公開:2025.04.30
外壁のおすすめは?種類や特徴・選び方・配色のコツ・施工事例を解説
注文住宅を検討するなかで、「外壁はどれがおすすめ?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
一口に「外壁」といっても、サイディングやモルタルなどさまざまな種類があり、それぞれで特徴が異なります。
外壁の種類について理解を深めずに家づくりを進めると、「イメージと違った」などのミスマッチを感じる可能性があるので注意が必要です。
そこでこの記事では、注文住宅に用いられる外壁材の種類やおすすめの選び方を解説します。
外壁の配色のコツも紹介するので、家づくりの参考にしてください。

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目次
注文住宅に用いられる外壁材の種類
注文住宅に用いられる外壁材のおもな種類は、以下のとおりです。
- サイディング
- モルタル
- タイル
- ALCボード
- 漆喰
それぞれの種類について特徴を解説します。
サイディング
サイディングとは外壁に使用するパネル状の仕上げ材のことで、大きく以下の4種類に分けられます。
種類 | 特徴 |
窯業(ようぎょう)系 |
|
金属系 |
|
樹脂系 |
|
木質系 |
|
サイディングは工場生産のため品質が安定しており、仕上がりにばらつきがないのが特徴です。
ただし、パネルをつなげるために使用するシーリング材が劣化するので、定期的にメンテナンスする必要があります。
サイディングの種類についてもっと知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【関連記事】外壁材のサイディングにはどんな種類がある?特徴や注意点・施工事例も解説
モルタル
モルタルとはセメント・砂・水を混ぜ合わせた建築材料のことで、耐火性・耐久性に優れているのが特徴です。
粘着力が高いモルタルは外壁のほかにも、タイルを貼る際の目地材などとしても利用されています。
モルタルは職人の手作業で仕上げるケースが多く、デザインのバリエーションが豊富です。
一方で、仕上げは職人の技術力に左右されるため、好みのデザインを提供している施工業者を探すのに時間がかかる場合があります。
タイル
タイルとは、粘土などを高温で焼き固めた陶磁器製の建築材料を指します。
タイルは紫外線や風雨によって劣化しづらく、耐久性に優れているのがメリットです。
また、外壁に利用することで外観に高級感や重厚感を演出でき、落ち着いた雰囲気に仕上げられます。
ただし、建築コストが高い傾向にあり、初期費用がかさみやすいので注意しましょう。
ALCボード
ALC(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)ボードとは、気泡を含ませたコンクリートをボード状に成形した建築材料です。
内部に多くの気泡を含んでいるALCボードは断熱性に優れており、熱の出入りが少なくなるため、快適な住宅を実現しやすくなります。
一方で、ALCボードの素材自体は吸水性が高いので、防水処理が必須です。
漆喰
漆喰とは、消石灰を主原料とした塗り壁材のことです。
古くから外壁材として用いられている漆喰は、神社仏閣などの建築にも使われています。
漆喰の耐久年数は100年以上とされており、劣化しにくいのが魅力です。
さらに、二酸化炭素を吸収して硬化する性質を持っており、時間が経過するほど耐久性が向上します。
ただし、漆喰は施工に手間がかかり、建築コストが高くなりやすいため、あらかじめ費用をシミュレーションすることが大切です。
ガルバリウム鋼板が気になる方は、以下の記事を参考にしてください。
【関連記事】ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットと施工事例【屋根や外壁に最適!】
外壁のおすすめの選び方
外壁のおすすめの選び方は、以下の3つです。
- 長期的なコスト
- メンテナンスの手間
- デザイン性
それぞれのポイントを押さえて、外壁選びのミスマッチを回避しましょう。
おすすめ①:長期的なコスト
外壁を選ぶ際は初期費用だけでなく、メンテナンス費用など長期的なコストを踏まえて検討することが重要です。
外壁の種類や周辺環境によっても異なりますが、主なメンテナンスである外壁塗装の周期は10年前後が目安となります。
