公開:2023.03.14 更新:2025.05.08
30坪で家事動線のよい間取り7選!おすすめ家事動線6選も解説
30坪の家を建てるにあたり、「効率的に家事ができる家にしたい」と考える方も多いでしょう。
動線を意識した間取りにすることで、家事の負担は大幅に軽減できます。
ただし、家事の方法や分担などは各家庭で異なるため、家族のライフスタイルに合った間取りづくりが重要です。
この記事では、30坪の家で家事動線のよい間取りを7件紹介します。
家事動線についての具体的な種類や間取りを考える際のポイント、間取りづくりで失敗しないためにすべきこともまとめました。
理想の家づくりを実現させたい方はもちろん、間取りを検討中の方はぜひ参考にしてください。

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目次
- 30坪の家で家事動線を考えた間取り7選
- 家の間取りに関わる家事動線6選
- 家事動線がよい間取りのポイント
- 家事動線のよい間取りづくりで失敗しないためにすべきこと
- 東海3県で注文住宅を建てるならアサヒグローバルホーム
- まとめ:家事動線の優れた30坪の間取りで理想を実現
30坪の家で家事動線を考えた間取り7選
30坪の家で家事動線にこだわった間取り例を7つ紹介します。
- シンプルさを追求した無駄のない家(2階建て/約31坪)
- 家具のようなキッチンとサンルームが魅力的な家(2階建て/約34坪)
- 元雑貨店員の北欧インテリアを楽しむ家(2階建て/約33坪)
- 心豊かな暮らしを愉しむアイデア満載の家(2階建て/約34坪)
- 適材適所に収納を確保した、すっきり暮らすお家(2階建て/約34坪)
- 海外ドラマを再現したようなアメリカンハウス(2階建て/約34坪)
- デザイン性に優れたガルバと無垢材の調和した家(2階建て/約31坪)
間取り①:シンプルさを追求した無駄のない家(2階建て/約31坪)
こちらのお家では、キッチン近くにパントリーやメイクスペースを設置し、すぐに食品を取り出して調理ができる間取りを実現しました。
メイクなどが可能なスペースを設けたことで、スキマ時間にさまざまなことに取り組めるのも魅力です。
廊下を極力減らして居住空間を確保しつつ、土間収納や階段収納など、パントリー以外の収納スペースもしっかり取っているため、スッキリとした空間になりました。
開放的でシンプルなデザインを希望していた施主様の希望を実現するため、中庭と吹き抜けを設けて視線の広がりも重視しています。
この注文住宅を建てたお客さまの声




間取り②:家具のようなキッチンとサンルームが魅力的な家(2階建て/約34坪)
こちらのお家では、家事を楽にしたいという希望を実現するため、帰宅時の動線にこだわりました。
玄関から土間収納・ファミリークローゼット・パントリー・キッチンがひと続きになっており、買い物の荷物を順番に片付けることが可能です。
家族用の動線としても活用できるため、忙しい朝でも着替えてからスムーズに外出できます。
サンルームがあるため、天候を気にせず洗濯できるのも特徴です。
この注文住宅を建てたお客さまの声




間取り③:元雑貨店員の北欧インテリアを楽しむ家(2階建て/約33坪)
こちらのお家では、日々の暮らしを楽にするさまざまな動線の工夫を取り入れました。
- キッチン・パントリー・洗面・脱衣室を一直線に配置
- パントリーと脱衣室の間の廊下に設けた独立洗面台
- オープン階段下のキッズスペース兼おもちゃ収納スペース
- リビング横に設けたファミリークローゼット
家事が楽になる動線だけでなく、お子さまの片付けや着替えなど、自主性を促す間取りになっています。
パントリーの入り口には、どうしても使いたかったウィリアムモリスのクロスを採用。
全体の色味を抑えたことで、クロスのデザイン性の高さが際立っています。
この注文住宅を建てたお客さまの声




間取り④:心豊かな暮らしを愉しむアイデア満載の家(2階建て/約34坪)
こちらのお家では、内観と外観のデザインにギャップが出るよう、それぞれで柔らかさとスタイリッシュさを演出しました。
室内は明るくなるように、アッシュ柄ホワイト色のフローリングをベースに、くすみ系の淡い色合いで統一。
キッチンと洗面室・浴室をつなぐ動線にファミリークローゼットを配置し、家事楽な動線を実現しています。
玄関はドアを開けた時に道路から室内が見えないように、道路と並行になるように配置。
プライベート空間を確保すると同時に、外観デザインにメリハリが生まれました。
間取り⑤:適材適所に収納を確保した、すっきり暮らすお家(2階建て/約34坪)
こちらのお家では、玄関の土間収納やパントリー、階段下・床下収納を設けて、それぞれの空間がすっきりと片付く間取りになっています。
