公開:2023.08.22 更新:2023.08.24
【ぶっちゃけどうなの?】住宅ローンの平均返済額を聞いてみた!
住宅購入の前に「ローンの平均返済額が気になる」という人も多いでしょう。
住宅ローンの返済額次第では月々の暮らしぶりも変化するため、平均的な金額を踏まえて決定することが重要です。
しかし、住宅ローンはプライベートな話題であり、身近な友人などには聞きにくいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、当社の独自アンケート調査から分かった住宅ローンの返済額を紹介します。
自己資金・頭金・返済負担率の平均についても解説するので、これから住宅を購入する人はぜひ参考にしてください。
目次
一般的な住宅ローン平均借入額と返済額は?
国土交通省「令和4年度住宅市場動向調査報告書」によると、注文住宅など一般的な住宅ローンの平均借入額は3,000万〜3,700万円、年間返済額は120万〜175万円です。
詳細に確認していくと、注文住宅の平均借入額は3,700万円程度、建売住宅の平均借入額は3,000万円程度となっています。
月の返済額は注文住宅で14.5万円(年間174万円)、建売住宅で約10万円(年間126.6万円)です。
住宅の種類 | 購入資金 | 借入額 | 年間返済額 |
注文住宅 | 5,436万円(土地付き) | 3,772万円(土地付き) | 174万円 |
建売住宅 | 4,214万円 | 3,054万円 | 126.6万円 |
中古住宅 | 3,340万円 | 1,908万円 | 106.7万円 |
同報告書によると住宅ローンの返済期間は注文住宅・建売住宅で29.7〜32.8年となるため、住宅の種類に関わらず30年程度だと言えます。
年齢や収入によって借入額に違いはありますが、平均値を超える場合は家計への負担が大きくなるので、入念なシミュレーションが重要です。
また、注文住宅・建売住宅の90%前後が住宅ローン減税制度を利用しているため、活用を前提に資金計画を立てましょう。
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【独自調査】アサヒグローバルホームで新築を建てた人のローン返済額は?
アサヒグローバルホームで新築を建てた人に、住宅ローンについて以下の4つの質問を行いました。
- ずばり住宅ローンの平均返済額はいくら?
- 住宅ローンのボーナスの平均返済額はいくら?
- 住宅ローンの返済額は適切だと思う?
- 賃貸と比べて住宅ローンの支払いはどう変化した?
リアルな意見をピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。
調査機関(調査主体): 自社調査
調査対象: アサヒグローバルホームで新築を建てたお客様
有効回答数: 117名
調査方法: クエスタント
質問①:ずばり住宅ローンの平均返済額はいくら?
ずばり住宅ローンの平均返済額はいくら?」質問したところ、以下の結果となりました。
順位 | 項目 | 割合 |
1位 | 7万以上9万円未満 | 37.6% |
2位 | 9万以上11万円未満 | 24.8% |
3位 | 5万以上7万円未満 | 15.4% |
4位 | 11万以上13万円未満 | 10.3% |
5位 | 5万円未満 | 4.3% |
アンケート回答者のうち7万〜11万円未満と回答した割合は62.4%と半分以上を占めており、全国平均よりも下回っていることが分かります。
また、10万円未満の割合も60%程度あるため、価格を抑えながら住宅を購入しているのが特徴です。
ランキングには入りませんでしたが、15万円以上と回答した割合は2.6%と少数であり、全国平均も超えているので、住宅ローンとしては高額だと言えるでしょう。
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質問②:住宅ローンのボーナスの平均返済額はいくら?
「住宅ローンのボーナスの平均返済額はいくら?」と質問したところ、以下の結果となりました。
順位 | 項目 | 割合 |
1位 | ボーナス返済なし(ローンあり) | 73.5% |
2位 | 9万以上11万円未満 | 8.5% |
3位 | 15万円以上 | 6.8% |
4位 | ボーナス返済なし(現金購入) | 3.4% |
5位 | 11万以上13万円未満 | 2.6% |
アンケート回答者のうち「ボーナス返済なし(ローンあり)」と回答した割合は73.5%で、住宅ローンを利用した場合でもほとんどの人がボーナス返済していないことが分かります。
一方で、9万円以上と回答した割合は15%を超えており、ボーナスで多めに返済を行うのも1つの方法です。
アサヒグローバルホームで住宅を購入した多くの人が、全国平均よりも月々の返済額が少なく、かつボーナス返済をしていないため、リーズナブルに購入していると言えるでしょう。
当社の住宅展示場に足を運んでいただくと、実際にどのような家が建てられるのか体感できます。「どれくらいの費用で、どんな家が建つの?」と気になる方は、ぜひアサヒグローバルホームの住宅展示場にご来場ください。
質問③:住宅ローンの返済額は適切だと思う?
