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公開:2023.07.04   更新:2023.07.18

見せ梁(化粧梁)でオシャレな家づくり!メリット・デメリットと実例を解説

見せ梁(化粧梁)でオシャレな家づくり!メリット・デメリットと実例を解説

開放的で奥行きのある空間をつくり出せる「見せ梁(化粧梁)」。

普通なら隠すはずの梁をあえて見せることで、部屋を広く見せたり、オシャレにしたりできるため、新築に取り入れる方が徐々に増えています。

しかし見せ梁を取り入れようと思っても「梁を見せても大丈夫なの?」「掃除がめんどくさそう」など、不安や疑問に感じて迷われている方も多いはずです。

そこで本記事では見せ梁のメリットやデメリット、実際の施工事例を詳しく紹介しています。

「見せ梁にしたいけど実用性があるのか知りたい」「デメリットもちゃんと知っておきたい」という方は、ぜひ本記事を参考にして、見せ梁を取り入れるか検討してみてください。

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見せ梁とは

見せ梁とは

そもそも梁とは、家を支えるために垂直に立っている柱に対して、横方向に渡される建築材です。

柱と柱の間に渡すように組まれるため、柱を固定したり、屋根などを支えたりする役目を担いますが、天井や屋根裏に隠されていることが多く、目にする機会は少ないでしょう。

そんな梁をあえて隠さず、見せるようにデザインされたのが「見せ梁」です。

見せ梁にすることで部屋全体に開放感や立体感が生まれたり、統一感のあるオシャレ部屋をデザインできたりします。

また見せ梁には、家を支えるために必要な梁をあえて見せているケースと、梁としての役割を持たせず装飾として取り付けているケースがあるので、理想のマイホームに合う方法で取り付けましょう。

 

見せ梁を取り入れる3つのメリット

見せ梁を取り入れる3つのメリット

見せ梁を取り入れることで得られるメリットは以下の3つです。

  1. 天井に奥行きや立体感を演出できる
  2. 天井が高く開放感がある
  3. 部屋のアクセントになる

マイホームに見せ梁を取り入れようとしている方は、ぜひチェックしてください。

 

メリット①:天井に奥行きや立体感を演出できる

見せ梁は部屋の空間をそのまま利用するため、天井に奥行きや立体感を演出できます。

梁を隠す場合は天井や屋根裏にスペースを作る必要があり、どうしても圧迫感が生まれるので、部屋が手狭に感じてしまいます。

しかし見せ梁の場合は梁を隠すスペースを必要としないため、部屋の広さをそのまま活かせるのです。

天井に奥行きや立体感が生まれると、広々とした空間でゆったり過ごせるようになるので、上手く見せ梁を取り入れて快適な部屋を演出しましょう。

 

メリット②:天井が高く開放感がある

見せ梁を取り入れている部屋は天井が高く、開放感のある空間を実現できます。

一般的に梁は天井や屋根裏に数十センチのスペースを取って隠しますが、見せ梁は隠す必要がないため、その分天井が高くなり、開放感が生まれます。

たかだか数十センチと思うかもしれませんが、実際に体感すると想像よりも圧迫感を感じるはずです。

見せ梁を取り入れていると、知人や客人を招いた際にも「お部屋が広い」「開放感があって過ごしやすい」など、良い印象を与えられるため、開放的なリビングを作りたい方は、ぜひ取り入れてみてください。

 

メリット③:部屋のアクセントになる

見せ梁

見せ梁を取り入れることで、部屋に奥行きや立体感を生み出すことができるため、アクセントとしての役割もあります。

梁自体にレールを流してスポットライトを取り付けるなどの細工を施せば、一気に部屋のオシャレ度が高まるでしょう。

また梁の色を自分好みの色にしたり、内装に合わせたりすれば、部屋にアクセントを与えられます。

部屋やリビングに奥行きを与えながらオシャレに彩れるので、開放感のある素敵な空間を演出したい方はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

