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公開:2023.11.20

自然素材の家で後悔しないために!メリット・デメリット・ポイントを解説

外観

理想の家づくりをするにあたって、自然素材を用いて地球環境や健康に配慮したいと考える人が増えています。

コンクリートの打ちっぱなしの壁を採用したモダンなデザインなどに憧れる一方、自然素材が持つ温かみのある住まいを理想とする人もいるでしょう。

この記事では、自然素材の特徴やメリット・デメリット、後悔しないためのポイントをまとめました。

自身のライフスタイルや価値観に合わせて、理想の家づくりの参考にしてください。

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自然素材の家とは

ダイニングテーブル

そもそも、「自然素材の家」とは、マイホームを建築する際に使用する素材に化学物質をなるべく使わず、環境に配慮した自然由来の素材で建てられた住宅を指します。

家づくりの際に用いる化学物質は、場合によって健康に甚大な被害を及ぼすこともあり、アスベストやホルムアルデヒドなどを耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

自然素材の家は、こうした人体に有害な化学物質を使わないように配慮して、アレルギーの原因などを減らす効果が期待できます。

加えて、工業製品にはない素材本来の触り心地のよさや温かみもあるため、ホッとくつろげる、快適で過ごしやすい家づくりも目指せるでしょう。

 

家づくりで使用される主な自然素材

ダイニング、オープンキッチン

自然素材を使った家づくりの際、おもに用いられるのは以下が挙げられます。

  • 無垢材
  • 珪藻土
  • 漆喰(しっくい)


無垢材は、天然の木材をそのまま使用するもので、比較的イメージがつきやすいでしょう。

珪藻土はプランクトンの殻が石灰化した素材のことで、吸水性や消臭効果が期待できます。浴室で使用するバスマットとしても使用されており、実は身近な自然素材の1つです。

漆喰は珊瑚礁に由来する石灰を原料とする壁材で、日本に古くから残るお城の白い壁は漆喰で塗装されています。

 

従来の家との違い

自然素材の家と従来の家の違いは、大きく以下の3点で比較すると分かりやすいでしょう。

  1. 住み心地
  2. 管理の手間
  3. コスト


自然素材の家は、調湿性・吸水性や消臭効果などを期待できるため、従来の家よりも住み心地が良い傾向にあります。また、従来型の新築家屋の場合、接着剤などの独特なニオイが気になることも。

自然素材の家では化学物質をほとんど使わないため、気になるニオイは少ない傾向です。

一方、管理の手間やコストに関しては、自然素材の家のほうがネックに感じる人が多いようです。

実際のところ、「使用する素材に合わせたメンテナンスをする」という意味では、管理の手間は従来型の家と大差ないといえるでしょう。

【関連記事】家づくりで後悔しないためのポイント”4つ”~よくある事例をもとに解説~

 

自然素材の家のメリット3選

リビング

ここでは、自然素材の家のメリットを3つ紹介します。

  1. 化学物質を使わず身体に優しい
  2. 夏は涼しく冬は暖かい
  3. 耐火性に優れている

 

メリット①:化学物質を使わず身体に優しい

自然素材の家は化学物質を極力使わないため、身体に優しい点が最大のメリットです。

アトピーや特定のアレルギーがある人はもちろんですが、化学物質をふんだんに使用したものに触れるとアレルギー反応に近い症状が出る人もいるでしょう。

また、冒頭でも解説した「ホルムアルデヒド」は、接着剤や防腐剤、塗料などの成分として用いられる化学物質で、「シックハウス症候群(室内にいると目がチカチカしたり、頭痛がしたりするなどの不調をもたらす症状)」の原因になることも。

せっかく新居に引っ越したのに、体調を悪くしてしまうのは誰もが避けたいでしょう。

自然素材の家なら、こうした不調をもたらす原因を取り除ける効果を期待できます

 

メリット②:夏は涼しく冬は暖かい

自然素材の家は吸湿性や調湿効果の高さが特徴で、夏場のジメジメや冬場の乾燥を調整してくれるメリットもあります。

木材は「呼吸をしている」とも表現され、夏場の湿度は吸収する一方、冬場の乾燥した環境下では、木材に蓄積された水分・湿気を放出する形で湿度を調整してくれるのです。

その結果、エアコンなどの利用を抑えられ、光熱費の削減も期待できます。

 

メリット③:耐火性に優れている

リビング

自然素材の家は、耐火性に優れているのも大きなメリットです。

壁材として使用する漆喰や珪藻土は石灰が由来となっているため、日に強い性質があります。

なかでも、漆喰は建築基準法上で「不燃材料」に分類されており、鉄鋼や石、コンクリートなどと同じ水準の燃えにくさがあるほどです。

なお、漆喰のなかに化学物質を含む接着剤などが入っている場合は不燃材料とされないため、この点は覚えておきましょう。

 

自然素材の家のデメリット3選

一方、自然素材の家にもデメリットがいくつかあります。

  1. 費用が割高になりやすい
  2. 傷がつきやすい
  3. 色・柄のバリエーションは限定的


両者を理解した上で、最適な家づくりを進めていきましょう。

 