玄関から二方向に行き来できるように扉を設け、土間収納から洗面室・パントリー・キッチンにつながる動線を確保。
回遊性の高い間取りを実現し、住み心地のよい空間になっています。
間取り⑥:海外ドラマを再現したようなアメリカンハウス(2階建て/約34坪)
こちらのお家は、廊下を最小限にして居室をできるだけ広く確保し、掃除がしやすい空間になっています。
収納するものを事前に決めて、用途に合わせて収納をプランニング。
4帖の納戸やウォークインクローゼット、土間収納など、適切な場所に収納を設けることで、スッキリとした住まいを実現できました。
海外ドラマに出てくるようなカバードポーチに憧れていたことから、古材のような雰囲気のある木目調の外壁に、ブラウンの玄関をアクセントとして採用。
施主様が憧れる海外ドラマのようなワンシーンを実現しました。
間取り⑦:デザイン性に優れたガルバと無垢材の調和した家(2階建て/約31坪)
こちらのお家は、以下の2点がポイントです。
- 可動棚の収納を土間や洗面室に配置
- キッチンからの見晴らしのよさ
収納スペースを可動棚にすることで、サイズに合わせた収納を可能にしました。
土間収納では靴はもちろん、サイズの大きな子どものおもちゃなども置けます。
片側が壁に接するペニンシュラ型のキッチンを採用し、勝手口へのアクセスを確保しつつ、部屋全体を見渡せる間取りになりました。
料理をしながら、リビングや和室で遊ぶお子さまの様子を見守れます。
以下の記事では、35坪の2階建ての間取りを紹介しているので、あわせて参考にしてください。
【関連記事】35坪の2階建ての間取り6選と理想の家を建てる際のポイントをご紹介
家の間取りに関わる家事動線6選
ここでは、家の間取りに関わる家事動線を6つ解説します。
- 洗濯動線
- 掃除動線
- 買い物動線・ゴミ出し動線
- 回遊動線
- 来客動線
- 料理動線
家事動線①:洗濯動線
家事動線の1つ目は「洗濯動線」です。
洗濯動線とは、洗濯物を洗う・干す・畳む・しまうまでの一連の流れを指します。
1つひとつの作業場所が遠かったり、何度も往復する必要があったりするとストレスになるので注意が必要です。
ランドリールームや物干し場(サンルームなど)、収納場所の距離が短くスムーズであれば、洗濯に関して快適に作業できます。
洗濯は毎日行う家事で工程も多いので、時短につながる動線にしましょう。
家事動線②:掃除動線
家事動線の2つ目は「掃除動線」です。
掃除動線とは掃除機などの用具で部屋をきれいにしてから、ゴミを捨てるまでのことをいいます。
掃除動線を検討する際は、コンセントや水道の位置、掃除用具を収納する場所が特に重要です。
広い範囲に掃除機をかけられる位置にコンセントを設置したり、リビング近くに掃除用具の収納場所を設けたりすると、スムーズに掃除ができます。
コンセントの差し直しが何度も必要になるなど、掃除動線が悪いと掃除自体を面倒に感じてしまうので気をつけてください。
家事動線③:買い物動線・ゴミ出し動線
家事動線の3つ目は「買い物動線・ゴミ出し動線」です。
買い物動線とは玄関から荷物を収納するまで、ゴミ出し動線は各部屋のゴミを集めて収集場所に出すまでのことを指します。
どちらの動線も、移動距離を短く設定することが効率化のポイントです。
特に、重たい食品を遠いキッチンやパントリーまで毎回運ぶのは、重労働でストレスになるので気をつけましょう。
駐車場やガレージを設ける場合は、キッチンへ直接つながる動線を確保するのもおすすめです。
家事動線④:回遊動線
家事動線の4つ目は「回遊動線」です。
回遊動線とは家の中に行き止まりがなく、ぐるりと回れる動線を言います。
要するに室内を移動する際に行き止まりがない状態で、部屋から部屋への移動が短くスムーズになるのが魅力です。
回遊導線が優れていると空間を広く感じられるため、開放感のなかでゆったりとした気分を味わえます。
30坪ほどの家でコンパクトに収めつつ、広々とした空間も楽しみたい方は重視したい動線です。
家事動線⑤:来客動線
家事動線の5つ目は「来客動線」です。
来客動線とは、家を訪れる来客者が玄関からリビングなどの部屋に移動するまでの動線を指します。
来客動線を意識すると、洗面所や浴室などのプライベートな空間を見られない間取りになるため安心です。
来客前の整理整頓を楽にするため、リビング近くに収納を設けると短時間で片付けられます。
家事動線⑥:料理動線
家事動線の6つ目は「料理動線」です。
料理動線とは、調理・配膳・片付けの流れを指します。
対面型キッチンをはじめとするキッチンとダイニングテーブルが近い間取りは、食事前後の流れがスムーズです。
カウンター型のダイニングテーブルを設置すれば、忙しい朝でもサッと食事を済ませられ、すぐに片付けられるので時短につながるでしょう。
家事動線がよい間取りのポイント