【関連記事】新築の内装の決め方を8ステップで徹底解説!実例やよくある失敗も紹介

 

見せ梁を取り入れる3つのデメリット

部屋に奥行きや開放感を与える見せ梁ですが、以下のデメリットもあります。

  1. 掃除などのメンテナンスが大変
  2. 照明やファンの設置に悩む
  3. 冷暖房の効きがイマイチになることも

対策方法も合わせて紹介しているので、ぜひチェックしてください。

 

デメリット①:掃除などのメンテナンスが大変

見せ梁を取り入れる上で1番のデメリットは掃除やメンテナンスです。通常の梁であれば、天井や屋根裏にホコリが溜まっても隠れているため気になりません。

しかし見せ梁には、梁の上部にホコリが溜まりやすいというデメリットがあります。

もしもホコリが溜まった状態でファンなどを回してしまうと、ホコリが家全体に舞ってしまい、ハウスダストでアレルギーを引き起こしてしまう人もいるため、注意が必要です。

そのため見せ梁を取り入れる際には、3〜5mほど伸ばせる高所用のモップも併せて購入しておきましょう。

また掃除やメンテナンスが難しい方は、上部にホコリが溜まらない天井に接したタイプの見せ梁がおすすめです。

 

デメリット②:照明やファンの設置に悩む

見せ梁を取り入れると天井が高くなるため、日中は日光が差し込む明るい部屋になります。

しかしその一方で、夜間に照明を点灯させた場合、部屋の隅々まで灯りが届かない可能性があります。

普通の家庭で採用されているシーリングライトやダウンライトだけでは光量が足りない場合があるので、梁自体にランプなどの照明を取り付けたり、天井からペンダントライトなどを吊るしたりして対策しましょう。

またシーリングファンを取り付ける場合は、大型サイズのものがおすすめです。天井が高い部屋に小型のファンを導入してしまうと、空気が回りきらず、ほとんど効果が感じられません。

部屋のサイズに合わせた大型のファンを選択するのもおすすめです。

 

デメリット③:冷暖房の効きがイマイチになることも

見せ梁を取り入れている部屋は吹き抜けのつくりと同様に、縦にスペースが確保できているため、開放感を感じられます。

しかし部屋が広いと、その分冷暖房の効きが悪くなってしまうデメリットがあります。

特に冬場に暖房を使用する際には、暖かい空気は天井付近に溜まってしまうので、「いつまで経っても居住部分は寒いまま」という事態にもなりかねません。

とはいえ床暖房や高気密、高断熱住宅にすることで対策できるので、見せ梁を取り入れる場合は冷暖房設備にも注意しておきましょう。

【関連記事】断熱材とは?3つの種類と特徴・性能を徹底比較 | 選ぶ基準も解説

 

見せ梁は後付けできる?

見せ梁のある部屋

建築段階でしか取り付けられなさそうな見せ梁ですが、実は後付けにも対応しています。

ただし後付けの場合は飾りのための梁になるので、家を支えている梁のような役目は果たせません。

しかしデザインを自由に決められたり、耐震性アップに貢献したりと、後付けならではのメリットがあります。

念願のマイホームを建てた後に「見せ梁にしておけば良かった…」「リフォームで見せ梁にできる?」と思われた方は、ぜひ後付けを検討してみてください。

 

見せ梁を取り入れた弊社の施工実例3選

見せ梁を取り入れた弊社の施工実例3選

ここからは実際に見せ梁を取り入れた施工事例を3つ紹介していきます。それぞれの事例で工夫した点を詳しく解説しているので、ぜひチェックしてください。

 

実例①:一目ぼれを詰め込んだ、ゆとり溢れる家

見せ梁のあるリビング
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「一目ぼれを詰め込んだ、ゆとり溢れる家」のポイントは以下の通りです。