メンテナンス費用を試算する場合、足場を組む必要があるかどうかによっても費用が変動するので、事前に施工業者に確認しましょう。
おすすめ②:メンテナンスの手間
長期的に美観をキープするには、手入れしやすくメンテナンスの手間がかかりにくい外壁を選ぶのがおすすめです。
たとえば、汚れにくい加工が施されている外壁や、耐久性の高い外壁の利用を検討しましょう。
ただし、高性能な外壁は初期費用がかさむ可能性があるので、予算に合うかシミュレーションする必要があります。
おすすめ③:デザイン性
外壁の素材や色によって外観全体の印象を左右するので、機能性はもちろん、デザイン性も重視して外壁を選びましょう。
また、外壁単体でデザインを決めると、まとまりのない外観になる可能性があるので、庭などの外構を踏まえて検討してください。
外壁を含めて理想の外観イメージをつかむには、実際の住宅を見学することが大切です。
アサヒグローバルホームの住宅を見学したい方は、展示場ページをご覧ください。
外壁の配色のコツ
外壁の配色のコツは、以下のとおりです。
- 外観全体の統一感を重視する
- 色数を増やさない
- 同系色を組み合わせる
- 隣家との調和も意識する
外壁の色を決める前に、外観全体のテイストを決めてからマッチする色を選びましょう。
また、統一感のある外壁を目指すには、門扉・フェンス・サッシなどを含めて4色までに絞るのがベターです。
「外壁の配色で失敗したくない」とお考えの場合は、グレー・ブラックなど、同系色を組み合わせるとまとまりのある雰囲気に仕上げられます。
個性的な配色を採用する際は悪目立ちしてしまうリスクがあるため、隣家との調和も意識しましょう。
ツートンカラーの外壁が気になる方は、以下の記事を参考にしてください。
【関連記事】ツートンカラーの外壁をおしゃれにするには?色選びのポイント・施工例も
アサヒグローバルホームの外壁へのこだわり
アサヒグローバルホームは、外観をきれいに保つ以下のセルフクリーニング外壁を採用しています。
- 太陽と雨が汚れを落とす「光セラ」
- 雨が降るたびに汚れを洗い流せる「モエン エクセラード」
- フッ素塗装で汚れを落とす「AT-WALL」
また、外壁内の湿気を排出する「外壁換気工法」を取り入れるなど、住宅のコンディションを整える施工を実施しているのもこだわりです。
当社が手がけた住宅の施工事例
当社が手がけた住宅の施工事例として、以下の3つを紹介します。
- 犬と暮らす、高級感溢れるホテルライクな平屋
- デザイン性に優れたガルバと無垢材の調和した家
- 居心地の良い空間と先の事まで考えられた家
「外壁のイメージがつかめない」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
事例①:犬と暮らす、高級感溢れるホテルライクな平屋
こちらは、ガルバリウム鋼板を外壁に使用している事例です。
金属ならではのシャープさと片流れ屋根の直線的な形状が融合し、スタイリッシュな外観を実現しています。
加えて、片流れ屋根によって効率よく太陽光発電ができるため、光熱費の削減に役立つのもメリットです。
事例②:デザイン性に優れたガルバと無垢材の調和した家
こちらは、外壁にダークグレーのガルバリウム鋼板を利用し、おしゃれに仕上げた事例です。
外壁のダークグレーに加えて、玄関ドア・軒裏にアクセントとしてブラウンを取り入れており、メリハリを感じられます。
また、色を2つに絞っていることで、統一感のある外観に仕上がっているのも特徴です。
事例③:居心地の良い空間と先の事まで考えられた家
こちらは、外壁にグレーのタイルと3色の木目タイルを採用した事例です。
一部を木目タイルにすることで、落ち着きがありながらも個性的な外観を実現しています。
また、外壁の木目タイルに加えて庭に天然芝を設けており、ナチュラルな雰囲気にまとめました。
まとめ:メンテナンスの手間を抑えられる外壁がおすすめ
外壁にはサイディング・モルタル・漆喰などの種類があり、それぞれで性能やメンテナンス周期が異なります。
外壁の美観を維持するには、メンテナンスの手間を抑えられる外壁がおすすめです。
また、外壁を選ぶ際は、機能性だけでなくデザイン性にもこだわりましょう。
アサヒグローバルホームでは、セルフクリーニング外壁を使用するなど、外壁を重視した家づくりを実施しています。
当社の家づくりについてもっと知りたい方は、資料請求ページより資料をお求めください。
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