デメリット①:費用が割高になりやすい

自然素材の家は、建築費用が割高になりやすいです。

名前の通り自然界にあるものを使用するため、そもそもの量に限りがある上、施工に手間がかかってしまうことも。

この点、「良質な無垢材をふんだんに使用した家」となれば、コストがかかってしまうのは無理もないでしょう。

実際、依頼する工務店や素材にどこまでこだわるかによって金額は変動します。

自然素材の家を建築する際は、「何をどこまでこだわるか」を決めておくと予算とのバランスをつけやすくなるでしょう。

 

デメリット②:傷がつきやすい

素材の性質上、傷がつきやすい点も理解しておく必要があります。

加工を施した合板に比べて、無垢材の表面はどうしても傷つきやすく、傷を補修するのも難しいため、神経質で潔癖なタイプの人は慎重に検討すべきでしょう。

漆喰や珪藻土の壁材に関しても、汚れを吸着してしまいます。そのため、自然素材の家に住む場合は、傷や汚れに注意を払った上で、これらに対する寛容さが必要と言えるでしょう。

 

デメリット③:色・柄のバリエーションは限定的

「自然素材」であるがゆえに、原色や柄ものなどのバリエーションはなく、素朴な色味がほとんどである点もデメリットの1つです。

この点、色味を追加する際は家具・家電やインテリアを活用できるため、工夫次第で理想の家づくりは実現可能でしょう。

実際、自然素材の家を検討する人は、淡い色合いのナチュラルで落ち着いた家づくりを希望する傾向にあるので、色や柄のバリエーションが限定的なのはそこまで気にならないかもしれません。

【関連記事】注文住宅で後悔しないために!間取り・収納・設計など”6つ”の項目を紹介

 

自然素材の家で後悔しないためのポイント3選

リビング

自然素材の家づくりをするにあたって、後悔しないためのポイントを3つ紹介します。

  1. 素材を慎重に選ぶ
  2. メンテナンスは必要と捉える
  3. 経年変化を楽しむ

 

ポイント①:素材を慎重に選ぶ

自然素材の家を検討する際は、予算や家族のアレルギーを把握した上で、素材選びを慎重に進めましょう。

予算は有限なので、扱える素材にも限界があります。なかには、自然素材であると謳いながら実は化学物質が混ざっている建材もあるので、信頼できる工務店選びも欠かせません。

家づくりに求める条件を洗い出した上で、その条件を満たす素材を選ぶようにしましょう。

 

ポイント②:メンテナンスは必要と捉える

自然素材の家の場合は、従来の家以上に定期的なお手入れが必要です。

汚れやニオイを吸着し、調湿効果も期待できる自然素材の力を最大限発揮させるには、日々のケアが欠かせません。

定期的な水拭き・空拭きなどをして、素材本来の性能を維持させる必要があることは覚えておきましょう。

 

ポイント③:経年変化を楽しむ

自然素材との向き合い方として、経年変化を楽しむ姿勢も重要です。

自然素材は気候や環境の変化に敏感で、無垢材は乾燥して反りが発生したり、割れが生じたりすることも。太陽に当たる時間が長い箇所は劣化が進みやすいケースもあります。

こうした経年変化や傷のつきやすさも含めて、「味が出た」と捉えられると良いでしょう。

 

まとめ:自然素材の家で理想の住まいを実現

リビング

自然素材の家のメリットとデメリットをおさらいしましょう。

メリット デメリット
化学物質を使わず身体に優しい
夏は涼しく冬は暖かい
耐火性に優れている
費用が割高になりやすい
傷がつきやすい
色・柄のバリエーションは限定的


自然素材の家づくりをする際は、以下の3つを押さえておくとよいでしょう。

  1. 素材を慎重に選ぶ
  2. メンテナンスは必要と捉える
  3. 経年変化を楽しむ


家づくりで重視したいことや、実現させたいライフスタイルは人それぞれです。本記事で紹介した自然素材の家の特徴も参考にしながら、理想の住まいを形にしていきましょう。

なお、アサヒグローバルホームでは、自然素材にこだわった家づくりはもちろん、お客様の理想を叶える家づくりをお手伝いしています。

当社の施工事例ページ」では、今まで施工したさまざまな実例を確認できますので、興味のある方はぜひご覧ください。

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この記事の監修

熊澤 浩

熊澤 浩

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、インテリアコーディネーター、既存住宅状況調査技術者、岐阜県建築士会:福祉まちづくり建築士

1989年 建築学科卒業(金沢工業大学)。
木造注文住宅の設計500棟以上を担当。材木業・林業の発展のため、岐阜県木造住宅アドバイザーの認定を受け、地元岐阜県中津川市に木材流通の基盤をつくる。
現在はアサヒグローバルホーム取締役 設計部長に就任し、モデルハウス提案・新商品開発に携わる。

# 構造・工法