家事動線のよい間取りを考える際は、以下の3点を意識しましょう。
- 適材適所な収納
- 移動距離の短さ
- 回遊性の高さ
ポイント①:適材適所な収納
家事動線のよい間取りを考えるときは、「収納」を意識しましょう。
家事を行う場所に合った収納を設置すると、効率的に作業できます。
大容量の収納は魅力的ですが、場所を間違えると往復の手間がかかるので注意が必要です。
- キッチン(備蓄食品の収納)
- 洗面室・ランドリールーム(衣類の収納)
- リビング・玄関(掃除用具・おもちゃの収納)
上記の3つは特に意識するのがおすすめです。
キッチンにはパントリーを設置して食材のローリングストックができるようにしたり、ランドリールームに併設してファミリークローゼットを設けたりしてもよいでしょう。
洗濯や料理、掃除など、それぞれの家事をながらで行ったり順番に済ませたりできるよう、適材適所な収納を意識してみてください。
ポイント②:移動距離の短さ
家事動線がよい間取りを考えるときは、「移動距離」を意識しましょう。
1つひとつの作業場所が近くなれば作業時間も短くなり、快適に家事ができます。
移動距離に関しては、以下の3つを意識しましょう。
- ランドリールームから物干し場、収納までの距離
- キッチンからランドリールームまでの距離
- 玄関からキッチン・パントリーまでの距離
作業を始める場所から収納などの作業を終える場所まで、一連の流れを考えておくことがポイントです。
ポイント③:回遊性の高さ
家事動線のよい間取りを考える際は、回遊性の高さを意識しましょう。
仕切りがなく家のなかをぐるっと移動できることで、家事の時短や開放感につながります。
回遊性で重要なのは、家族の生活でどの空間がつながっていると便利かを考えることです。
例えば、キッチン・ランドリールーム・ウォークインクローゼットが近いと、料理をしながら洗濯や衣類などの収納ができます。
家事の仕方やライフスタイルは人それぞれなので、家族間で丁寧にシミュレーションしてみてください。
回遊性が高まると、家族のコミュニケーションが増えるのも魅力の一つです。
家事動線のよい間取りづくりで失敗しないためにすべきこと
家事動線のよい間取りづくりで失敗しないためにも、以下の2点は必ず済ませておきましょう。
- 優先順位を明確にする
- 実際に建てられたお家を見学する
優先順位を明確にする
家づくりを進めるにあたって、希望や条件には必ず優先順位をつけるようにしてください。
理想を挙げるとキリがなく、すべての理想を間取りや設備などに盛り込むと、ほぼ必ず予算オーバーします。
家事動線のなかでも、特に重視したい項目は人によってさまざまです。
すべての希望は取り入れられないことを前提に、優先順位の高い項目から間取りに取り入れましょう。
実際に建てられたお家を見学する
家事動線のよさを肌で体感するためにも、実際に建てられたお家の見学は特におすすめです。
完成見学会などのイベントに参加して、引き渡し前の住宅を見ながら間取りを考えると、家事動線のよさをより具体化できます。
写真だけでは分からないスペースの広さや使い勝手を体感するためにも、実際に足を運んで理想の間取りを考えてみましょう。
以下の記事では、30坪の注文住宅の費用相場について解説しているので、家づくりの参考にしてください。
【関連記事】30坪の注文住宅の費用相場はいくら?費用の内訳まで徹底解説
東海3県で注文住宅を建てるならアサヒグローバルホーム
アサヒグローバルホームは、愛知・岐阜・三重県でさまざまなお客さまの理想の家づくりに携わってきました。
実際にお家を建てられた方からヒアリングして生まれた商品もあり、家事動線のよさを重視した住まいも提供しています。
当社でどのような家づくりができるか知りたい方は、ラインナップページをご覧ください。
施工事例ページでは、これまで当社が手がけたさまざまな住まいを掲載しています。
まとめ:家事動線の優れた30坪の間取りで理想を実現
家事動線の優れた間取りを実現するには、以下の動線の理解が欠かせません。
- 洗濯動線
- 掃除動線
- 買い物動線・ゴミ出し動線
- 回遊動線
- 来客動線
- 料理動線
また、家事動線のよい間取りを考える際は、適材適所な収納や各所への移動距離の短さ、回遊性の高さを意識するのがポイントです。
優先したい項目を明確にしつつ、実際に建てられたお家を見学するなどして、理想の住まいを形にしましょう。
アサヒグローバルホームでは、これまでさまざまなお客さまの家づくりに携わってきました。
ラインナップページでは、当社が提供している商品を詳しく紹介しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
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