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公開:2022.10.13   更新:2023.10.27

部屋を防音室にしたい!防音室にする方法とポイントを徹底解説

部屋を防音室にしたいと考える方は多く、一般的な住宅でも当たり前になりつつあります。しかし、まだまだ一般的に防音室を作った経験のある方は周りに少なく、具体的に部屋を防音室にするにはどうすればよいかを知らない方も多いです。

部屋を防音室にするには、正しい知識と適切な対策が必要です。これから部屋を防音室にすることを検討している方は、知っておきましょう。

本記事では、部屋を防音室にしたい方が知っておくべき言葉と防音室にする方法、ポイントを解説します。

 

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部屋を防音室にしたいなら知っておくべき5つの言葉

部屋を防音室にするなら、まずは知っておくべき言葉があります。部屋を防音室にしたいなら知っておくべき言葉は、下記の5つです。

  1. 防音
  2. 遮音
  3. 吸音
  4. 防振
  5. 制振

防音室を検討している方は、知っておきましょう。

 

言葉①:防音

防音とは文字通り、音を防ぐことです。外の騒音が室内に入らないようにしたり、室内の音が外に漏れないようにしたりします。

防音は、防音対策全般を指して使われるケースも多いです。その分、他の言葉との区別がついていない方も多いため、把握しておきましょう。

 

言葉②:遮音

遮音は音を遮断・反射させることです。音が反射することによって、外部から音が入りにくくなったり、室内の音が漏れにくくなります。

遮音させるときには、音を遮断・反射させる素材を使うのが一般的です。石膏ボードや鉄板がよく用いられ、重い素材ほど遮音性に優れています。そのため、家の構造で遮音性に優れている順は、木造<鉄骨<鉄筋です。

 

言葉③:吸音

吸音は音を吸収することです。音は反射して物質が振動することで、私たちの耳に届きます。そのため、音が反射する前に吸収してしまえば、音は響きません。

吸音によく使われるのは、ウレタンやフェルトなどの多孔質構造の素材です。多孔質構造の素材とは小さな穴がたくさん空いている構造のことで、音楽室で見たことがある方もいるでしょう。

吸音材は音の反響を小さくする効果もあるため、防音効果だけではなく、音をクリアにする働きもあります。

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言葉④:防振

防振は振動を伝わりにくくすることです。物体が振動して出てくる音を、伝わりにくくしてくれます。

防振対策をよくする場所として、ランドリールームがあります。洗濯機を動かしていると、ガタガタという洗濯機の音が他の部屋まで響くことも珍しくありません。

防振材には、主にゴムやシリコンが使われます。振動する物体と壁や床の間に防振材を入れると、振動による音の伝わりを軽減可能です。

 

言葉⑤:制振

制振は物体の振動を抑えることです。防振と似ていますが、防振は振動によって出る音を軽減することで、制振は物体の振動そのものを軽減することを指します。

工場や飲食店でよく用いられますが、一般家庭では換気扇やエアコンの室外機に制振対策をするケースがあります。

制振対策には、主にゴムシートやアスファルトが使われます。防振が必要か制振が必要かは、専門家に相談して決めるのがおすすめです。

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部屋を防音室にする方法4選

具体的に部屋を防音室にするには、いくつか方法があります。部屋を防音室にする方法は、下記の4つです。

  1. 防音性のある床にするor防音材を敷く
  2. 窓を防音ガラスにするor二重窓にする
  3. 防音ドアにする
  4. 壁に吸音・遮音シートを入れる

これから防音室作りを行う方は、参考にしてください。

 

方法①:防音性のある床にするor防音材を敷く

床は音が響く代表的な部分です。特に、お子さんがいる家庭は気にする方が多く、2階の音が1階に響くのは避けたいところです。床を防音にするには、防音性のある床を導入したり、防音材を敷いたりする必要があります。

防音性のある床の代表例は「遮音フローリング」で、フローリングの下に遮音性のあるクッション材が入っているものが一般的です。一般的なフローリングよりふわふわした感触になりますが、フローリングそのものが防音対策になります。

防音材には防音マットや防音カーペットがあり、すぐに導入可能です。遮音フローリングに防音マットや防音カーペットを敷けば、かなり有効な防音対策になります。

 