「住宅ローンの返済額は適切だと思う?」と質問したところ、以下の結果となりました。
順位 | 項目 | 割合 |
1位 | 適切だと思う | 65.0% |
2位 | 高いと思う | 23.9% |
3位 | 分からない | 7.7% |
4位 | 安いと思う | 3.4% |
アンケート回答者のうち「適切だと思う」と回答した割合は65%で、過半数以上が住宅ローンをぴったりだと感じています。
少数ですが「安いと思う」と回答している人もおり、多くの人が満足感を覚えていることが分かるでしょう。
ただし、20%程度の回答者は「高いと思う」を選択しているため、負担の割合が大きいと感じている人もいます。
住宅ローンを設計する際には、収入の変化はもちろん子どもの進路なども踏まえ、さまざまなパターンを考えて試算しましょう。
質問④:賃貸と比べて住宅ローンの支払いはどう変化した?
「賃貸と比べて住宅ローンの支払いはどう変化した?」と質問したところ、以下の結果となりました。
順位 | 項目 | 割合 |
1位 | あまり変わりない(月±1万円) | 23.9% |
2位 | 住宅ローンのほうが高い(1万以上2万円未満) | 16.2% |
3位 | 住宅ローンのほうが高い(2万以上3万円未満) | 15.4% |
4位 | 分からない | 15.4% |
5位 | 住宅ローンのほうが高い(3万以上4万円未満) | 12.0% |
アンケート回答者のうち「あまり変わりない(月±1万円)」が最も多く、近い数値である「住宅ローンのほうが高い(1万以上2万円未満)」を含めると40.1%で半分程度を占めています。
賃貸のときと家計の負担が変わらない住宅ローン設計であれば、ストレスなく生活できるでしょう。
住宅ローンの自己資金・頭金の平均
住宅ローンの自己資金・頭金の平均は注文住宅・建売住宅で1,100万〜1,600万円、自己資金比率は30%前後です。
住宅の種類 | 購入資金 | 自己資金 | 自己資金比率 |
注文住宅 | 5,436万円(土地付き) | 1,665万円(土地付き) | 30.6% |
建売住宅 | 4,214万円 | 1,160万円 | 27.5% |
分譲集合住宅 | 5,279万円 | 2,259万円 | 42.8% |
住宅購入の自己資金・頭金の目安は、一般的には購入金額の20〜25%とされているので、自己資金比率が高いと感じる人もいるでしょう。
しかし、土地を購入する場合には、仲介手数料・印紙代・登記費用などを含めると実際には25〜30%が必要です。
住宅ローンの返済負担率の平均
住宅ローンの返済負担率は、住宅の種類に関係なく16〜19%が平均です。
返済負担率とは収入に占める住宅ローンの年間返済額のことを指し、無理なく返済できるのは20〜25%の負担率とされています。
以下の結果から、「返済負担率20%程度」という一般的な認識よりも比率を下げた住宅ローン設計が行われていることが分かるでしょう。
住宅の種類 | 年間返済額 | 返済負担率 |
注文住宅 | 174万円 | 16.4% |
建売住宅 | 126.6万円 | 18.8% |
分譲集合住宅 | 148.1万円 | 17.4% |
年収・ライフスタイル・家族構成などの条件によって適正な返済負担率は異なるため、平均値を目安にしながら自身の暮らしに合った計画を立ててください。
まとめ:アサヒグローバルホームなら住宅ローンのご相談もお任せ
国土交通省の調べによると注文住宅など一般的な住宅ローンの平均借入額は3,000万〜3,700万円、年間返済額は120万〜175万円が相場です。
月の返済額に換算すると、10万〜14.5万円が一般的であることが分かります。
一方で、アサヒグローバルホームで新築を建てた人の返済額は7万〜11万円未満が62.4%と大きな割合を占めており、費用を抑えた家づくりを実現しているのが特徴です。
また、住宅ローンを組んでボーナス返済がない人の割合も70%を超えています。本記事で紹介した平均値を参考にしながら、住宅ローン設計を進めてみてください。
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