンでシックな家

天井の間接照明で失敗しないためのポイント
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クールな外観が目をひくこちらの家は、以下の2点がポイントです。

  1. 白と黒を基調としたモノトーンな雰囲気
  2. 床は艶やかさが魅力の大理石調


リビングにはエコカラットを張った壁にテレビを取り付け、
間接照明が高級感を演出して、おしゃれ感を引き立たせているのも注目ポイントです。

床の素材と光の仕組みを上手く利用し、広々とした空間が強調されるよう工夫されています。

 

事例③:モノトーンスタイリッシュなお家で愛犬と暮らす

天井の間接照明で失敗しないためのポイント
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こちらの家は、以下の2点がポイントです。

  1. シックで落ち着いた雰囲気の色み
  2. リビングやダイニングは、白と黒を基調としたスタイリッシュな空間


天井には間接照明が組み込まれており、
クールなデザインの空間に奥行きが出て、広く温かみのあるスペースとなっているのが魅力。

間接照明を使ってキッチンを強調することで、おしゃれな雰囲気が演出され、高級感あふれる住まいとなっています。

 

まとめ:天井の間接照明でおしゃれな暮らしを

天井の間接照明で失敗しないためのポイント

天井に間接照明を設置すると、温かみのある落ち着いた雰囲気を演出できるため、リラックスした空間を楽しめます。

明るさが足りなかったり、光源が見えていたりしないよう、間接照明をつけるときは間取りのイメージを明確にしておくのが重要です。

間接照明を照らす場所をしっかり確保し、光源を隠す工夫をするため、設計士やインテリアコーディネーターに確認するのもポイント。

本記事の事例を参考にしながら、素材の特徴を知り、間接照明を使ったおしゃれな暮らしを追求してください。

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間接照明を活用すれば、快適かつデザイン性の高い家を実現できます。

間接照明を取り付ける際のポイントは、以下の3つです。

 

ポイント①:間接照明が照らす場所を確保する
ポイント➁:光源を隠す工夫をする
ポイント③:間接照明だけにしない

 

アサヒグローバルホームではお客様のこだわりを追求し、間接照明を取り入れた温かみのある家を数多く手掛けています。

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この記事の監修

熊澤 浩

熊澤 浩

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、インテリアコーディネーター、既存住宅状況調査技術者、岐阜県建築士会:福祉まちづくり建築士

1989年 建築学科卒業(金沢工業大学)。
木造注文住宅の設計500棟以上を担当。材木業・林業の発展のため、岐阜県木造住宅アドバイザーの認定を受け、地元岐阜県中津川市に木材流通の基盤をつくる。
現在はアサヒグローバルホーム取締役 設計部長に就任し、モデルハウス提案・新商品開発に携わる。

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