方法②:窓を防音ガラスにするor二重窓にする

防音ガラスや二重窓にすれば、外からの音を防いだり、室内の音を外に漏らさないようにしたりできます。音の出入りは窓からが多いため、窓に防音対策を施すのは有効です。

窓を防音ガラスにすれば、音の出入りを少なくできます。加えて二重窓にすると、より音を伝わりにくくすることが可能です。

より防音効果を高めたい方は、サッシも防音仕様のものにすることを検討してみましょう。

 

方法③:防音ドアにする

防音ドアにすると、部屋と部屋の間で音を抑えてくれます。洗濯機やトイレの音が気になったり、他の同居家族の生活音が気になったりする方は、防音ドアがおすすめです。

カーテンやロールスクリーンでは隙間から音が漏れてしまいます。徹底的に防音対策をしたい場合は、隙間も埋めてくれる防音ドアを検討しましょう。

 

方法④:壁に吸音・遮音シートを入れる

壁に防音対策を施したい場合は、吸音・遮音シートがおすすめです。新築住宅を建てるときに入れることもできますし、後からDIYで導入することもできます。

手軽に防音対策をしたい方は、貼るタイプの吸音・遮音シートがおすすめです。工事も必要なく、お試しで防音対策ができます。

吸音・遮音シートを入れる場合は、隙間をなくすのがポイントです。隙間があるとそこから音が漏れてしまうため、隙間なく埋めるようにしましょう。

 

部屋を防音室にするときのポイント3選

部屋を防音室にするときには、いくつか意識すべきポイントがあります。部屋を防音室にするときのポイントは、下記の3つです。

  1. 防音にすべき場所を考える
  2. 隙間を作らない
  3. マスキングテープを活用する

部屋を防音室にする前に、チェックしておきましょう。

 

ポイント①:防音にすべき場所を考える

部屋を防音室にするときは、防音にすべき場所を考えましょう。すべての部屋を防音室にできれば理想ですが、どうしても予算を考えなければいけません。

防音対策の優先順位を決めると、必要な箇所にだけ防音対策ができます。例えば、外への音漏れを防ぎたい場合は壁、1階への音漏れを防ぎたい場合は床への防音対策が優先です。

やみくもに防音対策を行うと、無駄な出費や余計な時間がかかってしまいます。防音対策をするときは、優先順位を決め、防音にすべき場所を検討しましょう。

 

ポイント②:隙間を作らない

防音シートを敷く場合は、隙間を作らないようにしましょう。隙間があると、どれだけ性能の良いシートでも、隙間から音が漏れてしまいます。

シートのサイズが合わなかった場合でも、切り取るなどしてサイズを合わせるのがおすすめです。壁の大きさに合わせてオーダーできるものもあるため、しっかり防音対策をしたい場合は検討してみましょう。

 

ポイント③:マスキングテープを活用する

防音対策をするときは、マスキングテープを活用するとよいです。床や壁に防音シートを貼る場合、はがすときにどうしても後が残ってしまいます。

マスキングテープを使っていれば、跡をなるべく残さずはがすことが可能です。新しい防音シートにしたいなどの理由で、防音シートをはがす可能性は十分にあります。

できればなるべくきれいな状態にしておきたいと思うので、防音対策をするときはマスキングテープを準備しておきましょう。

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まとめ

部屋を防音室にしたいときは、言葉の意味を正しく理解し、適切な防音対策が必要です。言葉の意味や対策を知らないと、理想の防音室が作れなかったり、後々後悔したりする原因になってしまいます。

防音と一緒に押さえておきたい言葉の意味、有効な防音対策については本記事で紹介しているので、参考にしてください。

これから部屋を防音室にする方は、本記事を参考に、後悔ない部屋づくりにしましょう。

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部屋を防音にしたい方は、本記事を参考にしてみてください

部屋を防音室にする方法4選

 

①:防音性のある床にするor防音材を敷く
②:窓を防音ガラスにするor二重窓にする
③:防音ドアにする
④:壁に吸音・遮音シートを入れる

 

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この記事の監修

熊澤 浩

熊澤 浩

役職取締役設計部長

保有資格一級建築士、インテリアコーディネーター、既存住宅状況調査技術者、岐阜県建築士会:福祉まちづくり建築士

1989年 建築学科卒業(金沢工業大学)。
木造注文住宅の設計500棟以上を担当。材木業・林業の発展のため、岐阜県木造住宅アドバイザーの認定を受け、地元岐阜県中津川市に木材流通の基盤をつくる。
現在はアサヒグローバルホーム取締役 設計部長に就任し、モデルハウス提案・新商品開発に携わる。

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