  • リビング上に折り上げ天井に見せ梁をデザインして空間にメリハリを持たせた
  • キッチン側は折り下げ天井を施して調和のあるデザインにまとめた

壁や仕切りのないワンフロアのLDKで、小さなお子さまにも安心なバリアフリー設計に仕上げています。

窓から部屋全体に入る自然光も十分で、明るく気持ちのよい空間です。

見せ梁

リビング上を折り上げ天井にして空間に広がりを持たせつつ、見せ梁の設置がアクセントになっています。

 

実例②:開放感ある空間と木のぬくもりを感じる家

木のぬくもりある家

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「開放感ある空間と木のぬくもりを感じる家」のポイントは以下の通りです。

  • 開放感のある空間と落ち着ける空間を両立
  • 見せ梁にライトを埋め込んで夜間の照明をカバー

見せ梁と吹き抜けのつくりを併用した開放感たっぷりのリビングになっています。吹き抜け窓から温かな陽光が差し込むので、日中は照明を使わなくても快適に過ごせます。

全体的に木目を基調にしており、木の優しい温もりを感じながら、リラックスして過ごせるでしょう。

見せ梁

また小さめの見せ梁にライトを埋め込むことで、夜間の照明をカバーしています。夜でも十分な光量が確保できているため、快適に過ごせる家になりました。

 

実例③:無垢材が心地よい、開放感ある北欧テイストの家

北欧テイストの家
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「無垢材が心地よい、開放感ある北欧テイストの家」のポイントは以下の通りです。

  • 見せ梁とインテリアの色味を揃えて統一感のある空間を実現
  • 見せ梁の向きを床の貼り方向と合わせて、広々とした奥行きを演出

部屋のインテリアや見せ梁に天然の木材を使用しているため、人工の木材にはない温かみのあるリビングに仕上がりました。

天然素材の木材を活用したことで、木材本来の調湿効果を十分に活用できるので、空調の除湿機能や乾燥機能を使わずとも快適な空間を保てます。

加えて開放感を演出するために、見せ梁と床の貼り方向を統一して、部屋に奥行きを持たせられるような工夫を施しています。

内装が白を基調にしていることも相まって、シンプルながらも奥行きが感じられ、ゆったりとくつろげるリビングが魅力のお家です。

 

まとめ:見せ梁で空間に広がりとオシャレをプラス!

オシャレな見せ梁

見せ梁は部屋に奥行きと開放感を与えるだけでなく、インテリアや内装と合わせることで、家全体をオシャレに彩ることができます。

梁自体に照明を埋め込んだり、色味を変えたりなど、デザイン性が高いため、自分の好みに合わせてコーディネートしましょう。

ただし冷暖房が効きにくくなる、掃除がしにくいといったデメリットもあるため、じっくり検討してから取り付けてください。

とはいえシーリングファンを設置したり、伸縮するタイプのモップを用意したりすれば、十分に対策可能です。

本記事を参考にしながら、自分だけの見せ梁を取り入れて快適な暮らしを実現してみてはいかがでしょうか。

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アサヒグローバルホームでは、オシャレで開放感のある「見せ梁のある家」をご用意しています。

見せ梁のある家のメリットは以下の4つです。

 

メリット①:リビングに開放感や奥行きが生まれる
メリット②:天井の高い開放感のある空間が作れる
メリット③:日光が差し込みやすい
メリット④:統一感のあるオシャレな雰囲気を演出できる

 

興味がある方は気軽にご相談ください。

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この記事の監修

熊澤 浩

熊澤 浩

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、インテリアコーディネーター、既存住宅状況調査技術者、岐阜県建築士会:福祉まちづくり建築士

1989年 建築学科卒業(金沢工業大学)。
木造注文住宅の設計500棟以上を担当。材木業・林業の発展のため、岐阜県木造住宅アドバイザーの認定を受け、地元岐阜県中津川市に木材流通の基盤をつくる。
現在はアサヒグローバルホーム取締役 設計部長に就任し、モデルハウス提案・新商品開発に携わる。

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